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580 しまね海洋館アクアス ~島根の水族館~

*この記事は2018年5月7日のものです。

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今日はしまね海洋館アクアスに行ってきた。

アクアスは島根県の西部、浜田市にあるのでなかなか遠くて行く機会がない。
アクアスへ来るのは10年以上ぶりだろうか。

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エントランスを抜けると最初に待っているのは日本海の魚。
地元の海に生息している魚たちが混泳している。

やはり一番興味があるのはこういった地元の魚。
そして、この水槽は人工的に波を発生させる装置がついているため、かなり自然の海に近い。
波によって作られた波紋がライトの光を曲げ、砂底に映し出すなんとか模様。これがすごくいい。

それでは中の魚たちをご紹介。
毒針を持つことで有名なミノカサゴ (Luna Lion Fish)。


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□ ミノカサゴ (Luna Lion Fish) Pterois lunulata


ハタ科の中でも最も美味しい魚のひとつ、クエ (Longtooth Grouper)。

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クエ (Longtooth Grouper) Epinephelus bruneus


コブダイ (Asian Sheepshead Wrasse)。
頭部に大きなコブがあるのが特徴。この個体はまだそれほど大きくなっていない。実はコブダイは性転換をする魚で、若いときは全てメスで、老成するとオスになる。この個体はまだコブが中途半端だからメスかな???後ろに頭だけ見えているのは確実にオス。


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コブダイ (Asian Sheepshead Wrasse) Semicossyphus reticulatus


島根では「あかいさき」と呼ばれているヨコスジフエダイ (Spotstripe Snapper)。
15年前はほとんどみかけなかったけれど、最近はよくみかけるようになった。

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ヨコスジフエダイ (Spotstripe Snapper) Lutjanus ophuysenii


冬になると弱って水面をふらふらしていることが多いハリセンボン (Long-spined Porcupinefish)。

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ハリセンボン (Long-spined Porcupinefish) Diodon holocanthus


大きなトラフグ。
これを魚屋で買ったらいくらするんだろうと別の興味が湧く。


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トラフグ (Tora Fugu) Takifugu rubripes


ここから先は小さな水槽が並んでいる。
英名がパイナップルフィッシュ!これはぴったりの名前。

マツカサウオ (Japanese Pineapplefish)

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マツカサウオ (Japanese Pineapplefish) Monocentris japonica


動きも見た目もかわいらしいタコクラゲ属の1種 (Mastigias)。

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タコクラゲ属の1種 (Mastigias) Mastigias sp.


この水族館の目玉のひとつ、大きなサメ水槽。
もちろん維持管理のコストを考えての事だろうけど、青のコンクリ底はちょっとしらけてしまう・・・
展示してあるサメ達はすごい。
写真はサンゴ礁のギャング、ネムリブカ (Whitetip Reef Shark)


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ネムリブカ (Whitetip Reef Shark) Triaenodon obesus


マングローブ林に生息するというテッポウウオ (Banded Archer)。

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テッポウウオ (Banded Archer) Toxotes jaculatrix


アフリカに生息するハイギョの仲間、Protopterus aethiopicus (プロトプテルス・エチオピクス)。

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Protopterus aethiopicus (プロトプテルス・エチオピクス) Protopterus aethiopicus


アマゾンのナマズ、Redtail Catfish (レッドテイルキャットフィッシュ)。

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Redtail Catfish (レッドテイルキャットフィッシュ) Phractocephalus hemioliopterus


世界に生息する4種のカブトガニのうち、大西洋に生息する唯一の種、Atlantic Horseshoe Crab (アメリカカブトガニ)。
他のカブトガニに比べると、身体が小さく扁平で、複眼が大きい印象。

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Atlantic Horseshoe Crab (アメリカカブトガニ) Limulus polyphemus


かっこよすぎるChambered nautilus (オウムガイ)。

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Chambered nautilus (オウムガイ) Nautilus pompilius


ニシキエビ (Ornate Spiny Lobster)。

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ニシキエビ (Ornate Spiny Lobster) Panulirus ornatus


Scarlet Cleaner Shrimp (シロボシアカモエビ)。

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Scarlet Cleaner Shrimp (シロボシアカモエビ) Lysmata debelius


最後にKing Penguin (オウサマペンギン)。

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King Penguin (オウサマペンギン) Aptenodytes patagonicus


久々のアクアスは楽しかったな。


<撮影種一覧> 19種
<刺胞動物>
□ タコクラゲ属の1種 (Mastigias) Mastigias sp.
<貝類>
□ Chambered nautilus (オウムガイ) Nautilus pompilius
<カブトガニ類>
□ Atlantic Horseshoe Crab (アメリカカブトガニ) Limulus polyphemus
<甲殻類>
□ Scarlet Cleaner Shrimp (シロボシアカモエビ) Lysmata debelius
□ ニシキエビ (Ornate Spiny Lobster) Panulirus ornatus
<魚類>
□ ネムリブカ (Whitetip Reef Shark) Triaenodon obesus
□ ミノカサゴ (Luna Lion Fish) Pterois lunulata
□ コブダイ (Asian Sheepshead Wrasse) Semicossyphus reticulatus
□ クエ (Longtooth Grouper) Epinephelus bruneus
□ テッポウウオ (Banded Archer) Toxotes jaculatrix
□ ハリセンボン (Long-spined Porcupinefish) Diodon holocanthus
□ マツカサウオ (Japanese Pineapplefish) Monocentris japonica
□ Redtail Catfish (レッドテイルキャットフィッシュ) Phractocephalus hemioliopterus
□ Protopterus aethiopicus (プロトプテルス・エチオピクス) Protopterus aethiopicus
<爬虫類>
□ アオウミガメ (Green Sea Turtle) Chelonia mydas
<鳥類>
□ King Penguin (オウサマペンギン) Aptenodytes patagonicus

□・・・飼育個体


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by takuyamorihisa | 2018-06-05 21:00 | 島根県 | Comments(0)

692 境港産 ~10年ぶりにマイワシを食べた~

今日はマイワシの写真を撮った。

今日はご近所さんから新鮮な境港産のマイワシ (Japanese Pilchard)をいただいた。
そういえば、こんなにメジャーな魚なのに、実際に食べるのはいつぶりだろうか。
どうやら今年はマイワシがたくさん獲れているらしい。
確かにTwitterでもマイワシを食べている人の写真を目にする機会が増えたような気がする。

全長はなんと25.4cm!こんなに大きいマイワシは初めてかも!
そして鮮度がいいのが嬉しい!

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■ マイワシ (Japanese Pilchard) Sardinops melanostictus 全長25.4cm


眼は脂瞼に覆われている。


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■ マイワシ (Japanese Pilchard) Sardinops melanostictus 全長25.4cm


鱗がすぐに剥がれてしまうので、家庭に届くころにはほぼ100%ツルッパゲになってしまっている。

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■ マイワシ (Japanese Pilchard) Sardinops melanostictus 全長25.4cm


別の個体。

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■ マイワシ (Japanese Pilchard) Sardinops melanostictus 全長22.8cm


体側の黒い斑点が特徴だ。

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■ マイワシ (Japanese Pilchard) Sardinops melanostictus 全長22.8cm


いわしが獲れなくなったと聞いて久しいような気がするが、実際はどうなのだろうか。
気になって農林水産省の統計データを調べてみた。
いわしはウルメイワシやカタクチイワシなどと一緒にされているのかなぁと思っていたが、意外にもマイワシ1種としてしっかりとデータがとられていた。
遡れたのは1993年まで。

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1993年はなんと170万トンもの漁獲量があったものの、約3年間で激減し、直近で一番少なかったのが2005年の2.7万トン。
2005年の漁獲量は1993年の1/63しかない。
一番新しいデータの2016年は約38万トンとなっていて、グラフをみると2005年あたりの最低の時期からは脱しかけているようだ。
マイワシの漁獲量には数十年周期の大きな波があるとされているが、また増えるフェーズに入ったのだろうか。

おっと脱線脱線。

さっそくマイワシを刺身でいただいた。
あとで他の人の写真を見て気が付いたのだが、マイワシは銀色のスキンを残して刺身にするんだった。ひかりものの代表なのになんてことだ。
自分が伝えたかったのはこの脂。
濡らしていないのに脂による肉の艶がすごい。


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■ マイワシ (Japanese Pilchard) Sardinops melanostictus


刺身醤油におろし生姜をたっぷりと入れ、刺身に絡ませる。
口の中に運ぶと、生姜醤油と刺身のハーモニーが素晴らしい。
小骨があっても全然気にならない。

刺身の他には梅干しと一緒に煮たマイワシの梅干し煮。
これも美味い・・・
鮮度がいいので全くクセがない。

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■ マイワシ (Japanese Pilchard) Sardinops melanostictus


もう10年以上もマイワシを食べていなかったが、口に入れると記憶が目覚めるようで懐かしさを感じた。
やっぱり味覚は脳に与える刺激が強くて、よく記憶してくれているんだろうなぁ。

ご近所さん、素晴らしいお魚をありがとうございました~!


<撮影種一覧> 1種
<魚類>
■ マイワシ (Japanese Pilchard) Sardinops melanostictus



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by takuyamorihisa | 2018-02-23 21:00 | 取り寄せ・市場購入 | Comments(0)

682 中海産 ~中海で最も美味しい魚「クロソイ」~

今日はクロソイの写真を撮った。

島根県と鳥取県の間に中海という汽水湖がある。
この湖はおおよそ海水の1/2の塩分。今日はこの湖で獲れたクロソイ (Korean Rockfish)をいただいた。

中海に浮かぶ大根島で生まれ育った漁師さんには、「めばる(クロソイのこと)より美味い魚はおらん。」と断言する方もいるほど。
確かにこの汽水湖に生息している魚の中では最も美味だと思う。

いただいたのは全長31.4cm、お腹パンパンのメス。

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■ クロソイ (Korean Rockfish) Sebastes schlegelii 全長31.4cm


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■ クロソイ (Korean Rockfish) Sebastes schlegelii 全長31.4cm


本種も含まれる、メバル科の魚は煮付けにして食べるとどれも極上の味。
例えばアカメバルやシロメバルなどは身がきめ細かくて、ホロホロとした感じ、カサゴはそれよりももう少し身がしっかりしているなど、その魚によって身の質感が異なるので、それぞれ適した味付けが違う。
本種クロソイはとても身がしっかりしている魚で、酒、砂糖、しょうゆ、みりんで、甘くこってりとしたテリのある煮汁で煮るのがベスト。
しっかりと味付けしているのに、なかなか身に味がしみ込まないので、煮汁をたっぷりとかけながらいただく。


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■ クロソイ (Korean Rockfish) Sebastes schlegelii


プリプリ、ホクホク。
美味い!
脂はよどよく、食感も最高。

しかし滅多に出回らないので、中海産クロソイをスーパーなどで買うのはまず無理なのではないだろうか。
中海の極上の味を味わうことが出来て幸せ!!!


<撮影種一覧> 1種
<魚類>
■ クロソイ (Korean Rockfish) Sebastes schlegelii



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by takuyamorihisa | 2018-01-16 21:00 | 取り寄せ・市場購入 | Comments(0)

610 曽根干潟 ~カブトガニの産卵~

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今日は曽根干潟(Sone Tidal Flat)に行ってきた。

曽根干潟へ到着し、早速チゴガニ (Ilyoplax pusilla)たちの撮影。標本写真を撮影し、夕食をとり終えたころにはすっかりと満潮の時刻となっていた。

そう、カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab)の産卵は夏の大潮前後の夜、満潮時に最も活発になるのだ。
大潮の満潮時は最も水位が高くなるとき。
この時に岸までくると、水辺から最も遠い場所に産卵することが可能となる。
水辺から離れた砂の中は水中よりも遥かに安全で、安定した温度が卵の発生を助けてくれる。

車を停め機材を用意し、浜辺へ降りていく。

街灯もなく、ひっそりとした雰囲気が集中力を高めて、生命感にあふれている海の力を感じさせてくれる。
ような気がする。

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懐中電灯を片手に波打ち際を注意深く観察する。
いたっ!!!

カブトガニのオスだ!

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■ カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab) Tachypleus tridentatus


と思ったら何かおかしい。
これは死骸だ!

昨年は数々のメディアに取り上げられるほどの大量死がみられた曽根干潟だが、昨年ほどではないにしろ多くの死骸が打ち上げられている。

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■ カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab) Tachypleus tridentatus


砂浜から少し離れて捨て石の場所へいくと、生命感の塊のような光景に出会う事が出来た。
トビハゼ (Shuttles Hoppfish)の大群だ。
潮が満ちてくるのと一緒に波打ち際までやってきてくつろいでいる。

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■ トビハゼ (Shuttles Hoppfish) Periophthalmus modestus


それにしても去年ならこの時刻ですでに数組のつがいがいたのだが、今年は少ないのだろうか・・・

と思っていたら・・・

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■ カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab) Tachypleus tridentatus


来たっ!!!
カブトガニのペアだ!

前の大きい個体がメスで、オスは後ろ側にくっついている方。

ちょうど波打ち際で産卵を始めた。
なぜ産卵をしているのかどうかが分かるのかというと、メスが体を砂の中にうずめているから。
移動中は体全体が砂の上に出た状態。

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■ カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab) Tachypleus tridentatus


とても神秘的な光景だ・・・

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■ カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab) Tachypleus tridentatus

産卵は1箇所のみならず、数か所で行われることも多い。
産卵が終わるとメスは砂の中にうずまっていた体を出し、沖へと帰っていくか、次の場所へと移動してまた産卵する。

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■ カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab) Tachypleus tridentatus


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■ カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab) Tachypleus tridentatus


産卵直後の砂浜。
きれいに埋め戻されているが、少しだけ周りと様子が異なる。


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いい場所を求めて移動中の別のペア。

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■ カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab) Tachypleus tridentatus


ここで日本カブトガニを守る会の高橋先生がいらっしゃった。
今年も来る時期についてのアドバイスをいただき、とてもお世話になっている。

高橋先生と(去年よりは多少進歩した?)会話をしていると、夕方に出会った広島大学の学生さん達、そしてこの地で長年カブトガニの調査をされている林先生も合流し、みなで感動を共有しながら観察をした。

こちらのペアはオスにたくさんのフジツボが。

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■ カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab) Tachypleus tridentatus


産卵を終えて帰っていく。
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■ カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab) Tachypleus tridentatus

また別のペア。
メスとオスの色味が違うペアだ。

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■ カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab) Tachypleus tridentatus

産卵を終えて帰っていく。

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■ カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab) Tachypleus tridentatus


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■ カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab) Tachypleus tridentatus

移動中のペア。
4億年前のデザインからほとんど変わっていないだけあって、その姿にとても惹かれるものがある。
パッとみたときにどの生き物とも似ていないからかな・・・

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■ カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab) Tachypleus tridentatus

まだまだカブトガニたちは産卵を続けているのだが、明日は朝の撮影もしたいし、何より島根県まで帰るための体力も温存しておかないといけない。
という訳で、なごり惜しくも最後の1枚を撮影してホテルへ戻った。

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■ カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab) Tachypleus tridentatus


この光景だけは毎年撮影していきたいなぁ。
いつまでも彼らがこの浜で生命をつなげる事ができますように・・・


<撮影種一覧> 2種
<カブトガニ類>
<魚類>


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by takuyamorihisa | 2017-07-26 21:10 | 福岡県 | Comments(0)

602 島根県産 ~クロウシノシタを食らう~

今日は家で写真を撮った。

近くのスーパーでヨメが舌びらめを買ってきたそうだ。
舌びらめというのは、まるで舌のような姿をしているカレイの仲間。

この仲間はなかなか釣りではお目にかかれないので、まだいい写真を撮っていない。
どの種類だろうかとワクワクしながら冷蔵庫を開けた。

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■ クロウシノシタ (Black Cow-tongue) Paraplagusia japonica


デカい!安い!これはお買い得!
定置網にたまたま入ったのだろうか、魚体がやたら綺麗で十分撮影に耐えうる状態だ。

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■ クロウシノシタ (Black Cow-tongue) Paraplagusia japonica


本種はウシノシタ科に属している。これは「牛の舌」の事。
ナイスネーミングだ!「これ牛の舌じゃん」と初めて言った人は、きっと遊び心がある人だったに違いない。

という訳で牛の舌っぽく撮影してみた。

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■ クロウシノシタ (Black Cow-tongue) Paraplagusia japonica


クロウシノシタの顔。
なんと間抜けな顔だろう。


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■ クロウシノシタ (Black Cow-tongue) Paraplagusia japonica


イシガレイ (Stone flounder)やマコガレイ (Marbled Sole)などカレイの仲間は有眼側に口がついているが、本種の口は無眼側にまでつながっている。

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■ クロウシノシタ (Black Cow-tongue) Paraplagusia japonica


背鰭、臀鰭、尾鰭の無眼側は黒くなっているのが本種の特徴。

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■ クロウシノシタ (Black Cow-tongue) Paraplagusia japonica


鱗を落としてムニエルにしてみた。
これがまた美味い!!!


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■ クロウシノシタ (Black Cow-tongue) Paraplagusia japonica


こんなに美味しい魚が398円だなんて!

写真も撮れたし、今日は最高!!!


<撮影種一覧> 1種
<魚類>



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by takuyamorihisa | 2017-06-30 21:00 | 取り寄せ・市場購入 | Comments(0)

582 鳥取県産 ~地元の生シラス~

今日は家で写真を撮った。

最近、グルメな先輩フォトグラファーに教えていただいた、Sランクの鮮魚店へ行くのが楽しい。
この鮮魚店の大将は、どこで採れたか、どんな漁法で採れたか、どんな料理法だと美味しく食べられるか、質問したら即答してくれる、プロ中のプロ。
魚が好きな人ならたまらないと思う。

今日はふらっとそのSランクの鮮魚店に寄ってみた。

「まいど!」

毎回魚の事をうるさく聞くので、自分の事を覚えてくれていたようだ。
今回も魚のことをあれこれ聞いて教えてもらう。
本当にこの大将の知識はすごい・・・

「綺麗な魚が欲しいんなら、明日来たらいいよ。船が2隻かえってくるから。朝はプロが多いから昼くらいがおすすめ。」
そう、このお店はプロの料理人御用達のお店。
大将の目利きはこの街一番なのだと思う。

という訳で、今日は控えめに魚を買いたいと伝え、

「それならこの生シラス!境港で今朝採れたやつだよ。すくい網で獲っているから、とても綺麗でしょう。これをさっと湯に通して、ご飯にのせて、卵をかけて食べれば最高だよ。」

その言葉だけでよだれが出てきそう。

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■ カタクチイワシ (Japanese Anchovy) Engraulis japonicus

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■ カタクチイワシ (Japanese Anchovy) Engraulis japonicus


実はこのシラス、そのほとんどがカタクチイワシ (Japanese Anchovy)の稚魚からなる。
大きくなったカタクチイワシは煮干しになるし、とても美味しい魚なのだ。

英名はJapanese Anchovyで、日本のアンチョビ。そう、あの缶詰で有名なアンチョビはカタクチイワシの仲間なのだ。
やはりこの仲間は世界中で評価が高いようだ。

この生シラスにさっと湯を通し、ご飯の上にのせて卵をかけ、醤油を垂らして口に放り込む。
も~最高っ!!!

写真を撮っているヒマなどなかった。


<撮影種一覧> 1種
<魚類>
■ カタクチイワシ (Japanese Anchovy) Engraulis japonicus



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by takuyamorihisa | 2017-05-18 21:00 | 取り寄せ・市場購入 | Comments(0)

573 呉市 ~久々の瀬戸内海~

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今日は呉市に行ってきた。

今日は久々に地元へ戻ってきた。
日本海は綺麗な海だけれど、干満の差がほどんどないので干潟がない。一方瀬戸内海は随分数が少なくなったものの、まだまだ遊べる干潟が残っている。
干潟は生物が多くて本当に面白い場所。

という訳で地元の親友とぶらり干潟探索だ。
アラフォーおじさん二人で干潟で生き物を探して遊んだ。

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見せてあげたかったのがハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab)。
18年間瀬戸内で育ったのに、住んでいた頃にはその存在を知らず、シオマネキと言えば南の海にしかいないものだと思い込んでいた。

干潟のカニはその底質の粒の大きさによって住み分けがあって、ハクセンシオマネキだとちょうど上の写真のような綺麗な砂がお好み。
コメツキガニ (Sand Bubbler Crab)などもこのような環境が好き。
さあどんなカニに出会えるかな~。

これらのカニは巣穴の周りにいるので、まずは穴を見つけるのが手っ取り早い。
しかし穴がない。
全然ない。

生き物がいたと思って最初に撮影したのはタカラダニの仲間だった。

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■ タカラダニ科の1種 (Erythraeidae) Erythraeidae sp.


この場所ではこれと言ってときめく生物に出会えなかったので移動。
今度は礫が転がる浜へ。
こういった場所ではハクセンシオマネキやスナガニに出会うのは難しくなる。

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石をめくって生き物を探す。

いたいた。ヒライソガニ (Gaetice depressus)。

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■ ヒライソガニ (Gaetice depressus) Gaetice depressus


ヒライソガニは体色変異が大きく、この様な白い個体も。
ただ、ある程度大きくなると同じ様な模様ばかりになるような気がする。

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■ ヒライソガニ (Gaetice depressus) Gaetice depressus


貫録のある大型個体。

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■ ヒライソガニ (Gaetice depressus) Gaetice depressus 甲幅2.2cm


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■ ヒライソガニ (Gaetice depressus) Gaetice depressus 甲幅2.2cm


口の横にある顎脚をアップで撮影してみた。
細かい毛が沢山生えていてとても美しい。


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■ ヒライソガニ (Gaetice depressus) Gaetice depressus 甲幅2.2cm


石をめくっていくと、魚が隠れている事もある。
ミミズハゼ (Flat-headed Goby)だ。

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■ ミミズハゼ (Flat-headed Goby) Luciogobius guttatus


石の下には貝もたくさん。

ヒザラガイの仲間のケハダヒザラガイ (Acanthochitona defilippii)。

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■ ケハダヒザラガイ (Acanthochitona defilippii) Acanthochitona defilippii


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■ ケハダヒザラガイ (Acanthochitona defilippii) Acanthochitona defilippii

赤味が強くカラフルなイシダタミ (Monodonta confusa)。

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■ イシダタミ (Monodonta confusa) Monodonta confusa


巻貝の仲間。


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■ 新生腹足目の1種 (Caenogastropoda) Caenogastropoda sp.


アオガイの仲間。

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■ Nipponacmea属の1種 (Nipponacmea) Nipponacmea sp.


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■ Nipponacmea属の1種 (Nipponacmea) Nipponacmea sp.


産卵していたカラマツガイ (Siphonaria japonica)。

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■ カラマツガイ (Siphonaria japonica) Siphonaria japonica
メナシストさんにみていただいた。


ハクセンシオマネキはみられなかったが、親友も楽しんでくれたようでよかった。
なかなか帰れないけれど、故郷の海の事ももっと詳しくなっていきたいなぁ。

Ryoji、忙しいのに付き合ってくれてありがとう!!!


<撮影種一覧> 8種
<貝類>
■ ケハダヒザラガイ (Acanthochitona defilippii) Acanthochitona defilippii
■ Nipponacmea属の1種 (Nipponacmea) Nipponacmea sp.
■ イシダタミ (Monodonta confusa) Monodonta confusa
■ 新生腹足目の1種 (Caenogastropoda) Caenogastropoda sp.
■ カラマツガイ (Siphonaria japonica) Siphonaria japonica
<クモ類>
■ タカラダニ科の1種 (Erythraeidae) Erythraeidae sp.
<甲殻類>
<魚類>



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by takuyamorihisa | 2017-04-01 21:00 | 広島県 | Comments(0)

572 宍道湖自然館ゴビウス ~カワヤツメ引き続き展示中~


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今日は宍道湖自然館ゴビウス(Shinjiko Nature Musium Gobius)に行ってきた。

出雲市園町にある小さな水族館ゴビウスは、汽水湖宍道湖と中海を含む斐伊川水系の生物をメインに展示してある。一般的な水族館にいる熱帯魚などは展示しておらず、地元にはどんな魚が生息しているのか、それを勉強するにはぴったりの施設だ。
悪く言うと地味な魚ばかりしかいない、マニアックな水族館でもある。

展示は少なく、30分あれば一通り見る事ができるほど。
逆に言うと、通うのにはちょうどよいボリューム。そのためついつい足を運んでしまう。

印象に残った生き物だけをiPhoneで撮影してみた。

まずはカワヤツメ (Arctic Lamprey)。これは小さな個体。3月なので、恐らく川で4年間の幼生時代を終え、変態し、海へ向かう途中に捕獲されたものだろう。

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□ カワヤツメ (Arctic Lamprey) Lethenteron japonicum


標準和名に宍道湖を冠したシンジコハゼ (Gymnogobius taranetzi)。
島根県宍道湖や富山県、石川県、福井県など、日本海側の汽水域に生息する。
鰭が黒くなり、体側に黄色の横帯が出ている雌の婚姻色が綺麗!

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□ シンジコハゼ (Gymnogobius taranetzi) Gymnogobius taranetzi


宍道湖畔で最も多くみられるカニ、クロベンケイガニ (Chiromantes dehaani)。

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□ クロベンケイガニ (Chiromantes dehaani) Chiromantes dehaani


斐伊川の上流の方へ行けばみられるヤマメ (Masu Salmon)。

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□ ヤマメ (Masu Salmon) Oncorhynchus masou


ここからはちょっと水族館チックな展示の紹介。

非常に珍しいアルビノのナマコ。種はマナマコかアカナマコだろうが色が分からないので同定は難しい・・・
宍道湖、中海など汽水域にはナマコの仲間は生息していないので境水道か日本海で採れたものだろう。
*かつてマナマコは色彩の違いでアカナマコ、アオナマコ、クロナマコと呼ばれていたが、そのうちのアカナマコは独立した種となり、旧マナマコはアカナマコ、マナマコの2種に分けられた。

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□ マナマコ属の1種 (Apostichopus) Apostichopus sp.

カミクラゲ (Spirocodon saltator)。
宍道湖、中海ではみられないクラゲだ。海のクラゲかな?
まるで髪の毛の様な繊細な触手が美しい。

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□ カミクラゲ (Spirocodon saltator) Spirocodon saltator


今日も楽しい時間をありがとう!!!
また近いうちに来ます。


<撮影種一覧> 6種
<刺胞動物>
□ カミクラゲ (Spirocodon saltator) Spirocodon saltator
<甲殻類>
<棘皮動物>
□ マナマコ属の1種 (Apostichopus) Apostichopus sp.
<魚類>
□ シンジコハゼ (Gymnogobius taranetzi) Gymnogobius taranetzi


□・・・飼育個体

スカパー!

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by takuyamorihisa | 2017-03-26 21:00 | 島根県 | Comments(0)

565 広州市 ~レストランの鮮魚たち~

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今日は広州市で食事をした。

今出張で広州市へ来ている。通い始めて3,4年だろうか、来るたびに発展する中国のパワーにいつも圧倒される。
昔は一般的な日本人の暮らしと大きな差があるなと感じていたが、今では大して変わらない気がする。
若者も普通にかっこよかったり。

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中国のレストランは提供する食材の新鮮さをアピールするために店先に並べてある。
客は自分で調理する食材を直接選ぶこともできるのだ。
そのため自分にとっては毎回水族館に行くようなワクワク感を味わえる。

今日はどんな生き物がいるかな~。

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日本ではあまり見かけないジャノメガザミ (Three-spot Swimming Crab)。
左上に写っているのはタイワンガザミのメスだ。

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■ ジャノメガザミ (Three-spot Swimming Crab) Portunus sanguinolentus

日本でもおなじみのイシガニ (Shore Swimming Crab)。
日本では評価が低いので、料理店の生簀で見かけることは滅多にないと思う。

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■ イシガニ (Shore Swimming Crab) Charybdis japonica


とても美しい色をしたバラヒラベラ (Iniistius verrens)。
ベラ科のテンス属というグループに属する。この仲間は吻が短くてストンとしているのでベラの一般的なイメージとは少し異なるかもしれない。

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■ バラヒラベラ (Iniistius verrens) Iniistius verrens


ニベ科の1種 (Drum)。ニベかな???

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■ ニベ科の1種 (Drum) Sciaenidae sp.


こちらのレストランでやたら見かけるテナガミズテング (Bombay Duck)。
いつ見ても鮮度が悪いので食べるのが怖い・・・

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■ テナガミズテング (Bombay Duck) Harpadon nehereus


こちらも海鮮レストランでは定番のアオウオ (Black Carp)。
アオウオは皮や頭、浮袋など、全ての部位が食材として販売されている。
アオウオは中国の4大家魚。家魚というのは家畜に対しての言葉。中国国内で広く養殖されている。

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□ アオウオ (Black Carp) Mylopharyngodon piceus


当然魚の写真を喜んで撮っている人間などいないので、毎回変なやつがいると警戒される・・・


<撮影種一覧> 6種
<甲殻類>
■ ジャノメガザミ (Three-spot Swimming Crab) Portunus sanguinolentus
<魚類>
■ バラヒラベラ (Iniistius verrens) Iniistius verrens
■ ニベ科の1種 (Drum) Sciaenidae sp.
■ テナガミズテング (Bombay Duck) Harpadon nehereus
□ アオウオ (Black Carp) Mylopharyngodon piceus

□・・・養殖個体



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by takuyamorihisa | 2017-02-19 21:00 | 取り寄せ・市場購入 | Comments(0)

559 宍道湖自然館ゴビウス ~カワヤツメがみれた~

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今年初のゴビウス。
家から30分で来れること、年間パスポートを持っていることから、ついつい時間があれば行ってしまう。

今日はどんな生き物がみられるかなぁ。

中海周辺ではとても美味しい魚として有名なめばることクロソイ (Korean Rockfish)。

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□ クロソイ (Korean Rockfish) Sebastes schlegelii


体側に胡椒のような斑紋を持つコショウダイ (Crescent Sweetlips)。

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コショウダイ (Crescent Sweetlips) Plectorhinchus cinctus

シマイサキ (Rhynchopelates oxyrhynchus)。


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シマイサキ (Rhynchopelates oxyrhynchus) Rhynchopelates oxyrhynchus


さかなくんの頭にのっていることで有名なハコフグ (Hakofugu)。
フグ毒ではないが、パフトキシンという粘液毒を持ち、これが他の魚を殺すこともあるので混泳させることができない。

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ハコフグ (Hakofugu) Ostracion immaculatus

コイ (Common Carp)。

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コイ (Common Carp) Cyprinus carpio

ウナギ (Japanese Eel)。
体表がとても滑らかで、顔もかわいい魚だ。

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ウナギ (Japanese Eel) Anguilla japonica

カワヤツメ (Arctic Lamprey)。
この仲間はヤツメウナギと呼ばれるが、ウナギとは全く別の仲間。
ウナギとヤツメウナギよりもウナギとヒトとの方が近いくらい、全く別のグループになる。
これは海から産卵のために河川を遡上してきた個体だろう。海では他の魚の体表に食いつき、血液と筋肉を吸食するのだが、遡上後は全く餌をとらなくなる。残念ながら死ぬのを待つだけの状態なので、早く見に行こう!

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カワヤツメ (Arctic Lamprey) Lethenteron japonicum


北米から持ち込まれ、すっかり日本中に生息してしまったオオクチバス (Largemouth Bass)。
眼が出目金のように飛び出ているが、これはポップアイという病気。

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オオクチバス (Largemouth Bass) Micropterus salmoides


ハサミにふさふさとした毛が生え、英語では手袋ガニと呼ばれるモクズガニ (Japanese Mitten Crab)。

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モクズガニ (Japanese Mitten Crab) Eriocheir japonica


境港市周辺ではあかべと呼ばれるコナガニシ (Fusinus ferrugineus)。
この貝はオレンジ色の海綿類に覆われていることが多く、その海綿の臭いは凄まじく臭い。

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コナガニシ (Fusinus ferrugineus) Balylonia japonica

今日も楽しかったなぁ~!


<撮影種一覧> 21種
<貝類>
□ コナガニシ (Fusinus ferrugineus) Balylonia japonica
<甲殻類>
<魚類>
□ クロソイ (Korean Rockfish) Sebastes schlegelii
□ クロホシマンジュウダイ (Spotted Scat) Scatophagus argus
□ コショウダイ (Crescent Sweetlips) Plectorhinchus cinctus
□ シマイサキ (Rhynchopelates oxyrhynchus) Rhynchopelates oxyrhynchus
□ イトヨ (Three-spined Stickleback) Gasterosteus aculeatus
□ ヨウジウオ (Seaweed Pipefish) Syngnathus schlegeli
□ ウナギ (Japanese Eel) Anguilla japonica
<両生類>
□ カジカガエル (Kajika Frog) Buergeria buergeri
□ モリアオガエル (Forest Green Tree Frog) Rhacophorus arboreus
□ カスミサンショウウオ (Clouded Salamander) Hynobius nebulosus
□ オキサンショウウオ (Oki Salamander) Hynobius okiensis

□・・・飼育個体


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by takuyamorihisa | 2017-01-12 21:00 | 島根県 | Comments(0)