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642 石垣市 ~石垣島の居酒屋~

*この記事は2017年9月19日のものです。

今日は石垣市に行ってきた。

初日の夜は町の居酒屋へ。
沖縄にはあまり海産物のイメージがないが、どんなものが食べられるだろうか・・・

まずは島らっきょう。
沖縄と言えばこれっ。普通のラッキョウは大の苦手なのに、島らっきょうは大好きだ。

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□ ラッキョウ (Chinese Onion) Allium chinense


同じく沖縄を感じさせる海ぶどう。
これは完全にネーミングの勝利。これが海イクラとか、違った名前だとこんなに人気は出ないと思う。
ちなみに海ぶどうの標準和名はクビレズタ (Sea Grapes)という。

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■ クビレズタ (Sea Grapes) Caulerpa lentillifera


お造りを頼んでみた。
左上からブダイの仲間、マグロの仲間、ハタの仲間、島だこ(サメハダテナガダコ)、くぶしみ(コブシメ)だっと思う。
めちゃくちゃ美味しくてびっくりしたのが「くぶしみ」の刺身。



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■ サメハダテナガダコ (Samehada Tenagadako) Octopus luteus
■ コブシメ (Broadclub Cuttlefish) Sepia latimanus


ウメイロモドキ (Yellow and Blueback Fusilier)のマース煮。
このマース煮という料理を初めていただいたが、めちゃくちゃ美味しいっ!
魚を煮ると言えば、醤油と砂糖で味付けする煮付けしか知らなかったので、斬新な味に衝撃を受けた。


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■ ウメイロモドキ (Yellow and Blueback Fusilier) Caesio teres


その土地にしかない海の幸を食べるのが旅行へ行ったときの楽しみのひとつ。


<撮影種一覧> 5種
<植物>
■ クビレズタ (Sea Grapes) Caulerpa lentillifera
□ ラッキョウ (Chinese Onion) Allium chinense
<頭足類>
■ コブシメ (Broadclub Cuttlefish) Sepia latimanus
■ サメハダテナガダコ (Samehada Tenagadako) Octopus luteus
<魚類>
■ ウメイロモドキ (Yellow and Blueback Fusilier) Caesio teres



by takuyamorihisa | 2018-09-10 21:10 | 沖縄県

728 写真探索・釣魚1400種図鑑 小西英人著 ~究極の釣魚図鑑~


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高校生の頃に釣りに目覚め、その魚をフィルムカメラで写真に残すようになってから、魚の美しさとその種類の多さに夢中になった。

自分が釣った魚はなんという種類なのだろう。

図書館に行って図鑑を広げて調べていたけれど、当時の図鑑は生態写真(水中写真)や絵が中心で、標本写真の図鑑はあまりない。あっても死後で色が変わってしまったもので、釣った魚の写真との絵合わせでは到底分からないという状況だった。

そんなときに本屋さんでみつけたのが「釣魚検索(小西英人著 中坊徹次監修 )」。
この本は魚の模様や鰭の棘の数、鰭の位置などを順番にたどっていくと、どの種類なのかが分かるという検索図鑑。
しかも釣り揚げられたばかりの生きた魚の写真で作られているので、現場で魚を見たときの印象とフィットするという、画期的な図鑑だった。

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「釣魚検索」小西英人著 中坊徹次監修 週刊釣りサンデー 1998年


当時はインターネットもなく、生き物の情報は本からでしか得られなかったので、今の生活でスマートフォンを眺めているのと同じ感覚で、暇さえあればこの本を広げていた。
この本のもう一つ素晴らしかった点は、まるで自分も著者と同じ体験をしているのではと錯覚してしまうほど、臨場感ある文章。高校生の頃の自分にとって著者の小西英人さんは神様のような存在だった。

きみまろ師匠じゃないけれど
あれから20年・・・

魚類図鑑の先頭を走り続けられている小西英人さんの最新作「写真探索・釣魚1400種図鑑」がリリースされた。
収録種数は1428種、加えて頭足類30種の圧倒的な内容ながら、大きさはなんと文庫本サイズ。写真も生きた魚を使用。
これほどの情報量なのに、気軽に現場に持っていくことのできるという便利さ。釣った魚は必ず載っているといってもいいほど。釣りをする人にとっては究極の魚類図鑑だと思う。


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ここまでは7年前の前作「釣魚1400種図鑑」の内容なのだが、この7年間に得られた知見を踏まえて情報がアップデートされ、各地方の地方名や英名までも網羅した「魚名検索」、色や形状などの魚の特徴から絞り込みができる「写真探索」が追加され、合計848ページにもなった。

「魚名検索」はパッと目は地味に感じるかもしれないけれど、これは本当にありがたい機能。
例えば対馬では「ちしゃ」と呼ばれている魚がいるのだが、他の地域の人はそれが何の事だかさっぱり分からないだろう。対馬の料理屋さんで「ちしゃのお刺身」を食べても、結局何の魚を食べたのか分からずじまい。
そこで魚名検索で「ちしゃ」を調べてみると「イシダイ・九州」としっかり載ってある。釣るだけでなく「食べる」の方でも大活躍する本なのだ。
前作の釣魚1400種図鑑は、鮮魚店の方など魚のプロにも愛用者が多いという。情報化により食文化も大きく変わり、海産物もマダイ・ヒラメといった一部の魚しか知られていなかったのが、地方にしか流通しないアカムツ(のどぐろ)、クエ、ハタハタなどにもスポットが当てられるようになってきた。魚の情報を正しく持ち、消費者に的確に伝えてくれるような鮮魚店がやはり人気のお店になっていると感じる。

「写真探索」は「検索」ではなく「探索」という言葉を選ばれたことに小西さんのこだわりが感じられる。
検索となると棘の数や鰭の位置から同定(何という種類か調べること)していくもので、一般の人からするとちょっと難しいだろう。
雰囲気から「探索」することでその魚がなんの仲間(科)なのか気軽に調べることができるのだ。
ある程度魚の事が分かってくると、初めて見た魚でも何の仲間なのかぐらいはすぐに判断できるので、1400種掲載されていようが簡単に目的の魚までたどり着ける。しかし、そうでない人にとっては1400種もある中からたった1つを探すのは大変なこと。こういう人はまず写真探索をつかって調べてもらうと良いと思う。

例えばこの魚。
名前はなんだろうか。ちょっとマイナーな魚なので何の仲間か分からない人も多いだろう。

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特徴は・・・
しましま模様。
縞模様には縦帯と横帯があるので横帯の方を調べてみよう。(縦帯と横帯の考え方は本書を参照してください。)
あったあったテンジクダイ科!
科まで分かると1種1種みていけばいい。
初めて見る魚もこれで怖いものなしだ。

ここまでの情報量があるにも関わらず、価格は税抜2,500円。安い!
発行部数の少ない専門書なら1万円近くするのではないだろうか。これも発行部数を多くできるからこその価格。よく売れる本ほどお買い得なのだ。

そしてこの本の奥付には恐れ多くも自分の名前がクレジットされている。
高校生の頃の自分がこれを知ったらどれだけ驚くだろう。
きっと涙を流して喜ぶに違いない。



by takuyamorihisa | 2018-06-29 21:00 | お知らせ

692 境港産 ~10年ぶりにマイワシを食べた~

今日はマイワシの写真を撮った。

今日はご近所さんから新鮮な境港産のマイワシ (Japanese Pilchard)をいただいた。
そういえば、こんなにメジャーな魚なのに、実際に食べるのはいつぶりだろうか。
どうやら今年はマイワシがたくさん獲れているらしい。
確かにTwitterでもマイワシを食べている人の写真を目にする機会が増えたような気がする。

全長はなんと25.4cm!こんなに大きいマイワシは初めてかも!
そして鮮度がいいのが嬉しい!

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■ マイワシ (Japanese Pilchard) Sardinops melanostictus 全長25.4cm


眼は脂瞼に覆われている。


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■ マイワシ (Japanese Pilchard) Sardinops melanostictus 全長25.4cm


鱗がすぐに剥がれてしまうので、家庭に届くころにはほぼ100%ツルッパゲになってしまっている。

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■ マイワシ (Japanese Pilchard) Sardinops melanostictus 全長25.4cm


別の個体。

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■ マイワシ (Japanese Pilchard) Sardinops melanostictus 全長22.8cm


体側の黒い斑点が特徴だ。

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■ マイワシ (Japanese Pilchard) Sardinops melanostictus 全長22.8cm


いわしが獲れなくなったと聞いて久しいような気がするが、実際はどうなのだろうか。
気になって農林水産省の統計データを調べてみた。
いわしはウルメイワシやカタクチイワシなどと一緒にされているのかなぁと思っていたが、意外にもマイワシ1種としてしっかりとデータがとられていた。
遡れたのは1993年まで。

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1993年はなんと170万トンもの漁獲量があったものの、約3年間で激減し、直近で一番少なかったのが2005年の2.7万トン。
2005年の漁獲量は1993年の1/63しかない。
一番新しいデータの2016年は約38万トンとなっていて、グラフをみると2005年あたりの最低の時期からは脱しかけているようだ。
マイワシの漁獲量には数十年周期の大きな波があるとされているが、また増えるフェーズに入ったのだろうか。

おっと脱線脱線。

さっそくマイワシを刺身でいただいた。
あとで他の人の写真を見て気が付いたのだが、マイワシは銀色のスキンを残して刺身にするんだった。ひかりものの代表なのになんてことだ。
自分が伝えたかったのはこの脂。
濡らしていないのに脂による肉の艶がすごい。


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■ マイワシ (Japanese Pilchard) Sardinops melanostictus


刺身醤油におろし生姜をたっぷりと入れ、刺身に絡ませる。
口の中に運ぶと、生姜醤油と刺身のハーモニーが素晴らしい。
小骨があっても全然気にならない。

刺身の他には梅干しと一緒に煮たマイワシの梅干し煮。
これも美味い・・・
鮮度がいいので全くクセがない。

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■ マイワシ (Japanese Pilchard) Sardinops melanostictus


もう10年以上もマイワシを食べていなかったが、口に入れると記憶が目覚めるようで懐かしさを感じた。
やっぱり味覚は脳に与える刺激が強くて、よく記憶してくれているんだろうなぁ。

ご近所さん、素晴らしいお魚をありがとうございました~!


<撮影種一覧> 1種
<魚類>
■ マイワシ (Japanese Pilchard) Sardinops melanostictus



by takuyamorihisa | 2018-02-23 21:00 | 取り寄せ・市場購入

682 中海産 ~中海で最も美味しい魚「クロソイ」~

今日はクロソイの写真を撮った。

島根県と鳥取県の間に中海という汽水湖がある。
この湖はおおよそ海水の1/2の塩分。今日はこの湖で獲れたクロソイ (Korean Rockfish)をいただいた。

中海に浮かぶ大根島で生まれ育った漁師さんには、「めばる(クロソイのこと)より美味い魚はおらん。」と断言する方もいるほど。
確かにこの汽水湖に生息している魚の中では最も美味だと思う。

いただいたのは全長31.4cm、お腹パンパンのメス。

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■ クロソイ (Korean Rockfish) Sebastes schlegelii 全長31.4cm


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■ クロソイ (Korean Rockfish) Sebastes schlegelii 全長31.4cm


本種も含まれる、メバル科の魚は煮付けにして食べるとどれも極上の味。
例えばアカメバルやシロメバルなどは身がきめ細かくて、ホロホロとした感じ、カサゴはそれよりももう少し身がしっかりしているなど、その魚によって身の質感が異なるので、それぞれ適した味付けが違う。
本種クロソイはとても身がしっかりしている魚で、酒、砂糖、しょうゆ、みりんで、甘くこってりとしたテリのある煮汁で煮るのがベスト。
しっかりと味付けしているのに、なかなか身に味がしみ込まないので、煮汁をたっぷりとかけながらいただく。


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■ クロソイ (Korean Rockfish) Sebastes schlegelii


プリプリ、ホクホク。
美味い!
脂はよどよく、食感も最高。

しかし滅多に出回らないので、中海産クロソイをスーパーなどで買うのはまず無理なのではないだろうか。
中海の極上の味を味わうことが出来て幸せ!!!


<撮影種一覧> 1種
<魚類>
■ クロソイ (Korean Rockfish) Sebastes schlegelii



by takuyamorihisa | 2018-01-16 21:00 | 取り寄せ・市場購入

675 広島県産 ~マナガツオの西京焼き~

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今日は家で写真を撮った。

先日実家で購入したマナガツオ (Pampus punctatissimus)。
半身がまだ残っていたので再挑戦だ。
まずは刺身。2日寝かしたのでどうだろう。


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■ マナガツオ (Pampus punctatissimus) Pampus punctatissimus


身は本当に美しい。素人が切っても絵になる。
しかし、熟成によって旨みが増したとは思えない。この魚は寝かし不要なのかもしれない。
一応断っておくが、美味い。
しかしあっさりしすぎてちょっと物足りない。

続いてこちらはどうだろう。味噌に漬けた西京焼き。
これは間違いないでしょ。


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■ マナガツオ (Pampus punctatissimus) Pampus punctatissimus


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■ マナガツオ (Pampus punctatissimus) Pampus punctatissimus


うま~いっ!!!
何という上品な味だろうか。
とりあえずマナガツオがまた手に入ったら全部西京焼きにしよう。


親父がおみやげに持たせてくれた牡蠣もいただく。


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□ マガキ (Pacific Oyster) Crassostrea gigas


殻の表面にくっついていたフジツボが気になって撮影。
サンカクフジツボかなぁ???

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フライパンに牡蠣を並べて、水を薄く張り、蓋をして蒸すと簡単に蒸し牡蠣が作れる。


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□ マガキ (Pacific Oyster) Crassostrea gigas


ああ美味い・・・
子供の頃、大人がありがたがって食べているのをみて、貝のどこが美味いのだろうと思っていたが、おじさんになると貝を欲してやまなくなる。
また実家に帰ったときは瀬戸内の海産物を買ってみよう!


<撮影種一覧> 2種
<貝類>
□ マガキ (Pacific Oyster) Crassostrea gigas
<魚類>
■ マナガツオ (Pampus punctatissimus) Pampus punctatissimus

□・・・養殖個体




by takuyamorihisa | 2017-12-31 21:00 | 取り寄せ・市場購入

674 広島県産 ~マナガツオに出会ってしまった~

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今日は実家で写真を撮った。

島根県の魚介類は一通り撮影できているが、瀬戸内の魚介類はまだあまり撮れていない。
という訳で今日は瀬戸内の魚を探しに海沿いの鮮魚店へ行ってみた。

気軽にタメ口で話しかけてくれる店の人たち。
これが広島のいいところなんだよなぁと思いながら、いろいろと見させてもらう。
まずびっくりしたのが化け物クラスのアカニシ (Veined Rapa Whelk)。
こんなの見たことがない!

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■ アカニシ (Veined Rapa Whelk) Rapana venosa


これほど大きいアカニシなら、殻も標本としてとっておきたいと思ったが、目方があるので1,200円。高くて買えない・・・
まあ、びっくりするくらい美味しい訳でもないし、写真は持っているのでやめておこう。

おススメされたのがサザエ (Turbo sazae)。
サザエが面白いのは採集地域によって殻の形状が全然違うこと。
波の穏やかな瀬戸内は一般的に棘がないと言われている。
このツルツルサザエはなかなか島根ではお目にかかれないぞ~。
と1個400円でお買い上げ。でかいのはでかいけど結構するなぁ・・・


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■ サザエ (Turbo sazae) Turbo sazae 殻長11.1cm


それにしても11.1cmはデカい!!!

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■ サザエ (Turbo sazae) Turbo sazae 殻長9.7cm


高すぎて手がでないけど、最大級の見事なガザミ (Japanese Blue Crab)。
岬ガザミというブランドガニで一杯5,900円也。


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■ ガザミ (Japanese Blue Crab) Portunus trituberculatus


結局このお店ではサザエだけ購入して次のお店へ。
ちょっと素人が入るのには勇気が要りそうな気合いの入った鮮魚店。

店の人に話しかけていたら、店の奥の床に大きな魚が置いてあってピクピクしていた。
ま、まさか、これはマナガツオ (Pampus punctatissimus)では???


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■ マナガツオ (Pampus punctatissimus) Pampus punctatissimus


店員さんに聞いてみる。
私「これってもしかしてマナガツオ?」
店「ほぉよ。」
私「いくらですか?」
店「これは高いよ~ええとね~。これ一匹7,000円じゃね。」

うう。
思ったより高い。
しかし高級魚なのでそんなものか。というか、活きたマナガツオなんてこの先一生手に入らないかもしれんぞ!
「OK!一匹もらうわ~」

実家に帰って早速写真撮影。
鱗が剥がれてしまっているが、この魚は鱗が非常に剥がれやすいため、これでも良い方。
さっきまで生きていたマナガツオ。

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■ マナガツオ (Pampus punctatissimus) Pampus punctatissimus 全長49.2cm 湿重量2.4kg


頭部はイボダイ亜科らしく、つるんとした愛らしい顔。

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■ マナガツオ (Pampus punctatissimus) Pampus punctatissimus 全長49.2cm 湿重量2.4kg


マナガツオの刺身。
真っ白な身で見た目からして上品。
味はとてもあっさりとしている。


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■ マナガツオ (Pampus punctatissimus) Pampus punctatissimus


切り身の塩焼。
美味い!
とにかく上品な魚だ。


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■ マナガツオ (Pampus punctatissimus) Pampus punctatissimus


こういった上品な味の魚は活かすも殺すも料理人の腕次第だと思う。
特に変わった調理ではなく、そのままいただくのがベストの食材であれば、質のよいものを仕入れるだけで済む。
料理人の腕によってとんでもなく美味しい料理に化けるような食材こそが高級料亭などで喜ばれるものなんだろうと思う。

何が言いたかったかというと、絶対もっと美味しいはずなのに、料理人が悪すぎて素材を活かせなかったということ。涙


<撮影種一覧> 4種
<貝類>
■ サザエ (Turbo sazae) Turbo sazae
■ アカニシ (Veined Rapa Whelk) Rapana venosa
<甲殻類>
<魚類>
■ マナガツオ (Pampus punctatissimus) Pampus punctatissimus




by takuyamorihisa | 2017-12-29 21:00 | 取り寄せ・市場購入

673 宮島 ~20年ぶりに宮島水族館~

今日は宮島に行ってきた。

今、年末の休みで帰省している。
久しぶりにふと宮島水族館へ行きたくなり、宮島へと向かうことにした。

宮島は約3年前に友人と遊びに来たことがあるが、宮島水族館の方はもう20年くらい行っていないと思う。
どうなっているか楽しみだ~

廿日市からフェリーに乗り、宮島へと渡る。
向かえてくれるのは有名な宮島の鹿たち。

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■ ニホンジカ (Sika Deer) Cervus nippon


まるで放し飼いにされているかの様に人に良くなついているが、実は野生個体。
山で見かけるニホンジカは一目散に逃げていくのに、ここの奴らは人慣れしすぎていてびっくする。

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■ ニホンジカ (Sika Deer) Cervus nippon


店先に現れることも。


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■ ニホンジカ (Sika Deer) Cervus nippon


世界遺産となっている厳島神社。
その大鳥居は世界で最も有名な鳥居かもしれない。

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石垣についていたマガキ (Pacific Oyster)。
殻のえん辺部には黄緑~紫色の帯があるのが特徴。

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■ マガキ (Pacific Oyster) Crassostrea gigas


大好きな珍味、カメノテ (Japanese Goose Barnacle)。


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■ カメノテ (Japanese Goose Barnacle) Capitulum mitella


水族館へ行く前にまずは腹ごしらえ。
今シーズン初のマガキ。
あ~やっぱ美味い・・・

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□ マガキ (Pacific Oyster) Crassostrea gigas


宮島名物のあなご丼。
これも美味い!
近年のマアナゴ (Whitespotted Conger)不漁の影響で、あなご丼を売りにしている店舗は大変そうだ。


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■ マアナゴ (Whitespotted Conger) Conger myriastera


お腹も満たされ、いざ水族館へ。
自分が知っている宮島水族館はボロボロの汚い水族館だったが、とても綺麗に改装されている!!!
全く別の水族館じゃん。

まずはフレリトゲアメフラシ (Ragged Seahare)。
このアメフラシは何故か今年中海でよく見られた。例年は全くみないのに不思議。

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□ フレリトゲアメフラシ (Ragged Seahare) Bursatella leachii


斜帯の身体に水玉模様の尾を持つオシャレな魚、タカノハダイ (Spottedtail Morwong)。

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□ タカノハダイ (Spottedtail Morwong) Goniistius zonatus


同じタカノハダイ属の魚なので良く似ているミギマキ (Redlip Morwong)。
名前がいい。

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□ ミギマキ (Redlip Morwong) Goniistius zebra


とても立派なニホンウナギ (Japanese Eel)。

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□ ニホンウナギ (Japanese Eel) Anguilla japonica


ヤマメと亜種の関係にあたるアマゴ (Masu Salmon)。
放流で分布がめちゃくちゃになってしまったが、中国地方で言うと本来の分布域は瀬戸内がアマゴ、日本海側がヤマメになっている。

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□ アマゴ (Masu Salmon) Oncorhynchus masou ishikawae


身近な魚なのに展示されているのは恐らく初めて見たシロギス (Japanese Whiting)。


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□ シロギス (Japanese Whiting) Sillago japonica


多くの水族館ではカブトガニと言えばアメリカカブトガニを展示しているが、ここはさすが瀬戸内だけあってカブトガニ (Japanese Horseshoe Crab)を展示していた。
左がメスで右がオス。


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□ カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab) Tachypleus tridentatus


天然記念物のオオサンショウウオ (Japanese Giant Salamander)。
目が小さすぎて面白い。


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□ オオサンショウウオ (Japanese Giant Salamander) Andrias japonicus


カッコいいアオダイショウ(Japanese Rat Snake)。
これがiPhoneの画像だなんて信じられない。水族館内の写真はほとんどiPhoneによるもの。


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□ アオダイショウ(Japanese Rat Snake) Elaphe climacophora


タイワンガザミ (Flower Crab)のメス。


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□ タイワンガザミ (Flower Crab) Portunus pelagicus


恐ろしい形相で近年人気のオオカミウオ (Bering Wolffish)。


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□ オオカミウオ (Bering Wolffish) Anarhichas orientalis


美しいけれど棘に毒を持つミノカサゴ (Luna Lion Fish)


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□ ミノカサゴ (Luna Lion Fish) Pterois lunulata


同属のハナミノカサゴ (Red Lion Fish)。

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□ ハナミノカサゴ (Red Lion Fish) Pterois volitans


この水族館で感動した展示、牡蠣筏の再現。
そしてその周りをアオリイカ (Bigfin Reef Squid)が泳いでいる。
これは誰のアイデアだろう。最高だ!


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□ アオリイカ (Bigfin Reef Squid) Sepioteuthis lessoniana


どうやって生きたまま水槽へ運べたんだろうかと感動しかないタチウオ (Largehead Hairtail)の展示。
素晴らしい!!!


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□ タチウオ (Largehead Hairtail) Trichiurus lepturus


20年ぶりの宮島水族館はとても見応えがあって、いい意味で期待を裏切ってくれた。
昔いたモンスターのようなピラルクーはどこにいったのかなぁ・・・

帰りに大鳥居の前を再び通ったので撮影。
水が満ちてくるとこの鳥居は水に浮かんでいるようになる。

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ああ楽しかった。


<撮影種一覧> 19種
<カブトガニ類>
<貝類>
□ フレリトゲアメフラシ (Ragged Seahare) Bursatella leachii
■ マガキ (Pacific Oyster) Crassostrea gigas
<甲殻類>
<魚類>
□ ミノカサゴ (Luna Lion Fish) Pterois lunulata
□ ハナミノカサゴ (Red Lion Fish) Pterois volitans
□ ミギマキ (Redlip Morwong) Goniistius zebra
□ タカノハダイ (Spottedtail Morwong) Goniistius zonatus
□ ムツ (Gnomefish) Scombrops boops
□ シロギス (Japanese Whiting) Sillago japonica
□ オオカミウオ (Bering Wolffish) Anarhichas orientalis
□ ニホンウナギ (Japanese Eel) Anguilla japonica
<両生類>
□ オオサンショウウオ (Japanese Giant Salamander) Andrias japonicus
<爬虫類>
<哺乳類>
■ ニホンジカ (Sika Deer) Cervus nippon

□・・・飼育個体




by takuyamorihisa | 2017-12-28 21:00 | 広島県

610 曽根干潟 ~カブトガニの産卵~

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今日は曽根干潟(Sone Tidal Flat)に行ってきた。

曽根干潟へ到着し、早速チゴガニ (Ilyoplax pusilla)たちの撮影。標本写真を撮影し、夕食をとり終えたころにはすっかりと満潮の時刻となっていた。

そう、カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab)の産卵は夏の大潮前後の夜、満潮時に最も活発になるのだ。
大潮の満潮時は最も水位が高くなるとき。
この時に岸までくると、水辺から最も遠い場所に産卵することが可能となる。
水辺から離れた砂の中は水中よりも遥かに安全で、安定した温度が卵の発生を助けてくれる。

車を停め機材を用意し、浜辺へ降りていく。

街灯もなく、ひっそりとした雰囲気が集中力を高めて、生命感にあふれている海の力を感じさせてくれる。
ような気がする。

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懐中電灯を片手に波打ち際を注意深く観察する。
いたっ!!!

カブトガニのオスだ!

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■ カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab) Tachypleus tridentatus


と思ったら何かおかしい。
これは死骸だ!

昨年は数々のメディアに取り上げられるほどの大量死がみられた曽根干潟だが、昨年ほどではないにしろ多くの死骸が打ち上げられている。

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■ カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab) Tachypleus tridentatus


砂浜から少し離れて捨て石の場所へいくと、生命感の塊のような光景に出会う事が出来た。
トビハゼ (Shuttles Hoppfish)の大群だ。
潮が満ちてくるのと一緒に波打ち際までやってきてくつろいでいる。

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■ トビハゼ (Shuttles Hoppfish) Periophthalmus modestus


それにしても去年ならこの時刻ですでに数組のつがいがいたのだが、今年は少ないのだろうか・・・

と思っていたら・・・

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■ カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab) Tachypleus tridentatus


来たっ!!!
カブトガニのペアだ!

前の大きい個体がメスで、オスは後ろ側にくっついている方。

ちょうど波打ち際で産卵を始めた。
なぜ産卵をしているのかどうかが分かるのかというと、メスが体を砂の中にうずめているから。
移動中は体全体が砂の上に出た状態。

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■ カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab) Tachypleus tridentatus


とても神秘的な光景だ・・・

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■ カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab) Tachypleus tridentatus

産卵は1箇所のみならず、数か所で行われることも多い。
産卵が終わるとメスは砂の中にうずまっていた体を出し、沖へと帰っていくか、次の場所へと移動してまた産卵する。

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■ カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab) Tachypleus tridentatus


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■ カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab) Tachypleus tridentatus


産卵直後の砂浜。
きれいに埋め戻されているが、少しだけ周りと様子が異なる。


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いい場所を求めて移動中の別のペア。

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■ カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab) Tachypleus tridentatus


ここで日本カブトガニを守る会の高橋先生がいらっしゃった。
今年も来る時期についてのアドバイスをいただき、とてもお世話になっている。

高橋先生と(去年よりは多少進歩した?)会話をしていると、夕方に出会った広島大学の学生さん達、そしてこの地で長年カブトガニの調査をされている林先生も合流し、みなで感動を共有しながら観察をした。

こちらのペアはオスにたくさんのフジツボが。

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■ カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab) Tachypleus tridentatus


産卵を終えて帰っていく。
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■ カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab) Tachypleus tridentatus

また別のペア。
メスとオスの色味が違うペアだ。

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■ カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab) Tachypleus tridentatus

産卵を終えて帰っていく。

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■ カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab) Tachypleus tridentatus


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■ カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab) Tachypleus tridentatus

移動中のペア。
4億年前のデザインからほとんど変わっていないだけあって、その姿にとても惹かれるものがある。
パッとみたときにどの生き物とも似ていないからかな・・・

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■ カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab) Tachypleus tridentatus

まだまだカブトガニたちは産卵を続けているのだが、明日は朝の撮影もしたいし、何より島根県まで帰るための体力も温存しておかないといけない。
という訳で、なごり惜しくも最後の1枚を撮影してホテルへ戻った。

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■ カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab) Tachypleus tridentatus


この光景だけは毎年撮影していきたいなぁ。
いつまでも彼らがこの浜で生命をつなげる事ができますように・・・


<撮影種一覧> 2種
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<魚類>


by takuyamorihisa | 2017-07-26 21:10 | 福岡県

602 島根県産 ~クロウシノシタを食らう~

今日は家で写真を撮った。

近くのスーパーでヨメが舌びらめを買ってきたそうだ。
舌びらめというのは、まるで舌のような姿をしているカレイの仲間。

この仲間はなかなか釣りではお目にかかれないので、まだいい写真を撮っていない。
どの種類だろうかとワクワクしながら冷蔵庫を開けた。

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■ クロウシノシタ (Black Cow-tongue) Paraplagusia japonica


デカい!安い!これはお買い得!
定置網にたまたま入ったのだろうか、魚体がやたら綺麗で十分撮影に耐えうる状態だ。

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■ クロウシノシタ (Black Cow-tongue) Paraplagusia japonica


本種はウシノシタ科に属している。これは「牛の舌」の事。
ナイスネーミングだ!「これ牛の舌じゃん」と初めて言った人は、きっと遊び心がある人だったに違いない。

という訳で牛の舌っぽく撮影してみた。

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■ クロウシノシタ (Black Cow-tongue) Paraplagusia japonica


クロウシノシタの顔。
なんと間抜けな顔だろう。


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■ クロウシノシタ (Black Cow-tongue) Paraplagusia japonica


イシガレイ (Stone flounder)やマコガレイ (Marbled Sole)などカレイの仲間は有眼側に口がついているが、本種の口は無眼側にまでつながっている。

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■ クロウシノシタ (Black Cow-tongue) Paraplagusia japonica


背鰭、臀鰭、尾鰭の無眼側は黒くなっているのが本種の特徴。

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■ クロウシノシタ (Black Cow-tongue) Paraplagusia japonica


鱗を落としてムニエルにしてみた。
これがまた美味い!!!


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■ クロウシノシタ (Black Cow-tongue) Paraplagusia japonica


こんなに美味しい魚が398円だなんて!

写真も撮れたし、今日は最高!!!


<撮影種一覧> 1種
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by takuyamorihisa | 2017-06-30 21:00 | 取り寄せ・市場購入

584 山陰産 ~先日買ったカマスと甘鯛を食らう~

今日は魚の写真を撮った。

先日購入したアカカマス (Red Barracuda)とアカアマダイ (Red Tilefish)は魚屋さんのおすすめで、冷蔵庫で寝かしていた。
熟成というやつだ。

購入してから5日目。これだけ寝かせたのは初めて!大丈夫だろうか。

まずはアカカマス。
カマスの仲間は水分が多いので、釣れたときはよく一夜干しにしていたなぁ。
こちらはキッチンペーパーにくるんで水けを取りながら熟成させたもの。

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■ アカカマス (Red Barracuda) Sphyraena pinguis


美味しい!
ただ、熟成させたことによって旨みが増したのかどうかは謎。
やっぱり開いて一夜干しにした方がいいかなぁ。

続いてアカアマダイ。
この魚も水分が多いので、そのまま食べてもべっちょりとしている。
三枚におろし、切り身をキッチンペーパーでくるんで、毎日キッチンペーパーを交換しながら5日間熟成させてみた。
ちょっと黄色っぽくなっているけど、これ大丈夫かなぁ。


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■ アカアマダイ (Red Tilefish) Branchiostegus japonicus


刺身にして食べてみる。

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■ アカアマダイ (Red Tilefish) Branchiostegus japonicus


美味しい!
さすがは高級魚と納得できる旨みの強さだ。

実は3日後、4日後の途中経過でも食べていたのだが、やはり日が経つにつれて旨みが強くなる。
しかし5日目の刺身はちょっと生臭い。
そして、後でちょっとお腹を壊してしまった。
3日でも十分美味しくなっていたので今度からは3日寝かすことにしようと思う。

しかし、魚は刺身よりも火を通した方が好きなので、アカアマダイはやっぱり西京焼きとか、お吸い物にするべきだったかなぁ。

素材は最高なのに、料理人の腕が悪すぎるのが残念・・・
盛り付けも上手くなりたい・・・


<撮影種一覧> 2種
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■ アカカマス (Red Barracuda) Sphyraena pinguis



by takuyamorihisa | 2017-05-24 21:00 | 取り寄せ・市場購入