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731 松江市 ~タマムシを求めて~

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今日は松江市で写真を撮った。

虫が好きで四六時中虫の事を考えている我が家の3歳児。
春ごろから「タマムシとりたい」と繰り返し言う様になった。

しかし、タマムシは生まれてこの方見たことがない。
一体どんなところにいるのだろう。
調べた結果、7月頃の真夏の暑い日中にエノキの大木の周りでみつかるという事だった。
タマムシは法隆寺の玉虫厨子でも有名だし、何と言っても日本の昆虫で最も美しいと言われているくらいなのに、見たことすらないというのは何とも悔しい。
この夏はなんとか生のタマムシを見せてやろうと思い、めまいがしそうなほど暑い中、近くの公園とやってきた。

暑い。
日陰は涼しいけれど、蚊がすごい。

なかなか大変だ。

木の根元に大きな黒い昆虫がいた!クワガタか!?


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■ オオゴキブリ (Panesthia angustipennis) Panesthia angustipennis


酸欠なのか、この猛暑の中地表に飛び出してきたミミズ。


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貧毛綱の1種 (Oligochaeta) Oligochaeta sp.


炎天下の中、エノキの大木の下で待つこと1時間。
タマムシの姿は一度もみられなかった・・・
これまで生きてきて一度も見たことがないのに、そんな簡単に見つかる訳がないか。

帰宅途中、木の幹にたくさんくっついているサンインマイマイ (Euhadra dixoni)を撮っていると・・・


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■ サンインマイマイ (Euhadra dixoni Euhadra dixoni



ナメクジ (Meghimatium bilineatum)をみつけた。
これがナメクジ of ナメクジなのだ。

大きいっ!!!
前もこの公園でみつけたが、それよりも全然大きい!!!
嬉しい!


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■ ナメクジ (Meghimatium bilineatum) Meghimatium bilineatum


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■ ナメクジ (Meghimatium bilineatum) Meghimatium bilineatum


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■ ナメクジ (Meghimatium bilineatum) Meghimatium bilineatum


民家の周りでたくさんみられるチャコウラナメクジはこちら。
ナメクジによく似ているが、身体の前半に甲羅のようなものがある。


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■ チャコウラナメクジの1種 (LehmanniaLehmannia sp.


こうやって並べると雰囲気は似ているが、全然違う事が分かる。
最大の違いは甲羅の有無、またナメクジは眼柄が黒いのが特徴だ。


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気付けば今日何しに来たんだっけ?
と目的を忘れてしまっていた。

果たして今シーズンタマムシをみつける事ができるのだろうか。

「タマムシとりたい」はそれまで永遠と続くことになるだろう。


<撮影種一覧> 5種
<貧毛類>
貧毛綱の1種 (Oligochaeta) Oligochaeta sp.
<貝類>
■ サンインマイマイ (Euhadra dixoni) Euhadra dixoni
■ チャコウラナメクジの1種 (Lehmannia) Lehmannia sp.
■ ナメクジ (Meghimatium bilineatum) Meghimatium bilineatum
<昆虫>
■ オオゴキブリ (Panesthia angustipennis) Panesthia angustipennis



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by takuyamorihisa | 2018-07-17 21:00 | 島根県 | Comments(0)

721 松江市 ~ナメクジ of ナメクジ~

*この記事は2018年5月26日のものです。

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今日は松江市で写真を撮った。

今日も子供の虫撮りにお付き合い。
選んだのは松江市にあるとある公園。

朝から虫かごを持った子供を連れて歩いていると、散歩中のお年寄りが優しく声をかけてくれる。
中でも、
「こうやって自然の中で虫採りさせるとか、なかなかできるものじゃないですよ。素晴らしい事です。」
とインテリジェントなおばあ様に話しかけられたのは、かなり嬉しかった。もしかしたら学校の先生とかされていた方なのかなぁ・・・

いつも通り、小さなコガネムシの仲間を捕まえて子供は満足のよう。
今日はカメラも持っていないし、写真を撮る気もなかったのだが、気になる生き物を見つけてしまった。

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ナメクジ。
よく見ると、いつも家の周りで見かけるチャコウラナメクジとはちょっと違う!!!
甲羅がない。
これが噂のナメクジ of ナメクジこと、ナメクジ (Meghimatium bilineatum)か!

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■ ナメクジ (Meghimatium bilineatum) Meghimatium bilineatum


これは初めて見るぞ~。
こういうときに限ってカメラを忘れてしまうとは・・・

ナメクジをそっと手でつまんで飴ちゃんの袋に入れて持って帰ることにした。

ナメクジをじっくり観察してみる。
眼柄が黒い。縦線が3本みえる。そしてやっぱり甲羅がないのはチャコウラナメクジとは大きく異なる点だ。


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■ ナメクジ (Meghimatium bilineatum) Meghimatium bilineatum


なんか可愛い。
下のナメクジはうんちを漏らしている。


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■ ナメクジ (Meghimatium bilineatum) Meghimatium bilineatum


子供の虫採りのおかげで、今まで見たことない生き物に出会う機会が増えてきた。
大変だけど毎日楽しい~!


<撮影種一覧> 1種
<貝類>
■ ナメクジ (Meghimatium bilineatum) Meghimatium bilineatum



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by takuyamorihisa | 2018-07-13 21:00 | 島根県 | Comments(0)

675 広島県産 ~マナガツオの西京焼き~

*この記事は2017年12月31日のものです。

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今日は家で写真を撮った。

先日実家で購入したマナガツオ (Pampus punctatissimus)。
半身がまだ残っていたので再挑戦だ。
まずは刺身。2日寝かしたのでどうだろう。


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■ マナガツオ (Pampus punctatissimus) Pampus punctatissimus


身は本当に美しい。素人が切っても絵になる。
しかし、熟成によって旨みが増したとは思えない。この魚は寝かし不要なのかもしれない。
一応断っておくが、美味い。
しかしあっさりしすぎてちょっと物足りない。

続いてこちらはどうだろう。味噌に漬けた西京焼き。
これは間違いないでしょ。


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■ マナガツオ (Pampus punctatissimus) Pampus punctatissimus


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■ マナガツオ (Pampus punctatissimus) Pampus punctatissimus


うま~いっ!!!
何という上品な味だろうか。
とりあえずマナガツオがまた手に入ったら全部西京焼きにしよう。


親父がおみやげに持たせてくれた牡蠣もいただく。


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□ マガキ (Pacific Oyster) Crassostrea gigas


殻の表面にくっついていたフジツボが気になって撮影。
サンカクフジツボかなぁ???

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フライパンに牡蠣を並べて、水を薄く張り、蓋をして蒸すと簡単に蒸し牡蠣が作れる。


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□ マガキ (Pacific Oyster) Crassostrea gigas


ああ美味い・・・
子供の頃、大人がありがたがって食べているのをみて、貝のどこが美味いのだろうと思っていたが、おじさんになると貝を欲してやまなくなる。
また実家に帰ったときは瀬戸内の海産物を買ってみよう!


<撮影種一覧> 2種
<貝類>
□ マガキ (Pacific Oyster) Crassostrea gigas
<魚類>
■ マナガツオ (Pampus punctatissimus) Pampus punctatissimus

□・・・養殖個体




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by takuyamorihisa | 2018-07-04 21:00 | 取り寄せ・市場購入 | Comments(0)

710 島根町 ~謎の赤いつぶつぶ~



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今日は島根町に行ってきた。

我が家の2歳児が海にハマっている。
小さなカニやフナムシを捕まえる楽しさに目覚めたようで、今日も海へ行きたいという。
自分も撮影ができるので自然で遊ぶのは一石二鳥だ。

ちょうど刺し網で漁獲した魚をはずしているお年寄りがいたので、あいさつすると魚を触らせてもらえることに。
図鑑でしか見たことがないサメ(恐らくトラザメ)を触る事ができて大喜び。

上機嫌で海岸へ行くと、たくさんのアメフラシ (Kuroda's Sea Hare)が。

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■ アメフラシ (Kuroda's Sea Hare) Aplysia kurodai


アメフラシもとりあえず触ってみる。
柔らかい不思議な感触に興味津々のようだ。


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■ アメフラシ (Kuroda's Sea Hare) Aplysia kurodai


クロヘリアメフラシ (Little Sea Hare)も多い。

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■ クロヘリアメフラシ (Little Sea Hare) Aplysia parvula


続いてタイドプールへ。

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水面に浮いていたクモ。
イソハエトリ (Hakka himeshimensis)だ。
ハエトリグモの仲間だが、海の磯に生息している。


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■ イソハエトリ (Hakka himeshimensis) Hakka himeshimensis


ベリルイソギンチャク (Anthopleura sp.)たち。
口の周りが赤く色づいていること、体側の吸着イボに砂粒などがあまり吸い寄せられない事からヨロイイソギンチャク (Anthopleura uchidai)と見分けができる。
ここでたくさんみられるミドリイソギンチャク (Anthopleura fuscoviridis)は体側が鮮やかな蛍光グリーンなので、パッとみただけで違うと判断できるだろう。


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■ ベリルイソギンチャク (Anthopleura sp.) Anthopleura sp.

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■ ベリルイソギンチャク (Anthopleura sp.) Anthopleura sp.


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■ ベリルイソギンチャク (Anthopleura sp.) Anthopleura sp.


汽水域でもみられるウミウシの仲間、ブドウガイ (Japanese Bubble Snail)。

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■ ブドウガイ (Japanese Bubble Snail) Haminoea japonica


オレンジ色のかわいらしいウミウシ?

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捕まえて白バックで撮影すると、何か違和感がある。
あれ?
これはウミウシじゃないぞ~。

アラムシロ (Nassarius festivus)という小さな巻貝の殻の上に何かが赤いつぶつぶがくっついている!!!

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■ ヒドロ虫綱の1種B (Hydrozoa) Hydrozoa sp.
りゅうこさんに教えていただいた。


この変わったアラムシロは1個体だけでなく、合計3個体みつけることができた。
ヒドロ虫綱というのはイソギンチャクやクラゲなどと同じ刺胞動物の仲間。


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■ ヒドロ虫綱の1種B (Hydrozoa) Hydrozoa sp.


今まで気が付かなかっただけかもしれないが、こんなのは初めて。
近所の海でも、まだまだ知らない事だらけで本当おもしろいっ!


<撮影種一覧> 6種
<刺胞動物>
■ ベリルイソギンチャク (Anthopleura sp.) Anthopleura sp.
■ ヒドロ虫綱の1種B (Hydrozoa) Hydrozoa sp.
<貝類>
■ ブドウガイ (Japanese Bubble Snail) Haminoea japonica
■ アメフラシ (Kuroda's Sea Hare) Aplysia kurodai
■ クロヘリアメフラシ (Little Sea Hare) Aplysia parvula
<クモ類>
■ イソハエトリ (Hakka himeshimensis) Hakka himeshimensis



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by takuyamorihisa | 2018-04-21 21:00 | 島根県 | Comments(0)

707 千葉県産 ~チョウセンハマグリが美味しすぎて・・・~

今日は家で写真を撮った。

キーモンさんと鳥撮りの帰り、晩御飯の食材を調達するため玄人向けの魚屋さんへ。
ここはいつ来てもいい魚がある。

たくさんありすぎてどれにしようか困るのだが、今日選んだのは千葉県産のハマグリと島根県産の「どろえび」「もさえび」ことクロザコエビ。
帰って写真と料理が楽しみだ!

まずはハマグリから。
実はこれ、ハマグリ (Common Orient Clam)ではなく、チョウセンハマグリ (Hard Clam)。同じハマグリ属の貝だが、種が違う。
外見だけで見分けるのはプロでも間違うくらいとても難しいのだが、どちらかというとハマグリはより丸っこくて、チョウセンハマグリはちょっと角ばっているイメージ。
和名にチョウセンとつくと、海外産の貝の様に感じるが、元々日本に生息しているハマグリだ。
*両種のちゃんとした見分けは「beachmollusc ひむかのハマグリ」さんにとても参考になる方法がある。筆者も食べた後に殻の内側を見て套線湾入より判断した。



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■ チョウセンハマグリ (Hard Clam) Meretrix lamarckii


模様は個体によって微妙に違う。

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■ チョウセンハマグリ (Hard Clam) Meretrix lamarckii 殻長6.7cm


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■ チョウセンハマグリ (Hard Clam) Meretrix lamarckii 殻長6.7cm


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■ チョウセンハマグリ (Hard Clam) Meretrix lamarckii 殻長6.9cm


焼きも美味いのだが、失敗すると悲しいので安定の酒蒸しに。
内臓まで食べるような海産物は、旬が味に最も影響を与えると思う。
二枚貝の旬は春であることが多い。この時期は身がパンパンにつまっていて最高なのだ!

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■ チョウセンハマグリ (Hard Clam) Meretrix lamarckii


見てのとおり身はパンパン。
口に入れると・・・

美味すぎる。涙が出そうだ。
こんな美味しいハマグリは生まれて初めて。噛めば噛むほど甘味が口に広がる・・・

これで250円/個は安すぎる!!!

続いて山陰の名物、「どろえび」「もさえび」ことクロザコエビ (Kuro Shrimp)。
このエビはエビジャコ科に属していて、日本人がエビと聞いて連想する姿とはかなり違っている。
左右の眼がくっついているし、底生性なのでずんぐりした体つき。
見た目はあまり美しくないけれど、これが美味い。甘味がとても強く、かつ上品なのだ。
しかし、これは痛むのがとても早く、産地でしか食べられない。山陰地方へ来たときは是非食べてもらいたい食材のひとつだ。

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■ クロザコエビ (Kuro Shrimp) Argis lar

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■ クロザコエビ (Kuro Shrimp) Argis lar 体長13.4cm


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■ クロザコエビ (Kuro Shrimp) Argis lar 体長13.4cm


眼はまるでミラーボール。

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■ クロザコエビ (Kuro Shrimp) Argis lar 体長13.4cm


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■ クロザコエビ (Kuro Shrimp) Argis lar 体長12.3cm

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■ クロザコエビ (Kuro Shrimp) Argis lar 体長12.3cm


卵は美しい緑色。
オーストラリア産のクリソプレーズの様。
オスはとても小さく、可食部がほとんどないので、流通しているのは100%メスになる。


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■ クロザコエビ (Kuro Shrimp) Argis lar 体長12.3cm


鮮度が良過ぎると刺身で食べても甘味が感じられないので、塩焼がおすすめ。
プリプリでとても甘い焼きエビの出来上がり。

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■ クロザコエビ (Kuro Shrimp) Argis lar


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■ クロザコエビ (Kuro Shrimp) Argis lar


あ~うまい!

こんなに美味しいものを1日で食べてしまっていいのだろうか。
朝から晩までとても贅沢な時間を過ごす事ができた。
あ~幸せ。


<撮影種一覧> 2種
<貝類>
■ チョウセンハマグリ (Hard Clam) Meretrix lamarckii
<甲殻類>



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by takuyamorihisa | 2018-04-14 21:10 | 取り寄せ・市場購入 | Comments(0)

696 岡山県産 ~マガキのUV撮影に挑戦!~

今日はマガキの写真を撮った。

昨日いただいた岡山県日生のマガキ (Pacific Oyster)。
その残りがあるので今夜もカキ天国だ。

その前にちょっとやってみたかった撮影を試みてみた。
ブラックライトによる紫外線を当てて、その蛍光を撮影するというUltra Violet Photography、UV撮影が今日のチャレンジ。

この間購入した撮影台にマガキとカメラを設置して、ブラックライトを当てて撮影すると・・・

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□ マガキ (Pacific Oyster) Crassostrea gigas *UV撮影


美しい・・・

写真左側、殻頂の反対側の縁は黄色く蛍光し、殻の左右は濃い紫色やピンクに蛍光している。
殻頂部分は緑色に蛍光し、ここだけ異質な感じがする。
これは恐らく稚貝を着底させるための基質なのではないだろうか。
マガキの養殖ではホタテガイの殻が使われていることが多い。

もし、養殖マガキは全てこの様に蛍光するのであれば、天然マガキと養殖マガキはブラックライトで見分けられるかもしれない。

ちなみに通常光で撮影したものがこちら。

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□ マガキ (Pacific Oyster) Crassostrea gigas


写真をくっつけて動画にしてみた。
どの部分がどう蛍光するかが分かりやすいと思う。






普段なかなか見られない蛍光の様子。
色々なものを撮って確かめてみたくなった。


<撮影種一覧> 1種
<貝類>
□ マガキ (Pacific Oyster) Crassostrea gigas


□・・・養殖個体

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by takuyamorihisa | 2018-03-20 21:00 | 取り寄せ・市場購入 | Comments(0)

695 岡山県産 ~活若かきをいただいて食らう~

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今日はマガキの写真を撮った。

今日は超新鮮な岡山県産のマガキ (Pacific Oyster)をいただいた。しかもその量なんと2kg!!!
ラベルを見ると日生町漁協「活若かき」と書いてある。
若いからちょっと小ぶりということなのかな?食べるには一番いい感じのサイズだと思う。

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□ マガキ (Pacific Oyster) Crassostrea gigas


いつもなら横着して電子レンジでチンして食べるところだが、こんな美味しそうな牡蠣にチンはもったいない!
蒸し器で蒸し牡蠣にしてみた。

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□ マガキ (Pacific Oyster) Crassostrea gigas


開いた殻をこじ開けると、殻の内部を埋め尽くすかのようにパンパンと太った軟体部、いや、身が!
こりゃうまそうじゃ~!

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□ マガキ (Pacific Oyster) Crassostrea gigas


ポン酢をちょっと垂らし、熱々の身を口の中へ放り込む。
あま~い!!!
大体、どこの産地の牡蠣を食べても磯の味は味わえるものだが、この「あまい」と感じる事のできる牡蠣には滅多に出会えない。
昔、中海の赤貝(サルボウ)漁師さんに教えてもらった事なのだが、「貝は水から揚げた瞬間から味が悪くなり始める。」すなわち、水から揚げてから時間が短ければ短いほど、貝の味は良いという。
魚などと違って貝は生きたまま流通させるのが普通なので、放っておくとどんどんエネルギーを消費するし、老廃物もたまっていく。
勝手な持論だけれど水揚げして時間が短い牡蠣ほどこの「あまい」味覚を味わえるのではないだろうか。

などと頭の中でうんちくを語りながら、2つ目、3つ目と牡蠣をむさぼる。
美味い。
幸せ・・・

これほど美味しいのなら、生も食べてみたい!

しかし、この牡蠣は加熱用で、生食用ではない・・・
生食用ではない牡蠣の生食は絶対におススメしないが、これほど美味い牡蠣の生はどんな味がするのだろうという好奇心を抑えることは難しく、自己責任でちょっとだけ食べてみる事にした。
ちなみに親から生の牡蠣は食べるなと言われて育ってきたため、牡蠣の生食はモントレーでサルサソースをかけていただいたことくらいしか経験がない。
そして、これまで牡蠣にあたった回数は4回(いずれも焼牡蠣)。
それでも食べたいと思わせるこの牡蠣がいかに美味しいか、お分かりいただけると思う。

殻をこじ開けると、やはりパンパンの身。
きゅうりの様な、青い香りが食欲を湧かせる。
牡蠣の身の縁にある黒いビラビラの部分、外套膜をツンツンしてみるとキュっと収縮する。
活きている証拠だ。

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□ マガキ (Pacific Oyster) Crassostrea gigas


水道水で洗って塩気を落として、ポン酢をかけて食べてみる。
うま~い!!!
これまで生牡蠣を好きな人の心理が分からないと思っていたけれど、こういう事だったのかぁ~!
これはとまらない!
あっという間に3つもたいらげてしまった。

貝は産卵期に向かって身が太っていき、産卵期前が最も美味しい時期。
マガキは冬が旬というイメージが強いが、マガキの産卵期は6月~8月なので、むしろ冬よりも今の方が身が太っていて美味しい。
マガキは春先の今が一番美味しいよと牡蠣漁師の友達も言っていた。

こんな美味しいものを本当にありがとうございます!

まだ残っているから明日も食べよっと!


<撮影種一覧> 1種
<貝類>
□ マガキ (Pacific Oyster) Crassostrea gigas

□・・・養殖個体



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by takuyamorihisa | 2018-03-19 21:00 | 取り寄せ・市場購入 | Comments(0)

673 宮島 ~20年ぶりに宮島水族館~

今日は宮島に行ってきた。

今、年末の休みで帰省している。
久しぶりにふと宮島水族館へ行きたくなり、宮島へと向かうことにした。

宮島は約3年前に友人と遊びに来たことがあるが、宮島水族館の方はもう20年くらい行っていないと思う。
どうなっているか楽しみだ~

廿日市からフェリーに乗り、宮島へと渡る。
向かえてくれるのは有名な宮島の鹿たち。

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■ ニホンジカ (Sika Deer) Cervus nippon


まるで放し飼いにされているかの様に人に良くなついているが、実は野生個体。
山で見かけるニホンジカは一目散に逃げていくのに、ここの奴らは人慣れしすぎていてびっくする。

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■ ニホンジカ (Sika Deer) Cervus nippon


店先に現れることも。


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■ ニホンジカ (Sika Deer) Cervus nippon


世界遺産となっている厳島神社。
その大鳥居は世界で最も有名な鳥居かもしれない。

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石垣についていたマガキ (Pacific Oyster)。
殻のえん辺部には黄緑~紫色の帯があるのが特徴。

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■ マガキ (Pacific Oyster) Crassostrea gigas


大好きな珍味、カメノテ (Japanese Goose Barnacle)。


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■ カメノテ (Japanese Goose Barnacle) Capitulum mitella


水族館へ行く前にまずは腹ごしらえ。
今シーズン初のマガキ。
あ~やっぱ美味い・・・

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□ マガキ (Pacific Oyster) Crassostrea gigas


宮島名物のあなご丼。
これも美味い!
近年のマアナゴ (Whitespotted Conger)不漁の影響で、あなご丼を売りにしている店舗は大変そうだ。


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■ マアナゴ (Whitespotted Conger) Conger myriastera


お腹も満たされ、いざ水族館へ。
自分が知っている宮島水族館はボロボロの汚い水族館だったが、とても綺麗に改装されている!!!
全く別の水族館じゃん。

まずはフレリトゲアメフラシ (Ragged Seahare)。
このアメフラシは何故か今年中海でよく見られた。例年は全くみないのに不思議。

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□ フレリトゲアメフラシ (Ragged Seahare) Bursatella leachii


斜帯の身体に水玉模様の尾を持つオシャレな魚、タカノハダイ (Spottedtail Morwong)。

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□ タカノハダイ (Spottedtail Morwong) Goniistius zonatus


同じタカノハダイ属の魚なので良く似ているミギマキ (Redlip Morwong)。
名前がいい。

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□ ミギマキ (Redlip Morwong) Goniistius zebra


とても立派なニホンウナギ (Japanese Eel)。

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□ ニホンウナギ (Japanese Eel) Anguilla japonica


ヤマメと亜種の関係にあたるアマゴ (Masu Salmon)。
放流で分布がめちゃくちゃになってしまったが、中国地方で言うと本来の分布域は瀬戸内がアマゴ、日本海側がヤマメになっている。

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□ アマゴ (Masu Salmon) Oncorhynchus masou ishikawae


身近な魚なのに展示されているのは恐らく初めて見たシロギス (Japanese Whiting)。


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□ シロギス (Japanese Whiting) Sillago japonica


多くの水族館ではカブトガニと言えばアメリカカブトガニを展示しているが、ここはさすが瀬戸内だけあってカブトガニ (Japanese Horseshoe Crab)を展示していた。
左がメスで右がオス。


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□ カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab) Tachypleus tridentatus


天然記念物のオオサンショウウオ (Japanese Giant Salamander)。
目が小さすぎて面白い。


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□ オオサンショウウオ (Japanese Giant Salamander) Andrias japonicus


カッコいいアオダイショウ(Japanese Rat Snake)。
これがiPhoneの画像だなんて信じられない。水族館内の写真はほとんどiPhoneによるもの。


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□ アオダイショウ(Japanese Rat Snake) Elaphe climacophora


タイワンガザミ (Flower Crab)のメス。


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□ タイワンガザミ (Flower Crab) Portunus pelagicus


恐ろしい形相で近年人気のオオカミウオ (Bering Wolffish)。


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□ オオカミウオ (Bering Wolffish) Anarhichas orientalis


美しいけれど棘に毒を持つミノカサゴ (Luna Lion Fish)


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□ ミノカサゴ (Luna Lion Fish) Pterois lunulata


同属のハナミノカサゴ (Red Lion Fish)。

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□ ハナミノカサゴ (Red Lion Fish) Pterois volitans


この水族館で感動した展示、牡蠣筏の再現。
そしてその周りをアオリイカ (Bigfin Reef Squid)が泳いでいる。
これは誰のアイデアだろう。最高だ!


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□ アオリイカ (Bigfin Reef Squid) Sepioteuthis lessoniana


どうやって生きたまま水槽へ運べたんだろうかと感動しかないタチウオ (Largehead Hairtail)の展示。
素晴らしい!!!


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□ タチウオ (Largehead Hairtail) Trichiurus lepturus


20年ぶりの宮島水族館はとても見応えがあって、いい意味で期待を裏切ってくれた。
昔いたモンスターのようなピラルクーはどこにいったのかなぁ・・・

帰りに大鳥居の前を再び通ったので撮影。
水が満ちてくるとこの鳥居は水に浮かんでいるようになる。

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ああ楽しかった。


<撮影種一覧> 19種
<カブトガニ類>
<貝類>
□ フレリトゲアメフラシ (Ragged Seahare) Bursatella leachii
■ マガキ (Pacific Oyster) Crassostrea gigas
<甲殻類>
<魚類>
□ ミノカサゴ (Luna Lion Fish) Pterois lunulata
□ ハナミノカサゴ (Red Lion Fish) Pterois volitans
□ ミギマキ (Redlip Morwong) Goniistius zebra
□ タカノハダイ (Spottedtail Morwong) Goniistius zonatus
□ ムツ (Gnomefish) Scombrops boops
□ シロギス (Japanese Whiting) Sillago japonica
□ オオカミウオ (Bering Wolffish) Anarhichas orientalis
□ ニホンウナギ (Japanese Eel) Anguilla japonica
<両生類>
□ オオサンショウウオ (Japanese Giant Salamander) Andrias japonicus
<爬虫類>
<哺乳類>
■ ニホンジカ (Sika Deer) Cervus nippon

□・・・飼育個体




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by takuyamorihisa | 2017-12-28 21:00 | 広島県 | Comments(0)

669 中海産 ~赤貝をいただく~


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今日はサルボウの写真を撮った。

この貝は山陰地方の冬にはなくてはならない、ふるさとの味。
サルボウ、ここでは赤貝と呼ばれているが、これをたっぷりと鍋に入れて甘辛く煮付ける。
一度食べだすとこれが止まらない。
お皿一杯に盛られた赤貝も、一瞬でなくなってしまうほど。

島根県と鳥取県にまたがる汽水湖、中海にはかつて沢山のサルボウが生息しており、この様な食文化が生まれたのだが、残念なことに赤貝漁師は一人もいなくなってしまった。赤貝そのものがいなくなってしまったからだ。(絶滅ではなく、漁業が成立するほどの資源量がなくなってしまった。)
それでも冬にこの貝を食べる文化は残っていて、有明海や岡山県産のものが代用されている。

そしてここ数年、島根県で赤貝の養殖が試験的に行われ、わずかではあるが食用として出回るようになっている。

という貴重な中海産のサルボウをいただいたので、写真を撮って料理してみよう。

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□ サルボウ (Half-crenate Ark) Scapharca kagoshimensis

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□ サルボウ (Half-crenate Ark) Scapharca kagoshimensis 殻長33.4mm


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□ サルボウ (Half-crenate Ark) Scapharca kagoshimensis 殻長34.1mm


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□ サルボウ (Half-crenate Ark) Scapharca kagoshimensis 殻長28.4mm


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□ サルボウ (Half-crenate Ark) Scapharca kagoshimensis 殻長30.3mm


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□ サルボウ (Half-crenate Ark) Scapharca kagoshimensis 殻長25.8mm


よく殻を開けている個体を見かけるが、決して鮮度が落ちている訳ではない。
刺激を与えると元気よく殻を閉じる。

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□ サルボウ (Half-crenate Ark) Scapharca kagoshimensis


そして赤貝という名前(ちなみにサルボウはアカガイとは別種)の由来である、赤い身と赤い血液の写真を撮影してみた。
ヘラで殻をこじ開けて軟体部を傷つけると、真っ赤な血が!!!
脊椎動物の血液の赤い成分ヘモグロビンとは別のエリスロクルオリンという物質による色なのだが、酸素を運搬するために鉄が含まれており、酸化鉄由来の赤い血液を持っている。

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□ サルボウ (Half-crenate Ark) Scapharca kagoshimensis


こういう観察の仕方だと、ちょっと食欲も失せてしまいそうだが、気持ちを切り替えて調理をしてみた。
料理酒、砂糖、しょうゆ、みりんで甘辛く煮付ける。

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□ サルボウ (Half-crenate Ark) Scapharca kagoshimensis


個人の感覚なので、あまり参考にならないが、中海産はより赤貝特有のクセが強い気がする。
恐らく食べつけた人はこのクセがたまらないと思う。
初めての人はちょっと戸惑うかな。
身の食感はプリプリ!
岡山県などの県外から来ているものと、水揚げしてすぐのものの差なので単に鮮度の差によるものなのかもしれないが、自分は美味いと思う!

やはり食べだしたら止まらず、一瞬でなくなってしまった。


<撮影種一覧> 1種
<貝類>
□ サルボウ (Half-crenate Ark) Scapharca kagoshimensis


□・・・養殖個体



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by takuyamorihisa | 2017-12-20 21:00 | 取り寄せ・市場購入 | Comments(0)

655 三重県産 ~桑名のハマグリをいただく~

今日は家で写真を撮った。

日本産のハマグリ類はハマグリ (Common Orient Clam)とチョウセンハマグリ (Hard Clam)の2種。しかしその資源は現在激減し、幻といってもいいほどになってしまった。日本人が普段食べているハマグリ類はほとんどが外国産だろう。
そんな貴重な国産のハマグリ、しかも桑名のハマグリをいただいた!嬉しいっ!

ハマグリはその旨み、身の軟らかさ、多少の粘液、殻の光沢、どれも素晴らしく、個人的に二枚貝で一番美味しいと思う。

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■ ハマグリ (Common Orient Clam) Meretrix lusoria


線があるもの、真っ黒なもの、白っぽいものなど、ハマグリは色々な模様のバリエーションがある。

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■ ハマグリ (Common Orient Clam) Meretrix lusoria 殻長5.1cm


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■ ハマグリ (Common Orient Clam) Meretrix lusoria 殻長4.5cm


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■ ハマグリ (Common Orient Clam) Meretrix lusoria 殻長4.3cm


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■ ハマグリ (Common Orient Clam) Meretrix lusoria 殻長4.5cm


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■ ハマグリ (Common Orient Clam) Meretrix lusoria 殻長4.2cm


昔何かのテレビで見たように、アルミホイルでくるんでから焼いてみた。
焼きたてのハマグリを口に入れる。
濃厚な貝の旨みが口の中に広がる・・・

うまいっ!!!
やっぱりハマグリは格別~!!!

美味すぎて料理の写真を撮るのを忘れてしまった・・・


<撮影種一覧> 1種
<貝類>
■ ハマグリ (Common Orient Clam) Meretrix lusoria



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by takuyamorihisa | 2017-10-10 21:00 | 取り寄せ・市場購入 | Comments(0)