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707 千葉県産 ~チョウセンハマグリが美味しすぎて・・・~

*この記事は2018年4月14日のものです。

今日は家で写真を撮った。

キーモンさんと鳥撮りの帰り、晩御飯の食材を調達するため玄人向けの魚屋さんへ。
ここはいつ来てもいい魚がある。

たくさんありすぎてどれにしようか困るのだが、今日選んだのは千葉県産のハマグリと島根県産の「どろえび」「もさえび」ことクロザコエビ。
帰って写真と料理が楽しみだ!

まずはハマグリから。
実はこれ、ハマグリ (Common Orient Clam)ではなく、チョウセンハマグリ (Hard Clam)。同じハマグリ属の貝だが、種が違う。
外見だけで見分けるのはプロでも間違うくらいとても難しいのだが、どちらかというとハマグリはより丸っこくて、チョウセンハマグリはちょっと角ばっているイメージ。
和名にチョウセンとつくと、海外産の貝の様に感じるが、元々日本に生息しているハマグリだ。
*両種のちゃんとした見分けは「beachmollusc ひむかのハマグリ」さんにとても参考になる方法がある。筆者も食べた後に殻の内側を見て套線湾入より判断した。



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■ チョウセンハマグリ (Hard Clam) Meretrix lamarckii


模様は個体によって微妙に違う。

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■ チョウセンハマグリ (Hard Clam) Meretrix lamarckii 殻長6.7cm


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■ チョウセンハマグリ (Hard Clam) Meretrix lamarckii 殻長6.7cm


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■ チョウセンハマグリ (Hard Clam) Meretrix lamarckii 殻長6.9cm


焼きも美味いのだが、失敗すると悲しいので安定の酒蒸しに。
内臓まで食べるような海産物は、旬が味に最も影響を与えると思う。
二枚貝の旬は春であることが多い。この時期は身がパンパンにつまっていて最高なのだ!

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■ チョウセンハマグリ (Hard Clam) Meretrix lamarckii


見てのとおり身はパンパン。
口に入れると・・・

美味すぎる。涙が出そうだ。
こんな美味しいハマグリは生まれて初めて。噛めば噛むほど甘味が口に広がる・・・

これで250円/個は安すぎる!!!

続いて山陰の名物、「どろえび」「もさえび」ことクロザコエビ (Kuro Shrimp)。
このエビはエビジャコ科に属していて、日本人がエビと聞いて連想する姿とはかなり違っている。
左右の眼がくっついているし、底生性なのでずんぐりした体つき。
見た目はあまり美しくないけれど、これが美味い。甘味がとても強く、かつ上品なのだ。
しかし、これは痛むのがとても早く、産地でしか食べられない。山陰地方へ来たときは是非食べてもらいたい食材のひとつだ。

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■ クロザコエビ (Kuro Shrimp) Argis lar

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■ クロザコエビ (Kuro Shrimp) Argis lar 体長13.4cm


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■ クロザコエビ (Kuro Shrimp) Argis lar 体長13.4cm


眼はまるでミラーボール。

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■ クロザコエビ (Kuro Shrimp) Argis lar 体長13.4cm


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■ クロザコエビ (Kuro Shrimp) Argis lar 体長12.3cm

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■ クロザコエビ (Kuro Shrimp) Argis lar 体長12.3cm


卵は美しい緑色。
オーストラリア産のクリソプレーズの様。
オスはとても小さく、可食部がほとんどないので、流通しているのは100%メスになる。


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■ クロザコエビ (Kuro Shrimp) Argis lar 体長12.3cm


鮮度が良過ぎると刺身で食べても甘味が感じられないので、塩焼がおすすめ。
プリプリでとても甘い焼きエビの出来上がり。

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■ クロザコエビ (Kuro Shrimp) Argis lar


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■ クロザコエビ (Kuro Shrimp) Argis lar


あ~うまい!

こんなに美味しいものを1日で食べてしまっていいのだろうか。
朝から晩までとても贅沢な時間を過ごす事ができた。
あ~幸せ。


<撮影種一覧> 2種
<貝類>
■ チョウセンハマグリ (Hard Clam) Meretrix lamarckii
<甲殻類>



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by takuyamorihisa | 2018-05-17 21:10 | 取り寄せ・市場購入 | Comments(0)

709 玉湯町 ~昼間のシンジコフナムシ~

*この記事は2018年4月19日のものです。

今日は玉湯町で写真を撮った。


このフナムシは他のフナムシに比べ警戒心が強く、日中は影に隠れてじっとしている。
ちょっとでも人の気配を察知すると隠れて出てこないので、人目につくことはなく、宍道湖にフナムシがいること自体を知らない人も多いと思う。

日中シンジコフナムシを探すのならば護岸にあるブロックの隙間が一番簡単。
濡れている場所が大好きだけれど、水を被るのは大嫌い。
この条件を満たせる場所を調べていくとみつかると思う。
身体は小ぶりだということも覚えておかないと見落とすかもしれない。

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■ シンジコフナムシ (Ligia shinjiensis) Ligia shinjiensis


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■ シンジコフナムシ (Ligia shinjiensis) Ligia shinjiensis

ブロックの隙間に顔を入れて、5分間待ってやっと撮影。

夜はほいほい歩いているので簡単にみるけることができる。


<撮影種一覧> 1種
<甲殻類>


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by takuyamorihisa | 2018-05-11 21:00 | 島根県 | Comments(0)

575 美保関 ~春の小鳥たち~

*この記事は2017年4月14日のものです。

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今日は美保関に行ってきた。

今日は先輩フォトグラファーのキーモンさんと行く、月に1度の鳥撮り。
先月はたくさんのウソ (Eurasian Bullfinch)がみられたが、今日はどんな鳥に出会えるかなぁ・・・

最初は腕慣らしということでマクロ撮影。
セイヨウタンポポ (Common Dandelion)の花。

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■ セイヨウタンポポ (Common Dandelion) Taraxacum officinale


クサイチゴ (Hirsute Raspberry)の花。

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■ クサイチゴ (Hirsute Raspberry) Rubus hirsutus


イタドリハムシ (Gallerucida bifasciata)。
イタドリというのは植物の名前のこと。子供の頃、帰り道に生えているイタドリ (Japanese Knotweed)をカッポンと呼んでかじっていたのを思い出す。

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■ イタドリハムシ (Gallerucida bifasciata) Gallerucida bifasciata
少しベニシオマネキ氏 @uca_farmさんに教えていただいた。


最も普通にみられるアリのひとつ、クロヤマアリ (Formica japonica)。

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■ クロヤマアリ (Formica japonica) Formica japonica


朽木の中にいたシロアリ科の1種 (Termitidae)。

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■ シロアリ科の1種 (Termitidae) Termitidae sp.


カミキリムシの仲間か、タマムシの仲間の幼虫。

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■ コウチュウ目の1種 (Beetle) Coleoptera sp.


カメラ目線がかわいいマミジロハエトリ (Evarcha albaria)のメス。

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■ マミジロハエトリ (Evarcha albaria)Evarcha albaria


アメンボ科の1種 (Water Strider)。

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■ アメンボ科の1種 (Water Strider) Gerridae sp.


木の杭にとまって、虫を探しているジョウビタキ (Daurian Redstart)のオス。

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■ ジョウビタキ (Daurian Redstart) Phoenicurus auroreus


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■ ジョウビタキ (Daurian Redstart) Phoenicurus auroreus


木の枝にとまって餌探し。

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■ ジョウビタキ (Daurian Redstart) Phoenicurus auroreus


地面に降り立ったメス。メスは全く羽色が違う。

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■ ジョウビタキ (Daurian Redstart) Phoenicurus auroreus


ノビタキ (African Stonechat)のオス。
ノビタキもジョウビタキと同じように、見晴らしのよい高い場所から虫を探していた。

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■ ノビタキ (African Stonechat) Saxicola torquata


ノビタキのメス。

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■ ノビタキ (African Stonechat) Saxicola torquata


ホオジロ (Meadow Bunting)。

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■ ホオジロ (Meadow Bunting) Emberiza cioides


民家の近くから、ちょっとした山の公園まで、どこでもみられるヒヨドリ (Brown-eared Bulbul)。
枝でみえん!笑


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■ ヒヨドリ (Brown-eared Bulbul) Hypsipetes amaurotis


ビジュアル的に最も春らしい鳥のひとつ、メジロ (Japanese White-eye)。
しかも桜の蜜吸っている!喜


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■ メジロ (Japanese White-eye) Zosterops japonicus


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■ メジロ (Japanese White-eye) Zosterops japonicus


アクロバティックな蜜吸いもみせてくれる。

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■ メジロ (Japanese White-eye) Zosterops japonicus


よく見かけるものの警戒心が強いのでなかなか近寄れないイメージのアトリ (Brambling)。

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■ アトリ (Brambling) Fringilla montifringilla


大好きな鳥のひとつ、キビタキ (Narcissus Flycatcher)を発見するも、おしりしか撮影できず・・・

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■ キビタキ (Narcissus Flycatcher) Ficedula narcissina


冬の平地では定番の鳥、ツグミ (Dusky Thrush)。
そういえばこの鳥は地面を歩いている事が多い。

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■ ツグミ (Dusky Thrush) Turdus naumanni


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■ ツグミ (Dusky Thrush) Turdus naumanni


楽しい鳥撮りの帰りは、ときめく魚屋さんで食材の購入。

今日買ったのは山陰を代表するエビのひとつ、どろえびことクロザコエビ (Kuro Shrimp)。
鮮度が良すぎるものは刺身よりも塩焼きがおすすめ。

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■ クロザコエビ (Kuro Shrimp) Argis lar


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■ クロザコエビ (Kuro Shrimp) Argis lar


あま~い!うま~い!

いや~今日も贅沢な一日を過ごさせてもらったなぁ~!


<撮影種一覧> 17種
<植物>
■ セイヨウタンポポ (Common Dandelion) Taraxacum officinale
■ クサイチゴ (Hirsute Raspberry) Rubus hirsutus
<クモ類>
■ マミジロハエトリ (Evarcha albaria)Evarcha albaria
<甲殻類>
<昆虫>
■ イタドリハムシ (Gallerucida bifasciata) Gallerucida bifasciata
■ コウチュウ目の1種 (Beetle) Coleoptera sp.
■ クロヤマアリ (Formica japonica) Formica japonica
■ シロアリ科の1種 (Termitidae) Termitidae sp.
■ アメンボ科の1種 (Water Strider) Gerridae sp.
<鳥類>
■ ヒヨドリ (Brown-eared Bulbul) Hypsipetes amaurotis
■ メジロ (Japanese White-eye) Zosterops japonicus
■ キビタキ (Narcissus Flycatcher) Ficedula narcissina
■ アトリ (Brambling) Fringilla montifringilla



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by takuyamorihisa | 2018-05-01 21:00 | 島根県 | Comments(0)

662 中海産 ~モクズガニをいただく~

今日は家で写真を撮った。

今日は中海産の立派なモクズガニ (Japanese Mitten Crab)をいただいた。嬉しい!
なぜこれほど喜ぶかというと、ずっと試してみたい食べ方があったからだ。

香港で食べた近縁種の Chinese Mitten Crab (チュウゴクモクズガニ)が本当に美味しくて、この食べ方ならばモクズガニも超美味しく食べれるに違いないと思っている。

それは甲を皿にして、歩脚、鉗脚の身を全て集める。
集まったところに黒酢ベースの三杯酢をたっぷりとかけて口の中にカニ肉をほうばるという食べ方だ。

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■ モクズガニ (Japanese Mitten Crab) Eriocheir japonica


やばい・・・
この美味さはちょっとレベルが違う・・・
極上だ・・・

読みは大正解だった。このカニの身質はしっかりとしていて、カニの風味はやや薄い。これに黒酢の旨みとさわやかさと甘さがマッチして、口の中が天国になってしまった。
ただ身を集めるのが非常に面倒。これを人がやってくれるならレストランで1,200円だしても食べたいな。というか、モクズガニ専門店を開いてしまおうかな・・・

ちなみにもう少しチュウゴクモクズガニについて説明すると、香港では大閘蟹(だーじゃーはい)と呼ばれていて、上海ガニと呼ぶのは日本でだけ。
よくモクズガニの説明で、「あの上海ガニの仲間なんですよ。」などと言うけれど、上海ガニを食べたことがある人が一体何人いるだろう?
何かに例えるならば、みんなが知っているものでないといけないと思うが、上海ガニよりもまだモクズガニの方が実際に触れたことある人が多いと思う。

この逆転現象を解決するためにも、モクズガニ専門店かなぁ・・・笑


<撮影種一覧> 1種
<甲殻類>



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by takuyamorihisa | 2017-11-10 21:00 | 取り寄せ・市場購入 | Comments(0)

656 宍道湖 ~世界でも2つの湖にしかいないフナムシ~

今日は宍道湖(Lake Shinji)で写真を撮った。

前からずっと撮影したいと思っていたフナムシがいる。
その名もシンジコフナムシ (Ligia shinjiensis)。

フナムシ属は日本に8種が生息している。その中でもシンジコフナムシは島根県の宍道湖と神西湖にしか生息していない。つまり、世界でもこの2つの湖にしか生息していないとても貴重なフナムシなのだ。これは本当にすごいことなのだが、フナムシの仲間はあまり人気もなく、地元でもあまり知られていない。

その貴重なシンジコフナムシがこちら。

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■ シンジコフナムシ (Ligia shinjiensis) Ligia shinjiensis


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■ シンジコフナムシ (Ligia shinjiensis) Ligia shinjiensis


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■ シンジコフナムシ (Ligia shinjiensis) Ligia shinjiensis


今のところ、いるところに行けばいくらでもみられる種。
シンジコフナムシがいつまでもこの場所で生息し続ける事ができますように。


<撮影種一覧> 1種
<甲殻類>



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by takuyamorihisa | 2017-10-12 21:00 | 島根県 | Comments(0)

654 駿河湾産 ~アカザエビを取り寄せて食べてみた~

今日は家で写真を撮った。

突然だがアカザエビ (Japanese Lobster)というエビがいる。
これがものすごく美味しい。
今まで食べたエビの中でもダントツの1位だ。

しかし残念なことに漁獲量が少ない上に需要が高く、一般人が入手するのは非常に困難なエビでもある。

2年半前に沼津で購入したことがあるが、生ではなく冷凍だったため良い標本写真が撮れなかった。
いつか冷凍でないアカザエビを取り寄せてやろうと、ずっと探していたのだが、ついに生のアカザエビを通販してくれる業者を発見した。

朝どれのアカザエビ。
1kg(約12尾入り)で12,000円・・・
1匹1,000円もするんかい!

なんという高級なエビだろうか・・・

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■ アカザエビ (Japanese Lobster) Metanephrops japonicus

しかし大きさは恐らく最大級。これで120g。

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■ アカザエビ (Japanese Lobster) Metanephrops japonicus


このエビは深海に住むエビで、見た目から想像がつくようにロブスターの仲間。
殻は結構硬い。

前回の冷凍ものに比べると、やっぱり綺麗だ。

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■ アカザエビ (Japanese Lobster) Metanephrops japonicus 18cm 83g


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■ アカザエビ (Japanese Lobster) Metanephrops japonicus 18cm 83g


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■ アカザエビ (Japanese Lobster) Metanephrops japonicus 19cm 120g


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■ アカザエビ (Japanese Lobster) Metanephrops japonicus 19cm 120g

1匹1,000円もするのでミスは許されない。
最高の食べ方でいただかなければハッピーになるどころかブルーになってしまう・・・

まずはソテーにしてみた。
半分に割って、フライパンで焼く。

おやっ身がフライパンにくっついてしまったぞ・・・

あれ?
あれ?

身がボロボロに・・・
美味しい味噌もどこかへ消えていってしまった・・・

しかし、ボロボロになった身を口の中へ入れると・・・
うま~いっ!!!
エビ特有の風味はほとんどなく、安心して食べられる&甘い。

次こそは失敗しないように料理しよう。
前回とても美味しかった蒸し焼きに挑戦。

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■ アカザエビ (Japanese Lobster) Metanephrops japonicus


美味いです。
特に味噌(中腸腺)が美味すぎる!

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■ アカザエビ (Japanese Lobster) Metanephrops japonicus


そして再度ソテーに挑戦。
今度は身がボロボロにならないように殻を下にしたまま、アルミホイルで落し蓋をして調理してみよう。

三度目の正直とはよく言ったもので、これは完璧と言えるほど上手に調理できた。

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■ アカザエビ (Japanese Lobster) Metanephrops japonicus

うまい!
甘さ、うまみ、エビの臭みなし、とても上品な味だ。
バターとよく合う。

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■ アカザエビ (Japanese Lobster) Metanephrops japonicus


正直な事を言うと前回の冷凍の方が味は上だったが、旬が関係しているのかもしれない。
もしくは水揚げ直後に冷凍したものの方が、冷蔵で1日経ったものよりも美味なのか。

何年後になるか分からないが、いつかまたアカザエビを食べてみたいと思う。


<撮影種一覧> 1種
<甲殻類>
■ アカザエビ (Japanese Lobster) Metanephrops japonicus




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by takuyamorihisa | 2017-10-07 21:00 | 取り寄せ・市場購入 | Comments(0)

609 曽根干潟 ~チゴガニのウェービング~

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今日は曽根干潟(Sone Tidal Flat)に行ってきた。

島根県松江市から北九州市の曽根干潟までは車で約5時間かかる。風邪をひいて割れるような頭痛の中、なんとか身体にムチを打って曽根干潟へやってきた。
狙うはカブトガニの産卵行動!

現在、日本のカブトガニの生息状況は危機に瀕しており、その姿を見る事が出来る場所はごくわずかしか残っていない。

曽根干潟へ来るのは今年で3回目。昨年は運よくカブトガニの産卵を撮影することができたが、今年は撮影できるだろうか???

夕方、ホテルへチェックインする前に干潟へと向かった。
満潮は午後11時半なので、今は干潮の状態。

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干潮時のターゲットはチゴガニ (Ilyoplax pusilla)。実はまだあまりいい写真を撮れたことがない。
確か去年はこのあたりにいたと思うけど・・・


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いたっ!

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■ チゴガニ (Ilyoplax pusilla Ilyoplax pusilla


餌を食べながら、ウェービングと呼ばれるハサミを大きく振り上げる行動をとっている。

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■ チゴガニ (Ilyoplax pusilla Ilyoplax pusilla

かわいい・・・

チゴガニの口の周りは繁殖期に青くなる。この個体はやや青っぽくなってきている。

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■ チゴガニ (Ilyoplax pusilla Ilyoplax pusilla


チゴガニ (Ilyoplax pusilla)の標本写真。
甲幅わずか3.6mm!小さい!!!

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■ チゴガニ (Ilyoplax pusilla Ilyoplax pusilla 甲幅3.6mm

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■ チゴガニ (Ilyoplax pusilla Ilyoplax pusilla 甲幅3.6mm


この場所では最も多くみられたヤマトオサガニ (Macrophthalmus japonicus)。
鉗脚(ハサミ)の大きいのはオス。

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■ ヤマトオサガニ (Macrophthalmus japonicus) Macrophthalmus japonicus

メスは鉗脚が小さい。

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■ ヤマトオサガニ (Macrophthalmus japonicus) Macrophthalmus japonicus

香港ではおなじみのシオマネキ (Bowed Fiddler Crab)。
ここでは個体数が少ない。

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■ シオマネキ (Bowed Fiddler Crab) Uca arcuata

シオマネキメスの巣穴。盛り上がった形で面白い。

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■ シオマネキ (Bowed Fiddler Crab) Uca arcuata


ハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab)はたくさんみられた。
オスは片方の鉗脚(ハサミ)が巨大化する。



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■ ハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab) Uca lactea 甲幅10.7mm

腹面。

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■ ハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab) Uca lactea 甲幅10.7mm

別の個体。オス。

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■ ハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab) Uca lactea 甲幅10.7mm

メスの鉗脚は両方とも小さい。

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■ ハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab) Uca lactea 甲幅8.9mm


ヒメアシハラガニ (Helicana japonica)。

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■ ヒメアシハラガニ (Helicana japonica) Helicana japonica 甲幅10.8mm



撮影を終えて、ホテルに戻ろうとしたところで、調査をしている人たちに挨拶する。
なんと広島大学の学生さんで、カブトガニの産卵を見るたびにはるばる来ていたとのこと。

しかも、カブトガニがいる場所まで教えてくれたっ!

産卵に向け、満潮を待っているカブトガニ (Japanese Horseshoe Crab)のペア。
大きい・・・

やっぱカブトガニはかっこいいわ・・・


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■ カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab) Tachypleus tridentatus


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■ カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab) Tachypleus tridentatus


全く動かず、かといって産卵行動をしている訳でもなく。やはり満潮を待っているのだろう。
さっそく感動。

海へ来て頭痛も治ったし、今晩の撮影はがんばるぞ~!!!


<撮影種一覧> 6種
<カブトガニ類>
<甲殻類>


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by takuyamorihisa | 2017-07-26 21:00 | 福岡県 | Comments(0)

590 Haifeng ~トゲノコギリガザミを食らう~

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今日はHaifeng(海豊県)で食事をした。

出張で広東省に来ている。
午前中は香港からこちらへ来るときに、高速道路のトンネル内でタイヤがバーストしてしまうという、九死に一生を得るようなトラブルに見舞われた。いや一死に九生くらいかな。それでも自分の人生で10本の指に入る冷や汗事件だった。

そんなトラブルを経て、無事今日の仕事も終わり、チームみんなでディナー。
初めてのレストランだが、とっても美味しいこの地方の料理を味わえて最高。
広東料理は日本人には食べやすいというか、ドンピシャな味付けだ。

恐らくシジミの醤油漬け。食べると半生で、チーズのような食感。
貝にあたると怖いという先入観から、思いっきり楽しめない。恐らく食べ慣れると病み付きになると思う。

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■ シジミ属の1種 (Corbicula) Corbicula sp.

そして一番美味しかったのがこちら。
トゲノコギリガザミの蒸し。
このカニは中国、東南アジアで養殖されており、水がなくてもしばらくは活かしておける。レストランではポピュラーな食材のひとつだ。

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■ トゲノコギリガザミ (Green Mud Crab) Scylla paramamosain

ちょっと味があるので、スープをかけながら蒸したのかもしれない。
これがまた極上の味であった。

メインはやはり大きな鉗脚(ハサミ)。

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■ トゲノコギリガザミ (Green Mud Crab) Scylla paramamosain

ノコギリガザミ属は鉗脚の腕節の棘をみることで見分ける事ができる。
*詳しくは眼遊を参照してください。

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■ トゲノコギリガザミ (Green Mud Crab) Scylla paramamosain

今のところ、このカニが最も美味いカニだと思う。
美味しいものを食べて元気が出てきたぞ~!!!


<撮影種一覧> 2種
<貝類>
■ シジミ属の1種 (Corbicula) Corbicula sp.
<甲殻類>


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by takuyamorihisa | 2017-06-08 21:00 | 取り寄せ・市場購入 | Comments(0)

573 呉市 ~久々の瀬戸内海~

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今日は呉市に行ってきた。

今日は久々に地元へ戻ってきた。
日本海は綺麗な海だけれど、干満の差がほどんどないので干潟がない。一方瀬戸内海は随分数が少なくなったものの、まだまだ遊べる干潟が残っている。
干潟は生物が多くて本当に面白い場所。

という訳で地元の親友とぶらり干潟探索だ。
アラフォーおじさん二人で干潟で生き物を探して遊んだ。

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見せてあげたかったのがハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab)。
18年間瀬戸内で育ったのに、住んでいた頃にはその存在を知らず、シオマネキと言えば南の海にしかいないものだと思い込んでいた。

干潟のカニはその底質の粒の大きさによって住み分けがあって、ハクセンシオマネキだとちょうど上の写真のような綺麗な砂がお好み。
コメツキガニ (Sand Bubbler Crab)などもこのような環境が好き。
さあどんなカニに出会えるかな~。

これらのカニは巣穴の周りにいるので、まずは穴を見つけるのが手っ取り早い。
しかし穴がない。
全然ない。

生き物がいたと思って最初に撮影したのはタカラダニの仲間だった。

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■ タカラダニ科の1種 (Erythraeidae) Erythraeidae sp.


この場所ではこれと言ってときめく生物に出会えなかったので移動。
今度は礫が転がる浜へ。
こういった場所ではハクセンシオマネキやスナガニに出会うのは難しくなる。

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石をめくって生き物を探す。

いたいた。ヒライソガニ (Gaetice depressus)。

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■ ヒライソガニ (Gaetice depressus) Gaetice depressus


ヒライソガニは体色変異が大きく、この様な白い個体も。
ただ、ある程度大きくなると同じ様な模様ばかりになるような気がする。

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■ ヒライソガニ (Gaetice depressus) Gaetice depressus


貫録のある大型個体。

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■ ヒライソガニ (Gaetice depressus) Gaetice depressus 甲幅2.2cm


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■ ヒライソガニ (Gaetice depressus) Gaetice depressus 甲幅2.2cm


口の横にある顎脚をアップで撮影してみた。
細かい毛が沢山生えていてとても美しい。


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■ ヒライソガニ (Gaetice depressus) Gaetice depressus 甲幅2.2cm


石をめくっていくと、魚が隠れている事もある。
ミミズハゼ (Flat-headed Goby)だ。

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■ ミミズハゼ (Flat-headed Goby) Luciogobius guttatus


石の下には貝もたくさん。

ヒザラガイの仲間のケハダヒザラガイ (Acanthochitona defilippii)。

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■ ケハダヒザラガイ (Acanthochitona defilippii) Acanthochitona defilippii


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■ ケハダヒザラガイ (Acanthochitona defilippii) Acanthochitona defilippii

赤味が強くカラフルなイシダタミ (Monodonta confusa)。

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■ イシダタミ (Monodonta confusa) Monodonta confusa


巻貝の仲間。


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■ 新生腹足目の1種 (Caenogastropoda) Caenogastropoda sp.


アオガイの仲間。

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■ Nipponacmea属の1種 (Nipponacmea) Nipponacmea sp.


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■ Nipponacmea属の1種 (Nipponacmea) Nipponacmea sp.


産卵していたカラマツガイ (Siphonaria japonica)。

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■ カラマツガイ (Siphonaria japonica) Siphonaria japonica
メナシストさんにみていただいた。


ハクセンシオマネキはみられなかったが、親友も楽しんでくれたようでよかった。
なかなか帰れないけれど、故郷の海の事ももっと詳しくなっていきたいなぁ。

Ryoji、忙しいのに付き合ってくれてありがとう!!!


<撮影種一覧> 8種
<貝類>
■ ケハダヒザラガイ (Acanthochitona defilippii) Acanthochitona defilippii
■ Nipponacmea属の1種 (Nipponacmea) Nipponacmea sp.
■ イシダタミ (Monodonta confusa) Monodonta confusa
■ 新生腹足目の1種 (Caenogastropoda) Caenogastropoda sp.
■ カラマツガイ (Siphonaria japonica) Siphonaria japonica
<クモ類>
■ タカラダニ科の1種 (Erythraeidae) Erythraeidae sp.
<甲殻類>
<魚類>



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by takuyamorihisa | 2017-04-01 21:00 | 広島県 | Comments(0)

572 宍道湖自然館ゴビウス ~カワヤツメ引き続き展示中~


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今日は宍道湖自然館ゴビウス(Shinjiko Nature Musium Gobius)に行ってきた。

出雲市園町にある小さな水族館ゴビウスは、汽水湖宍道湖と中海を含む斐伊川水系の生物をメインに展示してある。一般的な水族館にいる熱帯魚などは展示しておらず、地元にはどんな魚が生息しているのか、それを勉強するにはぴったりの施設だ。
悪く言うと地味な魚ばかりしかいない、マニアックな水族館でもある。

展示は少なく、30分あれば一通り見る事ができるほど。
逆に言うと、通うのにはちょうどよいボリューム。そのためついつい足を運んでしまう。

印象に残った生き物だけをiPhoneで撮影してみた。

まずはカワヤツメ (Arctic Lamprey)。これは小さな個体。3月なので、恐らく川で4年間の幼生時代を終え、変態し、海へ向かう途中に捕獲されたものだろう。

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□ カワヤツメ (Arctic Lamprey) Lethenteron japonicum


標準和名に宍道湖を冠したシンジコハゼ (Gymnogobius taranetzi)。
島根県宍道湖や富山県、石川県、福井県など、日本海側の汽水域に生息する。
鰭が黒くなり、体側に黄色の横帯が出ている雌の婚姻色が綺麗!

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□ シンジコハゼ (Gymnogobius taranetzi) Gymnogobius taranetzi


宍道湖畔で最も多くみられるカニ、クロベンケイガニ (Chiromantes dehaani)。

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□ クロベンケイガニ (Chiromantes dehaani) Chiromantes dehaani


斐伊川の上流の方へ行けばみられるヤマメ (Masu Salmon)。

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□ ヤマメ (Masu Salmon) Oncorhynchus masou


ここからはちょっと水族館チックな展示の紹介。

非常に珍しいアルビノのナマコ。種はマナマコかアカナマコだろうが色が分からないので同定は難しい・・・
宍道湖、中海など汽水域にはナマコの仲間は生息していないので境水道か日本海で採れたものだろう。
*かつてマナマコは色彩の違いでアカナマコ、アオナマコ、クロナマコと呼ばれていたが、そのうちのアカナマコは独立した種となり、旧マナマコはアカナマコ、マナマコの2種に分けられた。

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□ マナマコ属の1種 (Apostichopus) Apostichopus sp.

カミクラゲ (Spirocodon saltator)。
宍道湖、中海ではみられないクラゲだ。海のクラゲかな?
まるで髪の毛の様な繊細な触手が美しい。

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□ カミクラゲ (Spirocodon saltator) Spirocodon saltator


今日も楽しい時間をありがとう!!!
また近いうちに来ます。


<撮影種一覧> 6種
<刺胞動物>
□ カミクラゲ (Spirocodon saltator) Spirocodon saltator
<甲殻類>
<棘皮動物>
□ マナマコ属の1種 (Apostichopus) Apostichopus sp.
<魚類>
□ シンジコハゼ (Gymnogobius taranetzi) Gymnogobius taranetzi


□・・・飼育個体

スカパー!

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by takuyamorihisa | 2017-03-26 21:00 | 島根県 | Comments(0)