710 島根町 ~謎の赤いつぶつぶ~



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今日は島根町に行ってきた。

我が家の2歳児が海にハマっている。
小さなカニやフナムシを捕まえる楽しさに目覚めたようで、今日も海へ行きたいという。
自分も撮影ができるので自然で遊ぶのは一石二鳥だ。

ちょうど刺し網で漁獲した魚をはずしているお年寄りがいたので、あいさつすると魚を触らせてもらえることに。
図鑑でしか見たことがないサメ(恐らくトラザメ)を触る事ができて大喜び。

上機嫌で海岸へ行くと、たくさんのアメフラシ (Kuroda's Sea Hare)が。

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■ アメフラシ (Kuroda's Sea Hare) Aplysia kurodai


アメフラシもとりあえず触ってみる。
柔らかい不思議な感触に興味津々のようだ。


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■ アメフラシ (Kuroda's Sea Hare) Aplysia kurodai


クロヘリアメフラシ (Little Sea Hare)も多い。

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■ クロヘリアメフラシ (Little Sea Hare) Aplysia parvula


続いてタイドプールへ。

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水面に浮いていたクモ。
イソハエトリ (Hakka himeshimensis)だ。
ハエトリグモの仲間だが、海の磯に生息している。


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■ イソハエトリ (Hakka himeshimensis) Hakka himeshimensis


ベリルイソギンチャク (Anthopleura sp.)たち。
口の周りが赤く色づいていること、体側の吸着イボに砂粒などがあまり吸い寄せられない事からヨロイイソギンチャク (Anthopleura uchidai)と見分けができる。
ここでたくさんみられるミドリイソギンチャク (Anthopleura fuscoviridis)は体側が鮮やかな蛍光グリーンなので、パッとみただけで違うと判断できるだろう。


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■ ベリルイソギンチャク (Anthopleura sp.) Anthopleura sp.

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■ ベリルイソギンチャク (Anthopleura sp.) Anthopleura sp.


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■ ベリルイソギンチャク (Anthopleura sp.) Anthopleura sp.


汽水域でもみられるウミウシの仲間、ブドウガイ (Japanese Bubble Snail)。

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■ ブドウガイ (Japanese Bubble Snail) Haminoea japonica


オレンジ色のかわいらしいウミウシ?

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捕まえて白バックで撮影すると、何か違和感がある。
あれ?
これはウミウシじゃないぞ~。

アラムシロ (Nassarius festivus)という小さな巻貝の殻の上に何かが赤いつぶつぶがくっついている!!!

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■ ヒドロ虫綱の1種B (Hydrozoa) Hydrozoa sp.
りゅうこさんに教えていただいた。


この変わったアラムシロは1個体だけでなく、合計3個体みつけることができた。
ヒドロ虫綱というのはイソギンチャクやクラゲなどと同じ刺胞動物の仲間。


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■ ヒドロ虫綱の1種B (Hydrozoa) Hydrozoa sp.


今まで気が付かなかっただけかもしれないが、こんなのは初めて。
近所の海でも、まだまだ知らない事だらけで本当おもしろいっ!


<撮影種一覧> 6種
<刺胞動物>
■ ベリルイソギンチャク (Anthopleura sp.) Anthopleura sp.
■ ヒドロ虫綱の1種B (Hydrozoa) Hydrozoa sp.
<貝類>
■ ブドウガイ (Japanese Bubble Snail) Haminoea japonica
■ アメフラシ (Kuroda's Sea Hare) Aplysia kurodai
■ クロヘリアメフラシ (Little Sea Hare) Aplysia parvula
<クモ類>
■ イソハエトリ (Hakka himeshimensis) Hakka himeshimensis



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by takuyamorihisa | 2018-04-21 21:00 | 島根県 | Comments(0)

702 島根町 ~理想のミドリイソギンチャク~

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今日は島根町に行ってきた。

昨日のタイドプール遊びが楽しすぎたので今日も同じ海岸へ。どんな生き物がいるかなぁ・・・
ワクワクしながら行ったものの、あいにくの強風。
水面は波立って見えないし、寒いのが辛い。

風の影に移動してちょっとだけ撮影することにした。

体側の吸着イボに小石や砂をたくさんくっつけたヨロイイソギンチャク (Anthopleura uchidai)。

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■ ヨロイイソギンチャク (Anthopleura uchidai) Anthopleura uchidai


つんつんと刺激すると、驚いて触手を引っ込めた。
吸着イボにくっついた砂や小石がみごとなカモフラージュとなっている。


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■ ヨロイイソギンチャク (Anthopleura uchidai) Anthopleura uchidai


ミドリイソギンチャク (Anthopleura fuscoviridis)。
個体数はヨロイイソギンチャクの5倍くらい。

触手は濃いピンク、体側のイボは濃いライムグリーンの、理想的なミドリイソギンチャクを発見!
なんて美しいのだろうか!!!

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■ ミドリイソギンチャク (Anthopleura fuscoviridis) Anthopleura fuscoviridis


こちらもつんつんと刺激すると触手を引っ込める。
体側のイボに小石などがくっついていないことがよく分かる。

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■ ミドリイソギンチャク (Anthopleura fuscoviridis) Anthopleura fuscoviridis


ちなみに上の写真のようなミドリイソギンチャクは珍しく、ここまで彩度の高い個体はなかなかみられない。
ミドリイソギンチャクはカラーバリエーションが多く、特に触手の色は個体によって様々。
紫外線を当ててなくても、この発色は蛍光色なんだろうなと想像できる。

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■ ミドリイソギンチャク (Anthopleura fuscoviridis) Anthopleura fuscoviridis


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■ ミドリイソギンチャク (Anthopleura fuscoviridis) Anthopleura fuscoviridis


最後に水溜りにうじゃうじゃいたボウフラを撮影。
塩水にも強いトウゴウヤブカかもしれないけれど、同定した訳じゃないので科どまりにしておこう。蚊だけに・・・

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■ カ科の1種 (Mosquito) Culicidae sp.

次の週末こそは風がやんで欲しい!


<撮影種一覧> 3種
<刺胞動物>
■ ヨロイイソギンチャク (Anthopleura uchidai) Anthopleura uchidai
<昆虫類>
■ カ科の1種 (Mosquito) Culicidae sp.



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by takuyamorihisa | 2018-04-01 21:00 | 島根県 | Comments(0)

390 Aquarium Of The Bay ~サンフランシスコの水族館~

*この記事は2014年1月31日のものです。

今日はAquarium Of The Bay (アクアリウム・オブ・ザ・ベイ)に行ってきた。

飛行機まで時間があるので午前中は観光地のピア39へ。
ここはSan Francisco(サンフランシスコ)のピア(船着場)の中でも最も観光客でにぎわうところだ。

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その理由のひとつはアシカがここで見られること。
ここでは毎日野生のCalifornia Sea Lion (カリフォルニアアシカ)を見ることができるのだ。

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■ California Sea Lion (カリフォルニアアシカ) Zalophus californianus

観光客の目の前でのんびりした姿をみせてくれる。

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■ California Sea Lion (カリフォルニアアシカ) Zalophus californianus


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■ California Sea Lion (カリフォルニアアシカ) Zalophus californianus

これを見るだけでも足を運ぶ価値があるのだが、ちょうどここにはAquarium Of The Bay (アクアリウム・オブ・ザ・ベイ)という水族館があるので入ってみた。
この水族館には8年前も訪れたことがあり、今回が2回目だ。

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Californian Anchovy (カリフォルニアンアンチョビー)がお出迎え。
日本のカタクチイワシ (Japanese Anchovy)と近縁種。そう、塩漬けの魚の「アンチョビ」とはカタクチイワシの仲間を指すのだ。

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□ Californian Anchovy (カリフォルニアンアンチョビー) Engraulis mordax


紫と黄色が美しいRoyal Gramma (ロイヤルグラマ)。
自然にこんな色になるなんて信じられない!

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□ Royal Gramma (ロイヤルグラマ) Gramma loreto


こちらも派手な色のYellow Tang (キイロハギ)。

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□ Yellow Tang (キイロハギ) Zebrasoma veliferum


ウミタナゴ (Umitanago)の仲間、Shiner Perch (シャイナーパーチ)。

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□ Shiner Perch (シャイナーパーチ) Cymatogaster aggregata


そしてどの水族館でも人気のクラゲコーナー。
こちらはPacific Sea Nettle (パシフィックシーネトル)。
日本のアカクラゲ (Japanese Sea Nettle)の近縁種だ。
刺されたら痛そう・・・

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□ Pacific Sea Nettle (パシフィックシーネトル) Chrysaora fuscescens


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□ Pacific Sea Nettle (パシフィックシーネトル) Chrysaora fuscescens


ネームプレートがなかったため種類がわからないクラゲ。
アメリカの水族館は展示が雑・・・

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ランプでひなたぼっこするWestern Pond Turtle (ブチイシガメ)。

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□ Western Pond Turtle (ブチイシガメ) Actinemys marmorata


California Toad (カリフォルニアヒキガエル)。
スターウォーズに出てきそうだ・・・

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□ California Toad (カリフォルニアヒキガエル) Bufo boreas halophilus


ここから下はiPhone5の写真。
明るいところで撮影すると素晴らしい画質だが、暗いところはまだまだ弱い。ちょっと使い物にはならないなぁ・・・

メバル属の魚、ロックフィッシュ3種。

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□ Brown Rockfish (ブラウンロックフィッシュ) Sebastes auriculatus


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□ Vermilion Rockfish (バーミリオンロックフィッシュ) Sebastes miniatus


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□ Flag Rockfish (シマメヌケ) Sebastes rubrivinctus


釣り人のあこがれの魚、Striped Bass (ストライプドバス)。

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□ Striped Bass (ストライプドバス) Morone saxatilis


White Sturgeon (シロチョウザメ)。
チョウザメの卵はキャビアとして有名。

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□ White Sturgeon (シロチョウザメ) Acipenser transmontanus


まさにヒョウ柄のLeopard Shark (カリフォルニアドチザメ)。

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□ Leopard Shark (カリフォルニアドチザメ) Triakis semifasciata


動かないカニなら上手く撮影できるようだ。
ワキ家でご馳走になったDungeness Crab (アメリカイチョウガニ)。
味を知っているから美味そうにしか見えない。

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□ Dungeness Crab (アメリカイチョウガニ) Metacarcinus magister


美しいイソギンチャクの仲間。
これもやっぱりネームプレートがない・・・

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午後からはArizona(アリゾナ)のTucson(ツーソン)へ出発だ!!!


<撮影種一覧> 15種
<刺胞動物>
□ Pacific Sea Nettle (パシフィックシーネトル) Chrysaora fuscescens
<甲殻類>
Dungeness Crab (アメリカイチョウガニ) Metacarcinus magister
<魚類>
□ Leopard Shark (カリフォルニアドチザメ) Triakis semifasciata
□ White Sturgeon (シロチョウザメ) Acipenser transmontanus
□ Brown Rockfish (ブラウンロックフィッシュ) Sebastes auriculatus
□ Vermilion Rockfish (バーミリオンロックフィッシュ) Sebastes miniatus
□ Flag Rockfish (シマメヌケ) Sebastes rubrivinctus
□ Yellow Tang (キイロハギ) Zebrasoma veliferum
□ Shiner Perch (シャイナーパーチ) Cymatogaster aggregata
□ Royal Gramma (ロイヤルグラマ) Gramma loreto
□ Striped Bass (ストライプドバス) Morone saxatilis
□ Californian Anchovy (カリフォルニアンアンチョビー) Engraulis mordax
<両生類>
□ California Toad (カリフォルニアヒキガエル) Bufo boreas halophilus
<爬虫類>
□ Western Pond Turtle (ブチイシガメ) Actinemys marmorata
<哺乳類>
California Sea Lion (カリフォルニアアシカ) Zalophus californianus

□・・・飼育個体
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by takuyamorihisa | 2014-01-31 21:00 | USA | Comments(0)

337 島根大学隠岐臨海実験所 ~うみうしくらぶ磯の勉強会 Day1~

今日は島根大学隠岐臨海実験所(Oki Marine Biological Station, Shimane University)に行ってきた。

今回は公益財団法人 水産無脊椎動物研究所のうみうしくらぶ主催の磯の勉強会。
長いこと島根県に住んでいるが、隠岐に行くのは初めてだ。

楽しみでしかたがない。

大きな荷物を抱え、七類港発、西郷港行きのフェリーに乗り込んだ。

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熱中症でフラフラになるほど暑い船の上で揺られること2時間半、やっとの思いで西郷港に到着した。
集合場所でうみうしくらぶの方々と初対面。
みなさんとても優しく、なにより自然大好きオタク人間なので、すぐに溶け込むことができた。

島根大学隠岐臨海実験所(Oki Marine Biological Station, Shimane University)に到着。
自分の母校なれど、臨海実験所は初めての訪問だ。
自然に囲まれた素晴らしい場所だ。

巨大なソデイカスルメがお出迎え。

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■ ソデイカ (Rhomboid Squid) Thysanoteuthis rhombus


午後1番の活動はプランクトンネットでプランクトンの採集。
水平線しか見えない大海原へ。

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技官さんがプランクトンネットを引いてくださった。
昔よくやっていたなぁ・・・懐かしい。

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その後は実験室でプランクトンの観察。

脊索をもつ尾索動物、オタマボヤ綱の1種。

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■ オタマボヤ綱の1種 (Larvacea) Larvacea sp.

この仲間は大まかに言えば、背骨を持つ我々脊椎動物の祖先。脊索という器官を獲得したありがたい動物群なのだ。

次は光ることでおなじみのヤコウチュウヤコウチュウ (Sea Sparkle)。

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■ ヤコウチュウ (Sea Sparkle) Noctiluca scintillans

顕微鏡での観察を追え、水辺の生き物を採取した。

キタフナムシ (Kita Funamushi)。
*第2触角と尾肢の長さから判断した。

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■ キタフナムシ (Kita Funamushi) Ligia cinerascens

ハマトビムシ科の1種。

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■ ハマトビムシ科の1種 (Talitridae) Talitridae sp.


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■ ハマトビムシ科の1種 (Talitridae) Talitridae sp. 1.5cm

ヒメアカイソガニ (Hime Aka Isogani)の雄。

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■ ヒメアカイソガニ (Hime Aka Isogani) Acmaeopleura parvula


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■ ヒメアカイソガニ (Hime Aka Isogani) Acmaeopleura parvula 甲幅1.3cm

鋏脚に毛が生えている。

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■ ヒメアカイソガニ (Hime Aka Isogani) Acmaeopleura parvula 甲幅1.3cm

ヒメアカイソガニ (Hime Aka Isogani)の雌。

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■ ヒメアカイソガニ (Hime Aka Isogani) Acmaeopleura parvula 甲幅1.1cm

ヒライソガニ (Hira Isogani)の雌。

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■ ヒライソガニ (Hira Isogani) Gaetice depressus 1.4cm


自分でも意外だったが、イソガニ (Japanese Shore Crab)は初撮影種。

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■ イソガニ (Japanese Shore Crab) Hemigrapsus sanguineus 3.2cm

キクメイシモドキ (Zebra Corals)という、サンゴの仲間の死骸。

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■ キクメイシモドキ (Zebra Corals) Oulastrea crispata


午後の観察会が終わり、今度は懇親会。
生き物の話、各人の専門の話で盛り上がった。

寝る前に海岸へ行くと数人のメンバーが。さすが脅威の自然オタク集団!
皆で夜の海にライトを照らして生き物の観察を楽しんだ。

ケヤリムシ科の1種。

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水面を器用に泳いでいたイシガニ属の1種(Charybdis)。
ヒロハイシガニ (Hiroha Ishigani)かなぁ?

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■ イシガニ属の1種(Charybdis) Charybdis sp.

こうして1日中続く生物観察の終了。

こんなに楽しい観察会は初めて!
明日はお待ちかねの素潜り。楽しむぞ~!


<撮影種一覧> 10種
<原生生物>
■ ヤコウチュウ (Sea Sparkle) Noctiluca scintillans
<刺胞動物>
■ キクメイシモドキ (Zebra Corals) Oulastrea crispata
<尾索動物>
■ オタマボヤ綱の1種 (Larvacea) Larvacea sp.
<頭足類>
ソデイカ (Diamond Squid) Thysanoteuthis rhombus
<節足動物>
キタフナムシ (Kita Funamushi) Ligia cinerascens
■ ハマトビムシ科の1種 (Talitridae) Talitridae sp.
ヒメアカイソガニ (Hime Aka Isogani) Acmaeopleura parvula
ヒライソガニ (Hira Isogani) Gaetice depressus
イソガニ (Japanese Shore Crab) Hemigrapsus sanguineus
■ イシガニ属の1種(Charybdis) Charybdis sp.



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by takuyamorihisa | 2013-07-16 21:00 | 島根県 | Comments(0)

324 美保関町 ~海サボテンゲット~

今日は美保関町(Mihonoseki)へ行ってきた。

今日は休み。
休みと言えば写真撮影か釣り。

うん、今日は境港へ行ってみよう。イカでも釣れればいいなぁ。

境港へ着く。
人が少ない。
それもそのはず、向かい風で7m/sくらいの強風。
これでは釣りにならない。

風陰になりそうな美保関側で釣りをすることにした。
ここも随分風が強いが、なんとか釣りはできそう。

まずはイイダコ (Ocellated Octopus)をゲット!

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■ イイダコ (Ocellated Octopus) Octopus ocellatus

そして写真を撮り尽くしているイトヒキハゼ (Gafftopsail Goby)の入れ食い状態。

ネズミゴチ (Nezumi Gochi)。
鰭を広げるのが非常に大変で、20分かかってついに撮影した貴重な1枚。

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■ ネズミゴチ (Nezumi Gochi) Repomucenus curvicornis 12.0cm

アイナメ (Fat Greenling)の幼魚。

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■ アイナメ (Fat Greenling) Hexagrammos otakii 12.5cm

写真を見てお分かりのとおり、釣りとしてはあまり面白くない内容。

風が強いのでもうやめようと最後の1投で釣れたのがこちら。

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■ ウミサボテン (Umi Saboten) Cavernularia obesa 10.5cm

スポンジのような気味の悪い物体。

ウミサボテン (Umi Saboten)というらしい。

たまには一人でのんびり釣りも気持ちがいいなぁ。


<撮影種一覧> 4種
<刺胞動物>
■ ウミサボテン (Umi Saboten) Cavernularia obesa
<頭足類>
■ イイダコ (Ocellated Octopus) Octopus ocellatus
<魚類>
アイナメ (Fat Greenling) Hexagrammos otakii
ネズミゴチ (Nezumi Gochi) Repomucenus curvicornis
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by takuyamorihisa | 2013-05-07 21:00 | 島根県 | Comments(0)

262 境港市 ~川底より不気味なものを釣り上げた~

今日は境港市(Sakai Minato)に行ってきた。

名古屋から島根に転勤してきた2人の先輩から電話がかかってきた。
「釣りに行こうと思うんだけどいいところない?」
「なに~!俺も行きます!!!」
急いで車を走らせて、2人が釣りをしている境港にたどり着いた。
周りにも釣りをしている人がいるが、どうやら全然釣れていない様子。

境水道にポイントを変えることにした。

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結構水が流れている。
今日はなんか釣れそうな予感。

自分は魚の写真が撮れればいい。
2人の仕掛をちょい投げ用にして、シロギス (Japanese Whiting)を狙うことにした。

何投かして、バヤシ先輩の仕掛けが根がかりしてしまった。
「どうやっても取れないときはこうやって・・・」
仕掛けを切る方法を実演していると、スポっと泥の中から何かが抜ける感触がした。
そして重い。
ウミヘビの仲間かな?

そう思って巻くと・・・

なんじゃこりゃぁ!!!

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■ トゲウミエラ科の1種 (Toge Umiera) Pteroeididae sp.


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■ トゲウミエラ科の1種 (Toge Umiera) Pteroeididae sp.

気持ちの悪い変な物体がぶら下がっている。
海底で流れてくるプランクトンを捕まえているトゲウミエラ科の1種 (Toge Umiera)のようだ。
それにしてもこんなものは見たことがない・・・

突起の先端には棘がいっぱい。
余計に気持ち悪い・・・
おえ。

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■ トゲウミエラ科の1種 (Toge Umiera) Pteroeididae sp.

ヒダの隙間に小さなカニが隠れていた。

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■ ウミエラカニダマシ (Painted Porcelain Crab) Porcellanella triloba


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■ ウミエラカニダマシ (Painted Porcelain Crab) Porcellanella triloba


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■ ウミエラカニダマシ (Painted Porcelain Crab) Porcellanella triloba

めちゃくちゃかわいい。
ウミエラ類に共生するウミエラカニダマシ (Painted Porcelain Crab)というカニに良く似た甲殻類だ。まるでカニに見えるが、捕脚を見ると3対しかないことが分かる(カニは4対)。

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■ ウミエラカニダマシ (Umiera Kanidamashi) Porcellanella triloba

メスだと思われる個体。

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■ ウミエラカニダマシ (Painted Porcelain Crab) Porcellanella triloba

こちらはオスだと思う。

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■ ウミエラカニダマシ (Painted Porcelain Crab) Porcellanella triloba

初めて見る生き物に大興奮!

続いて釣れたシロサバフグ (Half-smooth Golden Pufferfish)。

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■ シロサバフグ (Half-smooth Golden Pufferfish) Lagocephalus spadiceus

何でも食いちぎってしまう凶暴な魚だ。
今年は多いのかな・・・
フグだがこれは無毒種。(非常に良く似たドクサバフグは有毒種)
来月ぐらい、大きくなったら本格的に釣りにこようかな。


<撮影種一覧> 1種
<刺胞動物>
■ トゲウミエラ科の1種 (Toge Umiera) Pteroeididae sp.
<甲殻類>
ウミエラカニダマシ (Painted Porcelain Crab) Porcellanella triloba
<魚類>
シロサバフグ (Half-smooth Golden Pufferfish) Lagocephalus spadiceus
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by takuyamorihisa | 2012-09-01 21:00 | 鳥取県 | Comments(4)

261 美保関町 ~島根の海は素晴らしい~

今日は美保関町(Mihonoseki)へ行ってきた。

今日も会社の同僚と海遊びだ~!!!

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意気揚々と深場でシュノーケリング開始!
今日は透明度が高く、5m下の底がはっきりと見える。

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テトラポットがいい感じ。

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昼ごはんをいただき、続いて砂浜へ。
エメラルドグリーンのきれいな砂浜。

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砂地でおなじみ、う○このような物体。
いったい何なんだろうか。

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サンゴの1種キクメイシモドキ (Zebra Corals)。
何と島根の海にもサンゴがいる!
公益財団法人水産無脊椎動物研究所のIkedaさんに見ていただいた。

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■ キクメイシモドキ (Zebra Corals) Oulastrea crispata

赤い触角がおしゃれなケアシホンヤドカリ (Keashi Hon Yadokari)。

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■ ケアシホンヤドカリ (Keashi Hon Yadokari) Pagurus lanuginosus

防波堤のギャング、ニジギンポ (Striped Poison-fang Blenny Mimic)。
あまり知られていないが、こいつの牙はとても鋭く咬まれたらかなり深い傷を負う。
英名もStriped Poison-fang Blenny Mimic(ストライプで毒牙を持ったギンポもどき)という恐ろしい名前。

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■ ニジギンポ (Striped Poison-fang Blenny Mimic) Petroscirtes breviceps


初撮影種のヒメジ (Bensasi Goatfish)。黄色いヒゲがきれい。

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■ ヒメジ (Bensasi Goatfish) Upeneus japonicus


魚を寄せるために砂を巻き上げていたら姿をあらわしたヒラタブンブク (Lovenia Heart Urchin)。
なんじゃこりゃぁ!

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■ ヒラタブンブク (Lovenia Heart Urchin) Lovenia elongata

気持ちわる~!!!

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■ ヒラタブンブク (Lovenia Heart Urchin) Lovenia elongata

同僚の竿を借りて、試しに一回だけ投げさせてもらったときに運よく釣れたオキエソ (Snakefish)。
初撮影種!!!

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■ オキエソ (Snakefish) Trachinocephalus myops

岩場に戻って締めの写真を撮ろうと思っていたらちょうど現れたオトメベラ (Moon Wrasse)の幼魚。
なんとなく見ているとホンベラ (Motleystripe Rainbowfish)と間違えそうだが、よく見ると背びれに黒斑がある。

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■ オトメベラ (Moon Wrasse) Thalassoma lunare


今日も楽しかった~!
でも潜りすぎてヘトヘト・・・


<撮影種一覧> 11種
<刺胞動物>
■ キクメイシモドキ (Zebra Corals) Oulastrea crispata
<頭足類>
■ マダコ (Common Octopus) Octopus vulgaris
<甲殻類>
■ ケアシホンヤドカリ (Keashi Hon Yadokari) Pagurus lanuginosus
<ウニ・ヒトデ類>
■ ヒラタブンブク (Lovenia Heart Urchin) Lovenia elongata
<魚類>
ニジギンポ (Striped Poison-fang Blenny Mimic) Petroscirtes breviceps
■ オトメベラ (Moon Wrasse) Thalassoma lunare
ソラスズメダイ (Neon Damselfish) Pomacentrus coelestis
ヒメジ (Bensasi Goatfish) Upeneus japonicus
■ クロダイ (Japanese Black Porgy) Acanthopagrus schlegelii
オキエソ (Snakefish) Trachinocephalus myops


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by takuyamorihisa | 2012-08-23 21:00 | 島根県 | Comments(0)

153 島根町 ~誰も知らないパラダイス~

今日は島根町(Shimane)に行ってきた。

今日は昨日からの連休。
ちょっとした冒険がしたくて一人で島根町(Shimane)へ向かった。

今日は最高の天気だが空気がかすんでいるようだ。

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海岸をドライブしていてなんとなく気になったこの場所。

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この下に行けば、誰も知らない穴場の魚パラダイスがあるのでは・・・?

10kg以上の撮影機材と釣り道具を持って獣道を降りてみることにした。

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高低差は200mくらいだろうか。
30分くらいかけ、45度以上はあろうかという急斜面をロープを伝って下っていった。
しんど~っ!!!

真冬に汗だくになりながら降り立ったパラダイスがこちら。

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めっちゃいい感じ!!!

カメノテ (Japanese Goose Barnacle)がいっぱいいる!

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■ カメノテ (Japanese Goose Barnacle) Capitulum mitella


カッターでゴリゴリとカメノテ (Japanese Goose Barnacle)を採取した。

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■ カメノテ (Japanese Goose Barnacle) Capitulum mitella

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■ カメノテ (Japanese Goose Barnacle) Capitulum mitella

殻の内部はこのようになっている。

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■ カメノテ (Japanese Goose Barnacle) Capitulum mitella

シダのような形をした黒いものが触手で、これを殻の外へ出してプランクトンを濾して食べている。

ウノアシ (Sacchaline Limpet)。
名前の由来は鳥類の「ウ」の脚のようだということから。
亀の手や鵜の足など、他の生き物の名前がついている生き物はわりと多い。

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■ ウノアシ (Sacchaline Limpet) Patelloida saccharina


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■ ウノアシ (Sacchaline Limpet) Patelloida saccharina


べべ貝ことベッコウガサ (Bekko Gasa)。

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■ ベッコウガサ (Bekko Gasa) Cellana grata


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■ ベッコウガサ (Bekko Gasa) Cellana grata

よく似ているが薄べったいヨメガカサ (Yomegakasa)。

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■ ヨメガカサ (Yomegakasa) Cellana toreuma


ヨロイイソギンチャク (Yoroi Isoginchaku)?

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普通は五芒星だが、六芒星になったイトマキヒトデ (Itomaki Hitode)。

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■ イトマキヒトデ (Itomaki Hitode) Asterina pectinifera

体表のアップ。
気持ちわるっ!

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■ イトマキヒトデ (Itomaki Hitode) Asterina pectinifera

初めて撮影するウラウズガイ (Ura Uzugai)。
紫色が美しい貝だ。
公益財団法人水産無脊椎動物研究所のIkedaさんに見ていただいた。

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■ ウラウズガイ (Ura Uzugai) Astraea haematraga

磯の生き物を取るのに夢中になってハッと我に気付く。
魚!

誰もいないパラダイスではどんな大物が釣れるだろうか。
べべ貝を餌にしてみた。

立派なカサゴ (False Kelpfish)をゲット。
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■ カサゴ (False Kelpfish) Sebastiscus marmoratus

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■ カサゴ (False Kelpfish) Sebastiscus marmoratus


しかし後にも先にもこの1匹だけだった。

今度はカメノテ (Kamenote)を採りやすい道具を持ってこよう!

今晩のおかずはたくさんのベベ貝となった。
海の恵みに感謝。

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■ ベッコウガサ (Bekko Gasa) Cellana grata



<撮影種一覧> 7種
<貝類>
■ ベッコウガサ (Bekko Gasa) Cellana grata
■ ヨメガカサ (Yomegakasa) Cellana toreuma
■ ウノアシ (Sacchaline Limpet) Patelloida saccharina
■ ウラウズガイ (Ura Uzugai) Astraea haematraga
<甲殻類>
カメノテ (Japanese Goose Barnacle) Capitulum mitella
<棘皮動物>
■ イトマキヒトデ (Itomaki Hitode) Asterina pectinifera
<魚類>
■ カサゴ (False Kelpfish) Sebastiscus marmoratus
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by takuyamorihisa | 2011-02-24 21:00 | 島根県 | Comments(0)