今日はMuskoka(ムスコカ)に行ってきた。
今日はワキさん一家とToronto(トロント)の北にあるMuskoka(ムスコカ)へフィッシング遠征だ。
普段は起きないような早朝に目を覚まし、Toronto(トロント)から車で2時間かけてMusukoka(ムスコカ)へと向かう。
見渡す限りの平野から地形が変わり、ごつごつした岩があらわれた。
ちょっと日本っぽい。
そして街へ到着した。
おだやかで、ものすごく素敵な街だ。
気になったのがゴミ箱。
これはカナディアンロッキーで見た、まさかのクマ仕様ゴミ箱じゃないか!
クマがいるんだ!
すごいぜMusukoka(ムスコカ)。
そして待望の釣り場へ到着した。
今日も釣りまくるぞ~!!!
天気はうす曇りで釣りには最高のコンディション。
最年少の3歳児だけがいいテンポでRock Bass(ロックバス)をあげている。
すごいぜ3歳児!
自分も3歳児と同じ場所でコクチバス(Smallmouth Bass)を1匹あやかった。
それにしても渋い・・・
集中力が切れかけた頃、300mくらい離れたところで釣りをしていた兄ちゃんの竿が曲がった。
あの腰の入れ具合からして相当大きそうだ。
遠くから見守っていると、奥さんらしき人があわてて車の方へ走っていった。
ネットをとりにいったに違いない。
写真を撮るチャーンス!
竿を置き、重たいカメラバッグを抱えて走り寄る。
興奮気味の兄ちゃんがでっかいNorthern Pike(ノーザンパイク)を見せてくれた。
大物を撮影するために用意しておいた特大撮影用マットをしき、
「写真を撮るから魚貸して!」
と勝手に撮影会を始めた。
90cmの魚なんて何年ぶりかに見た。
しかしよく見ると顔がなにやらおかしい。
下あごがパックリと2つに割れている。
恐らく昔釣られてしまって大怪我をしたのだろう。
なんとも痛ましい顔だ。
これほどの姿になりながらも90cmになるまで生き続けたパイク、そして釣り損ねた魚の待っている運命を思い、釣りがあたえる負のエフェクトもよく考えなければならないと改めて思った。
有名なパイクの鋭い歯。
小さくて鋭い犬歯がたくさんはえている。
タチウオのような牙を持っていると想像していたので、新しい発見だった。
それから一気にやる気があがり、パイクがかかるのをイマジンしながらキャストする。
もちろん釣れずに釣り場変更。
小雨の振る中コクチバス(Smallmouth Bass)をゲット。
タンニンを多量に含む茶色い水質のおかげで体色が茶色がかっている。
あまり釣果はよくなかったものの、Musukoka(ムスコカ)の美しい自然をたっぷりと満喫した。
Musukoka(ムスコカ)最高!
この後、Toronto(トロント)へ戻る前に楽しい寄り道が待っていた。
>>オンタリオ湖畔から
<撮影種一覧> 2種
<魚類>
■ Northern Pike (ノーザンパイク)Esox lucius
■ コクチバス (Smallmouth Bass) Micropterus dolomieu
# by takuyamorihisa | 2010-09-06 21:00 | Canada