572 宍道湖自然館ゴビウス ~カワヤツメ引き続き展示中~


c0211532_22565727.jpg

今日は宍道湖自然館ゴビウス(Shinjiko Nature Musium Gobius)に行ってきた。

出雲市園町にある小さな水族館ゴビウスは、汽水湖宍道湖と中海を含む斐伊川水系の生物をメインに展示してある。一般的な水族館にいる熱帯魚などは展示しておらず、地元にはどんな魚が生息しているのか、それを勉強するにはぴったりの施設だ。
悪く言うと地味な魚ばかりしかいない、マニアックな水族館でもある。

展示は少なく、30分あれば一通り見る事ができるほど。
逆に言うと、通うのにはちょうどよいボリューム。そのためついつい足を運んでしまう。

印象に残った生き物だけをiPhoneで撮影してみた。

まずはカワヤツメ (Arctic Lamprey)。これは小さな個体。3月なので、恐らく川で4年間の幼生時代を終え、変態し、海へ向かう途中に捕獲されたものだろう。

c0211532_22565885.jpg
□ カワヤツメ (Arctic Lamprey) Lethenteron japonicum


標準和名に宍道湖を冠したシンジコハゼ (Gymnogobius taranetzi)。
島根県宍道湖や富山県、石川県、福井県など、日本海側の汽水域に生息する。
鰭が黒くなり、体側に黄色の横帯が出ている雌の婚姻色が綺麗!

c0211532_22565796.jpg
□ シンジコハゼ (Gymnogobius taranetzi) Gymnogobius taranetzi


宍道湖畔で最も多くみられるカニ、クロベンケイガニ (Chiromantes dehaani)。

c0211532_22565866.jpg
□ クロベンケイガニ (Chiromantes dehaani) Chiromantes dehaani


斐伊川の上流の方へ行けばみられるヤマメ (Masu Salmon)。

c0211532_22565728.jpg
□ ヤマメ (Masu Salmon) Oncorhynchus masou


ここからはちょっと水族館チックな展示の紹介。

非常に珍しいアルビノのナマコ。種はマナマコかアカナマコだろうが色が分からないので同定は難しい・・・
宍道湖、中海など汽水域にはナマコの仲間は生息していないので境水道か日本海で採れたものだろう。
*かつてマナマコは色彩の違いでアカナマコ、アオナマコ、クロナマコと呼ばれていたが、そのうちのアカナマコは独立した種となり、旧マナマコはアカナマコ、マナマコの2種に分けられた。

c0211532_22565777.jpg
□ マナマコ属の1種 (Apostichopus) Apostichopus sp.

カミクラゲ (Spirocodon saltator)。
宍道湖、中海ではみられないクラゲだ。海のクラゲかな?
まるで髪の毛の様な繊細な触手が美しい。

c0211532_22565727.jpg
□ カミクラゲ (Spirocodon saltator) Spirocodon saltator


今日も楽しい時間をありがとう!!!
また近いうちに来ます。


<撮影種一覧> 6種
<刺胞動物>
□ カミクラゲ (Spirocodon saltator) Spirocodon saltator
<甲殻類>
<棘皮動物>
□ マナマコ属の1種 (Apostichopus) Apostichopus sp.
<魚類>
□ シンジコハゼ (Gymnogobius taranetzi) Gymnogobius taranetzi


□・・・飼育個体

スカパー!

冬の5大テーマ祭り「アニメ」をもっと見る




第2回プラチナブロガーコンテスト



[PR]

by takuyamorihisa | 2017-03-26 21:00 | 島根県 | Comments(0)

571 鳥取県産 ~春の味覚 ホタルイカ~

c0211532_13405948.jpg

今日は家で写真を撮った。

ふと近所のスーパーへ立ち寄ると、鮮魚コーナーである商材が目を引いた。
鳥取県産のホタルイカ (Firefly Squid)だ!

日本海側はこのイカの産地で、ありがたいことにスーパーでも生を入手することが出来る。
勝手な想像だが、産地以外ではこのような光景はないのではないだろうか。

c0211532_13405893.jpg
■ ホタルイカ (Firefly Squid) Watasenia scintillans

早速湯掻く。
熱が通ると途端に赤っぽくなり、茹で汁にも赤い色がつく。

c0211532_13405888.jpg
■ ホタルイカ (Firefly Squid) Watasenia scintillans

熱湯で5分くらい茹で、ザルにあげた。
白くて丸い球体はホタルイカの眼球。
これは魚の眼と同じように硬い。

c0211532_13405897.jpg
■ ホタルイカ (Firefly Squid) Watasenia scintillans

熱々をつまみ食いすると・・・
あ~うま。
うますぎる・・・

c0211532_13405948.jpg
■ ホタルイカ (Firefly Squid) Watasenia scintillans

小さいので1匹そのまま口の中に入れて味わうのだが、硬い眼球がちょっと気になる。
手間でも眼球を外して食べる方が、3倍美味しくなるという事が分かった。

これほど美味しいのならまた買おうと思った。


<撮影種一覧> 1種
<頭足類>



[PR]

by takuyamorihisa | 2017-03-17 21:00 | 取り寄せ・市場購入 | Comments(0)

570 美保関町 ~ウソという名前の鳥~

c0211532_09550481.jpg

今日は美保関町(Mihonoseki)に行ってきた。

今日も大先輩フォトグラファーのキーモンさんと鳥撮り!
撮影地は美保関町だ。
美しい青空と虹がお出迎え。


c0211532_10565451.jpg

トイレへ行くとイノシシに注意という張り紙が貼られていた。

c0211532_11000443.jpg

確かにいたるところがイノシシに掘り返されてボッコボコになっている。
これだけ掘り返せるというのはものすごい力だ。

c0211532_11000463.jpg

イノシシに遭遇しないよう祈りながら、鳥を探す。
山では特に成果がなかったが、公園に植えられているソメイヨシノに小鳥の群れがやってきた。

この鳥の名前はなんと「ウソ(Eurasian Bullfinch)」。世の中にはウソと名付けられた鳥もいるのだ。
頬のオレンジ色がとても可愛い。


c0211532_11064819.jpg
■ ウソ (Eurasian Bullfinch) Pyrrhula pyrrhula


そしてウソがのぼせて食べているのはなんと・・・
花のつぼみ!!!笑

c0211532_11064838.jpg
■ ウソ (Eurasian Bullfinch) Pyrrhula pyrrhula


ウマイ。

c0211532_11064992.jpg
■ ウソ (Eurasian Bullfinch) Pyrrhula pyrrhula


ムシャムシャ。

c0211532_09550481.jpg
■ ウソ (Eurasian Bullfinch) Pyrrhula pyrrhula


なにか?

c0211532_11064954.jpg
■ ウソ (Eurasian Bullfinch) Pyrrhula pyrrhula


おしり。

c0211532_11064845.jpg
■ ウソ (Eurasian Bullfinch) Pyrrhula pyrrhula


しばらく観察していたが、相当の数のつぼみをたいらげてしまった。これが群れだから恐ろしい。笑
昔、トロントでメキシコマシコがのぼせてソメイヨシノの花を食べているのを見たことがあるが、花というのは鳥にとってご馳走なのだろう。

ソメイヨシノの幹についていたヨコヅナサシガメ (Agriosphodrus dohrni)。元々日本には分布していなかった種だが、海外から入ってきた外来種。口吻で刺してくることもあるので、触らない方がいい。


c0211532_11275547.jpg
■ ヨコヅナサシガメ (Agriosphodrus dohrni)Agriosphodrus dohrni


ソメイヨシノの幹についていた地衣類。


c0211532_11275591.jpg

こうしてソメイヨシノひとつみても色々な生き物がそれぞれ関係を持ちながら暮らしている。
そのソメイヨシノはその花をみたいとヒトが植えたもの。

帰りに松江市内でオオバン (Eurasian Coot)が陸に上がって草を食べていた。
陸に上がっているのは初めて見てびっくりしたが、たまには陸に上がっているようだ。

c0211532_11275442.jpg
■ オオバン (Eurasian Coot) Fulica atra


今日のいい撮影になって満足。


<撮影種一覧> 3種
<昆虫類>
■ ヨコヅナサシガメ (Agriosphodrus dohrni)Agriosphodrus dohrni
<鳥類>
■ ウソ (Eurasian Bullfinch) Pyrrhula pyrrhula




[PR]

by takuyamorihisa | 2017-03-16 21:00 | 島根県 | Comments(0)

569 家 ~また現れたシロホシヒメグモ~

今日は家(Home)で写真を撮った。

キャーっ!とヨメの叫び声が家の中に響いた。
またもや家の中にクモが現れたようだ。

洗濯物のタオルについていたらしい。
どれどれとクモを捕まえると、10月にも現れたことのあるシロホシヒメグモ (Cupboard Spider)のオスであった。

c0211532_15190719.jpg
■ シロホシヒメグモ (Cupboard Spider) Steatoda grossa オス

このクモは元々日本には生息していなかった外来種。
いつの間にか生息域を拡大してきている・・・

c0211532_15190826.jpg
■ シロホシヒメグモ (Cupboard Spider) Steatoda grossa オス

オスの頭胸部にはくぼみがあり、腹部には白い特徴的な斑紋がみられる。

c0211532_15190726.jpg
■ シロホシヒメグモ (Cupboard Spider) Steatoda grossa オス

きっとこれからしょっちゅお目にかかるんだろうなぁ・・・


<撮影種一覧> 1種
<クモ類>



[PR]

by takuyamorihisa | 2017-03-14 21:00 | 島根県 | Comments(0)

568 淡路島産 ~どてほりことノコギリガザミの種類はどれ?~


c0211532_20190362.jpg

今日は家で写真を撮った。

ノコギリガザミというワタリガニ科のカニがいる。詳しくいうと、ノコギリガザミ属というグループに属するカニのことで、日本には3種が生息している。
このノコギリガザミ属3種はかつて1種とされていたほどお互いに良く似ているので、食用で流通しているものは区別されることはない。

このうちのトゲノコギリガザミ (Green Mud Crab)とアミメノコギリガザミ (Giant Mud Crab)は撮影することができたのだが、まだアカテノコギリガザミ (Orange Mud Crab)は撮影できておらず、早いところ撮影しておきたい。

ちなみにこのカニは非常にレアで、インターネットの通販でもなかなかお目にかかれないほど。

今日は淡路島産どてほりを取り寄せる事ができたので、一体どの種になるかみてみよう。
*ノコギリガザミの見分けについては眼遊トゲノコギリガザミアミメノコギリガザミを参照してください。

届いたのは甲幅14.5cm、471gのメス。


c0211532_20190393.jpg

通称ふんどしと呼ばれる腹部が卵を抱えるために丸くなっているのでメスだと分かる。

c0211532_20190338.jpg

鉗脚は左の方が大きい。

c0211532_20190362.jpg

遊泳脚の写真。
網目模様がうっすらと見える。この時点でアカテノコギリガザミでないことが判明。う~ん残念。
感覚的には網目模様がはっきりしていないのでアミメノコギリガザミではなく、トゲノコギリガザミかな。

c0211532_20190382.jpg

鉗脚を見てみる。
腕節にある棘は真ん中が小さく、上と下の棘が鋭い。
模様とこの特徴からトゲノコギリガザミで大丈夫そうだ。

c0211532_20190449.jpg
■ トゲノコギリガザミ (Green Mud Crab) Scylla paramamosain

しかし反対の鉗脚はアミメノコギリガザミの特徴と一致。
こういうこともあるのでやっぱりノコギリガザミの同定は難しい。

引き続き、チャンスがあれば取り寄せて情報を蓄積していきたいと思う。

c0211532_20190451.jpg
■ トゲノコギリガザミ (Green Mud Crab) Scylla paramamosain


さて撮影も終わったので次は食味レポート。
何と言ってもこのカニはめちゃくちゃ美味い。カニの中で一番美味いと思う。

最もシンプルかつ、失敗しないのが蒸し。
背側を下にして、蒸し器で蒸すこと20分。


c0211532_20190431.jpg
■ トゲノコギリガザミ (Green Mud Crab) Scylla paramamosain


加熱によって真っ赤になったトゲノコギリガザミ。

c0211532_20190413.jpg
■ トゲノコギリガザミ (Green Mud Crab) Scylla paramamosain


甲を外すとオレンジ色の内子が。

c0211532_20190578.jpg
■ トゲノコギリガザミ (Green Mud Crab) Scylla paramamosain


あちちと言いながら殻を割り、真っ白できめ細かい身を口にほうばる・・・

うま~い!!!
やっぱりカニで一番美味い!!!幸せ~


<撮影種一覧> 1種
<甲殻類>



[PR]

by takuyamorihisa | 2017-03-06 21:00 | 取り寄せ・市場購入 | Comments(0)