今日はRice Lake(ライス湖)に行ってきた。
今日もワキさんとToronto(トロント)郊外へ遠征だ。
今日の目的地は東にあるRice Lake(ライス湖)。フィッシングで有名な湖らしい。どんな魚たちと出会えるのだろうか・・・
ワキさんにピックアップしてもらい、朝6時にToronto(トロント)を出発した。
まだ薄暗い。

Highway 401(ハイウェイ401)を東に走っていくので目の前から朝日が昇りはじめる。
見渡す限り地平線のON州(オンタリオ州)でみる朝焼けは金色で言葉にできないほど素晴らしい。

最高のドライブを満喫し、目的地であるRice Lake(ライス湖)へと到着した。

いい感じの湖。
釣れそうな予感だ。
実は先日ついにカナダの船の免許を取得したので、今日はなんと船長として出航だ!
マップを見ながらよさそうなポイントへ行く。

ウィード(水草)がすごく、いかにも魚がいそう。
こういう場所でWalleye(ウォールアイ)というあこがれの魚が釣れるらしいが、まだシーズン前なので釣れないだろうとボート屋のおっさんに言われた。
まぐれで釣れないかな・・・
2人ともひたすらルアーを投げる。
なかなか釣れない。
釣りは朝と夕方がもっとも釣れやすい時間帯なので、魚がいないところで無駄に時間をつぶすわけにはいかない。
場所変更!
反対岸へボートを走らせ、河口のようなところへ着いた。
ここも雰囲気だけは釣れそう!

Midland Painted Turtle (フチドリニシキガメ)が気持ちよさそうに日光浴をしている。

頭上にはミサゴ (Osprey)がかなりの頻度で通過するのがみられる。
魚専門のハンターがこんなに多いということは魚も多いに違いない。

しかし釣れない・・・
まぐれで17.5cmのオオクチバス (Largemouth Bass)が釣れた。
なんとかぼうずは間逃れた・・・

おかしい!
なぜだRice Lake(ライス湖)!
二人でおかしいを連発しながらどんどんポイントを変えていく。
湖の真ん中の小さな島で見慣れないカモメをみつけた。
Bonaparte's Gull (ボナパルトカモメ)だ。

その隣にいたAmerican Herring Gull (アメリカセグロカモメ)。

Common Loon (ハシグロアビ)の若鳥までいた!

いいぞ!
写真を撮っていることにより、釣れない釣りでも十分満喫できている。
なんてお得なのだろうか。
この湖も例外になく湖畔は金持ちのもののよう。

ひととおり回れるところは回りきってしまったので、一番望みがありそうな最初のポイントへ戻り、釣れなければ終わろうということになった。
ここでも名前からして魚ハンターのBelted Kingfisher (アメリカヤマセミ)がいる。

まるで釣れない私たちの頭上をでっかい魚を捕まえたミサゴ (Osprey)が飛んでいく。
「アホーアホー」と言っているみたいだ・・・

ここでワキさんのロッドに反応がきた。
しめた!
と思いきや、かわいいYellow Perch (イエローパーチ)だった。終了のベルが鳴った。

家へ帰る前にワキさんお気に入りの場所で最後の悪あがきをした。
さすがはワキさん、宣言どおりコクチバス (Smallmouth Bass)を釣り上げていく。
虎柄のコクチバス (Smallmouth Bass)。
釣り上げられた直後は興奮していてこういう斑紋になっていることが多い。

帰りはHighway 401(ハイウェイ401)を西へと向かった。
なので帰りは夕焼けがお出迎え。

釣果は少し寂しかったが、最高の自然満喫ツアーだった。
ありがとうワキさん!
また行きましょう!
>>オンタリオ湖畔から
<撮影種一覧> 9種
<魚類>
■ コクチバス (Smallmouth Bass) Micropterus dolomieu
■ オオクチバス (Largemouth Bass) Micropterus salmoides
■ Yellow Perch (イエローパーチ) Perca flavescens
<爬虫類>
■ Midland Painted Turtle (フチドリニシキガメ) Chrysemys picta marginata
<鳥類>
■ ミサゴ (Osprey) Pandion haliaetus
■ American Herring Gull (アメリカセグロカモメ) Larus argentatus smithsonianus
■ Bonaparte's Gull (ボナパルトカモメ) Chroicocephalus philadelphia
■ Belted Kingfisher (アメリカヤマセミ) Megaceryle alcyon
■ Common Loon (ハシグロアビ) Gavia immer
▲ by takuyamorihisa | 2010-08-28 21:00 | Canada