カテゴリ:取り寄せ・市場購入( 81 )

707 千葉県産 ~チョウセンハマグリが美味しすぎて・・・~

*この記事は2018年4月14日のものです。

今日は家で写真を撮った。

キーモンさんと鳥撮りの帰り、晩御飯の食材を調達するため玄人向けの魚屋さんへ。
ここはいつ来てもいい魚がある。

たくさんありすぎてどれにしようか困るのだが、今日選んだのは千葉県産のハマグリと島根県産の「どろえび」「もさえび」ことクロザコエビ。
帰って写真と料理が楽しみだ!

まずはハマグリから。
実はこれ、ハマグリ (Common Orient Clam)ではなく、チョウセンハマグリ (Hard Clam)。同じハマグリ属の貝だが、種が違う。
外見だけで見分けるのはプロでも間違うくらいとても難しいのだが、どちらかというとハマグリはより丸っこくて、チョウセンハマグリはちょっと角ばっているイメージ。
和名にチョウセンとつくと、海外産の貝の様に感じるが、元々日本に生息しているハマグリだ。
*両種のちゃんとした見分けは「beachmollusc ひむかのハマグリ」さんにとても参考になる方法がある。筆者も食べた後に殻の内側を見て套線湾入より判断した。



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■ チョウセンハマグリ (Hard Clam) Meretrix lamarckii


模様は個体によって微妙に違う。

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■ チョウセンハマグリ (Hard Clam) Meretrix lamarckii 殻長6.7cm


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■ チョウセンハマグリ (Hard Clam) Meretrix lamarckii 殻長6.7cm


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■ チョウセンハマグリ (Hard Clam) Meretrix lamarckii 殻長6.9cm


焼きも美味いのだが、失敗すると悲しいので安定の酒蒸しに。
内臓まで食べるような海産物は、旬が味に最も影響を与えると思う。
二枚貝の旬は春であることが多い。この時期は身がパンパンにつまっていて最高なのだ!

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■ チョウセンハマグリ (Hard Clam) Meretrix lamarckii


見てのとおり身はパンパン。
口に入れると・・・

美味すぎる。涙が出そうだ。
こんな美味しいハマグリは生まれて初めて。噛めば噛むほど甘味が口に広がる・・・

これで250円/個は安すぎる!!!

続いて山陰の名物、「どろえび」「もさえび」ことクロザコエビ (Kuro Shrimp)。
このエビはエビジャコ科に属していて、日本人がエビと聞いて連想する姿とはかなり違っている。
左右の眼がくっついているし、底生性なのでずんぐりした体つき。
見た目はあまり美しくないけれど、これが美味い。甘味がとても強く、かつ上品なのだ。
しかし、これは痛むのがとても早く、産地でしか食べられない。山陰地方へ来たときは是非食べてもらいたい食材のひとつだ。

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■ クロザコエビ (Kuro Shrimp) Argis lar

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■ クロザコエビ (Kuro Shrimp) Argis lar 体長13.4cm


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■ クロザコエビ (Kuro Shrimp) Argis lar 体長13.4cm


眼はまるでミラーボール。

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■ クロザコエビ (Kuro Shrimp) Argis lar 体長13.4cm


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■ クロザコエビ (Kuro Shrimp) Argis lar 体長12.3cm

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■ クロザコエビ (Kuro Shrimp) Argis lar 体長12.3cm


卵は美しい緑色。
オーストラリア産のクリソプレーズの様。
オスはとても小さく、可食部がほとんどないので、流通しているのは100%メスになる。


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■ クロザコエビ (Kuro Shrimp) Argis lar 体長12.3cm


鮮度が良過ぎると刺身で食べても甘味が感じられないので、塩焼がおすすめ。
プリプリでとても甘い焼きエビの出来上がり。

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■ クロザコエビ (Kuro Shrimp) Argis lar


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■ クロザコエビ (Kuro Shrimp) Argis lar


あ~うまい!

こんなに美味しいものを1日で食べてしまっていいのだろうか。
朝から晩までとても贅沢な時間を過ごす事ができた。
あ~幸せ。


<撮影種一覧> 2種
<貝類>
■ チョウセンハマグリ (Hard Clam) Meretrix lamarckii
<甲殻類>



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by takuyamorihisa | 2018-05-17 21:10 | 取り寄せ・市場購入 | Comments(0)

696 岡山県産 ~マガキのUV撮影に挑戦!~

今日はマガキの写真を撮った。

昨日いただいた岡山県日生のマガキ (Pacific Oyster)。
その残りがあるので今夜もカキ天国だ。

その前にちょっとやってみたかった撮影を試みてみた。
ブラックライトによる紫外線を当てて、その蛍光を撮影するというUltra Violet Photography、UV撮影が今日のチャレンジ。

この間購入した撮影台にマガキとカメラを設置して、ブラックライトを当てて撮影すると・・・

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□ マガキ (Pacific Oyster) Crassostrea gigas *UV撮影


美しい・・・

写真左側、殻頂の反対側の縁は黄色く蛍光し、殻の左右は濃い紫色やピンクに蛍光している。
殻頂部分は緑色に蛍光し、ここだけ異質な感じがする。
これは恐らく稚貝を着底させるための基質なのではないだろうか。
マガキの養殖ではホタテガイの殻が使われていることが多い。

もし、養殖マガキは全てこの様に蛍光するのであれば、天然マガキと養殖マガキはブラックライトで見分けられるかもしれない。

ちなみに通常光で撮影したものがこちら。

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□ マガキ (Pacific Oyster) Crassostrea gigas


写真をくっつけて動画にしてみた。
どの部分がどう蛍光するかが分かりやすいと思う。






普段なかなか見られない蛍光の様子。
色々なものを撮って確かめてみたくなった。


<撮影種一覧> 1種
<貝類>
□ マガキ (Pacific Oyster) Crassostrea gigas


□・・・養殖個体

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by takuyamorihisa | 2018-03-20 21:00 | 取り寄せ・市場購入 | Comments(0)

695 岡山県産 ~活若かきをいただいて食らう~

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今日はマガキの写真を撮った。

今日は超新鮮な岡山県産のマガキ (Pacific Oyster)をいただいた。しかもその量なんと2kg!!!
ラベルを見ると日生町漁協「活若かき」と書いてある。
若いからちょっと小ぶりということなのかな?食べるには一番いい感じのサイズだと思う。

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□ マガキ (Pacific Oyster) Crassostrea gigas


いつもなら横着して電子レンジでチンして食べるところだが、こんな美味しそうな牡蠣にチンはもったいない!
蒸し器で蒸し牡蠣にしてみた。

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□ マガキ (Pacific Oyster) Crassostrea gigas


開いた殻をこじ開けると、殻の内部を埋め尽くすかのようにパンパンと太った軟体部、いや、身が!
こりゃうまそうじゃ~!

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□ マガキ (Pacific Oyster) Crassostrea gigas


ポン酢をちょっと垂らし、熱々の身を口の中へ放り込む。
あま~い!!!
大体、どこの産地の牡蠣を食べても磯の味は味わえるものだが、この「あまい」と感じる事のできる牡蠣には滅多に出会えない。
昔、中海の赤貝(サルボウ)漁師さんに教えてもらった事なのだが、「貝は水から揚げた瞬間から味が悪くなり始める。」すなわち、水から揚げてから時間が短ければ短いほど、貝の味は良いという。
魚などと違って貝は生きたまま流通させるのが普通なので、放っておくとどんどんエネルギーを消費するし、老廃物もたまっていく。
勝手な持論だけれど水揚げして時間が短い牡蠣ほどこの「あまい」味覚を味わえるのではないだろうか。

などと頭の中でうんちくを語りながら、2つ目、3つ目と牡蠣をむさぼる。
美味い。
幸せ・・・

これほど美味しいのなら、生も食べてみたい!

しかし、この牡蠣は加熱用で、生食用ではない・・・
生食用ではない牡蠣の生食は絶対におススメしないが、これほど美味い牡蠣の生はどんな味がするのだろうという好奇心を抑えることは難しく、自己責任でちょっとだけ食べてみる事にした。
ちなみに親から生の牡蠣は食べるなと言われて育ってきたため、牡蠣の生食はモントレーでサルサソースをかけていただいたことくらいしか経験がない。
そして、これまで牡蠣にあたった回数は4回(いずれも焼牡蠣)。
それでも食べたいと思わせるこの牡蠣がいかに美味しいか、お分かりいただけると思う。

殻をこじ開けると、やはりパンパンの身。
きゅうりの様な、青い香りが食欲を湧かせる。
牡蠣の身の縁にある黒いビラビラの部分、外套膜をツンツンしてみるとキュっと収縮する。
活きている証拠だ。

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□ マガキ (Pacific Oyster) Crassostrea gigas


水道水で洗って塩気を落として、ポン酢をかけて食べてみる。
うま~い!!!
これまで生牡蠣を好きな人の心理が分からないと思っていたけれど、こういう事だったのかぁ~!
これはとまらない!
あっという間に3つもたいらげてしまった。

貝は産卵期に向かって身が太っていき、産卵期前が最も美味しい時期。
マガキは冬が旬というイメージが強いが、マガキの産卵期は6月~8月なので、むしろ冬よりも今の方が身が太っていて美味しい。
マガキは春先の今が一番美味しいよと牡蠣漁師の友達も言っていた。

こんな美味しいものを本当にありがとうございます!

まだ残っているから明日も食べよっと!


<撮影種一覧> 1種
<貝類>
□ マガキ (Pacific Oyster) Crassostrea gigas

□・・・養殖個体



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by takuyamorihisa | 2018-03-19 21:00 | 取り寄せ・市場購入 | Comments(0)

692 境港産 ~10年ぶりにマイワシを食べた~

今日はマイワシの写真を撮った。

今日はご近所さんから新鮮な境港産のマイワシ (Japanese Pilchard)をいただいた。
そういえば、こんなにメジャーな魚なのに、実際に食べるのはいつぶりだろうか。
どうやら今年はマイワシがたくさん獲れているらしい。
確かにTwitterでもマイワシを食べている人の写真を目にする機会が増えたような気がする。

全長はなんと25.4cm!こんなに大きいマイワシは初めてかも!
そして鮮度がいいのが嬉しい!

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■ マイワシ (Japanese Pilchard) Sardinops melanostictus 全長25.4cm


眼は脂瞼に覆われている。


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■ マイワシ (Japanese Pilchard) Sardinops melanostictus 全長25.4cm


鱗がすぐに剥がれてしまうので、家庭に届くころにはほぼ100%ツルッパゲになってしまっている。

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■ マイワシ (Japanese Pilchard) Sardinops melanostictus 全長25.4cm


別の個体。

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■ マイワシ (Japanese Pilchard) Sardinops melanostictus 全長22.8cm


体側の黒い斑点が特徴だ。

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■ マイワシ (Japanese Pilchard) Sardinops melanostictus 全長22.8cm


いわしが獲れなくなったと聞いて久しいような気がするが、実際はどうなのだろうか。
気になって農林水産省の統計データを調べてみた。
いわしはウルメイワシやカタクチイワシなどと一緒にされているのかなぁと思っていたが、意外にもマイワシ1種としてしっかりとデータがとられていた。
遡れたのは1993年まで。

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1993年はなんと170万トンもの漁獲量があったものの、約3年間で激減し、直近で一番少なかったのが2005年の2.7万トン。
2005年の漁獲量は1993年の1/63しかない。
一番新しいデータの2016年は約38万トンとなっていて、グラフをみると2005年あたりの最低の時期からは脱しかけているようだ。
マイワシの漁獲量には数十年周期の大きな波があるとされているが、また増えるフェーズに入ったのだろうか。

おっと脱線脱線。

さっそくマイワシを刺身でいただいた。
あとで他の人の写真を見て気が付いたのだが、マイワシは銀色のスキンを残して刺身にするんだった。ひかりものの代表なのになんてことだ。
自分が伝えたかったのはこの脂。
濡らしていないのに脂による肉の艶がすごい。


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■ マイワシ (Japanese Pilchard) Sardinops melanostictus


刺身醤油におろし生姜をたっぷりと入れ、刺身に絡ませる。
口の中に運ぶと、生姜醤油と刺身のハーモニーが素晴らしい。
小骨があっても全然気にならない。

刺身の他には梅干しと一緒に煮たマイワシの梅干し煮。
これも美味い・・・
鮮度がいいので全くクセがない。

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■ マイワシ (Japanese Pilchard) Sardinops melanostictus


もう10年以上もマイワシを食べていなかったが、口に入れると記憶が目覚めるようで懐かしさを感じた。
やっぱり味覚は脳に与える刺激が強くて、よく記憶してくれているんだろうなぁ。

ご近所さん、素晴らしいお魚をありがとうございました~!


<撮影種一覧> 1種
<魚類>
■ マイワシ (Japanese Pilchard) Sardinops melanostictus



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by takuyamorihisa | 2018-02-23 21:00 | 取り寄せ・市場購入 | Comments(0)

682 中海産 ~中海で最も美味しい魚「クロソイ」~

今日はクロソイの写真を撮った。

島根県と鳥取県の間に中海という汽水湖がある。
この湖はおおよそ海水の1/2の塩分。今日はこの湖で獲れたクロソイ (Korean Rockfish)をいただいた。

中海に浮かぶ大根島で生まれ育った漁師さんには、「めばる(クロソイのこと)より美味い魚はおらん。」と断言する方もいるほど。
確かにこの汽水湖に生息している魚の中では最も美味だと思う。

いただいたのは全長31.4cm、お腹パンパンのメス。

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■ クロソイ (Korean Rockfish) Sebastes schlegelii 全長31.4cm


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■ クロソイ (Korean Rockfish) Sebastes schlegelii 全長31.4cm


本種も含まれる、メバル科の魚は煮付けにして食べるとどれも極上の味。
例えばアカメバルやシロメバルなどは身がきめ細かくて、ホロホロとした感じ、カサゴはそれよりももう少し身がしっかりしているなど、その魚によって身の質感が異なるので、それぞれ適した味付けが違う。
本種クロソイはとても身がしっかりしている魚で、酒、砂糖、しょうゆ、みりんで、甘くこってりとしたテリのある煮汁で煮るのがベスト。
しっかりと味付けしているのに、なかなか身に味がしみ込まないので、煮汁をたっぷりとかけながらいただく。


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■ クロソイ (Korean Rockfish) Sebastes schlegelii


プリプリ、ホクホク。
美味い!
脂はよどよく、食感も最高。

しかし滅多に出回らないので、中海産クロソイをスーパーなどで買うのはまず無理なのではないだろうか。
中海の極上の味を味わうことが出来て幸せ!!!


<撮影種一覧> 1種
<魚類>
■ クロソイ (Korean Rockfish) Sebastes schlegelii



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by takuyamorihisa | 2018-01-16 21:00 | 取り寄せ・市場購入 | Comments(0)

669 中海産 ~赤貝をいただく~


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今日はサルボウの写真を撮った。

この貝は山陰地方の冬にはなくてはならない、ふるさとの味。
サルボウ、ここでは赤貝と呼ばれているが、これをたっぷりと鍋に入れて甘辛く煮付ける。
一度食べだすとこれが止まらない。
お皿一杯に盛られた赤貝も、一瞬でなくなってしまうほど。

島根県と鳥取県にまたがる汽水湖、中海にはかつて沢山のサルボウが生息しており、この様な食文化が生まれたのだが、残念なことに赤貝漁師は一人もいなくなってしまった。赤貝そのものがいなくなってしまったからだ。(絶滅ではなく、漁業が成立するほどの資源量がなくなってしまった。)
それでも冬にこの貝を食べる文化は残っていて、有明海や岡山県産のものが代用されている。

そしてここ数年、島根県で赤貝の養殖が試験的に行われ、わずかではあるが食用として出回るようになっている。

という貴重な中海産のサルボウをいただいたので、写真を撮って料理してみよう。

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□ サルボウ (Half-crenate Ark) Scapharca kagoshimensis

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□ サルボウ (Half-crenate Ark) Scapharca kagoshimensis 殻長33.4mm


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□ サルボウ (Half-crenate Ark) Scapharca kagoshimensis 殻長34.1mm


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□ サルボウ (Half-crenate Ark) Scapharca kagoshimensis 殻長28.4mm


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□ サルボウ (Half-crenate Ark) Scapharca kagoshimensis 殻長30.3mm


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□ サルボウ (Half-crenate Ark) Scapharca kagoshimensis 殻長25.8mm


よく殻を開けている個体を見かけるが、決して鮮度が落ちている訳ではない。
刺激を与えると元気よく殻を閉じる。

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□ サルボウ (Half-crenate Ark) Scapharca kagoshimensis


そして赤貝という名前(ちなみにサルボウはアカガイとは別種)の由来である、赤い身と赤い血液の写真を撮影してみた。
ヘラで殻をこじ開けて軟体部を傷つけると、真っ赤な血が!!!
脊椎動物の血液の赤い成分ヘモグロビンとは別のエリスロクルオリンという物質による色なのだが、酸素を運搬するために鉄が含まれており、酸化鉄由来の赤い血液を持っている。

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□ サルボウ (Half-crenate Ark) Scapharca kagoshimensis


こういう観察の仕方だと、ちょっと食欲も失せてしまいそうだが、気持ちを切り替えて調理をしてみた。
料理酒、砂糖、しょうゆ、みりんで甘辛く煮付ける。

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□ サルボウ (Half-crenate Ark) Scapharca kagoshimensis


個人の感覚なので、あまり参考にならないが、中海産はより赤貝特有のクセが強い気がする。
恐らく食べつけた人はこのクセがたまらないと思う。
初めての人はちょっと戸惑うかな。
身の食感はプリプリ!
岡山県などの県外から来ているものと、水揚げしてすぐのものの差なので単に鮮度の差によるものなのかもしれないが、自分は美味いと思う!

やはり食べだしたら止まらず、一瞬でなくなってしまった。


<撮影種一覧> 1種
<貝類>
□ サルボウ (Half-crenate Ark) Scapharca kagoshimensis


□・・・養殖個体



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by takuyamorihisa | 2017-12-20 21:00 | 取り寄せ・市場購入 | Comments(0)

662 中海産 ~モクズガニをいただく~

今日は家で写真を撮った。

今日は中海産の立派なモクズガニ (Japanese Mitten Crab)をいただいた。嬉しい!
なぜこれほど喜ぶかというと、ずっと試してみたい食べ方があったからだ。

香港で食べた近縁種の Chinese Mitten Crab (チュウゴクモクズガニ)が本当に美味しくて、この食べ方ならばモクズガニも超美味しく食べれるに違いないと思っている。

それは甲を皿にして、歩脚、鉗脚の身を全て集める。
集まったところに黒酢ベースの三杯酢をたっぷりとかけて口の中にカニ肉をほうばるという食べ方だ。

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■ モクズガニ (Japanese Mitten Crab) Eriocheir japonica


やばい・・・
この美味さはちょっとレベルが違う・・・
極上だ・・・

読みは大正解だった。このカニの身質はしっかりとしていて、カニの風味はやや薄い。これに黒酢の旨みとさわやかさと甘さがマッチして、口の中が天国になってしまった。
ただ身を集めるのが非常に面倒。これを人がやってくれるならレストランで1,200円だしても食べたいな。というか、モクズガニ専門店を開いてしまおうかな・・・

ちなみにもう少しチュウゴクモクズガニについて説明すると、香港では大閘蟹(だーじゃーはい)と呼ばれていて、上海ガニと呼ぶのは日本でだけ。
よくモクズガニの説明で、「あの上海ガニの仲間なんですよ。」などと言うけれど、上海ガニを食べたことがある人が一体何人いるだろう?
何かに例えるならば、みんなが知っているものでないといけないと思うが、上海ガニよりもまだモクズガニの方が実際に触れたことある人が多いと思う。

この逆転現象を解決するためにも、モクズガニ専門店かなぁ・・・笑


<撮影種一覧> 1種
<甲殻類>



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by takuyamorihisa | 2017-11-10 21:00 | 取り寄せ・市場購入 | Comments(0)

657 島根県産 ~栗の中にいる虫を食べてみた~

今日は食材の写真を撮った。

と言っても今日の食材は栗の中にいる小さな白い虫のこと。
多くの人が1度は見たことがあるのではないだろうか。
栗以外にどんぐりの中にいたりもする。

この可愛らしい(?)幼虫は標準和名をクリシギゾウムシ(Chestnut Weevil)といい、甲虫の仲間。
栗からこんな虫が出てきたらびっくりするので、害虫とみなされている。

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■ クリシギゾウムシ (Chestnut Weevil) Curculio sikkimensis

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■ クリシギゾウムシ (Chestnut Weevil) Curculio sikkimensis


以前、同じ業界の人で長野県出身の人から、この虫が美味しいという話を聞いたことがあり、ずっと食べてみたいと思っていた。
今日はこのクリシギゾウムシが2匹だけ入手できたので、食べてみることにした。

料理方はいたってシンプル。

炒る。

フライパンに油をしき、クリシギゾウムシを入れる。
塩をパラパラっとふって出来上がり。

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■ クリシギゾウムシ (Chestnut Weevil) Curculio sikkimensis


今までに虫はほとんど口にしたことがないし、積極的に食べたいとも思わないのだが、これは見るからに美味しそう!
恐る恐る口に入れるのではなく、味わおうという意欲満々で口の中に放り込んだ。

しっかりと噛み締めて味を確かめる。

なんじゃこりゃ~!
うま~っい!!!

まさに栗。
栗から抽出した上質なたんぱく質をいただいている感じ。(というか、栗しか食べていないので事実だが)
これは美味い。

もしこの幼虫がどこかで販売されていたら、お金を払ってでも買ってみたいと思う。
梅干しが入っているような透明のケースいっぱいに入っていたら600円は出すな。笑

ちなみに栗の中には本種の他にクリミガ (Nut Fruit Tortrix)という蛾の幼虫が入っている事もある。

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上:■ クリシギゾウムシ (Chestnut Weevil) Curculio sikkimensis
下:■ クリミガ (Nut Fruit Tortrix) Cydia kurokoi


クリミガ (Nut Fruit Tortrix)の幼虫は見た目がグロテスクなので食べる気がしなかった・・・

両者はよく似ているが、クリシギゾウムシは触るとぎゅっと身体を縮ませるのと、丸くてコロンとした可愛らしい体型をしている。一方クリミガはすらっとしていて、移動するときに伸びたり縮んだりする。ちょっと食べたいとは思えない動き。
恐らく実物をみると簡単に見分けられると思う。

クリシギゾウムシは本当に美味しい虫なので、みつけたら捨てず是非とも食べてみて欲しい。


<撮影種一覧> 2種
<昆虫>
■ クリシギゾウムシ (Chestnut Weevil) Curculio sikkimensis
■ クリミガ (Nut Fruit Tortrix) Cydia kurokoi



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by takuyamorihisa | 2017-10-13 21:00 | 取り寄せ・市場購入 | Comments(0)

655 三重県産 ~桑名のハマグリをいただく~

今日は家で写真を撮った。

日本産のハマグリ類はハマグリ (Common Orient Clam)とチョウセンハマグリ (Hard Clam)の2種。しかしその資源は現在激減し、幻といってもいいほどになってしまった。日本人が普段食べているハマグリ類はほとんどが外国産だろう。
そんな貴重な国産のハマグリ、しかも桑名のハマグリをいただいた!嬉しいっ!

ハマグリはその旨み、身の軟らかさ、多少の粘液、殻の光沢、どれも素晴らしく、個人的に二枚貝で一番美味しいと思う。

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■ ハマグリ (Common Orient Clam) Meretrix lusoria


線があるもの、真っ黒なもの、白っぽいものなど、ハマグリは色々な模様のバリエーションがある。

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■ ハマグリ (Common Orient Clam) Meretrix lusoria 殻長5.1cm


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■ ハマグリ (Common Orient Clam) Meretrix lusoria 殻長4.5cm


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■ ハマグリ (Common Orient Clam) Meretrix lusoria 殻長4.3cm


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■ ハマグリ (Common Orient Clam) Meretrix lusoria 殻長4.5cm


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■ ハマグリ (Common Orient Clam) Meretrix lusoria 殻長4.2cm


昔何かのテレビで見たように、アルミホイルでくるんでから焼いてみた。
焼きたてのハマグリを口に入れる。
濃厚な貝の旨みが口の中に広がる・・・

うまいっ!!!
やっぱりハマグリは格別~!!!

美味すぎて料理の写真を撮るのを忘れてしまった・・・


<撮影種一覧> 1種
<貝類>
■ ハマグリ (Common Orient Clam) Meretrix lusoria



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by takuyamorihisa | 2017-10-10 21:00 | 取り寄せ・市場購入 | Comments(0)

654 駿河湾産 ~アカザエビを取り寄せて食べてみた~

今日は家で写真を撮った。

突然だがアカザエビ (Japanese Lobster)というエビがいる。
これがものすごく美味しい。
今まで食べたエビの中でもダントツの1位だ。

しかし残念なことに漁獲量が少ない上に需要が高く、一般人が入手するのは非常に困難なエビでもある。

2年半前に沼津で購入したことがあるが、生ではなく冷凍だったため良い標本写真が撮れなかった。
いつか冷凍でないアカザエビを取り寄せてやろうと、ずっと探していたのだが、ついに生のアカザエビを通販してくれる業者を発見した。

朝どれのアカザエビ。
1kg(約12尾入り)で12,000円・・・
1匹1,000円もするんかい!

なんという高級なエビだろうか・・・

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■ アカザエビ (Japanese Lobster) Metanephrops japonicus

しかし大きさは恐らく最大級。これで120g。

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■ アカザエビ (Japanese Lobster) Metanephrops japonicus


このエビは深海に住むエビで、見た目から想像がつくようにロブスターの仲間。
殻は結構硬い。

前回の冷凍ものに比べると、やっぱり綺麗だ。

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■ アカザエビ (Japanese Lobster) Metanephrops japonicus 18cm 83g


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■ アカザエビ (Japanese Lobster) Metanephrops japonicus 18cm 83g


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■ アカザエビ (Japanese Lobster) Metanephrops japonicus 19cm 120g


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■ アカザエビ (Japanese Lobster) Metanephrops japonicus 19cm 120g

1匹1,000円もするのでミスは許されない。
最高の食べ方でいただかなければハッピーになるどころかブルーになってしまう・・・

まずはソテーにしてみた。
半分に割って、フライパンで焼く。

おやっ身がフライパンにくっついてしまったぞ・・・

あれ?
あれ?

身がボロボロに・・・
美味しい味噌もどこかへ消えていってしまった・・・

しかし、ボロボロになった身を口の中へ入れると・・・
うま~いっ!!!
エビ特有の風味はほとんどなく、安心して食べられる&甘い。

次こそは失敗しないように料理しよう。
前回とても美味しかった蒸し焼きに挑戦。

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■ アカザエビ (Japanese Lobster) Metanephrops japonicus


美味いです。
特に味噌(中腸腺)が美味すぎる!

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■ アカザエビ (Japanese Lobster) Metanephrops japonicus


そして再度ソテーに挑戦。
今度は身がボロボロにならないように殻を下にしたまま、アルミホイルで落し蓋をして調理してみよう。

三度目の正直とはよく言ったもので、これは完璧と言えるほど上手に調理できた。

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■ アカザエビ (Japanese Lobster) Metanephrops japonicus

うまい!
甘さ、うまみ、エビの臭みなし、とても上品な味だ。
バターとよく合う。

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■ アカザエビ (Japanese Lobster) Metanephrops japonicus


正直な事を言うと前回の冷凍の方が味は上だったが、旬が関係しているのかもしれない。
もしくは水揚げ直後に冷凍したものの方が、冷蔵で1日経ったものよりも美味なのか。

何年後になるか分からないが、いつかまたアカザエビを食べてみたいと思う。


<撮影種一覧> 1種
<甲殻類>
■ アカザエビ (Japanese Lobster) Metanephrops japonicus




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by takuyamorihisa | 2017-10-07 21:00 | 取り寄せ・市場購入 | Comments(0)