573 呉市 ~久々の瀬戸内海~

c0211532_23263340.jpg

今日は呉市に行ってきた。

今日は久々に地元へ戻ってきた。
日本海は綺麗な海だけれど、干満の差がほどんどないので干潟がない。一方瀬戸内海は随分数が少なくなったものの、まだまだ遊べる干潟が残っている。
干潟は生物が多くて本当に面白い場所。

という訳で地元の親友とぶらり干潟探索だ。
アラフォーおじさん二人で干潟で生き物を探して遊んだ。

c0211532_22591584.jpg

見せてあげたかったのがハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab)。
18年間瀬戸内で育ったのに、住んでいた頃にはその存在を知らず、シオマネキと言えば南の海にしかいないものだと思い込んでいた。

干潟のカニはその底質の粒の大きさによって住み分けがあって、ハクセンシオマネキだとちょうど上の写真のような綺麗な砂がお好み。
コメツキガニ (Sand Bubbler Crab)などもこのような環境が好き。
さあどんなカニに出会えるかな~。

これらのカニは巣穴の周りにいるので、まずは穴を見つけるのが手っ取り早い。
しかし穴がない。
全然ない。

生き物がいたと思って最初に撮影したのはタカラダニの仲間だった。

c0211532_23104986.jpg
■ タカラダニ科の1種 (Erythraeidae) Erythraeidae sp.


この場所ではこれと言ってときめく生物に出会えなかったので移動。
今度は礫が転がる浜へ。
こういった場所ではハクセンシオマネキやスナガニに出会うのは難しくなる。

c0211532_22591596.jpg

石をめくって生き物を探す。

いたいた。ヒライソガニ (Gaetice depressus)。

c0211532_23263424.jpg
■ ヒライソガニ (Gaetice depressus) Gaetice depressus


ヒライソガニは体色変異が大きく、この様な白い個体も。
ただ、ある程度大きくなると同じ様な模様ばかりになるような気がする。

c0211532_23263470.jpg
■ ヒライソガニ (Gaetice depressus) Gaetice depressus


貫録のある大型個体。

c0211532_23263475.jpg
■ ヒライソガニ (Gaetice depressus) Gaetice depressus 甲幅2.2cm


c0211532_23263437.jpg
■ ヒライソガニ (Gaetice depressus) Gaetice depressus 甲幅2.2cm


口の横にある顎脚をアップで撮影してみた。
細かい毛が沢山生えていてとても美しい。


c0211532_23263340.jpg
■ ヒライソガニ (Gaetice depressus) Gaetice depressus 甲幅2.2cm


石をめくっていくと、魚が隠れている事もある。
ミミズハゼ (Flat-headed Goby)だ。

c0211532_23343903.jpg
■ ミミズハゼ (Flat-headed Goby) Luciogobius guttatus


石の下には貝もたくさん。

ヒザラガイの仲間のケハダヒザラガイ (Acanthochitona defilippii)。

c0211532_23382092.jpg
■ ケハダヒザラガイ (Acanthochitona defilippii) Acanthochitona defilippii


c0211532_23382017.jpg
■ ケハダヒザラガイ (Acanthochitona defilippii) Acanthochitona defilippii

赤味が強くカラフルなイシダタミ (Monodonta confusa)。

c0211532_23392389.jpg
■ イシダタミ (Monodonta confusa) Monodonta confusa


巻貝の仲間。


c0211532_23392323.jpg
■ 新生腹足目の1種 (Caenogastropoda) Caenogastropoda sp.


アオガイの仲間。

c0211532_23392318.jpg
■ Nipponacmea属の1種 (Nipponacmea) Nipponacmea sp.


c0211532_23392240.jpg
■ Nipponacmea属の1種 (Nipponacmea) Nipponacmea sp.


産卵していたカラマツガイ (Siphonaria japonica)。

c0211532_23392358.jpg
■ カラマツガイ (Siphonaria japonica) Siphonaria japonica
メナシストさんにみていただいた。


ハクセンシオマネキはみられなかったが、親友も楽しんでくれたようでよかった。
なかなか帰れないけれど、故郷の海の事ももっと詳しくなっていきたいなぁ。

Ryoji、忙しいのに付き合ってくれてありがとう!!!


<撮影種一覧> 8種
<貝類>
■ ケハダヒザラガイ (Acanthochitona defilippii) Acanthochitona defilippii
■ Nipponacmea属の1種 (Nipponacmea) Nipponacmea sp.
■ イシダタミ (Monodonta confusa) Monodonta confusa
■ 新生腹足目の1種 (Caenogastropoda) Caenogastropoda sp.
■ カラマツガイ (Siphonaria japonica) Siphonaria japonica
<クモ類>
■ タカラダニ科の1種 (Erythraeidae) Erythraeidae sp.
<甲殻類>
<魚類>



[PR]

by takuyamorihisa | 2017-04-01 21:00 | 広島県 | Comments(0)