今日は島根町に行ってきた。
昨日のタイドプール遊びが楽しすぎたので今日も同じ海岸へ。どんな生き物がいるかなぁ・・・
ワクワクしながら行ったものの、あいにくの強風。
水面は波立って見えないし、寒いのが辛い。
風の影に移動してちょっとだけ撮影することにした。
体側の吸着イボに小石や砂をたくさんくっつけたヨロイイソギンチャク (Anthopleura uchidai)。
■ ヨロイイソギンチャク (Anthopleura uchidai) Anthopleura uchidai
つんつんと刺激すると、驚いて触手を引っ込めた。
吸着イボにくっついた砂や小石がみごとなカモフラージュとなっている。
■ ヨロイイソギンチャク (Anthopleura uchidai) Anthopleura uchidai
ミドリイソギンチャク (Anthopleura fuscoviridis)。
個体数はヨロイイソギンチャクの5倍くらい。
触手は濃いピンク、体側のイボは濃いライムグリーンの、理想的なミドリイソギンチャクを発見!
なんて美しいのだろうか!!!
■ ミドリイソギンチャク (Anthopleura fuscoviridis) Anthopleura fuscoviridis
こちらもつんつんと刺激すると触手を引っ込める。
体側のイボに小石などがくっついていないことがよく分かる。
■ ミドリイソギンチャク (Anthopleura fuscoviridis) Anthopleura fuscoviridis
ちなみに上の写真のようなミドリイソギンチャクは珍しく、ここまで彩度の高い個体はなかなかみられない。
ミドリイソギンチャクはカラーバリエーションが多く、特に触手の色は個体によって様々。
紫外線を当ててなくても、この発色は蛍光色なんだろうなと想像できる。
■ ミドリイソギンチャク (Anthopleura fuscoviridis) Anthopleura fuscoviridis
■ ミドリイソギンチャク (Anthopleura fuscoviridis) Anthopleura fuscoviridis
最後に水溜りにうじゃうじゃいたボウフラを撮影。
塩水にも強いトウゴウヤブカかもしれないけれど、同定した訳じゃないので科どまりにしておこう。蚊だけに・・・
■ カ科の1種 (Mosquito) Culicidae sp.
次の週末こそは風がやんで欲しい!
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■ ヨロイイソギンチャク (Anthopleura uchidai) Anthopleura uchidai
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■ カ科の1種 (Mosquito) Culicidae sp.