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695 岡山県産 ~活若かきをいただいて食らう~

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今日はマガキの写真を撮った。

今日は超新鮮な岡山県産のマガキ (Pacific Oyster)をいただいた。しかもその量なんと2kg!!!
ラベルを見ると日生町漁協「活若かき」と書いてある。
若いからちょっと小ぶりということなのかな?食べるには一番いい感じのサイズだと思う。

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□ マガキ (Pacific Oyster) Crassostrea gigas


いつもなら横着して電子レンジでチンして食べるところだが、こんな美味しそうな牡蠣にチンはもったいない!
蒸し器で蒸し牡蠣にしてみた。

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□ マガキ (Pacific Oyster) Crassostrea gigas


開いた殻をこじ開けると、殻の内部を埋め尽くすかのようにパンパンと太った軟体部、いや、身が!
こりゃうまそうじゃ~!

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□ マガキ (Pacific Oyster) Crassostrea gigas


ポン酢をちょっと垂らし、熱々の身を口の中へ放り込む。
あま~い!!!
大体、どこの産地の牡蠣を食べても磯の味は味わえるものだが、この「あまい」と感じる事のできる牡蠣には滅多に出会えない。
昔、中海の赤貝(サルボウ)漁師さんに教えてもらった事なのだが、「貝は水から揚げた瞬間から味が悪くなり始める。」すなわち、水から揚げてから時間が短ければ短いほど、貝の味は良いという。
魚などと違って貝は生きたまま流通させるのが普通なので、放っておくとどんどんエネルギーを消費するし、老廃物もたまっていく。
勝手な持論だけれど水揚げして時間が短い牡蠣ほどこの「あまい」味覚を味わえるのではないだろうか。

などと頭の中でうんちくを語りながら、2つ目、3つ目と牡蠣をむさぼる。
美味い。
幸せ・・・

これほど美味しいのなら、生も食べてみたい!

しかし、この牡蠣は加熱用で、生食用ではない・・・
生食用ではない牡蠣の生食は絶対におススメしないが、これほど美味い牡蠣の生はどんな味がするのだろうという好奇心を抑えることは難しく、自己責任でちょっとだけ食べてみる事にした。
ちなみに親から生の牡蠣は食べるなと言われて育ってきたため、牡蠣の生食はモントレーでサルサソースをかけていただいたことくらいしか経験がない。
そして、これまで牡蠣にあたった回数は4回(いずれも焼牡蠣)。
それでも食べたいと思わせるこの牡蠣がいかに美味しいか、お分かりいただけると思う。

殻をこじ開けると、やはりパンパンの身。
きゅうりの様な、青い香りが食欲を湧かせる。
牡蠣の身の縁にある黒いビラビラの部分、外套膜をツンツンしてみるとキュっと収縮する。
活きている証拠だ。

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□ マガキ (Pacific Oyster) Crassostrea gigas


水道水で洗って塩気を落として、ポン酢をかけて食べてみる。
うま~い!!!
これまで生牡蠣を好きな人の心理が分からないと思っていたけれど、こういう事だったのかぁ~!
これはとまらない!
あっという間に3つもたいらげてしまった。

貝は産卵期に向かって身が太っていき、産卵期前が最も美味しい時期。
マガキは冬が旬というイメージが強いが、マガキの産卵期は6月~8月なので、むしろ冬よりも今の方が身が太っていて美味しい。
マガキは春先の今が一番美味しいよと牡蠣漁師の友達も言っていた。

こんな美味しいものを本当にありがとうございます!

まだ残っているから明日も食べよっと!


<撮影種一覧> 1種
<貝類>
□ マガキ (Pacific Oyster) Crassostrea gigas

□・・・養殖個体



by takuyamorihisa | 2018-03-19 21:00 | 取り寄せ・市場購入