497 鳥取県境港産 ~冷凍じゃない甘えび~
今日は家で写真を撮った。
今日は、先日小田エビことニホンイサザアミ (Nihon Isazaami)が売られていたスーパーへ行ってみた。
何か面白いものがあるかもしれない。
入店するや真っ先に向かうのは鮮魚コーナー。
鮮度のよい地元の魚が多い。
どれも捨てがたいが、本日の被写体に選ばれたのが境港産の甘えび。
甘えびの和名はホッコクアカエビ (Alaskan Pink Shrimp)。傷みやすいからか、流通しているもののほとんどが冷凍の状態。
しかし、並んでいるものを見ると「生」と書いてある。
冷凍した生のエビを解凍しても生と言われそうだし。
これは真の生なのだろうか・・・
調理場にいたおじいさんに声をかけてみた。
「これは生と書いてあるけど、本当の生ですか?冷凍の解凍ではなしに?」
ぶっきらぼうに即答で
「あ~それは生です。」
「生って珍しいですね~。」
なんて情報を引き出すために広げようとしたが・・・
「別に珍しいもんじゃないですよ。」
とまた即答。
いい。
大体魚屋さんというのは商売っ気がない。
いいと思えば買え、嫌なら買うな。新鮮かどうかは見たら分かるだろう。
そういう態度の方が欲しくなってくる。
どこかの観光地でカニを押し売りしてくるおばさん達に見習わせたいものだ。
早速帰って写真撮影。
やっぱり冷凍していないだけあって鮮度がいい!
これは初の標本写真に挑戦できるかもしれない!
額角も綺麗に撮影できた。
背面の写真。
卵持ちの個体。
多くのエビ類と共通して緑色の卵だ。
眼球をアップにして撮影してみた。
まるで人工物のような構造をしている!!!
甲殻類の眼のアップは面白い絵が撮れるので好きだ。
撮影も終わり、いざ実食!
まずは定番の刺身だ!
う~ん甘い!
美味しい!
冷凍ものよりもプリプリしている!
しかしさすがは甘えび。
甘すぎて刺身4尾でギブアップ。
残りのエビをどうしたものか・・・
塩茹でにしよう。筆者はエビを最も美味しくいただける料理法は塩茹でだと思っている。
これは普通。
プリプリ感が全くない。
やはりクルマエビ (Japanese Tiger Prawn)などクルマエビ科のエビは塩茹でが最高だが、このエビはプリプリ感が劣るようだ。
味噌汁や唐揚げにした方がよかったのかもしれない。
今日も新鮮な魚介類をいただけて大満足。
次は何が売られているかなぁ・・・
<撮影種一覧> 1種
<甲殻類>
■ ホッコクアカエビ (Alaskan Pink Shrimp) Pandalus eous
by takuyamorihisa | 2016-03-22 21:00 | 取り寄せ・市場購入