456 境港さかなセンター ~オニエビを食らう~
今日は境港さかなセンター(Sakaiminato Seafood Store)で買い物をした。
今日のお目当ては知る人ぞ知る「おにえび」。
北海道では「ごじらえび」とも呼ばれるが、正しい和名はイバラモエビ (Spiny Lebbeid)。
体の小さい種が多いモエビ科の中でも唯一の食用種。
とても甘くておいしいエビらしい。
数年前に境港さかなセンター(Sakaiminato Seafood Store)で「おにえび」の姿を見たことがあり、もしかしたらあるかもとやってきたのだ。
こういうところではおなじみの声かけをかわしながら色々と店をみてみる。
しかし「おにえび」の姿は見つからない・・・
「おにえび」は諦めて、1匹250円と安かったオニオコゼ (Oni Okoze)をもらって帰ることにした。
これだけでも来た甲斐があるぞ~!
店の人にこれは安いねと言うと、今はたくさん獲れているためにこんなに安んだよと教えてくれた。
ついでに今日の本当のターゲット「おにえび」の情報をもらおうと聞いてみると、なんと今日入荷してるよと奥から持ってきてくれた。
やった~!
聞いてみるもんだなぁ!
イバラモエビというだけあって全身棘だらけだ。
はさみ脚こと鉗脚。
頭部の額角は鋭い歯が並ぶ。
数匹だけ「もさえび」ことクロザコエビ (Kuro Zakoebi)、「しまえび」ことモロトゲアカエビ (Morotoge Akaebi)、「あまえび」ことホッコクアカエビ (Alaskan Pink Shrimp)をつけてくれた。
鮮度のよかった「もさえび」ことクロザコエビ (Kuro Zakoebi)を撮影。
写真撮影のあとは気になるお味をチェ~ック!!!
まずは刺身の食べくらべ。
甲乙つけがたし!!!
どのエビもめちゃくちゃ美味しい!!!
しいて言えば「おにえび」ことイバラモエビ (Spiny Lebbeid)は一番生臭さが少なく身がしっかりとしている。
やっぱり「おにえび」が1位かなぁ・・・(ほとんど差はなし)
その他、焼きでも食べたが、最高!
なかなか手に入らない幻のエビだけあって素晴らしい味だった。
また買いにいかなくちゃっ!
<撮影種一覧> 3種
<甲殻類>
■ イバラモエビ (Spiny Lebbeid) Lebbeus groenlandicus
■ クロザコエビ (Kuro Zakoebi) Argis lar
<魚類>
■ オニオコゼ (Oni Okoze) Inimicus japonicus
by takuyamorihisa | 2015-05-01 21:00 | 鳥取県