029 Tommy Thompson Park ~カモメの王国~

今日はTommy Thompson Park(トミートンプソンパーク)に行ってきた。

今日は日曜日。
週末と祝日だけ一般公開している、トロント南東のTommy Thompson Parkへ行くことにした。
自分の住んでいるNorth Yorkからは地下鉄、バスを乗り継いで1時間半。
やっぱり朝寝坊してしまったので、公園に着いたのは午後1時半だった。
閉園まで3時間、がんばって写真を撮るぞ。

天気予報では悪かったのに、今日の天気は良い。
特に冬場は天気が悪いと写真の質が極端に落ちてしまうので、天気は写真を撮る上で最も重要な要素なのだ。
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今日は冬季オリンピックの最終日、しかもホッケーの決勝戦でカナダ対アメリカだ。
人が全然いないのはそのためだろう。
この公園にいるのは自分を含めた非国民だけだ。

オンタリオを望む。
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2月も最後ということで、かなり気温が緩んできた。
この雪が溶けるのも時間の問題だろう。

ビーバーにかじられた木。
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とここまでは順調だったのだが、後ろ(北)を見ると暗黒の雲が近づいてくる。
やっぱり天気予報は当たった・・・
空が一気に雲に覆われどんより。
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湖に張った氷の上に雪が積もり、それが溶け始めてマーブル状になっている。
ちょうど空の雲が同じ模様になって、おもしろい写真が撮れた。

雲がとぎれる様子はない。
今日は諦めて曇り空の下で写真を撮ることにした。

歩くこと約3km、最初の池へ着いた。
Common Goldeneye (ホオジロガモ) に混じって一回り大きなカモがいる。
カワアイサ (Common Merganser)だ。
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■ カワアイサ (Common Merganser) Mergus merganser
■ Common Goldeneye (ホオジロガモ) Bucephala clangula

マーブル状の池を背景に飛ぶCommon Goldeneye (ホオジロガモ)の姿が美しい。
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■ Common Goldeneye (ホオジロガモ) Bucephala clangula

さらに歩くこと2km、前回行って素晴らしかった鳥の繁殖地へ行ってみる。
バキバキと音を立てながら、道のない森を抜ける。
水辺に着くとものすごい数のカモメが飛んでいた。
なんじゃこりゃ~。
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カメラで確認するとRing-billed Gull (クロワカモメ)だった。
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■ Ring-billed Gull (クロワカモメ) Larus delawarensis

水面も空もカモメだらけ。
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■ Ring-billed Gull (クロワカモメ) Larus delawarensis

トロントの街をバックに。
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■ Ring-billed Gull (クロワカモメ) Larus delawarensis

たくさんのRing-billed Gull (クロワカモメ)に混じってAmerican Herring Gull (アメリカセグロカモメ)もいた。
一回り大きく、クチバシに赤い点がある。
足がピンク色をしているのもポイントだ。
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■ American Herring Gull (アメリカセグロカモメ) Larus argentatus smithsonianus

それにしてもなんだろうこの巨大な群れは。
特に餌に集まっているとも思えないし、繁殖だろうか・・・

Ring-billed Gull (クロワカモメ)の撮影を続けていると、見たことのない鳥が近くの木にとまった。
まるで猛禽のように周囲を見回している。
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■ Northern Shrike (オオモズ) Lanius excubitor
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■ Northern Shrike (オオモズ) Lanius excubitor

あとで調べると、Northern Shrike (オオモズ)。
初撮影種だ。

その他、Hairy Woodpecker (セジロアカゲラ)を撮影。
撮影することはできなかったが、ウサギもみることができた。

やっぱりこのエリアは手厚く保護されているだけあってすごい。

そして前回美しい景色に感動した、ウのコロニー跡だと思われる場所へ行く。
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この様な巣が木にびっしりある。
そしてところどころに黒いビニールのようなものが挟まっている。
よくみると、Double-crested Cormorant (ミミヒメウ)の死骸。
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■ Double-crested Cormorant (ミミヒメウ) Phalacrocorax auritus

やはりここはDouble-crested Cormorant (ミミヒメウ)のコロニーみたいだ。
しかしどうやったらこんなドジな死に方をするのだろう。
それとも力尽きて死ぬときに、たまたま引っかかったのだろうか。
謎だ。

ここで閉園時間が近づいてきたので帰ることにした。
入口まで6kmもあるので、帰りの時間を計算しながら撮影しないといけないのがこの公園のネックだ。

あと少しで公園の入口だというところで、鳥のシルエットに目が止まった。
おお!
あの姿はまさしくAmerican Kestrel (アメリカチョウゲンボウ)!
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■ American Kestrel (アメリカチョウゲンボウ) Falco sparverius

激レア種だ。
羽の模様から雌のようだ。
やった。
最後の最後にレア種を撮影し、満足感が50%アップ。

今日もいい撮影になった。
ありがとうTommy Thompson Park。


>>Tommy Thompson Park


<撮影種一覧> 12種
<鳥類>
Double-crested Cormorant (ミミヒメウ) Phalacrocorax auritus
American Black Duck (アメリカガモ) Anas rubripes
マガモ (Mallard) Anas platyrhynchos
Long-tailed Duck (コオリガモ) Clangula hyemalis
■ Common Goldeneye (ホオジロガモ) Bucephala clangula
■ カワアイサ (Common Merganser) Mergus merganser
■ ウミアイサ (Red-breasted Merganser) Mergus serrator
American Kestrel (アメリカチョウゲンボウ) Falco sparverius
Ring-billed Gull (クロワカモメ) Larus delawarensis
American Herring Gull (アメリカセグロカモメ) Larus argentatus smithsonianus
■ Hairy Woodpecker (セジロアカゲラ) Picoides villosus
Northern Shrike (オオモズ) Lanius excubitor
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by takuyamorihisa | 2010-02-28 22:39 | Canada | Comments(0)