025 York University ~かろうじて~
今日はYork University(ヨーク大学)に行ってきた。
今日は近所の子が洗礼を受けるので、3時から教会へ行くことになった。
久しぶりの休み、しかし中途半端な時間。
こういうときはあそこしかない。と、York Universityの池へ向かった。
ここ2週間はずっと最高気温が-5℃程度だったが、昨日今日は2℃もあって雨が降っている。
もしかしたら池の氷が溶けて鳥がいるかもしれない。
あまり期待はせず池へ向かった。
ちょうど池行きのバスが通りかかったので乗りこむ。
さすがはバス、速い。時間がないときは助かる。
バスが池の脇を通ったときに、数羽のカモの姿を発見した。
よしよし。読みは正しかったぞ。
バスを降りて池へ向かう。
昨日の雨で雪はほとんど溶けている。
歩きやすい。
そして池へ着いた。
近づくにつれ、水面の様子が分かってくる。
光の反射具合がおかしい
全然動かない
断層がみえる
まだガチガチに凍っていた・・・
しかしカモがいるはずだ。
たしか池の中央あたりだったが・・・
注意して見ると池の中央に石が2つ。
誰かが投げ込んだものだろう。
どうやらこの石をカモに見間違えたようだ・・・
非常に紛らわしい。
今まで100%の確立で姿を見ることができたCanada Goose (カナダガン)も今日はいない。
High Park同様、完全に凍った池には来ないようだ・・・
池の周りの木を調べてみることにした。
チッチッチッチッ
モミの木の周りでBlack-capped Chickadee (アメリカコガラ)の鳴き声が聞こえる。
鳴き声は聞こえるが姿が見えない。
やはりHigh Parkの鳥は特別警戒心が少ないようだ。普通はこんなものだろう。
Eastern Gray Squirrel (トウブハイイロリス)でさえも、撮影しようと近づいたら一目散に逃げられてしまった。
やばい。
今日はボウズだ・・・
撮影できないくらい上空をドバト (Rock Pegion)がいやらしく飛んでいく。
ぼぉっと空を見ていると、Ring-billed Gull (クロワカモメ)がパンをくわえて飛んできた。
しかも思いが通じたのか池の真ん中に降りてきてくれた。
Ring-billed Gull (クロワカモメ)でこれほど嬉しくなるとは思わなかった。
ありがとう!
これで帰れる。
雪が強くなってきたので、ちょうどよいタイミングだった。
写真は大学経営のアパート。看板のBIRDは鳥とは関係なし。
これからの時期は湖畔の公園に行くしかないのかもしれない。
<撮影種一覧> 1種
<鳥類>
■ Ring-billed Gull (クロワカモメ) Larus delawarensis
by takuyamorihisa | 2009-12-27 19:23 | Canada