人気ブログランキング |

015 Niagara Falls ~紅葉とチョウ~

今日はNiagara Falls(ナイアガラの滝)に行ってきた。

初めて行ったのが9月下旬だから、約1ヶ月の間に3回も来た事になる。これほど頻繁にナイアガラの滝に遊びに来るとは思ってもみなかった。

滝の前に、まずワイナリーに行く。お目当てはアイスワインだ。
アイスワインは日本ではあまり知られていない、超高級ワイン。
秋、収穫の時期を迎えたぶどうの果実をそのまま木につけておいて、冬まで待ち、凍った果実を収穫する。
そして凍ったままの果実を絞る。
そうしてできたワインがアイスワインだ。

チュウチュウをご存知だろうか?
冷凍庫に入れて、まだ凍りきっていないチュウチュウを食べると、ものすごく濃くて甘い液が最初にきて、最後に味のない氷が残る。
その原理で、水以外の濃縮された果汁が絞れるという訳だ。
Niagara地方はこのアイスワイン生産が盛んな地域。
c0211532_9194658.jpg

一番最初に目についた20Beesというワイナリーに寄る。
スタッフに試飲を頼むとこころよく飲ませてくれた。
アイスワイン初体験。
まずはものすごく強い香りに驚く。人口の香料とは全く違う、透き通った、フルーティーで甘酸っぱい香り。
そして味。
甘い。とても甘いのにすごくさわやかで、すうーっと身体に溶けていく感じ。
後味がいつまでも心地いい。
エクセレントに表現できない、自分の語彙のなさを悔やむくらいおいしい。
こんな飲み物今までに飲んだことがない。
ワインではなく、まったく別のお酒だ。99%の女性が好きな味だと思う。
これは絶対に買って帰らねば!

数種類のアイスワインを試飲して、一番好きなボトルを買うことにした。

お値段$60(日本円で5500円)。

そしてその量は375ml。

つまりコーラの缶1本5500円。

ワイングラス5杯分くらいなので、1杯1000円以上。

高すぎる!

これをヨメへのおみやげにする。なんて優しいダンナだ。

そして自分用にお手ごろのアイスワインを買う。
2本で$30のお買い得ボトルをゲット。

アルコールの力で気が大きくなっていたことは事実だが、高級なアイスワインを1ボトル分は試飲したのでよしとする。
*ちなみに日本で同じボトルを買えば倍以上。

そしてNiagara Fallsに到着。
紅葉が素晴らしい。紅葉指数100%の最高のタイミングだ。
残念ながら2日前にフェリーが終了していたので、上から滝を見ることにした。

夢を壊して申し訳ないが、これが街の中にある実際のナイアガラの滝だ。
中央左の水しぶきがあがっているところが滝。
c0211532_9264963.jpg

そしていたるところにRing-billed Gull (クロワカモメ)。
c0211532_929105.jpg
■ Ring-billed Gull (クロワカモメ) Larus delawarensis

こっちのBirder(バーダー)に聞いた話では、冬になるとNiagara Fallsは世界で一番多くの種のカモメが見られる場所になるのだそう。
この日のカモメはRing-billed Gull (クロワカモメ)の他にGreat Black-backed Gull (オオカモメ)を1羽見ただけだった。まだ時期が早いのだろう。

夜のライトアップまでの待ち時間、川の下流のWhirlpool Aero Carに行く。
ケーブルカーでナイアガラ川を渡り、対岸のアメリカ側まで行って帰ってくるアトラクションだ。
何かと期待はずれが多いナイアガラのアトラクションだが、美しい紅葉を満喫し、満足のいくアトラクションだった。
c0211532_943317.jpg
c0211532_9434428.jpg

ツタだろうか?
建物の壁を覆うツル植物も真っ赤に紅葉していた。
c0211532_10434064.jpg

c0211532_10441359.jpg

そして4時。絶対に行きたいと思っていた、Butterfly Conservatoryの閉園時間に間に合った。
ナイアガラとの関係は謎だが、チョウを放し飼いにしているので、撮影しに来たいと思っていた場所だ。
間に合ったものの、閉園まで30分。こいつは気合を入れて撮影しなければいけない。
中は蒸し暑く、ダウンでばっちり防寒のNature Photographerには厳しい環境だったが、脱ぐ間も惜み汗だくでチョウを撮り続けた。
赤いチョウ、黄色いチョウ、青いチョウ。
青いチョウ!
メタリックブルーに光るモルフォチョウ!
少年の頃標本を見て以来、あこがれ続けたたあのモルフォチョウが飛んでいる!
感動。
時間いっぱい、美しいチョウの撮影を楽しんだ。
c0211532_9515849.jpg
□ Isabella's Heliconian (イサベラドクチョウ) Eueides isabella

c0211532_953476.jpg
□ Red Postman (ベニモンドクチョウ) Heliconius erato

ちょっと気持ち悪いOwl (オウル)。
c0211532_9554426.jpg
□ Owl (オウル) Caligo memmon

Cairns Birdwing (ケアンズバードウィング)の交尾
c0211532_9571139.jpg
□ Cairns Birdwing (ケアンズバードウィング) Ornithoptera euphorion

日本のチョウ、オオゴマダラ (Rice Paper Butterfly)も。
c0211532_9583745.jpg
□ オオゴマダラ (Rice Paper Butterfly) Idea leuconoe

c0211532_959341.jpg
□ Zebra Longwing (キジマドクチョウ) Heliconius charithonia

c0211532_0241798.jpg
□ タテハチョウ科の1種 (Nymphalidae) Nymphalidae sp.

そしてあこがれのモルフォチョウを撮影したいが、こいつがまた難しい。
ひらひら飛んで、なかなかとまらず、とまれば羽を閉じてしまう。
気がつけばこのチョウを撮影してやろうという意気込みの人4人くらいが集まっていた。
モルフォチョウの動きに一喜一憂し、妙な一体感が生まれていた。
みなの集中力が切れたころ、こっそりベストショットを撮影。
c0211532_108985.jpg
□ Blue Morpho (ブルーモルフォ) Morpho granadensis


チョウの後は、パンでおびき寄せたRing-billed Gull (クロワカモメ)の撮影で時間をつぶした。
Ring-billed Gull (クロワカモメ)の若鳥。
c0211532_1011265.jpg
■ Ring-billed Gull (クロワカモメ) Larus delawarensis

c0211532_10115868.jpg
■ Ring-billed Gull (クロワカモメ) Larus delawarensis


そして7時半。
締めくくりは名物滝のライトアップ
c0211532_1015440.jpg

水しぶきで光線が見えるのでライト側も絵になる。
c0211532_1016346.jpg
今日もNature Photographerを楽しませてくれる内容だった。
ありがとうNiagara Falls!

次は冬季のカモメツアーだ!


<撮影種一覧> 12種
<昆虫類>
□ Cairns Birdwing (ケアンズバードウィング) Ornithoptera euphorion
□ オオゴマダラ (Rice Paper Butterfly) Idea leuconoe
□ Blue Morpho (ブルーモルフォ) Morpho granadensis
□ Owl (オウル) Caligo memmon
□ Julia Butterfly (チャイロドクチョウ) Dryas iulia
□ Isabella's Heliconian (イサベラドクチョウ) Eueides isabella
□ Zebra Longwing (キジマドクチョウ) Heliconius charithonia
□ Red Postman (ベニモンドクチョウ) Heliconius erato
□ Clipper (トラフタテハ) Parthenos sylvia
□ タテハチョウ科の1種 (Nymphalidae) Nymphalidae sp.
<鳥類>
Ring-billed Gull (クロワカモメ) Larus delawarensis
Great Black-backed Gull (オオカモメ) Larus marinus
□・・・飼育個体

by takuyamorihisa | 2009-10-27 22:57 | Canada