016 York University ~冬到来~
今日はYork University(ヨーク大学)に行ってきた。
York University(ヨーク大学)にPond Rd.という道があり、その道沿いに池がある。
家から徒歩15分と近いので、ちょっとした時間があるときによく通うスポットだ。
夕方までの暇つぶしに行ってみることにした。
カナダの家の中は暖かい。
窓ガラスは二重で、ドアもパッキンがあるので隙間風がなく、暖房は家ごと暖めるのでTシャツでも問題ないくらいだ。
だから窓から日光が入ってくると、ものすごい暖かい天気だと錯覚してしまう。
今日もドアを開けて初めて寒いことに気づいた。
今日の冷え込みはひどい。
いつの間にか葉は全部落ちて、寂しい感じ。
いよいよ冬到来だ。
ハチを探してセイヨウタンポポの花をのぞきながら移動したが、ハエ1匹すら見ることはなかった。
そして池に到着。
さっそく土手ででっかいキノコを発見。
うまそうだ。
池を見ると、今日もCanada Goose (カナダガン)とRing-billed Gull (クロワカモメ)がたくさんいる。
この池は彼らのお気に入りの場所のようだ。
しかしこの2種は本当に普通種で、すでにかなりの枚数の写真を撮っている。
残念だがあまり撮影意欲が湧かない・・・
向こう岸にHooded Merganser (オウギアイサ)が2匹いるが、遠すぎていい写真が撮れない。
しかたがなくCanada Goose (カナダガン)の写真を撮ることにした。
頭上は雲が覆って天気が悪いが、奥の空は青空がみえ良い天気のようだ。
水面に青空が映って私のお気に入りのパターン。
ベストの構図を探すために、そっと近づく。
近づいた分奥へ逃げていき、数匹は首を高くあげて威嚇している。
High ParkのCanada Goose (カナダガン)は全く警戒心がないのに、ここのCanada Goose (カナダガン)は慎重のようだ。
そして突然わーわー鳴きながら群れごと飛び去ってしまった。
いつの間にかRing-billed Gull (クロワカモメ)もどこかへ行き、遠くにHooded Merganser (オウギアイサ)が2匹だけになってしまった。
諦めて別の場所へ行こうとしたとき、
ぽつぽつぽつ・・・
ぱらぱらぱら~
雨が降り始めた。
Canada Goose (カナダガン)はこれを読んでいたのか~。
魔女の宅急便を思い出す。(たしか登場するガンはCanada Goose)
向こうは晴れているので通り雨のはずだが、なかなかあがらない。
傘をささないとまずいくらい強くなってきた。
やたらよく見える雨だなと思いよくみるとみぞれだった。
もうだめだと思い帰ることにする。
20分程度の滞在だった。残念。
くやしいので傘をさしながらナベナ属の1種を撮影し、帰宅した。
そして家に着いたころ、頭上はすっかり青空になっていた。
もう少し待てばよかった・・・
<撮影種一覧> 5種
<菌類>
■ キノコ類の1種 (Mushroom) Fungi sp.
<植物>
■ ナベナ属の1種 (Dipsacus) Dipsacus sp.
<鳥類>
■ Canada Goose (カナダガン) Branta canadensis
■ Hooded Merganser (オウギアイサ) Lophodytes cucullatus
■ Red-tailed Hawk (アカオノスリ) Buteo jamaicensis
by takuyamorihisa | 2009-11-04 13:11 | Canada