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560 宍道湖西岸なぎさ公園 ~ヨシにとまったカワセミ~

*この記事は2017年1月19日のものです。


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大先輩キーモンさんさんと恒例の鳥撮り。
冬の渡り鳥を狙っていつものポイントへと向かった。

早速水田で見つけたのは・・・

日本の国鳥であるキジ (Green Pheasant)!
美しい羽色をしているのはオスだけでメスは地味な色をしている。

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■ キジ (Green Pheasant) Phasianus versicolor


神々しい色だ。アメリカ大陸の鳥にはない日本らしい美しさを感じる。

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■ キジ (Green Pheasant) Phasianus versicolor


1羽だと思ったらまさかの2羽で行動していた。
キジのオスは縄張り意識が強く、縄張りに入ってきた雄に対して激しい攻撃をするのだが、繁殖期以外ではオス同士でも仲がよいみたいだ。

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■ キジ (Green Pheasant) Phasianus versicolor


続いてハクセキレイ (Japanese Pied Wagtail)。
実はハクセキレイというのは種名ではなく、亜種名。タイリクハクセキレイというのが種の標準和名になる。

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■ ハクセキレイ (Japanese Pied Wagtail) Motacilla alba lugens


この鳥は他の鳥に比べて人間をあまり恐れないので近くに寄ることが可能。
そういう鳥に限って、なかなかいい写真を撮っていなかったりする。
今回は満足のいく写真が撮れた。

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■ ハクセキレイ (Japanese Pied Wagtail) Motacilla alba lugens


続いてタゲリ (Northern Lapwing)。
毎冬この鳥に出会うのを楽しみにしている。
背のメタリックグリーンと、長く伸びた冠羽がとてもかっこいい。

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■ タゲリ (Northern Lapwing) Vanellus vanellus


冬にやってくるダイサギの亜種、オオダイサギ (Great Egret)。
目の周りが鮮やかなグリーンになり、とても美しい。

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■ オオダイサギ (Great Egret) Ardea alba alba


ヨシの中で魚などの水生生物を狙っている。

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■ オオダイサギ (Great Egret) Ardea alba alba

アオサギ (Grey Heron)。
日本ではこの色を青と表現しているが、英名はGrey Heron。自分も確かにこれは灰色だと思う。
魚を狙っているのか、このポーズのまま数分動かなかった。

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■ アオサギ (Grey Heron) Ardea cinerea


カモの仲間は水面に浮かんでいるイメージだが、ヒドリガモ (Wigeon)は陸に上がって草を食べることもある。
臆病なイメージだが、こういうところは意外と大胆。

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■ ヒドリガモ (Wigeon) Anas penelope


そして今日最後に訪れた撮影チャンスはなんとカワセミ (Common Kingfisher)。
ここまで近くで撮影できたのは初めて!嬉しい!!!

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■ カワセミ (Common Kingfisher) Alcedo atthis

今日はいい写真が撮れて大満足の1日!
またコレクションが増えたぞ~!


<撮影種一覧> 7種
<鳥類>
■ ヒドリガモ (Wigeon) Anas penelope
■ キジ (Green Pheasant) Phasianus versicolor
■ タゲリ (Northern Lapwing) Vanellus vanellus



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by takuyamorihisa | 2017-10-15 21:00 | 島根県 | Comments(0)

567 Kowloon Park ~香港の繁華街は野鳥の楽園~

*この記事は2017年2月20日のものです。

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今日はKowloon Park(九龍公園)に行ってきた。

午前は葛西臨海公園鳥類園の方とTung Chung Bay(東涌湾)でバーディング。その後はKowloon Park(九龍公園)へ行かれるとの事なのでご一緒させてもらった。
数えきれないほど香港に来ているのに、Kowloon Parkへはまだ行った事がない。噂によるとたくさんの野鳥がみられるらしいので楽しみだっ!!!

Kowloon Parkは香港の九龍の中でも最も栄えたエリアに位置している。メインストリートのNathan Road沿い、Tsim Sha Tui から Jordanにかけてと言えば、高級ブランドが並ぶようなショッピングエリア。
大都会のメインストリートであるにも関わらず、写真のような立派なガジュマル (Chinese Banyan)の木が残されているNathan Road。
ここから階段を上ってKowloon Parkへと入る。

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□ ガジュマル (Chinese Banyan) Ficus microcarpa


本当に香港の繁華街にいるのだろうかと疑いたくなるような立派な自然公園だが、見上げると高層ビルに囲まれているのが香港らしい。
さて、どんな野鳥に出会うことが出来るのだろう。

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自分は一生懸命野鳥を探して歩いているつもりでも、葛西臨海公園鳥類園の方からすればボーっと口を開けて歩いているのと同じ。
「あ!あそこに○○が!」と次々に発見される野鳥を確認するのがやっとだった。
やっぱりプロはすごいぞ・・・

香港で最も普通にみられる野鳥のひとつ、Red-whiskered Bulbul (コウラウン)。

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■ Red-whiskered Bulbul (コウラウン) Pycnonotus jocosus


こちらも香港ならどこにでもいるSpotted Dove (カノコバト)。
首の模様が鹿の子模様になっているので和名がカノコバトなんだと思う。


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■ Spotted Dove (カノコバト) Streptopelia chinensis


Black-collared Starling (クビワムクドリ)。
この鳥もよく見かける野鳥のひとつだ。

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■ Black-collared Starling (クビワムクドリ) Gracupica nigricollis


Oriental Magpie Robin (シキチョウ)。
オスは光が当たるところで見ると紺色の羽がとても美しい。日陰でみると真っ黒。


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■ Oriental Magpie Robin (シキチョウ) Copsychus saularis


フラミンゴ達がいる池にたくさんいたゴイサギ (Black-crowned Night Heron)。


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■ ゴイサギ (Black-crowned Night Heron) Nycticorax nycticorax


この5種くらいまでならなんとか分かるのだが、これ以降の種はお手上げ・・・

Masked Laughingthrush (カオグロガビチョウ)。
顔が黒いのでMasked(マスクをした)とつくのだろうが、Laughingthrush(笑うツグミ)というのは鳴き声からだろうか。
鳴き声をしっかり記憶しておけばよかった・・・


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■ Masked Laughingthrush (カオグロガビチョウ) Garrulax perspicillatus


重厚感のあるかっこいい鳥、Asian Koel (オニカッコウ)。
コーエルという名前もいい!和名もオニカッコウ。強そう・・・


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■ Asian Koel (オニカッコウ) Eudynamys scolopaceus


同じカッコウ科のGreater Coucal (オオバンケン)。
日本ではなじみの薄いタイプの鳥なのでドキドキする~。


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■ Greater Coucal (オオバンケン) Centropus sinensis


Common Tailorbird (オナガサイホウチョウ)。
ちょろちょろと動き回って撮影が大変・・・

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■ Common Tailorbird (オナガサイホウチョウ) Orthotomus sutorius

シジュウカラ?
と思ったが、一応別種のGreat Tit (グレイトティット)。
Wikipediaによると、日本のシジュウカラは本種の1亜種だと考えられていたが、2005年に独立種として分離されたようだ。

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■ Great Tit (グレイトティット) Parus major


こちらは馴染みのあるメジロ (Japanese White-eye)。
ピンボケの写真だが、香港では初めてみたので嬉しい!

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■ メジロ (Japanese White-eye) Zosterops japonicus


何かの巣。鳥の巣かな・・・


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もし分かる人がいたら教えてください!


頭上に猛禽類のシルエットが横切ったので、初撮影の何かかな?と思ったがトビ (Black Kite)だよと教えていただき、ちょっと残念・・・


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■ トビ (Black Kite) Milvus migrans


この公園にはたくさんの緑があって癒される。亜熱帯なので日本と雰囲気がガラっと違うので植物好きの人も楽しめると思う。
大きな樹に関しては価値の高い樹として1本づつIDが振られており、Kowloon Parkのサイトに紹介されている。

大きくてスタイルも抜群のAlbizia lebbeck (ビルマネム)。ネムノキの仲間。

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□ Albizia lebbeck (ビルマネム) Albizia lebbeck


真っ赤な花を持つオオベニゴウカン (Powderpuff Tree)。

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□ オオベニゴウカン (Powderpuff Tree) Calliandra haematocephala


Hong Kong Orchid Tree (アカバナソシンカ)。香港の国旗にある花はこの花がモデル。
雑種であるため、種をつけないらしい。ということはソメイヨシノのように世界中にあるHong Kong Orchid Treeはクローンなのかな?

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□ Hong Kong Orchid Tree (アカバナソシンカ) Bauhinia x blakeana


昆虫も撮影したいのだけど、意外と少なくて、なんとか撮影できたのはこちらのRedbase Jezebel (レッドベースジャザベル)のみ。
南国ぽい配色がいいっ!!!

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■ Redbase Jezebel (レッドベースジャザベル) Delias pasithoe


亀がたくさんいる池もある。

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ほぼミシシッピアカミミガメ (Red-eared Slider)でがっかり・・・
君たちは世界中にいるなぁ・・・

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■ ミシシッピアカミミガメ (Red-eared Slider) Trachemys scripta elegans


こちらはクサガメ (Chinese Pond Turtle)。
クサガメは香港にもいるようだ。

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■ クサガメ (Chinese Pond Turtle) Chinemys reevesii
*オッシーさんにみていただいた。


よく分からなかったカメ。
首にある細い縦線が特徴的なので分かりそうな気もするのだが・・・

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■ カメ目の1種 (Turtle) Testudines sp.


Kowloon Parkには小さな鳥の動物園もある。
自分たちからすれば、檻の外にたくさんの魅力的な野鳥がいるのでそれを見ればいいのにと思うのだが、観光客は入園料フリーの動物園で楽しんでいるよう。

Rhinoceros Hornbill (サイチョウ)とNicobar Pigeon (ミノバト)。
生き生きとした野鳥の後にこういった鳥たちの表情を見ると、つまらなそうにしているのがよく分かる。

サイチョウって哺乳類のサイのような鳥という意味なんだと英名を見て発見!

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□ Rhinoceros Hornbill (サイチョウ) Buceros rhinoceros


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□ Nicobar Pigeon (ミノバト) Caloenas nicobarica


動物園の近くで頭上にカラフルな鳥がやってきた。
すごいっ!
香港ってこんな鳥までいるんだ~っ!!!
さすが南国!

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■ Alexandrine Parakeet (オオホンセイインコ) Psittacula eupatria


と思って感動したら、残念な事に篭脱けの外来種だった・・・
香港には2種の外来インコ、1種の外来オウムがいるらしい。

外来インコのRose-ringed Parakeet (ワカケホンセイインコ)とAlexandrine Parakeet (オオホンセイインコ)は非常に良く似ているが、Alexandrine Parakeet (オオホンセイインコ)は肩が赤くなっているので見分けることができる。

高層マンションをバックに外来種のAlexandrine Parakeet。
香港らしいショット。笑

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■ Alexandrine Parakeet (オオホンセイインコ) Psittacula eupatria


何やらいちゃいちゃし始め・・・

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■ Alexandrine Parakeet (オオホンセイインコ) Psittacula eupatria

交尾を開始。

しっかりと繁殖しているようだ。


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■ Alexandrine Parakeet (オオホンセイインコ) Psittacula eupatria


色々な野鳥がみれたのだが、最後の最後で最も印象に残った鳥はAlexandrine Parakeet (オオホンセイインコ)になってしまった。笑

葛西臨海公園鳥類園のみなさま、今日は一日中おつきあいいただき本当にありがとうございました!!!
またどこかでお会いしたいです!!!



<撮影種一覧> 23種
<植物>
□ Hong Kong Orchid Tree (アカバナソシンカ) Bauhinia x blakeana
□ Albizia lebbeck (ビルマネム) Albizia lebbeck
□ オオベニゴウカン (Powderpuff Tree) Calliandra haematocephala
□ ガジュマル (Chinese Banyan) Ficus microcarpa
<昆虫類>
■ Redbase Jezebel (レッドベースジャザベル) Delias pasithoe
<爬虫類>
■ ミシシッピアカミミガメ (Red-eared Slider) Trachemys scripta elegans
■ クサガメ (Chinese Pond Turtle) Chinemys reevesii
■ カメ目の1種 (Turtle) Testudines sp.
<鳥類>
■ トビ (Black Kite) Milvus migrans
■ Greater Coucal (オオバンケン) Centropus sinensis
■ Asian Koel (オニカッコウ) Eudynamys scolopaceus
□ Nicobar Pigeon (ミノバト) Caloenas nicobarica
■ Alexandrine Parakeet (オオホンセイインコ) Psittacula eupatria
□ Rhinoceros Hornbill (サイチョウ) Buceros rhinoceros
■ Common Tailorbird (オナガサイホウチョウ) Orthotomus sutorius
■ Masked Laughingthrush (カオグロガビチョウ) Garrulax perspicillatus
■ メジロ (Japanese White-eye) Zosterops japonicus
■ Oriental Magpie Robin (シキチョウ) Copsychus saularis
■ Great Tit (グレイトティット) Parus major

□・・・飼育個体・栽培個体

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by takuyamorihisa | 2017-10-14 21:10 | 香港 | Comments(0)

566 Tung Chung Bay ~鳥のエキスパートと回る香港の干潟~

*この記事は2017年2月20日のものです。

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今日はTung Chung Bay(東涌湾)に行ってきた。

今、出張で香港へ来ているのだが、1通のメールが届いた。
それは葛西臨海公園鳥類園の方からで、今度香港へ行くときに東涌湾へ行ってみたいのでアクセス方法を教えて欲しいという内容だった。
こういうお問い合わせをいただくとブログを書いていて良かったなぁと思う。

いつおいでですか?と質問すると、なんと自分が休みをとって東涌湾へ行く日に来られるという。
なんという偶然!これは運命でしょう。神様にしくまれたとしか言いようがない!

早朝に九龍で合流し、東涌湾へ。ちょうど干潮だというのも運が良すぎ!
東涌川。


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あれ?

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なんじゃこりゃ?
糸状の緑藻が腐ってその下は嫌気状態に・・・

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東涌川河口が死んでる・・・
いつもはこの場所でたくさんのドロアワモチ類が元気に活動して、たくさんのシオマネキ類がおいでおいでしてくれているのだが・・・

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■ フナ属の1種 (Crucian Carp) Carassius sp.

ドロアワモチ類はいた!
Onchidium hongkongense (オンキディウム・ホンコンゲンセ)。
日本産のドロアワモチの学名は上記の学名があてはめられているが、香港産のものと同種かどうかは精査が必要なため、ドロアワモチの和名は使用していない。

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■ Onchidium hongkongense (オンキディウム・ホンコンゲンセ) Onchidium hongkongense
メナシストさん にみていただいた。

何が起こってしまったのだろう。
この場所を紹介してくれたビリー博士に半べそでメールすると、冬はだいたいそんなもんだよと教えていただき、ちょっとホッとする。
それにしてもいきなりこんな光景を見るとびっくりしてしまう。

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気をとりなおして目の前の自然を楽しむ。
今回は葛西臨海公園鳥類園の職員さん方、つまり本物の鳥エキスパートと一緒に香港の自然を回れるのだ!なんてラッキー!

早速教えてもらったのがアオショウビン (White-throated Kingfisher)。
豆みたいにしか見えていないのに、すぐにIDまで。

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■ アオショウビン (White-throated Kingfisher) Halcyon smyrnensis

しばらくするとその後ろの流木にカワセミ (Common Kingfisher)が。
この2種って縄張りが重なってもOKなのかなぁ。

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■ カワセミ (Common Kingfisher) Alcedo atthis

続いてタカサゴモズ (Long-tailed Shrike)。
豆写真でも初撮影種はとても嬉しい!

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■ タカサゴモズ (Long-tailed Shrike) Lanius schach


ダイサギ (Great Egret)。

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■ ダイサギ (Great Egret) Ardea alba


カササギの仲間のBlue Magpie (サンジャク)。
カササギは英語でMagpieといい、この仲間はカナダでも何度かみかけた。Magpieでマグピーと発音するのだとばかり思っていたが、マグパイと発音すると教えていただいた。7年間ずっと勘違い。恥ずかし・・・

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■ Blue Magpie (サンジャク) Urocissa erythrorhyncha


鳥のエキスパート in 香港のマングローブ林。
マングローブから高層マンションが見えるところが香港らしくておもしろい。

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このマングローブを構成している種のひとつオヒルギ (Black Mangrove)。
まるでタコウインナーの様な花が特徴的。その下に果実が成長している。

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■ オヒルギ (Black Mangrove) Bruguiera gymnorhiza


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■ オヒルギ (Black Mangrove) Bruguiera gymnorhiza


この果実は海水には浮き、淡水には沈むという絶妙な比重を持っている。
これがどういう意味かというと、木から落ちた果実は海水に運ばれ、彼らの好む汽水域にくると芽の出る方を上にして着底する。
鳥に果実を食べてもらって生息域を広げる植物もいれば、この様に果実を海へ流して生息域を広げる植物も。
植物だって命をつないでいくため大変な競争の中を生き抜いている。

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■ オヒルギ (Black Mangrove) Bruguiera gymnorhiza


沖縄でよくみられるアダン (Pandanus odoratissimus)。

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■ アダン (Pandanus odoratissimus) Pandanus odoratissimus


今回びっくりしたのがあれだけたくさんいた甲殻類はほとんどいなかったということ。
シオマネキ類は4種みれるのだが、見つけられたのはハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab)のみ。
OさんはNorthern Calling Fiddler Crab (ホンコンシオマネキ)をみつけて写真を撮られていたが・・・

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■ ハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab) Uca lactea


石の間にいたMetopograpsus quadridentatus (メトポグラプサス・クアドリデンタトゥス)。
鉗脚が紫色をしている。
この種は目が合うとすぐに石の隙間に逃げ込んでしまうので、なかなか捕まえるが難しい。今回は気温が低いおかげで楽に捕獲できた。

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■ Metopograpsus quadridentatus (メトポグラプサス・クアドリデンタトゥス) Metopograpsus quadridentatus
メナシストさん にみていただいた。

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■ Metopograpsus quadridentatus (メトポグラプサス・クアドリデンタトゥス) Metopograpsus quadridentatus 甲幅25mm
メナシストさん にみていただいた。


パープルの鉗脚。

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■ Metopograpsus quadridentatus (メトポグラプサス・クアドリデンタトゥス) Metopograpsus quadridentatus 甲幅25mm
メナシストさん にみていただいた。


若い個体。

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■ Metopograpsus quadridentatus (メトポグラプサス・クアドリデンタトゥス) Metopograpsus quadridentatus 甲幅13mm
メナシストさんにみていただいた。

日本では沖縄島や西表島などからの記録があるマルミトラノオガニ (Heteropanope glabra)。

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■ マルミトラノオガニ (Heteropanope glabra) Heteropanope glabra 甲幅12mm
メナシストさん にみていただいた。

個人的に日本産のものと随分雰囲気の違うタカノケフサイソガニ (Brush-clawed Shore Crab)。
雄の鉗脚には毛が生えていて、同属のケフサイソガニ (Hemigrapsus penicillatus)よりも量が多い。


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■ タカノケフサイソガニ (Brush-clawed Shore Crab) Hemigrapsus takanoi 甲幅14mm
メナシストさん にみていただいた。


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■ タカノケフサイソガニ (Brush-clawed Shore Crab) Hemigrapsus takanoi 甲幅16mm
メナシストさん にみていただいた。


抱卵個体。

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■ タカノケフサイソガニ (Brush-clawed Shore Crab) Hemigrapsus takanoi 甲幅10mm
メナシストさん にみていただいた。


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■ タカノケフサイソガニ (Brush-clawed Shore Crab) Hemigrapsus takanoi 甲幅10mm
メナシストさん にみていただいた。


続いて貝類。

カンギク (Lunella coronatus coronatus)


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■ カンギク (Lunella coronatus coronatus) Lunella coronatus coronatus 殻長15mm


アマオブネガイの仲間。

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殻長15mm


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殻長15mm


タマキビ属かな。

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殻長10mm


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殻長10mm

ヤエヤマヘナタリに似ているがどうだろう・・・

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殻長15mm


フトヘナタリ???

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殻長15mm


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殻長13mm


カリガネエガイ???
日本産ならカリガネエガイで良いと思うが、海外となると安易に決めつけることができない・・・

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殻長37mm


自分の勝手な提案でマングローブ林を突っ切る。
この後トレイルへ戻る道が分からず、みなさんにはご心配をおかけしました・・・旅の思い出としてお許しください。

案内するつもりがNさんに案内されている写真。


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脱皮に失敗して死んだトゲノコギリガザミ (Green Mud Crab)。

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■ トゲノコギリガザミ (Green Mud Crab) Scylla paramamosain


大きなトゲノコギリガザミ (Green Mud Crab)の巣穴。

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マングローブからステージを変え、再びバーディング。
Red-whiskered Bulbul (コウラウン)は香港ならいたるところで見る事ができる。

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■ Red-whiskered Bulbul (コウラウン) Pycnonotus jocosus


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■ Red-whiskered Bulbul (コウラウン) Pycnonotus jocosus


東涌川で餌を探しているシロハラクイナ (White-Breasted Waterhen)。

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■ シロハラクイナ (White-Breasted Waterhen) Amaurornis phoenicurus


餌探しに夢中のアカガシラサギ (Chinese Pond Heron)。

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■ アカガシラサギ (Chinese Pond Heron) Ardeola bacchus


White-rumped Munia (コシジロキンパラ)。

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■ White-rumped Munia (コシジロキンパラ) Lonchura striata


最も覚えやすい学名を持つ生き物のひとつ、カササギ (Eurasian Magpie)。
学名はPica pica。ほら、もう覚えたでしょ?

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■ カササギ (Eurasian Magpie) Pica pica


Crested Myna (ハッカチョウ)
クチバシの上にみえるのは冠羽。英名のMynaというのはハッカチョウの仲間を指す単語のようだ。


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■ Crested Myna (ハッカチョウ) Acridotheres cristatellus


何度か通った場所なのに、これだけの野鳥がいたなんて、今までどこを見てたんだバカ!といいたくなるほどの大発見。
自分の知っている場所がまた新しい色を持って生まれ変わった感じ。

今回は本当にご一緒できて嬉しかったです!
葛西臨海公園鳥類園のみなさん、遠いところわざわざ来ていただいてありがとうございました!(まるで香港に住んでいるかのような言い方)



<撮影種一覧> 21種
<植物>
■ オヒルギ (Black Mangrove) Bruguiera gymnorhiza
■ アダン (Pandanus odoratissimus) Pandanus odoratissimus
<貝類>
■ カンギク (Lunella coronatus coronatus) Lunella coronatus coronatus
■ Onchidium hongkongense (オンキディウム・ホンコンゲンセ) Onchidium hongkongense
<甲殻類>
■ マルミトラノオガニ (Heteropanope glabra) Heteropanope glabra
<魚類>
■ フナ属の1種 (Crucian Carp) Carassius sp.
<鳥類>
■ アカガシラサギ (Chinese Pond Heron) Ardeola bacchus
■ シロハラクイナ (White-Breasted Waterhen) Amaurornis phoenicurus
■ アオショウビン (White-throated Kingfisher) Halcyon smyrnensis
■ タカサゴモズ (Long-tailed Shrike) Lanius schach
■ カササギ (Eurasian Magpie) Pica pica
■ Blue Magpie (サンジャク) Urocissa erythrorhyncha
■ Crested Myna (ハッカチョウ) Acridotheres cristatellus
■ White-rumped Munia (コシジロキンパラ) Lonchura striata


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by takuyamorihisa | 2017-10-14 21:00 | 香港 | Comments(0)

558 Happy New Year! ~あけましておめでとうございます~

謹賀新年 平成28年元旦

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*セドナ国立公園で撮影




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by takuyamorihisa | 2017-01-01 00:00 | お知らせ | Comments(0)

556 宍道湖西岸なぎさ公園 ~マガンとヒシクイ~

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今日も大先輩キーモンさんと鳥撮り!

この時期山陰で鳥を撮るならば、やはり宍道湖中海周辺になるだろう。
この2つの汽水湖は「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地」としてラムサール条約に登録されている。

先月も撮影した筆者お気に入りのスポット、斐川平野へ。

まずはタゲリ (Northern Lapwing)。
角度によって色が変わる美しい背中、ちょんまげのような冠羽が特徴。

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■ タゲリ (Northern Lapwing) Vanellus vanellus




■ タゲリ (Northern Lapwing) Vanellus vanellus


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■ タゲリ (Northern Lapwing) Vanellus vanellus

この時期斐川平野ではたくさん見られる マガン (Greater White-fronted Goose)。
実は国の天然記念物に指定されている。


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■ マガン (Greater White-fronted Goose) Anser albifrons


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■ マガン (Greater White-fronted Goose) Anser albifrons


冬季だけにみられる貴重な光景。
そしてそのマガン (Greater White-fronted Goose)の中に、1羽だけくちばしの色が黒い鳥が混ざっていた。
ヒシクイ (Bean Goose)だ!!!

初めてみる初撮影種だっ!
顔つきはちょっといかつい印象。

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■ ヒシクイ (Bean Goose) Anser fabalis


そして残念なことに急に大雨が降ってきた。
今日の撮影は中止することに。

帰り道、ズブ濡れになって困っていたトビ (Black Kite)を撮影。

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■ トビ (Black Kite) Milvus migrans

今日はちょっと天気に恵まれず、不完全燃焼だったが、ヒシクイ (Bean Goose)の写真が撮れて大満足!


<撮影種一覧> 4種
<鳥類>
■ マガン (Greater White-fronted Goose) Anser albifrons
■ トビ (Black Kite) Milvus migrans
■ タゲリ (Northern Lapwing) Vanellus vanellus



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by takuyamorihisa | 2016-12-22 21:00 | 島根県 | Comments(0)

551 宍道湖西岸なぎさ公園 ~2年ぶりの斐川平野で~


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今日は宍道湖西岸なぎさ公園(Lake Shinji West Nagisa Park)に行ってきた。

午前中は大山でオシドリ (Mandarin Duck)の撮影をし、午後は斐川平野へ、最近めっきり鳥の写真を撮っていなかったのでここへ来るのは約2年ぶりだ・・・

まずはタゲリ (Northern Lapwing)を撮影。

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■ タゲリ (Northern Lapwing) Vanellus vanellus

電柱で羽を広げているトビ (Black Kite)。
こんなに大きな鳥だったっけ???

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■ トビ (Black Kite) Milvus migrans

田んぼエリアから水辺エリアへ。

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甲羅干しをするミシシッピアカミミガメ (Red-eared Slider)。

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■ ミシシッピアカミミガメ (Red-eared Slider) Trachemys scripta elegans


ハシビロガモ (Northern Shoveler)のオス。

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■ ハシビロガモ (Northern Shoveler) Anas clypeata


オカヨシガモ (Gadwall)のオス。
オスは派手な色であることが多いカモの仲間でも、オカヨシガモ (Gadwall)は地味なことで知られる。
個人的には高級感のあるとても素敵な羽色だと思う。

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■ オカヨシガモ (Gadwall) Anas strepera


羽毛の手入れ中。

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■ オカヨシガモ (Gadwall) Anas strepera


マガモ (Mallard)のオスとメス。

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■ マガモ (Mallard) Anas platyrhynchos

頭部色は光の当たる角度によって深い青~グリーンに変わる。

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■ マガン (Greater White-fronted Goose) Anser albifrons


水に潜って水草を食べるオオバン (Eurasian Coot)。

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■ オオバン (Eurasian Coot) Fulica atra


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■ オオバン (Eurasian Coot) Fulica atra


宍道湖を泳いでいたコハクチョウ (Tundra Swan)。

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■ コハクチョウ (Tundra Swan) Cygnus columbianus

餌を探しているダイサギ (Great Egret)。

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■ ダイサギ (Great Egret) Ardea alba


ヌートリア (Coypu)を捕らえるためのトラップ。

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最後に田んぼエリアに戻って撮影したマガン (Greater White-fronted Goose)。

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■ マガン (Greater White-fronted Goose) Anser albifrons


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■ マガン (Greater White-fronted Goose) Anser albifrons

今日は一体何枚写真を撮影したのだろう・・・

早朝から夕方まで撮影三昧の1日だった。

キーモンさん、ありがとうございました!!!


<撮影種一覧> 10種
<爬虫類>
■ ミシシッピアカミミガメ (Red-eared Slider) Trachemys scripta elegans
<鳥類>
■ ハシビロガモ (Northern Shoveler) Anas clypeata
■ オカヨシガモ (Gadwall) Anas strepera
■ マガン (Greater White-fronted Goose) Anser albifrons
■ コハクチョウ (Tundra Swan) Cygnus columbianus
■ トビ (Black Kite) Milvus migrans
■ タゲリ (Northern Lapwing) Vanellus vanellus



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by takuyamorihisa | 2016-11-18 21:10 | 島根県 | Comments(0)

550 大山 ~オシドリの大群激写~

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今日は大山(Mt. Daisen)に行ってきた。

今日は写真の大先輩であるキーモンさんと一緒に鳥撮り!
ターゲットは冬に北からやってくるオシドリ (Mandarin Duck)だ。

撮影場所は根雨(Neu)にあるオシドリ観察小屋。ここでは毎年1000羽以上ものオシドリがやってくる。
早起きが大の苦手なのだが、身体にムチを打って朝の5時半に起床!

日の出なんて何年振りに見るだろうか・・・

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1時間のドライブで観察小屋へと到着。
オシドリ観察小屋は線路の橋脚の下にある。

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全国の方の寄付で集まったドングリ。

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オシドリはとても警戒心が強い鳥。
そお~っと音を立てないように中へ入り、のぞき窓から外を見る・・・

うわ~っ!めちゃくちゃ多いっ!!!

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■ オシドリ (Mandarin Duck) Aix galericulata


早く撮りたいっ!とはやる気持ちを抑えながらデジスコのセッティングをする。

いるいるっ!

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■ オシドリ (Mandarin Duck) Aix galericulata


何か気配を感じるぞ・・・
とでも思っている感じのオス。

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■ オシドリ (Mandarin Duck) Aix galericulata

リラックスしていても上空のチェックは怠らない。
猛禽に警戒しているのだろう。

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■ オシドリ (Mandarin Duck) Aix galericulata

羽の手入れをしていてのっぺらぼうの様に。

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■ オシドリ (Mandarin Duck) Aix galericulata

電車が通ると一斉に飛び立つ。
羽音と迫力がすごい!

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■ オシドリ (Mandarin Duck) Aix galericulata


気持ちがリラックスして安心してくると、どんどん小屋の近くまで集まってくる。

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■ オシドリ (Mandarin Duck) Aix galericulata

コガモ (Common Teal)もいた。

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■ コガモ (Common Teal) Anas crecca


二人とも思う存分オシドリの撮影を満喫。
次のフィールドへ。

前回と同じ大山のポイントへ向かう。
紅葉がとても綺麗だ。
大山の森林限界もよく見える

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農村ショット。

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大山の森は葉がすっかり落ちていた。

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ここからは森の中の生き物探し。

足が長くて最高に素敵な形のザトウムシ。
オオナミザトウムシ (Nelima genufusca)という種のようだ。
*@kurodaniensisさんにみていただいた。

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■ オオナミザトウムシ (Nelima genufusca) Nelima genufusca


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■ オオナミザトウムシ (Nelima genufusca) Nelima genufusca


8本あるべき歩脚が5本しかない・・・
オオナミザトウムシも生きていくのが大変なんだ。

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■ オオナミザトウムシ (Nelima genufusca) Nelima genufusca


正体不明のナメクジ。
家の周りに現れるチャコウラナメクジ (Lehmannia valentiana)とは明らかに姿が異なる。

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■ 有肺目の1種 (Snail) Pulmonata sp.


キタテハ (Asian Comma)。

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■ キタテハ (Asian Comma) Polygonia c-aureum


やっと見つけた野鳥はコゲラ (Japanese Pygmy Woodpecker)。

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■ コゲラ (Japanese Pygmy Woodpecker) Dendrocopos kizuki

苔の仲間。
種類はさっぱり分からない。

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地衣類。

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ここからはキノコ祭り。

カワラタケ (Trametes versicolor)。

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■ カワラタケ (Trametes versicolor) Trametes versicolor


カワラタケの仲間だと思われるがよく分からず。

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■ キノコ類の1種 (Mushroom) Fungi sp.


ビョウタケ目の1種 (Helotiales)。

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■ ビョウタケ目の1種 (Helotiales) Helotiales sp.


お手上げキノコたち。

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■ キノコ類の1種 (Mushroom) Fungi sp.


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■ キノコ類の1種 (Mushroom) Fungi sp.


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■ キノコ類の1種 (Mushroom) Fungi sp.


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■ キノコ類の1種 (Mushroom) Fungi sp.

楽しいっ!

やっぱり山はいいねぇ~!
そして午後は斐川平野へ・・・


<撮影種一覧> 9種
<菌類>
■ カワラタケ (Trametes versicolor) Trametes versicolor
■ ビョウタケ目の1種 (Helotiales) Helotiales sp.
■ キノコ類の1種 (Mushroom) Fungi sp.
<貝類>
■ 有肺目の1種 (Snail) Pulmonata sp.
<クモ類>
■ オオナミザトウムシ (Nelima genufusca) Nelima genufusca
<昆虫類>
■ キタテハ (Asian Comma) Polygonia c-aureum
<鳥類>
■ コガモ (Common Teal) Anas crecca
■ コゲラ (Japanese Pygmy Woodpecker) Dendrocopos kizuki



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by takuyamorihisa | 2016-11-18 21:00 | 鳥取県 | Comments(0)

539 宍道湖自然館ゴビウス ~香港の研究者を連れて~


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今日は宍道湖自然館ゴビウス(Shinjiko Nature Musium Gobius)に行ってきた。

昨日はせっかくビリー博士を連れて訪れた宍道湖自然館ゴビウス。残念ながら閉館時間を過ぎて入れなかったため、今日はリベンジだ。

この小さな水族館は島根県にある2つの汽水湖、宍道湖と中海の生態系を学ぶために作られた施設。
南の海にいるような派手な生き物はおらず、地元で採れたリアルな展示が魅力的だ。

まずは昨日も撮影した周囲の宍道湖グリーンパークで撮影。

日本固有種だと説明したが、後で調べると中国にも韓国にも分布していたという、ニホンアマガエル (Japanese Tree Frog)。
固有種をみれて嬉しいと真剣に写真を撮っていた。(ビリーごめん!笑)

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■ ニホンアマガエル (Japanese Tree Frog) Hyla japonica

こちらではなかなか見られないレアバードのセイタカシギ (Black-winged Stilt)。
興奮する自分を横目に、香港では普通にたくさんいるよとクールなビリー博士。

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■ セイタカシギ (Black-winged Stilt) Himantopus himantopus

外での撮影を終え、早速ゴビウスの中へ。
ここからは水族館内の撮影で重宝するiPhoneに持ち替え。

背鰭に猛毒を持つオニオコゼ (Oni Okoze)。

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□ オニオコゼ (Oni Okoze) Inimicus japonicus


島根では「あかみず」、瀬戸内では「あこう」と呼ばれるキジハタ (Hong Kong Grouper)。

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□ キジハタ (Hong Kong Grouper) Epinephelus akaara

大きな口。

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□ オニオコゼ (Oni Okoze) Inimicus japonicus

ヤマメ (Masu Salmon)。

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□ ヤマメ (Masu Salmon) Oncorhynchus masou

2008年新種として記載され、島根県の宍道湖と神西湖にのみ生息するシンジコフナムシ (Shinjiko Funamushi)。
「ここでしか見られない貴重な種だよ!」
と写真を撮るようビリーにすすめたが、「No thanks.」とスルーされた。

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□ シンジコフナムシ (Shinjiko Funamushi) Ligia shinjiensis


触手が8本ある、タコのようなタコクラゲ (Spotted Jelly)。

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□ タコクラゲ (Spotted Jelly) Mastigias papua

香港からの客人に、昔の研究フィールドであった宍道湖と中海の生物を見てもらえてとても嬉しい。
ビリーもとても満足してくれていた。


<撮影種一覧> ?種
<クラゲ類>
□ タコクラゲ (Spotted Jelly) Mastigias papua
<甲殻類>
□ シンジコフナムシ (Shinjiko Funamushi) Ligia shinjiensis
<魚類>
□ クロホシマンジュウダイ (Spotted Scat) Scatophagus argus
<両生類>
<鳥類>
■ セイタカシギ (Black-winged Stilt) Himantopus himantopus

□・・・飼育個体



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by takuyamorihisa | 2016-10-10 21:00 | 島根県 | Comments(0)

537 出雲大社 ~出雲大社の池にいる鳥~

今日は出雲大社(Izumo-taisha)に行ってきた。

香港から来てくれたビリー博士に島根の名所を案内する。
まずは定番の出雲大社で参拝から。

勢溜(せいだまり)と呼ばれる丘の上から下っていくと右手に小さな池がある。
ここにはカルガモ (Spot-billed Duck)というカモの仲間が住んでいる。
ごく普通にどこにでもいる種類なのだが、香港にはいないかもしれない。
と思ったら香港にも普通にいるようだ・・・(しかも同じ亜種)

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■ カルガモ (Spot-billed Duck) Anas poecilorhyncha


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■ カルガモ (Spot-billed Duck) Anas poecilorhyncha

地味なカモだが、自分は大好き。
恐らくクチバシの色が黒と黄色ではっきりしているのが重機の色っぽくて男心をくすぐるのかもしれない。

気付けばあまりにも普通種すぎてカルガモ (Spot-billed Duck)の写真はあまり撮っていないなぁ・・・


<撮影種一覧> 1種
<鳥類>
■ カルガモ (Spot-billed Duck) Anas poecilorhyncha



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by takuyamorihisa | 2016-10-09 21:00 | 島根県 | Comments(0)

531 Tung Chung Bay ~香港の素晴らしい干潟とそこに生息する生き物たち その2~

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今日はTung Chung Bay(東涌湾)に行ってきた。

前回から3週間ぶりに訪れる香港。
今回も休日を1日とって香港の大自然を冒険することにした。

あいにくビリー博士は授業があるとのことで、今回は一人での冒険だ。場所は前回と同じ香港国際空港の対岸にある東涌湾。

前回バスの番号を写メで残していたのが大活躍。多少迷ったものの、無事干潟への入口へと行くことができた!
まさに南国の雰囲気ただよう香港の街路樹。

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美しい東涌川を渡る。

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まず最初に撮影したのはオヒルギ (Black Mangrove)。
この種は水際よりやや上の場所がお好きなマングローブ。背も高くなる。

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■ オヒルギ (Black Mangrove) Bruguiera gymnorhiza

まるでタコウインナーのような花を咲かせるため、花が咲いていればすぐに見分けられる。

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■ オヒルギ (Black Mangrove) Bruguiera gymnorhiza

最初に出会ったカニは日陰で休んでいるベンケイガニ科の1種。
ベンケイガニ科のうち、ここで最もたくさんみられるのはフタバカクガニ (Red-clawed Crab)なのだが、どうも違うようだ。
確かめようとして近づくと逃げられてしまい、姿を見失ってしまった・・・

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■ ベンケイガニ科の1種 (Sesarmidae) Sesarmidae sp.


川沿いに大きな貝が転がっているのを発見っ!!!
ヤエヤマヒルギシジミ (Mangrove Clam)だ。デカいっ!!!

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■ ヤエヤマヒルギシジミ (Mangrove Clam) Geloina erosa

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■ ヤエヤマヒルギシジミ (Mangrove Clam) Geloina erosa 殻長6.6cm

よくみるとあちらこちらに埋まっている。貝堀りに来ている人が多いにも関わらず、これだけ見るということは美味しくはないのだろう。

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■ ヤエヤマヒルギシジミ (Mangrove Clam) Geloina erosa

この湾のシオマネキ類の中で最も多い種、ハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab)。
白い点はすべてこのカニだ。

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■ ハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab) Uca lactea

オスは片方のハサミが巨大化し、メスへのアピールやオス同士の戦いに使われる。

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■ ハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab) Uca lactea

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■ ハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab) Uca lactea 甲幅1.6cm


オスがメスを一生懸命誘っている様子を動画で撮影してみた。
メスがオスのいる巣穴に入っていけばカップル成立なのだが、どうやらこのときは上手くいかなかったようだ。



マングローブ林を流れる小川のほとりで。
ハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab)が餌を食べているところ。画面右下のオスはメスをみつけてはアピールを繰り返している。



ハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab)は正直たくさんいるし、何度も撮影しているので、それほど撮影欲がわかなくなってしまっているのだが、1匹とても変な動きをしている個体をみつけた。
メスが歩脚を上げて、甲の側面にある縞模様を見せたり隠したりしている。
なんだこの動きは???
手前のオスは間違いなくハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab)だが、このメスは違う種なのだろうか?
側面に縞模様のある個体、それを利用したディスプレイをするような個体は初めてみた。

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■ ハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab) Uca lactea

う~ん何者だろうか。
おそらくハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab)のメスだと思うけど・・・

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■ ハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab) Uca lactea


河口で石に泥をかぶっているような場所で多くみられたドロアワモチ科の1種 (Onchidiidae)。
前回観察したものと同じ種だと思われるが、未だ同定が出来ていない。
この仲間は貝殻を持たない貝の仲間。

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■ ドロアワモチ科の1種 (Onchidiidae) Onchidiidae sp.

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■ ドロアワモチ科の1種 (Onchidiidae) Onchidiidae sp. 4.6cm

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■ ドロアワモチ科の1種 (Onchidiidae) Onchidiidae sp. 4.8cm

このエリアで最も多くみられる魚類、トビハゼ (Shuttles Hoppfish)。
トビハゼ (Shuttles Hoppfish)は水中より水上の方が好きだという不思議な魚。
陸上でカエルのようにぴょんぴょんと飛び回る。

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■ トビハゼ (Shuttles Hoppfish) Periophthalmus modestus


砂の場所を歩いていると1匹のヤドカリをみつけた。
ツメナガヨコバサミ (Tsumenaga Yokobasami)だ。
名前のとおり歩脚の指節(一番先端の節)が長く、歩脚の中央に青い線が入るのが特徴。
昔石垣島へ行ったときはたくさんいたのだが、今回確認したのはこの1匹のみ。

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■ ツメナガヨコバサミ (Tsumenaga Yokobasami) Clibanarius longitarsus


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■ ツメナガヨコバサミ (Tsumenaga Yokobasami) Clibanarius longitarsus

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■ ツメナガヨコバサミ (Tsumenaga Yokobasami) Clibanarius longitarsus

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■ ツメナガヨコバサミ (Tsumenaga Yokobasami) Clibanarius longitarsus


別の種のヤドカリをみつけたが、つかまえて撮影していないのでどの種か見当もつかなかった。

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このエリアでは普通種のフタバカクガニ (Red-clawed Crab)。いたるところでみられる。
このカニは日本にも生息しているのだが、香港でみられるものはハサミがより赤く、同じ種なのだろうかと思うほど見た目が異なっている。

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■ フタバカクガニ (Red-clawed Crab) Perisesarma bidens


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■ フタバカクガニ (Red-clawed Crab) Perisesarma bidens

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■ フタバカクガニ (Red-clawed Crab) Perisesarma bidens 甲幅2.3cm

そうそう、ここで書いておかなければならないことがある。
この素晴らしい香港の自然、なんと今回は独り占めしているのだ!
前回来たときは20人くらいの人がいたのだが、なぜか今日は一人も見当たらない。
なんと贅沢なことだろうか!!!

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そして小さな小川の上流へ。
ここはマングローブが生い茂る泥底のエリアでよりたくさんのシオマネキ類がみられる。

まずはシオマネキ (Bowed Fiddler Crab)。
赤が美しい、大きめのシオマネキ類だ。
日本国内でみられるシオマネキ類では最大種。

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■ シオマネキ (Bowed Fiddler Crab) Uca arcuata

ハサミの可動指の長さと掌部の長さを比較して、可動指の方が長いというのが本種の特徴なのだが、下の写真のように可動指と掌部の長さが同じ個体もいるようだ。
香港の漁農自然護理署のサイトではこの見分け方で、可動指:掌部が1:1の場合は U.acuta(アキュートフィドラークラブ)になると書いてあったが、どうみてもこれはシオマネキ (Bowed Fiddler Crab)。

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■ シオマネキ (Bowed Fiddler Crab) Uca arcuata


初めて本種を撮影してからずっと撮影したいと思っていた念願の標本写真。

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■ シオマネキ (Bowed Fiddler Crab) Uca arcuata 甲幅2.3cm


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■ シオマネキ (Bowed Fiddler Crab) Uca arcuata 甲幅2.0cm

続いてNorthern Calling Fiddler Crab (ホンコンシオマネキ)。
このカニはわりと歩き回るのが好きなカニで、自分の巣穴から離れようとしない他のシオマネキ類とちょっと違う。
大ハサミがWの形になっているのが特徴だ。

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■ Northern Calling Fiddler Crab (ホンコンシオマネキ) Uca borealis


Northern Calling Fiddler Crab (ホンコンシオマネキ)のウェービング。
こっちこい!とメスにアピールしている。

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■ Northern Calling Fiddler Crab (ホンコンシオマネキ) Uca borealis

念願の標本写真。

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■ Northern Calling Fiddler Crab (ホンコンシオマネキ) Uca borealis 甲幅2.1cm


こちらはメス。
ハサミ脚はどちらも大きくならない。
対してオスは上の写真のようにどちらかのハサミ脚が巨大化する。
これはシオマネキ類に共通してみられる特徴だ。

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■ Northern Calling Fiddler Crab (ホンコンシオマネキ) Uca borealis 甲幅1.3cm


マングローブを流れる小川のほとり。
ここではNorthern Calling Fiddler Crab (ホンコンシオマネキ)、ハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab) Uca lactea、シオマネキ (Bowed Fiddler Crab)、トビハゼ (Shuttles Hoppfish)などがみられた。
どれがどの種だかお分かりになるだろうか。




このマングローブでみられるカニの中で最も美しい種だと思う、Splendid Fiddler Crab (スプレンディッドフィドラークラブ)。
このエリアでは希少種で、広大なこの湾でも半径5mくらいのエリアでしかみていない。

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■ Splendid Fiddler Crab (スプレンディッドフィドラークラブ) Uca splendida


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■ Splendid Fiddler Crab (スプレンディッドフィドラークラブ) Uca splendida

こちらも念願の標本写真撮影に成功!
なんて美しいのだろうか!

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■ Splendid Fiddler Crab (スプレンディッドフィドラークラブ) Uca splendida 甲幅1.8cm


この湾でみられた4種を比較。
左上がシオマネキ (Bowed Fiddler Crab)、
右上がSplendid Fiddler Crab (スプレンディッドフィドラークラブ)、
左下がハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab)、
右下がNorthern Calling Fiddler Crab (ホンコンシオマネキ)。
初めて香港の干潟へ来たときは、全然同定ができなかったが、今ではこの4種の見分けは簡単にできるようになった。
進歩したなぁ~!

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そしてもう一つ進歩した点。
それはカブトガニをみつけるのが上手くなったことだ!
小川で餌を食べているMangrove Horseshoe Crab (マルオカブトガニ)の幼生。
写真のように移動すると跡がつくので、それを追っていけばみつけることができる。
簡単だと思ってしまうが、いざフィールドではなかなかこの跡をみつけるのが難しいのだ。

ちなみにこの小川はほとんど塩分のない汽水。
舐めた感じだと、恐らく海水の1/5~1/10くらいではないだろうか。

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■ Mangrove Horseshoe Crab (マルオカブトガニ) Carcinoscorpius rotundicauda


標本写真も撮影できて感無量!

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■ Mangrove Horseshoe Crab (マルオカブトガニ) Carcinoscorpius rotundicauda 甲幅5.7cm


腹面はまさにエイリアン!

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■ Mangrove Horseshoe Crab (マルオカブトガニ) Carcinoscorpius rotundicauda 甲幅5.7cm

こちらの個体は尾剣が曲がってしまっている。

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■ Mangrove Horseshoe Crab (マルオカブトガニ) Carcinoscorpius rotundicauda 甲幅5.7cm


Mangrove Horseshoe Crab (マルオカブトガニ)の側眼。

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■ Mangrove Horseshoe Crab (マルオカブトガニ) Carcinoscorpius rotundicauda 甲幅5.7cm


ひとりを満喫しながら写真を撮っていると、ここで小川の上流からザックザックと人の足音が聞こえてきた。
緊張が走る。
フレンドリーな人ならいいが、なんか嫌な人だったら台無しになるだろうし・・・
密猟者とか・・・

音はだんだん大きくなってくる。
姿が見えたと思ったら、なんと若い女の子だった。

おっさんが干潟でMangrove Horseshoe Crab (マルオカブトガニ)を捕まえてしゃがみこんで写真を撮っていたら、どう思われるだろうか。変な人だと思われないようにこちらから「Hello!」と声をかけておいた。敵意はありませんよ。怪しいものじゃありませんよのアピールだ。

撮影を続けていると、彼女も何やら道具を取り出して撮影をしているようだった。
これは明らかに研究者!
気になったので声をかけてみた。

「やあ、君は何をしているの?何かの研究?」
「そう。シオマネキの研究をしているの。オスは巣穴を作るんだけど、その巣穴の片側に壁を作って、ライバルのオスをけん制するという生態があるので、それを研究しているのよ。」
なんと面白そうな!!!
話を聞くと香港大学の学生さんだった。この大学は香港で最も賢い大学。アジアでは3位の大学だ。

今度は自分の話など、いろいろ話しているうちに仲良くなった。
彼女のフィールドワークはハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab)の巣作りの様子を5時間も撮影し続けなければならないらしい・・・
そりゃ暇を持て余して大変だ。

携帯をかまったり、写真を撮ったり、気が向いたら話しかけてみたり、各々が好き勝手に行動している中、
彼女が何かを持ってきてくれた。
「ねえ、このカニの種類分かる?青いカニよ。」
そこにはとっても小さい見たこともない青いカニがいた。
恐らくこの体型はシオマネキ類だが、みたことがない。
何かの幼カニだろう。

顔を地面に近づけて観察していると他にも青いカニがいた。
なんて綺麗なカニだろうか!

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それにしても、こうやって海外で知らない人と生物の事で話が合うのは楽しい。
音楽に国境はないというが、生物好きにも国境はない。

機材があるのでその場を離れられない彼女に別れをつげ、まだ行ったことのないエリアへと足を運んだ。
前回観察できなかった新しい種に出会えると嬉しいな。

ベンケイガニ科っぽいカニ。
フタバカクガニ (Red-clawed Crab)ではないようだが・・・

甲の形と体色から恐らくカクベンケイガニ (Kaku Benkei Gani)。

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■ カクベンケイガニ (Kaku Benkei Gani) Parasesarma pictum


付着性の二枚貝のようだ。

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石をめくるとイソギンポ科の魚が。
島根県にもいるトサカギンポ (Tosaka Ginpo)だ。

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■ トサカギンポ (Tosaka Ginpo) Omobranchus fasciolatoceps


何年かぶりにみた。
懐かしいなぁ~。

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■ トサカギンポ (Tosaka Ginpo) Omobranchus fasciolatoceps


ここでは石をめくると何かいるということを発見した。
ケブカガニ科のマルミトラノオガニ (Heteropanope glabra)だ。

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■ マルミトラノオガニ (Heteropanope glabra) Heteropanope glabra
*当時は未同定だったが、後日同じ場所で採取したものから同定した。


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■ マルミトラノオガニ (Heteropanope glabra) Heteropanope glabra
*当時は未同定だったが、後日 同じ場所で採取したものから同定した。


上と同じ種かと思ったがどうも違う。
乾燥しているので全く印象が異なるがタカノケフサイソガニ (Brush-clawed Shore Crab)。
この石の下シリーズはかなり強敵だらけだ。

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■ タカノケフサイソガニ (Brush-clawed Shore Crab) Hemigrapsus takanoi
*当時は未同定だったが、後日 同じ場所で採取したものから同定した。


こちらもタカノケフサイソガニ (Brush-clawed Shore Crab)。


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■ タカノケフサイソガニ (Brush-clawed Shore Crab) Hemigrapsus takanoi
*当時は未同定だったが、後日 同じ場所で採取したものから同定した。


Mangrove Horseshoe Crab (マルオカブトガニ)ではなくカブトガニ (Japanese Horseshoe Crab)の死骸。
ここでも大量死か!?
なんて思って近づいたら抜け殻だった・・・

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■ カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab) Tachypleus tridentatus

それにしても暑い。
9月だから少しは涼しいのかと思って油断していたが、暑い。
持ってきていた2本のペットボトルは開始2時間で全てなくなり、それから3時間飲まずで活動している。
汗も出てこなくなってきた。

これはやばい。

脱水症状の手前だ。

このエリアは石をめくればめくるほど新たな発見があるのに・・・
しかし倒れたらシャレにならない。

という事で泣く泣く帰る事にした。

帰りに東涌川で出会った美しい緑の鳥。
こっちでも人気の高いカワセミ (Common Kingfisher)だ。
デジスコがあればもっといい写真が撮れるんだがなぁ・・・

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■ カワセミ (Common Kingfisher) Alcedo atthis

慣れてきた香港の干潟。
一人でもいろんな事が分かってきて、どんどん楽しくなってきたっ!!!

できることなら毎日通いたいっ!!!


<撮影種一覧> 18種

<植物>
■ オヒルギ (Black Mangrove) Bruguiera gymnorhiza
<貝類>
■ ヤエヤマヒルギシジミ (Mangrove Clam) Geloina erosa
■ ドロアワモチ科の1種 (Onchidiidae) Onchidiidae sp.
<カブトガニ類>
<甲殻類>
■ ベンケイガニ科の1種 (Sesarmidae) Sesarmidae sp.
■ タカノケフサイソガニ (Brush-clawed Shore Crab) Hemigrapsus takanoi
■ マルミトラノオガニ (Heteropanope glabra) Heteropanope glabra
<魚類>
<鳥類>


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by takuyamorihisa | 2016-09-12 21:00 | 香港 | Comments(0)