609 曽根干潟 ~チゴガニのウェービング~

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今日は曽根干潟(Sone Tidal Flat)に行ってきた。

島根県松江市から北九州市の曽根干潟までは車で約5時間かかる。風邪をひいて割れるような頭痛の中、なんとか身体にムチを打って曽根干潟へやってきた。
狙うはカブトガニの産卵行動!

現在、日本のカブトガニの生息状況は危機に瀕しており、その姿を見る事が出来る場所はごくわずかしか残っていない。

曽根干潟へ来るのは今年で3回目。昨年は運よくカブトガニの産卵を撮影することができたが、今年は撮影できるだろうか???

夕方、ホテルへチェックインする前に干潟へと向かった。
満潮は午後11時半なので、今は干潮の状態。

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干潮時のターゲットはチゴガニ (Ilyoplax pusilla)。実はまだあまりいい写真を撮れたことがない。
確か去年はこのあたりにいたと思うけど・・・


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いたっ!

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■ チゴガニ (Ilyoplax pusilla Ilyoplax pusilla


餌を食べながら、ウェービングと呼ばれるハサミを大きく振り上げる行動をとっている。

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■ チゴガニ (Ilyoplax pusilla Ilyoplax pusilla

かわいい・・・

チゴガニの口の周りは繁殖期に青くなる。この個体はやや青っぽくなってきている。

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■ チゴガニ (Ilyoplax pusilla Ilyoplax pusilla


チゴガニ (Ilyoplax pusilla)の標本写真。
甲幅わずか3.6mm!小さい!!!

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■ チゴガニ (Ilyoplax pusilla Ilyoplax pusilla 甲幅3.6mm

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■ チゴガニ (Ilyoplax pusilla Ilyoplax pusilla 甲幅3.6mm


この場所では最も多くみられたヤマトオサガニ (Macrophthalmus japonicus)。
鉗脚(ハサミ)の大きいのはオス。

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■ ヤマトオサガニ (Macrophthalmus japonicus) Macrophthalmus japonicus

メスは鉗脚が小さい。

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■ ヤマトオサガニ (Macrophthalmus japonicus) Macrophthalmus japonicus

香港ではおなじみのシオマネキ (Bowed Fiddler Crab)。
ここでは個体数が少ない。

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■ シオマネキ (Bowed Fiddler Crab) Uca arcuata

シオマネキメスの巣穴。盛り上がった形で面白い。

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■ シオマネキ (Bowed Fiddler Crab) Uca arcuata


ハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab)はたくさんみられた。
オスは片方の鉗脚(ハサミ)が巨大化する。



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■ ハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab) Uca lactea 甲幅10.7mm

腹面。

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■ ハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab) Uca lactea 甲幅10.7mm

別の個体。オス。

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■ ハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab) Uca lactea 甲幅10.7mm

メスの鉗脚は両方とも小さい。

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■ ハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab) Uca lactea 甲幅8.9mm


ヒメアシハラガニ (Helicana japonica)。

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■ ヒメアシハラガニ (Helicana japonica) Helicana japonica 甲幅10.8mm



撮影を終えて、ホテルに戻ろうとしたところで、調査をしている人たちに挨拶する。
なんと広島大学の学生さんで、カブトガニの産卵を見るたびにはるばる来ていたとのこと。

しかも、カブトガニがいる場所まで教えてくれたっ!

産卵に向け、満潮を待っているカブトガニ (Japanese Horseshoe Crab)のペア。
大きい・・・

やっぱカブトガニはかっこいいわ・・・


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■ カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab) Tachypleus tridentatus


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■ カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab) Tachypleus tridentatus


全く動かず、かといって産卵行動をしている訳でもなく。やはり満潮を待っているのだろう。
さっそく感動。

海へ来て頭痛も治ったし、今晩の撮影はがんばるぞ~!!!


<撮影種一覧> 6種
<カブトガニ類>
<甲殻類>


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by takuyamorihisa | 2017-07-26 21:00 | 福岡県 | Comments(0)

590 Haifeng ~トゲノコギリガザミを食らう~

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今日はHaifeng(海豊県)で食事をした。

出張で広東省に来ている。
午前中は香港からこちらへ来るときに、高速道路のトンネル内でタイヤがバーストしてしまうという、九死に一生を得るようなトラブルに見舞われた。いや一死に九生くらいかな。それでも自分の人生で10本の指に入る冷や汗事件だった。

そんなトラブルを経て、無事今日の仕事も終わり、チームみんなでディナー。
初めてのレストランだが、とっても美味しいこの地方の料理を味わえて最高。
広東料理は日本人には食べやすいというか、ドンピシャな味付けだ。

恐らくシジミの醤油漬け。食べると半生で、チーズのような食感。
貝にあたると怖いという先入観から、思いっきり楽しめない。恐らく食べ慣れると病み付きになると思う。

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■ シジミ属の1種 (Corbicula) Corbicula sp.

そして一番美味しかったのがこちら。
トゲノコギリガザミの蒸し。
このカニは中国、東南アジアで養殖されており、水がなくてもしばらくは活かしておける。レストランではポピュラーな食材のひとつだ。

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■ トゲノコギリガザミ (Green Mud Crab) Scylla paramamosain

ちょっと味があるので、スープをかけながら蒸したのかもしれない。
これがまた極上の味であった。

メインはやはり大きな鉗脚(ハサミ)。

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■ トゲノコギリガザミ (Green Mud Crab) Scylla paramamosain

ノコギリガザミ属は鉗脚の腕節の棘をみることで見分ける事ができる。
*詳しくは眼遊を参照してください。

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■ トゲノコギリガザミ (Green Mud Crab) Scylla paramamosain

今のところ、このカニが最も美味いカニだと思う。
美味しいものを食べて元気が出てきたぞ~!!!


<撮影種一覧> 2種
<貝類>
■ シジミ属の1種 (Corbicula) Corbicula sp.
<甲殻類>


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by takuyamorihisa | 2017-06-08 21:00 | 取り寄せ・市場購入 | Comments(0)

565 広州市 ~レストランの鮮魚たち~

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今日は広州市で食事をした。

今出張で広州市へ来ている。通い始めて3,4年だろうか、来るたびに発展する中国のパワーにいつも圧倒される。
昔は一般的な日本人の暮らしと大きな差があるなと感じていたが、今では大して変わらない気がする。
若者も普通にかっこよかったり。

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中国のレストランは提供する食材の新鮮さをアピールするために店先に並べてある。
客は自分で調理する食材を直接選ぶこともできるのだ。
そのため自分にとっては毎回水族館に行くようなワクワク感を味わえる。

今日はどんな生き物がいるかな~。

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日本ではあまり見かけないジャノメガザミ (Three-spot Swimming Crab)。
左上に写っているのはタイワンガザミのメスだ。

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■ ジャノメガザミ (Three-spot Swimming Crab) Portunus sanguinolentus

日本でもおなじみのイシガニ (Shore Swimming Crab)。
日本では評価が低いので、料理店の生簀で見かけることは滅多にないと思う。

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■ イシガニ (Shore Swimming Crab) Charybdis japonica


とても美しい色をしたバラヒラベラ (Iniistius verrens)。
ベラ科のテンス属というグループに属する。この仲間は吻が短くてストンとしているのでベラの一般的なイメージとは少し異なるかもしれない。

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■ バラヒラベラ (Iniistius verrens) Iniistius verrens


ニベ科の1種 (Drum)。ニベかな???

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■ ニベ科の1種 (Drum) Sciaenidae sp.


こちらのレストランでやたら見かけるテナガミズテング (Bombay Duck)。
いつ見ても鮮度が悪いので食べるのが怖い・・・

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■ テナガミズテング (Bombay Duck) Harpadon nehereus


こちらも海鮮レストランでは定番のアオウオ (Black Carp)。
アオウオは皮や頭、浮袋など、全ての部位が食材として販売されている。
アオウオは中国の4大家魚。家魚というのは家畜に対しての言葉。中国国内で広く養殖されている。

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□ アオウオ (Black Carp) Mylopharyngodon piceus


当然魚の写真を喜んで撮っている人間などいないので、毎回変なやつがいると警戒される・・・


<撮影種一覧> 6種
<甲殻類>
■ ジャノメガザミ (Three-spot Swimming Crab) Portunus sanguinolentus
<魚類>
■ バラヒラベラ (Iniistius verrens) Iniistius verrens
■ ニベ科の1種 (Drum) Sciaenidae sp.
■ テナガミズテング (Bombay Duck) Harpadon nehereus
□ アオウオ (Black Carp) Mylopharyngodon piceus

□・・・養殖個体



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by takuyamorihisa | 2017-02-19 21:00 | 取り寄せ・市場購入 | Comments(0)

559 宍道湖自然館ゴビウス ~カワヤツメがみれた~

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今年初のゴビウス。
家から30分で来れること、年間パスポートを持っていることから、ついつい時間があれば行ってしまう。

今日はどんな生き物がみられるかなぁ。

中海周辺ではとても美味しい魚として有名なめばることクロソイ (Korean Rockfish)。

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□ クロソイ (Korean Rockfish) Sebastes schlegelii


体側に胡椒のような斑紋を持つコショウダイ (Crescent Sweetlips)。

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コショウダイ (Crescent Sweetlips) Plectorhinchus cinctus

シマイサキ (Rhynchopelates oxyrhynchus)。


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シマイサキ (Rhynchopelates oxyrhynchus) Rhynchopelates oxyrhynchus


さかなくんの頭にのっていることで有名なハコフグ (Hakofugu)。
フグ毒ではないが、パフトキシンという粘液毒を持ち、これが他の魚を殺すこともあるので混泳させることができない。

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ハコフグ (Hakofugu) Ostracion immaculatus

コイ (Common Carp)。

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コイ (Common Carp) Cyprinus carpio

ウナギ (Japanese Eel)。
体表がとても滑らかで、顔もかわいい魚だ。

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ウナギ (Japanese Eel) Anguilla japonica

カワヤツメ (Arctic Lamprey)。
この仲間はヤツメウナギと呼ばれるが、ウナギとは全く別の仲間。
ウナギとヤツメウナギよりもウナギとヒトとの方が近いくらい、全く別のグループになる。
これは海から産卵のために河川を遡上してきた個体だろう。海では他の魚の体表に食いつき、血液と筋肉を吸食するのだが、遡上後は全く餌をとらなくなる。残念ながら死ぬのを待つだけの状態なので、早く見に行こう!

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カワヤツメ (Arctic Lamprey) Lethenteron japonicum


北米から持ち込まれ、すっかり日本中に生息してしまったオオクチバス (Largemouth Bass)。
眼が出目金のように飛び出ているが、これはポップアイという病気。

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オオクチバス (Largemouth Bass) Micropterus salmoides


ハサミにふさふさとした毛が生え、英語では手袋ガニと呼ばれるモクズガニ (Japanese Mitten Crab)。

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モクズガニ (Japanese Mitten Crab) Eriocheir japonica


境港市周辺ではあかべと呼ばれるコナガニシ (Fusinus ferrugineus)。
この貝はオレンジ色の海綿類に覆われていることが多く、その海綿の臭いは凄まじく臭い。

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コナガニシ (Fusinus ferrugineus) Balylonia japonica

今日も楽しかったなぁ~!


<撮影種一覧> 21種
<貝類>
□ コナガニシ (Fusinus ferrugineus) Balylonia japonica
<甲殻類>
<魚類>
□ クロソイ (Korean Rockfish) Sebastes schlegelii
□ クロホシマンジュウダイ (Spotted Scat) Scatophagus argus
□ コショウダイ (Crescent Sweetlips) Plectorhinchus cinctus
□ シマイサキ (Rhynchopelates oxyrhynchus) Rhynchopelates oxyrhynchus
□ イトヨ (Three-spined Stickleback) Gasterosteus aculeatus
□ ヨウジウオ (Seaweed Pipefish) Syngnathus schlegeli
□ ウナギ (Japanese Eel) Anguilla japonica
<両生類>
□ カジカガエル (Kajika Frog) Buergeria buergeri
□ モリアオガエル (Forest Green Tree Frog) Rhacophorus arboreus
□ カスミサンショウウオ (Clouded Salamander) Hynobius nebulosus
□ オキサンショウウオ (Oki Salamander) Hynobius okiensis

□・・・飼育個体


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by takuyamorihisa | 2017-01-12 21:00 | 島根県 | Comments(0)

552 山口県産 ~ウチワエビを食す~

今日は家で写真を撮った。

先月たまたまスーパーで購入し、その旨さのとりこになってしまったウチワエビ (Japanese Fan Lobster)。
なかなかお目にかかれないエビなのだが、今日も運よくスーパーでみつけたのでついつい全部買いしてしまった。

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■ ウチワエビ (Japanese Fan Lobster) Ibacus ciliatus


今回のウチワエビは山口県産。
腹面を見るとエイリアン感があり、食べたことのない人にとってはちょっと食欲がわかないエビかもしれない。

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■ ウチワエビ (Japanese Fan Lobster) Ibacus ciliatus


体色はやや紫味を帯び、とても美しい。

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■ ウチワエビ (Japanese Fan Lobster) Ibacus ciliatus

腹面。

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■ ウチワエビ (Japanese Fan Lobster) Ibacus ciliatus

見た目はよくないエビだが、味は絶品。
一度この味を覚えてしまうと、これらの写真を見ただけでよだれが出てくるだろう。

おすすめの食べ方は味噌汁と塩焼き。

どちらも縦に真っ二つに割り、味噌汁なら味噌汁へ入れるだけ、塩焼きなら塩を振って焼くだけ。
料理も簡単というのが嬉しい。

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■ ウチワエビ (Japanese Fan Lobster) Ibacus ciliatus


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■ ウチワエビ (Japanese Fan Lobster) Ibacus ciliatus


味は文句なしの絶品!

食べたことのない人には是非一度味わっていただきたい!


<撮影種一覧> 1種
<甲殻類>



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by takuyamorihisa | 2016-11-24 21:00 | 取り寄せ・市場購入 | Comments(0)

526 Tung Chung Bay ~香港の素晴らしい干潟とそこに生息する生き物たち その1~

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今日はTung Chung Bay(東涌湾)に行ってきた。

今、出張で香港に来ている。
前回に引き続き今回も休みを1日取って、香港の干潟を探索だ!!!

そして今回も忙しいスケジュールの中、案内してくださるのは香港城市大学のビリー博士だ。

今回の場所はTung Chung Bayというところ、漢字で書くと「東涌湾」。この対岸は空港だというのに、マングローブ林があるらしい。
今まで何十回もこの前を通りすぎていたけど、まさかこんなところにマングローブ林があるなんてっ!!!

電車とバスを乗り継いでTung Chung Bayの入り口へやってきた。
まずは林の中のトレイルを歩く。

ここで早速大きなカタツムリを発見っ!
あれ?でもこれアフリカマイマイ (East African Land Snail)じゃ・・・

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■ アフリカマイマイ (East African Land Snail) Achatina fulica

このカタツムリは世界最大級の種で、アフリカ東部から食用としてアジア各地に移入されている。
しかしこれが恐ろしい広東住血線虫という寄生虫を持っており、這った跡を触って、それが口に入るだけで寄生されることもある。
寄生されると好酸球性髄膜脳炎をおこして死ぬこともあるとても怖いもの。

さらに数分歩いて海岸へ。
ここからは長靴でエントリー。

ここは水面からはやや距離があり、赤い花をつけるオヒルギ (Black Mangrove)が生えていた。

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■ オヒルギ (Black Mangrove) Bruguiera gymnorhiza

トレイルにもなっている砂の場所には、よく見ると小さな穴がいくつも開いている。

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この巣穴の犯人は・・・

日本にも生息しているハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab)だ!

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■ ハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab) Uca lactea


白いハサミを振り上げる姿が白い扇を振り上げている姿に例えられて、白扇潮招きと呼ばれている。
体色は真っ白のものや、黄色っぽい模様に黒が入るものなど様々。

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■ ハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab) Uca lactea


片方のハサミが大きいのはオスだけで、メスは両方とも小さい。

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■ ハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab) Uca lactea

オスの大きなハサミはメスへの求愛に使われる。
メスに向かって、「こっち来~い。こっち来~い。」とおいでおいでをするのだ。

そして時には喧嘩の武器にも使われる。

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■ ハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab) Uca lactea


iPhoneを使ってハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab)の動画撮影にも挑戦してみた。

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■ ハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab) Uca lactea

小さい方のハサミを使って砂を口に入れているのは、この中の有機物を濾しとって食べるため。
いつでも巣穴の中に逃げ込める様に右側の脚は常に巣穴に入っている。

続いて同じ場所でみられたScopimera intermedia (スコピメラ・インターメディア)。
このカニはかつて日本に生息しているコメツキガニ (Sand Bubbler Crab)と同種とされていた種。

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■ Scopimera intermedia (スコピメラ・インターメディア) Scopimera intermedia


この砂場から川の河口に少し降りると礫と泥が広がっている。
日本でもみられるトビハゼ (Shuttles Hoppfish)はここTung Chung Bayで最も多くみられる魚類。

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■ トビハゼ (Shuttles Hoppfish) Periophthalmus modestus

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■ トビハゼ (Shuttles Hoppfish) Periophthalmus modestus


この場所の石の上に見たこともないような変わった生物を発見。
Platevindex mortoni (プラテヴィンデックス・モートニ)。日本でみられるゴマセンベイアワモチは本種だと思われていたが別種の可能性が高いそうだ。
名前も姿も一体なんの仲間だろうといった感じだが、これでも貝の仲間。
上側に2本の小さな眼がみえる。

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■ Platevindex mortoni (プラテヴィンデックス・モートニ) Platevindex mortoni
S・Tさんにみていただいた。

同じドロアワモチの仲間だろうが、恐らく別種が他に3種も。

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■ ドロアワモチ科の1種 (Onchidiidae) Onchidiidae sp.


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■ ドロアワモチ科の1種 (Onchidiidae) Onchidiidae sp.

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■ ドロアワモチ科の1種 (Onchidiidae) Onchidiidae sp.

難しすぎるっ!!!

巻貝の仲間。これも難しいので同定を断念・・・

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■ 腹足綱の1種 (Gastropoda) Gastropoda sp.

続いて底質が砂で、うっすら水が張っているような場所へ移動。

ここで念願のカブトガニ (Japanese Horseshoe Crab)の幼生をビリーさんがみつけてくれた。

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■ カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab) Tachypleus tridentatus

小さくてかわいらしいっ!!!
表面の泥を取り除いた状態。

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■ カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab) Tachypleus tridentatus


手のひらサイズの幼生も発見!!!
砂泥の中にある有機物を濾しとって食べている。写真左から右に向かって移動しながら食事しているところ。


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■ カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab) Tachypleus tridentatus


■ カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab) Tachypleus tridentatus

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■ カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab) Tachypleus tridentatus


近くの石の下にいたトカゲハゼ (Walking Goby)。
日本にも生息しているが、個体数が少なく環境省のレッドデータブックでは絶滅危惧ⅠA類(CR)に指定されている。
この絶滅危惧ⅠA類(CR)というのは「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」という意味。
干潟は生物の宝庫なのに、同時に簡単に埋め立てられるため開発の恰好の餌食にもなる。

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■ トカゲハゼ (Walking Goby) Scartelaos histophorus
S・Tさんにみていただいた。

フタハオサガニ (Hutaha Osagani)。

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■ フタハオサガニ (Hutaha Osagani) Macrophthalmus convexus
S・Tさんにみていただいた。

オサガニ属の1種 (Macrophthalmus)。

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■ オサガニ属の1種 (Macrophthalmus) Macrophthalmus sp.

同じくオサガニ属のカニ、Macrophthalmus erato (マクロフサルムス・エラト)。

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■ Macrophthalmus erato (マクロフサルムス・エラト) Macrophthalmus erato
S・Tさんにみていただいた。
*2017年7月21日にMacrophthalmus tomentosusから変更しています。

こちらは特徴が少ないので同定不能・・・

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脱皮中のクシテガニ (Parasesarma affine)。

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■ クシテガニ (Parasesarma affine) Parasesarma affine
S・Tさんにみていただいた。

巻貝の仲間。

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■ 腹足綱の1種 (Gastropoda) Gastropoda sp.

日本にも生息するオキナワイシダタミ (Monodonta labio)。

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■ オキナワイシダタミ (Monodonta labio) Monodonta labio


続いて芝生のような場所へ。
よく見ると芝生ではなく全て海藻。

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この場所でよくみられたのがNorthern Calling Fiddler Crab (ホンコンシオマネキ)だ。
香港でみられるシオマネキ類の中でも、ハサミが「W」の形をしているので簡単に見分ける事ができる。

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■ Northern Calling Fiddler Crab (ホンコンシオマネキ) Uca borealis

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■ Northern Calling Fiddler Crab (ホンコンシオマネキ) Uca borealis


モクズガニ科Metaplax属という、日本には生息していない仲間のカニ、Metaplax longipes (メタプラクス・ロンギペス)。

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■ Metaplax longipes (メタプラクス・ロンギペス) Metaplax longipes

巻貝の仲間。

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■ 腹足綱の1種 (Gastropoda) Gastropoda sp.

ちょっと顔をあげると奥には高層ビルの姿が・・・
おかげでここまで来るのはとても便利だが、ここが埋め立てられる日が来るのではないかという不安も・・・

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この干潟での生息数はハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab)と1位を争うのではないかと思うくらい、たくさんいるフタバカクガニ (Red-clawed Crab)。

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■ フタバカクガニ (Red-clawed Crab) Perisesarma bidens
S・Tさんにみていただいた。

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■ フタバカクガニ (Red-clawed Crab) Perisesarma bidens
S・Tさんにみていただいた。

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■ フタバカクガニ (Red-clawed Crab) Perisesarma bidens
S・Tさんにみていただいた。

マングローブの芽生え。
これはメヒルギ (Kandelia obovata) 。
果実は海水には浮き、淡水には沈むという絶妙な比重。
汽水域という特殊な環境を探し当てるため、果実を海にばらまき、生育するのに都合のよい塩分の場所で沈んで根をはり生息範囲を広げるという賢い方法をとっている。

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■ メヒルギ (Kandelia obovata) Kandelia obovata

こちらもメヒルギ (Kandelia obovata)の若木。

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■ メヒルギ (Kandelia obovata) Kandelia obovata


手前の水際の木はメヒルギ (Kandelia obovata)、奥はオヒルギ (Black Mangrove)。
オヒルギ (Black Mangrove)は水際よりもやや上の場所を好む様だ。


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■ メヒルギ (Kandelia obovata) Kandelia obovata
■ オヒルギ (Black Mangrove) Bruguiera gymnorhiza

今度はマングローブ林を探検!

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ここでビリーさんがみつけてくれたのは
Mangrove Horseshoe Crab (マルオカブトガニ)。
英名が示す通り、同じ海岸でもマングローブの近くでみつかったのには驚き!

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■ Mangrove Horseshoe Crab (マルオカブトガニ) Carcinoscorpius rotundicauda

慣れないとカブトガニ (Japanese Horseshoe Crab)の幼生とさっぱり区別ができないが、本種はより尾剣が長く、その断面が丸くなるので見分ける事が可能。

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■ Mangrove Horseshoe Crab (マルオカブトガニ) Carcinoscorpius rotundicauda

日本にも生息しているシオマネキ (Bowed Fiddler Crab)。
片方のハサミが大きいオス。

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■ シオマネキ (Bowed Fiddler Crab) Uca arcuata

ハサミが両方とも小さいメス。

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■ シオマネキ (Bowed Fiddler Crab) Uca arcuata

マングローブの中を流れる小川の脇の日当たりの悪く、礫になっている場所にとっても鮮やかなシオマネキ類を発見した。
Splendid Fiddler Crab (スプレンディッドフィドラークラブ)だ!
赤いハサミに黒と青の美しい甲。
こんなきれいなシオマネキがいるなんて~!!!

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■ Splendid Fiddler Crab (スプレンディッドフィドラークラブ) Uca splendida
S・Tさんにみていただいた。

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■ Splendid Fiddler Crab (スプレンディッドフィドラークラブ) Uca splendida
S・Tさんにみていただいた。

メスも美しい体色。

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■ Splendid Fiddler Crab (スプレンディッドフィドラークラブ) Uca splendida
S・Tさんにみていただいた。

色々と探索したが、やはりここにしかこのカニはいないようだ。
これだけ広大な海岸なのに半径5mくらいの範囲にしかいない。

恐らく淡水の影響が強い汽水域、マングローブ林、直射日光が当たらない場所、数センチの礫~小石に覆われる底質、石の表面には藻類がみられる。こうった条件だろうか。

それにしてもこの海岸はすごい!

空港のすぐそこにこれだけ豊かな生物相をもった干潟が存在しているなんて!!!
写真を撮っただけでも23種。同定が進めばもう少しこの数は増える。

通い始めて5年になるけど、香港の自然って実はすごいという事にようやく気が付いた・・・

*この記事に登場した種のほとんどをS・Tさんに同定していただきました。ありがとうございました。


<撮影種一覧>
23
<植物>
■ ヒルギダマシ (Grey Mangrove) Avicennia marina
■ オヒルギ (Black Mangrove) Bruguiera gymnorhiza
■ メヒルギ (Kandelia obovata) Kandelia obovata
<貝類>
■ アフリカマイマイ (East African Land Snail) Achatina fulica
■ オキナワイシダタミ (Monodonta labio) Monodonta labio
■ 腹足綱の1種 (Gastropoda) Gastropoda sp.
■ Platevindex mortoni (プラテヴィンデックス・モートニ) Platevindex mortoni
■ ドロアワモチ科の1種 (Onchidiidae) Onchidiidae sp.
<カブトガニ類>
<甲殻類>
■ クシテガニ (Parasesarma affine) Parasesarma affine
■ フタハオサガニ (Hutaha Osagani) Macrophthalmus convexus
■ Macrophthalmus tomentosus (マクロフサルムス・トメントサス) Macrophthalmus tomentosus
■ オサガニ属の1種 (Macrophthalmus) Macrophthalmus sp.
<魚類>


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by takuyamorihisa | 2016-08-21 21:00 | 香港 | Comments(2)

525 Haifeng ~中国の海鮮レストラン~

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今日はHaifeng(海豊県)に行ってきた。

今出張で中国の広東省に来ている。
広東省や香港の人は日本人以上に海鮮が好きという印象があり、海鮮レストランもたくさんある。
日本では海鮮専門のレストランというのはあんまりなのではないだろうか。筆者の住む松江市では海の幸を出す居酒屋は多いのだが、海鮮オンリーとうたっている店は少ないと思う。
そしてこちらの海鮮レストランが日本と違う点は、食材を自分で選ぶことができるところ。
残念ながら、自分の目で確認しないと何を食べされられるか分からないという風土が、海鮮レストランをこういうスタイルにしたのだろう。

おかげで海鮮レストランへ行くとたくさんの魚介類をみられるので楽しい。

まずはこちらで紅蟹と呼ばれているシマイシガニ (Crucifix Crab)。
このカニは日本でもこちらでも高級な蟹として位置づけられている。

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■ シマイシガニ (Crucifix Crab) Charybdis feriata


続いてサイズが揃っていることと、実際に中国では養殖がされていることから、恐らく養殖個体だと思われるトゲノコギリガザミ (Green Mud Crab)。
ノコギリガザミ属のカニはお互い非常によく似ていて見分けが困難。

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□ トゲノコギリガザミ (Green Mud Crab) Scylla paramamosain
S・Tさんにみていただいた。


サヨリ科の仲間。
マルサヨリ (Dussumier's Halfbeak)ではないかなと思うが、この写真では同定はできなかった。

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■ サヨリ科の1種 (Halfbeak)Hemiramphidae sp.


ハタ科の1種。
これもちょっとよくわからない。

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■ ハタ科の1種 (Grouper) Serranidae sp.


茹でエビ。
もちろん種類は不明。

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■ クルマエビ科の1種 (Prawn) Penaeidae sp.


チョップしたガーリックをのせて焼いたエビ。
さっきの茹でエビとは額角が違うようなので違う種類だと思うが、こちらも不明。

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■ クルマエビ科の1種 (Prawn) Penaeidae sp.


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■ クルマエビ科の1種 (Prawn) Penaeidae sp.

こういうのがパッと見分けられるようになれるといいなぁといつも思う。
現地の図鑑はいい加減なものが多いので全くあてにならないのが辛いところ。

とりあえず、こういうところでバンバン写真を撮ることが恥ずかしくなくなってきたのはちょっと進歩かな。


<撮影種一覧>
5種
<甲殻類>
■ クルマエビ科の1種 (Prawn) Penaeidae sp.
<魚類>
■ サヨリ科の1種 (Halfbeak)Hemiramphidae sp.
■ ハタ科の1種 (Grouper)Serranidae sp.

□・・・養殖個体



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by takuyamorihisa | 2016-08-17 21:00 | 取り寄せ・市場購入 | Comments(0)

518 曽根干潟 ~カブトガニの死骸たち~

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今日は曽根干潟(Sone Tidal Flat)に行ってきた。

ちょうど一年前、カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab)の産卵をみたくて福岡県に撮影旅行に行った。
しかし初めて訪れる場所のどこでカブトガニ (Japanese Horseshoe Crab)がみられるかは素人には到底分かるはずもなく悲しくも空振りに終わっていた。

そして1年後、またカブトガニ (Japanese Horseshoe Crab)の産卵の季節が訪れた。今回は離れて暮らす父親を誘い、親子旅行を兼ねて曽根干潟へ撮影旅行だ!

広島県の三次市で合流し、福岡を目指す。
関門海峡は相変わらず潮の流れがめちゃくちゃ早い。

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家を出て5時間、やっと曽根干潟へ到着した。
現地では再び昨年お世話になったカブトガニを守る会の高橋先生に産卵場所を案内していただいた。
カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab)は砂底に産卵するため、干潟の中でも砂地の場所で待つことが大切。


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今シーズン、カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab)の産卵は順調の行われているようで、砂の上を観察していると早速卵の固まりを確認。こんなに簡単に卵がみつかるとは、やはりすごいところだ曽根干潟。

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■ カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab) Tachypleus tridentatus


カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab)の産卵場を守っていくため、砂の不法採取を禁止する看板。
4億年も前から地球に存在しているカブトガニだが、底質の粒度が少し違うだけで産卵が上手くいかなくなるという、繊細な面も持っている。

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今日の満潮は夜の12時。
カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab)の産卵は満潮時にみられるので、それまではしばしの休憩だ。

しかしその前になんとも悲しくなるような写真を撮影しなければならない。
今シーズン、曽根干潟ではカブトガニ (Japanese Horseshoe Crab)の成体の大量死がみられている。
高橋先生をはじめとする保護活動のメンバーの方々がその死骸を並べていた。

「300匹死んだっちゅうても、言葉だけじゃイメージがわかんやろ。こうやって300匹の死体を実際にみると、うわぁと衝撃を受ける。何とかせなと思ってくれる人が少しでも増えてくれれば、こうやって臭い思いして並べとる甲斐がある。メディアも取材しにくるかもしれん。」

高橋先生の思いが強く伝わる衝撃的な景色。
約300匹の成体の死骸たち。
悪臭がひどく、肺の中まで腐乱臭で満たされている気分。


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■ カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab) Tachypleus tridentatus


カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab)が成体になるためには10年以上もかかる。

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■ カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab) Tachypleus tridentatus


この大量死は海水温の上昇が原因なのか、海底の貧酸素が原因なのか、化学物質による公害なのか、それとも生息数が多い世代の寿命と重なったのか全く分かっていない。
この希少な種を保護するためにも原因を調査することが早急に求められる。

暗い気持ちになったが、気を撮り直し曽根干潟の生き物たちを写真撮影。

まずはハクセンシオマネキ (Hakusen Shiomaneki)のメス。
のんきに餌を食べている姿がかわいらしい。


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■ ハクセンシオマネキ (Hakusen Shiomaneki) Uca lactea


続いてハクセンシオマネキ (Hakusen Shiomaneki)のメスの似たチゴガニ (Chigogani)。
ハクセンシオマネキ (Hakusen Shiomaneki)のメスよりも鉗脚が大きいのと、オスはウェービングといって両方の鉗脚を上に振ってバンザイをするような仕草をするので見分けることができる。
甲の側面が空色をしているのも特徴だ。

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■ チゴガニ (Chigogani) Ilyoplax pusilla


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■ チゴガニ (Chigogani) Ilyoplax pusilla


最も多くみられたのがヤマトオサガニ (Yamato Osagani)。
上の2種よりもより泥の場所を好む。

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■ ヤマトオサガニ (Yamato Osagani) Macrophthalmus japonicus


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■ ヤマトオサガニ (Yamato Osagani) Macrophthalmus japonicus

やっぱり干潟はワクワクするなぁ。

それでは産卵行動の撮影の前にホテルへチェックイン。
でもせっかく来ているのだから休憩せずにまずは干潟の生物の写真をゆっくり撮ろうかなぁ。


<撮影種一覧> 4種
<クモ・サソリ・カブトガニ類>
<甲殻類>



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by takuyamorihisa | 2016-07-22 21:00 | 福岡県 | Comments(0)

473 島根町 ~島根町の玉髄~

今日は島根町(Shimane)に行ってきた。

今日はいつもと違って鉱物の撮影。
ターゲットは島根町(Shimane)の玉髄 (Chalcedony)だ。

この浜には白く半透明の玉髄が転がっている。

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黒い転石の中にひときわ輝く半透明の石こそが玉髄 (Chalcedony)だ。

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玉髄 (Chalcedony)

これらは岩の隙間に結晶した玉髄 (Chalcedony)が、風化作用で母岩から外れ、波の影響で削られていったものになる。

玉髄 (Chalcedony)が最初にできた場所がこちら。

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溶岩が急冷されてできた流紋岩の隙間。そこに微細な石英の結晶が沈殿してできた。

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玉髄 (Chalcedony)


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玉髄 (Chalcedony)

今日の目的は果たしたのでまっすぐ帰ってもよいのだが、やっぱり生き物の撮影もしないと!
浅場でホンヤドカリ (Honyadokari)を撮影することにした。

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水を覗き込むと・・・
いっぱいいるっ!!!

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■ ホンヤドカリ (Honyadokari) Pagurus filholi


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■ ホンヤドカリ (Honyadokari) Pagurus filholi

図鑑用の写真撮影。
指節が黒白赤の三食になっているのが特徴的。

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■ ホンヤドカリ (Honyadokari) Pagurus filholi


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■ ホンヤドカリ (Honyadokari) Pagurus filholi


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■ ホンヤドカリ (Honyadokari) Pagurus filholi


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■ ホンヤドカリ (Honyadokari) Pagurus filholi

毎度おなじみのヤドカリだが、実は今日が初めての撮影だった。
小さなヤドカリ類は結構撮影が大変・・・


<撮影種一覧> 1種
<甲殻類>
ホンヤドカリ (Honyadokari) Pagurus filholi
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by takuyamorihisa | 2015-09-16 21:00 | 島根県 | Comments(0)