609 曽根干潟 ~チゴガニのウェービング~

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今日は曽根干潟(Sone Tidal Flat)に行ってきた。

島根県松江市から北九州市の曽根干潟までは車で約5時間かかる。風邪をひいて割れるような頭痛の中、なんとか身体にムチを打って曽根干潟へやってきた。
狙うはカブトガニの産卵行動!

現在、日本のカブトガニの生息状況は危機に瀕しており、その姿を見る事が出来る場所はごくわずかしか残っていない。

曽根干潟へ来るのは今年で3回目。昨年は運よくカブトガニの産卵を撮影することができたが、今年は撮影できるだろうか???

夕方、ホテルへチェックインする前に干潟へと向かった。
満潮は午後11時半なので、今は干潮の状態。

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干潮時のターゲットはチゴガニ (Ilyoplax pusilla)。実はまだあまりいい写真を撮れたことがない。
確か去年はこのあたりにいたと思うけど・・・


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いたっ!

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■ チゴガニ (Ilyoplax pusilla Ilyoplax pusilla


餌を食べながら、ウェービングと呼ばれるハサミを大きく振り上げる行動をとっている。

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■ チゴガニ (Ilyoplax pusilla Ilyoplax pusilla

かわいい・・・

チゴガニの口の周りは繁殖期に青くなる。この個体はやや青っぽくなってきている。

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■ チゴガニ (Ilyoplax pusilla Ilyoplax pusilla


チゴガニ (Ilyoplax pusilla)の標本写真。
甲幅わずか3.6mm!小さい!!!

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■ チゴガニ (Ilyoplax pusilla Ilyoplax pusilla 甲幅3.6mm

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■ チゴガニ (Ilyoplax pusilla Ilyoplax pusilla 甲幅3.6mm


この場所では最も多くみられたヤマトオサガニ (Macrophthalmus japonicus)。
鉗脚(ハサミ)の大きいのはオス。

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■ ヤマトオサガニ (Macrophthalmus japonicus) Macrophthalmus japonicus

メスは鉗脚が小さい。

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■ ヤマトオサガニ (Macrophthalmus japonicus) Macrophthalmus japonicus

香港ではおなじみのシオマネキ (Bowed Fiddler Crab)。
ここでは個体数が少ない。

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■ シオマネキ (Bowed Fiddler Crab) Uca arcuata

シオマネキメスの巣穴。盛り上がった形で面白い。

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■ シオマネキ (Bowed Fiddler Crab) Uca arcuata


ハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab)はたくさんみられた。
オスは片方の鉗脚(ハサミ)が巨大化する。



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■ ハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab) Uca lactea 甲幅10.7mm

腹面。

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■ ハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab) Uca lactea 甲幅10.7mm

別の個体。オス。

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■ ハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab) Uca lactea 甲幅10.7mm

メスの鉗脚は両方とも小さい。

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■ ハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab) Uca lactea 甲幅8.9mm


ヒメアシハラガニ (Helicana japonica)。

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■ ヒメアシハラガニ (Helicana japonica) Helicana japonica 甲幅10.8mm



撮影を終えて、ホテルに戻ろうとしたところで、調査をしている人たちに挨拶する。
なんと広島大学の学生さんで、カブトガニの産卵を見るたびにはるばる来ていたとのこと。

しかも、カブトガニがいる場所まで教えてくれたっ!

産卵に向け、満潮を待っているカブトガニ (Japanese Horseshoe Crab)のペア。
大きい・・・

やっぱカブトガニはかっこいいわ・・・


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■ カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab) Tachypleus tridentatus


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■ カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab) Tachypleus tridentatus


全く動かず、かといって産卵行動をしている訳でもなく。やはり満潮を待っているのだろう。
さっそく感動。

海へ来て頭痛も治ったし、今晩の撮影はがんばるぞ~!!!


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# by takuyamorihisa | 2017-07-26 21:00 | 福岡県 | Comments(0)

603 島根県産 ~マイカのパスタ~

今日は家で写真を撮った。

今日スーパーで購入した海産物はマイカ。
サイズが小さいためか、とても安かったので購入した。

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■ ケンサキイカ (Swordtip Squid) Uroteuthis edulis

このマイカというは地方名で、標準和名はケンサキイカ。
山陰地方で白イカと呼ばれる高級イカと同じ種になる。

それがなぜマイカと呼ばれるのだろうか。
このスーパーでは白イカは白イカとして販売されているので謎が深まる・・・

ケンサキイカには3つの型が知られており、メヒカリイカ型、ゴトウイカ型、ブドウイカ型と呼ばれる。
形態も異なっていて、成体は外見でどの型か見分ける事ができる。
山陰地方に生息するケンサキイカの型については、一度授業で習った事があるのだが、残念なことに忘れてしまった。もったいない・・・

恐らく白イカとマイカは別の型になるのだろう。このあたりはもう少し勉強をしないと。

このイカは熱を通しても硬くならないのが魅力。
オリーブオイルとニンニク、そして白ネギとケンサキイカを入れたパスタを作った。

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■ ケンサキイカ (Swordtip Squid) Uroteuthis edulis


う~ん、美味いっ!
余ったイカは冷凍しておいた。

イカは冷凍しても味が落ちないのが魅力。


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# by takuyamorihisa | 2017-07-01 21:00 | 取り寄せ・市場購入 | Comments(0)

602 島根県産 ~クロウシノシタを食らう~

今日は家で写真を撮った。

近くのスーパーでヨメが舌びらめを買ってきたそうだ。
舌びらめというのは、まるで舌のような姿をしているカレイの仲間。

この仲間はなかなか釣りではお目にかかれないので、まだいい写真を撮っていない。
どの種類だろうかとワクワクしながら冷蔵庫を開けた。

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■ クロウシノシタ (Black Cow-tongue) Paraplagusia japonica


デカい!安い!これはお買い得!
定置網にたまたま入ったのだろうか、魚体がやたら綺麗で十分撮影に耐えうる状態だ。

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■ クロウシノシタ (Black Cow-tongue) Paraplagusia japonica


本種はウシノシタ科に属している。これは「牛の舌」の事。
ナイスネーミングだ!「これ牛の舌じゃん」と初めて言った人は、きっと遊び心がある人だったに違いない。

という訳で牛の舌っぽく撮影してみた。

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■ クロウシノシタ (Black Cow-tongue) Paraplagusia japonica


クロウシノシタの顔。
なんと間抜けな顔だろう。


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■ クロウシノシタ (Black Cow-tongue) Paraplagusia japonica


イシガレイ (Stone flounder)やマコガレイ (Marbled Sole)などカレイの仲間は有眼側に口がついているが、本種の口は無眼側にまでつながっている。

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■ クロウシノシタ (Black Cow-tongue) Paraplagusia japonica


背鰭、臀鰭、尾鰭の無眼側は黒くなっているのが本種の特徴。

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■ クロウシノシタ (Black Cow-tongue) Paraplagusia japonica


鱗を落としてムニエルにしてみた。
これがまた美味い!!!


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■ クロウシノシタ (Black Cow-tongue) Paraplagusia japonica


こんなに美味しい魚が398円だなんて!

写真も撮れたし、今日は最高!!!


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# by takuyamorihisa | 2017-06-30 21:00 | 取り寄せ・市場購入 | Comments(0)

600 島根県産 ~カミナリイカのカラストンビ~

今日は家で写真を撮った。

夕飯は何にしようかと近くのスーパーへ行くと、大きなカミナリイカ (Kisslip Cuttlefish) が破格で販売されていた。
670gで399円。安い!
カミナリイカは体表にキスマークのような斑紋があるので、コウイカ (Golden Cuttlefish)と簡単に区別ができる。

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■ カミナリイカ (Kisslip Cuttlefish) Sepia lycidas

捌いていて面白いと思ったので写真撮影。

カミナリイカの眼の水晶体だ。
イカやタコの仲間はレンズ眼というタイプの眼を持っている。
これは我々脊椎動物の眼とほとんど同じ構造。
水晶体がレンズとなり、網膜に像を結びはっきりとピントを合わせてものを見る事ができる。

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■ カミナリイカ (Kisslip Cuttlefish) Sepia lycidas

口には顎板(がくばん)という硬いクチバシのようなものが1対ある。
これは俗にカラストンビと呼ばれる。

写真右がカラスの形、左がトンビの形。
そういわれて見ると、とても上手く言い当てていると感動した!

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■ カミナリイカ (Kisslip Cuttlefish) Sepia lycidas

カミナリイカはやっぱり刺身で食べたい。
ちょっと厚めに作ってみた。
美味いっ!
ねっとりとした食感がたまらない。
山陰地方でよく使われる、甘露醤油との相性がとてもいい!

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■ カミナリイカ (Kisslip Cuttlefish) Sepia lycidas


ゲソやエンペラなど、刺身にしなかった部位はバター醤油炒めで。
これまた絶品。

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■ カミナリイカ (Kisslip Cuttlefish) Sepia lycidas

399円でこれだけ楽しませてもらって、とてもハッピーな気持ちになった。


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# by takuyamorihisa | 2017-06-24 21:00 | 取り寄せ・市場購入 | Comments(5)

598 羽高湖 ~湖を泳ぐカラスヘビ~

今日は羽高湖(Hatakako)に行ってきた。

今日は家族でデイキャンプ。
場所は広島県府中市の羽高湖森林公園キャンプ場だ。

ものすごい山奥なので、鳥やら虫やら何かいるかもしれない。
家族との時間も大切だが、ここでもちゃっかりカメラは最強装備。

子供たちと遊びながら、しっかりと目は周囲に注意を払っている。
生物がいない訳でもないが、これといって撮影欲にかられるものはいない。

生物の写真は諦め、子供たちの写真を撮影していたところ、湖の水面で何かが泳いでいるのが目に入った。
蛇だ!

肉眼ではID不可能だったが、さすが超望遠レンズ、拡大してカラスヘビだと分かった。
カラスヘビはシマヘビ (Japanese Striped Snake)の黒化個体のこと。

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■ シマヘビ (Japanese Striped Snake) Elaphe quadrivirgata

日本で普通にみられる蛇で、このような黒い蛇ならカラスヘビだと思っていいのではないだろうか。
もちろん毒はないので、危険な蛇ではない。素手で捕まえても大丈夫。

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■ シマヘビ (Japanese Striped Snake) Elaphe quadrivirgata

できればこいつを捕まえて、甥っ子達を怖がらせてやりたかったなぁ・・・


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# by takuyamorihisa | 2017-06-17 21:00 | 広島県 | Comments(0)