590 Haifeng ~トゲノコギリガザミを食らう~

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今日はHaifeng(海豊県)で食事をした。

出張で広東省に来ている。
午前中は香港からこちらへ来るときに、高速道路のトンネル内でタイヤがバーストしてしまうという、九死に一生を得るようなトラブルに見舞われた。いや一死に九生くらいかな。それでも自分の人生で10本の指に入る冷や汗事件だった。

そんなトラブルを経て、無事今日の仕事も終わり、チームみんなでディナー。
初めてのレストランだが、とっても美味しいこの地方の料理を味わえて最高。
広東料理は日本人には食べやすいというか、ドンピシャな味付けだ。

恐らくシジミの醤油漬け。食べると半生で、チーズのような食感。
貝にあたると怖いという先入観から、思いっきり楽しめない。恐らく食べ慣れると病み付きになると思う。

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■ シジミ属の1種 (Corbicula) Corbicula sp.

そして一番美味しかったのがこちら。
トゲノコギリガザミの蒸し。
このカニは中国、東南アジアで養殖されており、水がなくてもしばらくは活かしておける。レストランではポピュラーな食材のひとつだ。

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■ トゲノコギリガザミ (Green Mud Crab) Scylla paramamosain

ちょっと味があるので、スープをかけながら蒸したのかもしれない。
これがまた極上の味であった。

メインはやはり大きな鉗脚(ハサミ)。

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■ トゲノコギリガザミ (Green Mud Crab) Scylla paramamosain

ノコギリガザミ属は鉗脚の腕節の棘をみることで見分ける事ができる。
*詳しくは眼遊を参照してください。

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■ トゲノコギリガザミ (Green Mud Crab) Scylla paramamosain

今のところ、このカニが最も美味いカニだと思う。
美味しいものを食べて元気が出てきたぞ~!!!


<撮影種一覧> 2種
<貝類>
■ シジミ属の1種 (Corbicula) Corbicula sp.
<甲殻類>


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# by takuyamorihisa | 2017-06-08 21:00 | 取り寄せ・市場購入 | Comments(0)

587 愛宕山公園 ~2種類のカタツムリ~

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今日は愛宕山公園に行ってきた。

天気もよく、今日は撮影日和。
今日の撮影場所は平田町にある愛宕山公園。この公園はとても小さな動物園があり、トロントに住んでいたときに通っていたハイパークを思い出させてくれる素敵な公園だ。

最近楽しくなってきた昆虫を撮影しようと、マクロレンズをセットして公園を歩く。

早速石垣にキセルガイの仲間をみつけた。
実はこんな姿でもカタツムリの仲間になる。

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■ ナミギセル (Phaedusa japonica) Phaedusa japonica


殻口の形からナミギセル (Phaedusa japonica)だと判明した。
軟体部が全く見えないが、雨が降って周りが湿るまで殻の奥で耐えているのだと思われる。

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■ ナミギセル (Phaedusa japonica) Phaedusa japonica


子供の頃はとにかく虫を捕まえて遊んでいた昆虫少年だったのだが、大人になってみるとなかなか虫をみつける事ができない。
やはり背が高くなると、その分地面から目が離れるので子供の頃のようにはいかないようだ。

たまに虫をみつけるも、すぐに飛んでいってしまって撮影が出来ない。

やっと動かない被写体をみつけたぞと思ったらカタツムリ。
セトウチマイマイ (Euhadra subnimbosa)だと思われる。

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■ セトウチマイマイ (Euhadra subnimbosa) Euhadra subnimbosa


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■ セトウチマイマイ (Euhadra subnimbosa) Euhadra subnimbosa


その後も特にコレといった被写体に巡り合えず、最後にソメイヨシノ (Yoshino Cherry)についていた地衣類を撮影。

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■ ウメノキゴケ科の1種 (Parmeliaceae) Parmeliaceae sp.

今日は昆虫の写真は撮れなかったものの、ナミギセルを初めて撮影することが出来たので嬉しい!


<撮影種一覧> 3種
<菌類>
■ ウメノキゴケ科の1種 (Parmeliaceae) Parmeliaceae sp.
<貝類>
■ ナミギセル (Phaedusa japonica) Phaedusa japonica
■ セトウチマイマイ (Euhadra subnimbosa) Euhadra subnimbosa



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# by takuyamorihisa | 2017-05-27 21:00 | 島根県 | Comments(0)

582 鳥取県産 ~地元の生シラス~

今日は家で写真を撮った。

最近、グルメな先輩フォトグラファーに教えていただいた、Sランクの鮮魚店へ行くのが楽しい。
この鮮魚店の大将は、どこで採れたか、どんな漁法で採れたか、どんな料理法だと美味しく食べられるか、質問したら即答してくれる、プロ中のプロ。
魚が好きな人ならたまらないと思う。

今日はふらっとそのSランクの鮮魚店に寄ってみた。

「まいど!」

毎回魚の事をうるさく聞くので、自分の事を覚えてくれていたようだ。
今回も魚のことをあれこれ聞いて教えてもらう。
本当にこの大将の知識はすごい・・・

「綺麗な魚が欲しいんなら、明日来たらいいよ。船が2隻かえってくるから。朝はプロが多いから昼くらいがおすすめ。」
そう、このお店はプロの料理人御用達のお店。
大将の目利きはこの街一番なのだと思う。

という訳で、今日は控えめに魚を買いたいと伝え、

「それならこの生シラス!境港で今朝採れたやつだよ。すくい網で獲っているから、とても綺麗でしょう。これをさっと湯に通して、ご飯にのせて、卵をかけて食べれば最高だよ。」

その言葉だけでよだれが出てきそう。

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■ カタクチイワシ (Japanese Anchovy) Engraulis japonicus

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■ カタクチイワシ (Japanese Anchovy) Engraulis japonicus


実はこのシラス、そのほとんどがカタクチイワシ (Japanese Anchovy)の稚魚からなる。
大きくなったカタクチイワシは煮干しになるし、とても美味しい魚なのだ。

英名はJapanese Anchovyで、日本のアンチョビ。そう、あの缶詰で有名なアンチョビはカタクチイワシの仲間なのだ。
やはりこの仲間は世界中で評価が高いようだ。

この生シラスにさっと湯を通し、ご飯の上にのせて卵をかけ、醤油を垂らして口に放り込む。
も~最高っ!!!

写真を撮っているヒマなどなかった。


<撮影種一覧> 1種
<魚類>
■ カタクチイワシ (Japanese Anchovy) Engraulis japonicus



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# by takuyamorihisa | 2017-05-18 21:00 | 取り寄せ・市場購入 | Comments(0)

581 島根県産 ~スルメイカを買って~

今日は家で写真を撮った。

最近アニサキスが話題のようだ。
アニサキスとは海に住む回虫の仲間で、色々な生物の身体に寄生しながら一生を送っている。
最初はオキアミに寄生し、そのオキアミを食べた魚やイカに寄生、そして最終的にその魚やイカを食べたクジラやイルカに寄生し、卵を産んで一生を終えるという、綱渡りのようなライフサイクルを持っている。

アニサキスに寄生されている魚やイカを生で食べ、生きたアニサキスが胃の中に入ると、それが胃や小腸の壁に穴をあけてしまうので激痛となるらしい。

そんな恐ろしいアニサキスは、見ようと思えば簡単に見る事ができる。有名なのがサバの仲間、イカにもいるが、イカの中でも多いと言われているのがスルメイカ (Japanese Flying Squid)だ。

そのアニサキスを撮影するため、本日購入したのがスルメイカ (Japanese Flying Squid)だ。

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■ スルメイカ (Japanese Flying Squid) Todarodes pacificus


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■ スルメイカ (Japanese Flying Squid) Todarodes pacificus


スルメイカの眼。
アオリイカ (Bigfin Reef Squid)などとは全然違う眼つき。
白目が少なくて、まるでダイオウイカ (Giant Squid)のようだ。
スルメイカの眼は透明な膜がなく直接眼がむき出しになっているので開眼と呼ばれる。

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■ スルメイカ (Japanese Flying Squid) Todarodes pacificus


体表。
赤く丸いものは色素胞で、それぞれの大きさが変わる事によって体色や模様を変化させることができる。

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■ スルメイカ (Japanese Flying Squid) Todarodes pacificus


足の付け根にあるのが口。
口の周りから足が生えているなんて、我々哺乳類からしたらびっくりするような身体の構造だ!
くちばし状の口で獲物をかじりとって食べる。その時に吸盤のある足がしっかりと獲物をホールドするのでとても便利そうだ。

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■ スルメイカ (Japanese Flying Squid) Todarodes pacificus


写真撮影をしたあとは、捌いてアニサキスを探す。
しかし残念なことに(普通なら幸運なことにだが)、アニサキスは見つからず、そのままイカ大根にした。

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■ スルメイカ (Japanese Flying Squid) Todarodes pacificus


今日はそれだけではなかった。
島根県の隠岐の島産、養殖イワガキ (Iwagaki)。

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■ イワガキ (Iwagaki) Crassostrea nippona


こちらは電子レンジでチンするだけの簡単シンプル料理。
これがまた最高に美味い!!!

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■ イワガキ (Iwagaki) Crassostrea nippona


子供の頃は牡蠣が上手いとは思わなかったが、大人になるとこの旨さがよく分かるようになる。
島根県は嬉しい事に、割と手軽にイワガキが手に入る。

食用の牡蠣にはマガキとイワガキの2種類があるが、この2つ、味は全然違う。
恐らく目をつぶって食べても、どちらか言い当てる事が出来ると思う。

さてどちらが美味しいのか。
それはこのブログに書いてある記事を読んでいくと分かるかもしれない!


<撮影種一覧> 2種
<貝類・頭足類>
■ イワガキ (Iwagaki) Crassostrea nippona




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# by takuyamorihisa | 2017-05-13 21:00 | 取り寄せ・市場購入 | Comments(0)

579 荒神谷遺跡 ~息子初めての虫かご~

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今日は荒神谷遺跡(Kojindani Remains)に行ってきた。

今日は息子と1日二人きりなので、最近興味を持っている虫とりをさせることにした。
ホームセンターで虫かごを買い、向かったのは荒神谷遺跡(Kojindani Remains)。

この遺跡は弥生時代に製造された銅剣がたくさん出土した遺跡。山の中にあって、子供を遊ばせるには絶好の公園なのだ。

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今日はニホンアマガエル (Japanese Tree Frog)を2匹みつけ、触って遊ぶことができた。
そろそろ帰ろうかと思ったところ、足元に小さなハムシが飛んできた。
全身金属光沢があり、緑、赤、青の鮮やかな色。
まさに玉虫カラーだ!!!

この虫はアカガネサルハムシ (Acrothinium gaschkevitchii)という虫で、ブドウの歯を好んで食べるため害虫として嫌われている虫。

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■ アカガネサルハムシ (Acrothinium gaschkevitchii) Acrothinium gaschkevitchii

これは帰って撮影したい!!!

と思って捕まえようと思った瞬間、羽を広げて飛んでいってしまった。
残念・・・

それから足元を探すが全然見つからず。
もう諦めようと頭を切り替えた瞬間に、自分のズボンにとまっているのをみつけた。

子供の虫かごを借り、アカガネサルハムシを入れ、持ち帰って白バック撮影。

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■ アカガネサルハムシ (Acrothinium gaschkevitchii) Acrothinium gaschkevitchii 体長6mm

綺麗な虫だなぁ。
意識を変えるだけで、周りには美しいものが山ほどいる。


<撮影種一覧> 1
<昆虫>
■ アカガネサルハムシ (Acrothinium gaschkevitchii) Acrothinium gaschkevitchii



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# by takuyamorihisa | 2017-05-03 21:00 | 島根県 | Comments(0)