657 島根県産 ~栗の中にいる虫を食べてみた~

今日は食材の写真を撮った。

と言っても今日の食材は栗の中にいる小さな白い虫のこと。
多くの人が1度は見たことがあるのではないだろうか。
栗以外にどんぐりの中にいたりもする。

この可愛らしい(?)幼虫は標準和名をクリシギゾウムシ(Chestnut Weevil)といい、甲虫の仲間。
栗からこんな虫が出てきたらびっくりするので、害虫とみなされている。

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■ クリシギゾウムシ (Chestnut Weevil) Curculio sikkimensis

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■ クリシギゾウムシ (Chestnut Weevil) Curculio sikkimensis


以前、同じ業界の人で長野県出身の人から、この虫が美味しいという話を聞いたことがあり、ずっと食べてみたいと思っていた。
今日はこのクリシギゾウムシが2匹だけ入手できたので、食べてみることにした。

料理方はいたってシンプル。

炒る。

フライパンに油をしき、クリシギゾウムシを入れる。
塩をパラパラっとふって出来上がり。

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■ クリシギゾウムシ (Chestnut Weevil) Curculio sikkimensis


今までに虫はほとんど口にしたことがないし、積極的に食べたいとも思わないのだが、これは見るからに美味しそう!
恐る恐る口に入れるのではなく、味わおうという意欲満々で口の中に放り込んだ。

しっかりと噛み締めて味を確かめる。

なんじゃこりゃ~!
うま~っい!!!

まさに栗。
栗から抽出した上質なたんぱく質をいただいている感じ。(というか、栗しか食べていないので事実だが)
これは美味い。

もしこの幼虫がどこかで販売されていたら、お金を払ってでも買ってみたいと思う。
梅干しが入っているような透明のケースいっぱいに入っていたら600円は出すな。笑

ちなみに栗の中には本種の他にクリミガ (Nut Fruit Tortrix)という蛾の幼虫が入っている事もある。

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上:■ クリシギゾウムシ (Chestnut Weevil) Curculio sikkimensis
下:■ クリミガ (Nut Fruit Tortrix) Cydia kurokoi


クリミガ (Nut Fruit Tortrix)の幼虫は見た目がグロテスクなので食べる気がしなかった・・・

両者はよく似ているが、クリシギゾウムシは触るとぎゅっと身体を縮ませるのと、丸くてコロンとした可愛らしい体型をしている。一方クリミガはすらっとしていて、移動するときに伸びたり縮んだりする。ちょっと食べたいとは思えない動き。
恐らく実物をみると簡単に見分けられると思う。

クリシギゾウムシは本当に美味しい虫なので、みつけたら捨てず是非とも食べてみて欲しい。


<撮影種一覧> 2種
<昆虫>
■ クリシギゾウムシ (Chestnut Weevil) Curculio sikkimensis
■ クリミガ (Nut Fruit Tortrix) Cydia kurokoi



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# by takuyamorihisa | 2017-10-13 21:00 | 取り寄せ・市場購入 | Comments(0)

655 三重県産 ~桑名のハマグリをいただく~

今日は家で写真を撮った。

日本産のハマグリ類はハマグリ (Common Orient Clam)とチョウセンハマグリ (Hard Clam)の2種。しかしその資源は現在激減し、幻といってもいいほどになってしまった。日本人が普段食べているハマグリ類はほとんどが外国産だろう。
そんな貴重な国産のハマグリ、しかも桑名のハマグリをいただいた!嬉しいっ!

ハマグリはその旨み、身の軟らかさ、多少の粘液、殻の光沢、どれも素晴らしく、個人的に二枚貝で一番美味しいと思う。

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■ ハマグリ (Common Orient Clam) Meretrix lusoria


線があるもの、真っ黒なもの、白っぽいものなど、ハマグリは色々な模様のバリエーションがある。

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■ ハマグリ (Common Orient Clam) Meretrix lusoria 殻長5.1cm


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■ ハマグリ (Common Orient Clam) Meretrix lusoria 殻長4.5cm


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■ ハマグリ (Common Orient Clam) Meretrix lusoria 殻長4.3cm


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■ ハマグリ (Common Orient Clam) Meretrix lusoria 殻長4.5cm


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■ ハマグリ (Common Orient Clam) Meretrix lusoria 殻長4.2cm


昔何かのテレビで見たように、アルミホイルでくるんでから焼いてみた。
焼きたてのハマグリを口に入れる。
濃厚な貝の旨みが口の中に広がる・・・

うまいっ!!!
やっぱりハマグリは格別~!!!

美味すぎて料理の写真を撮るのを忘れてしまった・・・


<撮影種一覧> 1種
<貝類>
■ ハマグリ (Common Orient Clam) Meretrix lusoria



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# by takuyamorihisa | 2017-10-10 21:00 | 取り寄せ・市場購入 | Comments(0)

654 駿河湾産 ~アカザエビを取り寄せて食べてみた~

今日は家で写真を撮った。

突然だがアカザエビ (Japanese Lobster)というエビがいる。
これがものすごく美味しい。
今まで食べたエビの中でもダントツの1位だ。

しかし残念なことに漁獲量が少ない上に需要が高く、一般人が入手するのは非常に困難なエビでもある。

2年半前に沼津で購入したことがあるが、生ではなく冷凍だったため良い標本写真が撮れなかった。
いつか冷凍でないアカザエビを取り寄せてやろうと、ずっと探していたのだが、ついに生のアカザエビを通販してくれる業者を発見した。

朝どれのアカザエビ。
1kg(約12尾入り)で12,000円・・・
1匹1,000円もするんかい!

なんという高級なエビだろうか・・・

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■ アカザエビ (Japanese Lobster) Metanephrops japonicus

しかし大きさは恐らく最大級。これで120g。

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■ アカザエビ (Japanese Lobster) Metanephrops japonicus


このエビは深海に住むエビで、見た目から想像がつくようにロブスターの仲間。
殻は結構硬い。

前回の冷凍ものに比べると、やっぱり綺麗だ。

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■ アカザエビ (Japanese Lobster) Metanephrops japonicus 18cm 83g


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■ アカザエビ (Japanese Lobster) Metanephrops japonicus 18cm 83g


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■ アカザエビ (Japanese Lobster) Metanephrops japonicus 19cm 120g


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■ アカザエビ (Japanese Lobster) Metanephrops japonicus 19cm 120g

1匹1,000円もするのでミスは許されない。
最高の食べ方でいただかなければハッピーになるどころかブルーになってしまう・・・

まずはソテーにしてみた。
半分に割って、フライパンで焼く。

おやっ身がフライパンにくっついてしまったぞ・・・

あれ?
あれ?

身がボロボロに・・・
美味しい味噌もどこかへ消えていってしまった・・・

しかし、ボロボロになった身を口の中へ入れると・・・
うま~いっ!!!
エビ特有の風味はほとんどなく、安心して食べられる&甘い。

次こそは失敗しないように料理しよう。
前回とても美味しかった蒸し焼きに挑戦。

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■ アカザエビ (Japanese Lobster) Metanephrops japonicus


美味いです。
特に味噌(中腸腺)が美味すぎる!

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■ アカザエビ (Japanese Lobster) Metanephrops japonicus


そして再度ソテーに挑戦。
今度は身がボロボロにならないように殻を下にしたまま、アルミホイルで落し蓋をして調理してみよう。

三度目の正直とはよく言ったもので、これは完璧と言えるほど上手に調理できた。

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■ アカザエビ (Japanese Lobster) Metanephrops japonicus

うまい!
甘さ、うまみ、エビの臭みなし、とても上品な味だ。
バターとよく合う。

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■ アカザエビ (Japanese Lobster) Metanephrops japonicus


正直な事を言うと前回の冷凍の方が味は上だったが、旬が関係しているのかもしれない。
もしくは水揚げ直後に冷凍したものの方が、冷蔵で1日経ったものよりも美味なのか。

何年後になるか分からないが、いつかまたアカザエビを食べてみたいと思う。


<撮影種一覧> 1種
<甲殻類>
■ アカザエビ (Japanese Lobster) Metanephrops japonicus




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# by takuyamorihisa | 2017-10-07 21:00 | 取り寄せ・市場購入 | Comments(0)

653 家 ~チョウセンカマキリのポートレート~

今日は家で写真を撮った。

ふと家の窓を見るとカマキリが横になってくっついている。
ガラス窓なのに、このくっつき能力はすごい!!!

カメラ、カメラ!

逃げるなよ~と願いながら写真を撮影する。

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■ チョウセンカマキリ (Narrow-winged Mantis) Tenodera angustipennis


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■ チョウセンカマキリ (Narrow-winged Mantis) Tenodera angustipennis


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■ チョウセンカマキリ (Narrow-winged Mantis) Tenodera angustipennis


う~ん。まるでポートレートを撮ってと言っているようなポージング。見事です。

チョウセンカマキリは同属のオオカマキリ(Japanese Giant Mantis)とよく似ているが、前脚の付け根の間に朱色の斑紋があることで見分けることができる。
中国、朝鮮半島、日本原産の昆虫だが、アメリカ合衆国東部にも移入され定着しているようだ。


<撮影種一覧> 1種
<昆虫類>
■ チョウセンカマキリ (Narrow-winged Mantis) Tenodera angustipennis




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# by takuyamorihisa | 2017-09-25 21:00 | 島根県 | Comments(0)

630 島根県隠岐産 ~サザエをいただいた~

今日は家で写真を撮った。

ピンポーン。
日曜の朝、玄関のインターフォンが鳴った。
なんだろうとドアを開けると会社の同僚の姿が。

急にどうしたと聞くと、隠岐の実家からサザエ(Turbo sazae)が届いたのでお裾分けとのこと。
嬉しい!わざわざ家を調べて持ってきてくれた!!!

隠岐の新鮮なサザエが食べられるとウキウキでカメラを用意した。

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■ サザエ (Turbo sazae) Turbo sazae


棘がいっぱいの立派なサザエ。
サザエは生息する地域・環境によって棘が成長したりしなかったりする不思議な種だ。

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■ サザエ (Turbo sazae) Turbo sazae 殻長8.2cm


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■ サザエ (Turbo sazae) Turbo sazae 殻長8.0cm


今年2017年、生物好きには驚きのニュースが流れてきた。なんとサザエが新種として記載されたとのこと。
あまりにも身近にある貝が、まだ学名のつけられていない未記載種であったのだ。
サザエの学名は Turbo sazae Fukuda, 2017 となる。
Turboというのは属の名前で、sazaeというのが種小名。サザエがそのまま使用されている。Fukudaというのは命名者である岡山大学の福田宏准教授。2017というのは記載された年だ。

*内容が複雑になるので詳しくは下記リンクを参照してください。

刺身も美味しいが、やっぱり壺焼きが好き。
という訳でサザエの壺焼きを。

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■ サザエ (Turbo sazae) Turbo sazae

う~ん美味い!最高じゃ!

同僚には今度お返しをしなきゃ。



<撮影種一覧> 1種
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■ サザエ (Turbo sazae) Turbo sazae



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# by takuyamorihisa | 2017-09-03 21:00 | 取り寄せ・市場購入 | Comments(0)