535 宍道湖自然館ゴビウス ~地元の小さな水族館~

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今日は宍道湖自然館ゴビウス(Shinjiko Nature Musium Gobius)に行ってきた。

地元の子供に大人気の宍道湖自然館ゴビウス。
ここでは地元宍道湖・中海に生息する生物を展示している。見栄えのする南の海の魚などはおらず、地味~な魚が並ぶ。
逆にいうと、展示映えしない魚介類も展示されているので、他の水族館ではみられないようなものにも会うことができるのだ。

5年間、宍道湖・中海の生態系を調査してきた自分にとってはどれも馴染み深く、いつ行ってもテンションが高くなる。

今回iPhoneで撮影したのは淡水魚が中心。

イシドジョウ (Ishi Dojo)。島根県、広島県、山口県、福岡県にだけ生息しているドジョウだ。

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□ イシドジョウ (Ishi Dojo) Cobitis takatsuensis

ニシシマドジョウ (Nishi Shima Dojo)。
2012年にシマドジョウは4種に分けられ、その1つがニシシマドジョウ (Nishi Shima Dojo)なのだが、まだ学名は決まっていないようだ。

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□ ニシシマドジョウ (Nishi Shima Dojo) Cobitis sp.BIWAE type B


クロヨシノボリ (Rhinogobius brunneus)。

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□ クロヨシノボリ (Rhinogobius brunneus) Rhinogobius brunneus

ナマズ (Amur Catfish)。

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□ ナマズ (Amur Catfish) Silurus asotus

ヤマメ (Masu Salmon)。

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□ ヤマメ (Masu Salmon) Oncorhynchus masou masou

海水魚のイトヒキアジ (African Pompano)。
イトヒキアジ (African Pompano)の幼魚は背鰭と臀鰭が糸状に長く伸びる。これが名前の由来となっている。
生まれて初めてみたので大興奮!
しかし水槽の背景が残念~!!!

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□ イトヒキアジ (African Pompano) Alectis ciliaris

世界最大の両生類、オオサンショウウオ (Japanese Giant Salamander)。

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□ オオサンショウウオ (Japanese Giant Salamander) Andrias japonicus

シマヘビ (Japanese Striped Snake)の黒化個体。カラスヘビと呼ばれるもの。

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□ シマヘビ (Japanese Striped Snake) Elaphe quadrivirgata

アオリイカ (Bigfin Reef Squid)。
活きたアオリイカ (Bigfin Reef Squid)は本当に美しいなぁと思う。

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□ アオリイカ (Bigfin Reef Squid) Sepioteuthis lessoniana

水族館はやっぱり楽しいなぁ。


<撮影種一覧>
9種
<頭足類>
□ アオリイカ (Bigfin Reef Squid) Sepioteuthis lessoniana
<魚類>
□ イトヒキアジ (African Pompano) Alectis ciliaris
□ クロヨシノボリ (Rhinogobius brunneus) Rhinogobius brunneus
□ ニシシマドジョウ (Nishi Shima Dojo) Cobitis sp.BIWAE type B
<両生類>
□ オオサンショウウオ (Japanese Giant Salamander) Andrias japonicus
<爬虫類>

□・・・飼育個体



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by takuyamorihisa | 2016-09-30 21:00 | 島根県 | Comments(0)

534 家 ~オスクロハエトリを撮影~


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今日は家(Home)で写真を撮った。

家の中に1匹の大きなハエトリグモが現れた。
全身が黒く、特に第1歩脚が大きくて長い。
今まで見たことないようなハエトリグモだ。

せっかくなので外に逃がす前に白バックで撮影してみた。

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■ オスクロハエトリ (Mendoza canestrinii)Mendoza canestrinii


このクモはオスクロハエトリ (Mendoza canestrinii)という種。
その名のとおりオスは体色が黒くなる。
よく見るとやや金色がかっているのも美しい。

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■ オスクロハエトリ (Mendoza canestrinii)Mendoza canestrinii

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■ オスクロハエトリ (Mendoza canestrinii)Mendoza canestrinii


水辺近くの草むらに住む種で、家の中でみられる種ではないよう。
さすが田舎だなぁ・・・


<撮影種一覧>
1種
<クモ類>
■ オスクロハエトリ (Mendoza canestrinii)Mendoza canestrinii



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by takuyamorihisa | 2016-09-25 21:00 | 島根県 | Comments(0)

533 浜名湖産 ~幻のどうまん蟹 その味は~

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今日は家で写真を撮った。

今日は静岡県浜名湖名産の「どうまん蟹」を取り寄せてみた。
この蟹はノコギリガザミというワタリガニ科の1種。産地以外ではほとんど出回らない幻のカニだ。

ノコギリガザミにはアミメノコギリガザミ (Giant Mud Crab)、トゲノコギリガザミ (Green Mud Crab)、アカテノコギリガザミ (Orange Mud Crab)の3種がいるのだが、これらはかつて1種とされていたほどよく似ている。
それはもちろん素人にとって見分けるのは至難の業。

ノコギリガザミ類は静岡県浜名湖(どうまん蟹)、高知県(えがに)、沖縄県などで漁獲されるが、上記の様に見分けが困難なこともあって、「どうまん蟹。正しくはノコギリガザミといいます。」等、どのノコギリガザミであるかの説明がない場合が多い。

非常に希少なカニだが、インターネットの恩恵で島根県でも活きたノコギリガザミを食べる事のできる時代。本当に感謝だ!

送料を入れてだが1パイ8,000円のどうまん蟹がこちら。
強力なハサミ(鉗脚)を持つので、料理する人が怪我をしないよう紐で縛ってある。
これは無駄な動きを封じてエネルギーを消耗させない効果もある。

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まだ活きているので紐を外すのが怖くて仕方がなかったが、標本写真を撮影するためにはしょうがない。
氷水につけて弱らせてから撮影した。
残念なことに左の遊泳脚がない!
しまった、写真撮影用なので足が揃ったものでと頼むのを忘れていた・・・

気になる種類の方だが、これはトゲノコギリガザミ (Green Mud Crab)になる。

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■ トゲノコギリガザミ (Green Mud Crab) Scylla paramamosain 甲幅14.0cm 651g

腹面。
通称ふんどしと呼ばれる尾部は細長いのでオスだ。

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■ トゲノコギリガザミ (Green Mud Crab) Scylla paramamosain 甲幅14.0cm 651g

遊泳脚に網目模様がある。
トゲノコギリガザミ3種の中で、遊泳脚に網目模様があるのはアミメノコギリガザミ とトゲノコギリガザミの2種。アカテノコギリガザミ の遊泳脚には網目模様が入らない。
また、第1・第2歩脚にも網目模様が入ればアミメノコギリガザミで、入らなければトゲノコギリガザミになる。

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■ トゲノコギリガザミ (Green Mud Crab) Scylla paramamosain 甲幅14.0cm 651g

額のアップ。
Wikipediaによると、眼と眼の間にある4つの歯はトゲノコギリガザミでは正三角形に近い形をしているとある。
ちなみにアミメノコギリガザミでは尖っていて二等辺三角形、アカテノコギリガザミでは低い三角形か円形になっているようだが、これは見慣れていない人にとっては難しい差かもしれない。少なくとも自分にとっては難しい。歩脚の網目模様で判断するのがよさそうだ。

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■ トゲノコギリガザミ (Green Mud Crab) Scylla paramamosain 甲幅14.0cm 651g

恐ろしく大きなハサミ(鉗脚)。

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■ トゲノコギリガザミ (Green Mud Crab) Scylla paramamosain 甲幅14.0cm 651g

内側は光沢があって美しい。

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■ トゲノコギリガザミ (Green Mud Crab) Scylla paramamosain 甲幅14.0cm 651g

この蟹のハサミ、挟まれると指が飛ぶくらい強力と言われている。
どのくらいすごいのか試してみた。



■ トゲノコギリガザミ (Green Mud Crab) Scylla paramamosain 甲幅14.0cm 651g

ちょっと分かりづらいが、ボールペンの柄がぐにゃっとつぶされてしまった。
見ため的には大したことなさそうだが、一度同じタイプのボールペンを潰してみてほしい。
ペンチを使ってもここまで潰すことはできないだろう。

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さんざん引っ張ってきたが、いよいよその味を確かめる。
蟹の料理法で一番失敗がないと思っている、蒸しで勝負だ!
熱を通すと、とても美しい赤色に変わった。
湯気があがる蒸し器からはワタリガニ特有のあま〜い香りがしてくる。

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■ トゲノコギリガザミ (Green Mud Crab) Scylla paramamosain 甲幅14.0cm 651g


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■ トゲノコギリガザミ (Green Mud Crab) Scylla paramamosain 甲幅14.0cm 651g

熱っ熱っ!
と言いながら殻を割り、中の肉を食べる。

あま~いっ!!!

今まで食べたカニの中で一番美味しいかもしれない!
もちろんズワイガニ (Snow Crab)ほど旨みが強くはなく、あっさりしているのだが、この甘さが癖になる!
あっさりしているので何ハイでも食べられる自信がある!

これは標本写真の撮り直しと称して、もう一度取り寄せる価値は十分にあるなぁ~!!!


<撮影種一覧> 1種
<甲殻類>



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by takuyamorihisa | 2016-09-24 21:00 | 取り寄せ・市場購入 | Comments(0)

532 中国産養殖 ~活バナメイエビ~


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今日はホテルで写真を撮った。

香港で毎回宿泊するホテルの近くにあるスーパーマーケット。
Tasteという名前のスーパーなのだが、ここの鮮魚コーナーにパック詰めのエビが売っている。
朝行くとパックの中で動いているくらい鮮度のよいエビ。

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□ Whiteleg Shrimp (バナメイエビ) Litopenaeus vannamei

表示をみてみると「Whiteleg Shrimp」と書いてある。
白い足のエビという意味だ。
このエビの学名は Litopenaeus vannamei(リトペナエウス・バナメイ)。
そう、これがかの有名なバナメイエビなのだ!

今や日本中のスーパーで普通に買えるエビなので、特に珍しくもなんともない。
しかし、活バナメイエビは恐らく日本では見ることができない。それくらい希少なのだ!

自分が子供の頃にはそんな名前のエビは聞いたことがなく、スーパーに売っているエビの定番と言えばブラックタイガーであった。
これはウシエビ (Black Tiger Prawn)という種のエビ。
これが東南アジアで養殖され日本に入ってきていたのだが、現在はより養殖がしやすい東太平洋のバナメイエビが主流になってきている。

スーパーでは傷みやすい頭は落とした状態で、冷凍品として流通している。

それにしても同じクルマエビ科のヨシエビ (Offshore Greasyback Prawn)と非常によく似ている。

それでは貴重な活バナメイエビの標本写真を撮影してみよう。
触角は非常に長く、体長以上の長さだ。

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□ Whiteleg Shrimp (バナメイエビ) Litopenaeus vannamei 14.5cm

ヨシエビ (Offshore Greasyback Prawn)と本当によく似ているが、色は若干緑っぽい印象。

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□ Whiteleg Shrimp (バナメイエビ) Litopenaeus vannamei 14.5cm

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□ Whiteleg Shrimp (バナメイエビ) Litopenaeus vannamei 14.5cm

活の状態でないと使えないのであまり有効ではないが、尾部の色はやや特徴的。
外縁が緑っぽく、先端は赤っぽい。

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□ Whiteleg Shrimp (バナメイエビ) Litopenaeus vannamei 14.5cm

別の個体はどうだろうか。
上の個体より大型のもの。色は薄い。

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□ Whiteleg Shrimp (バナメイエビ) Litopenaeus vannamei 16.0cm

尾部は先ほどより色が薄いが、外縁がちょっと緑色のような・・・そして先端が赤い。

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□ Whiteleg Shrimp (バナメイエビ) Litopenaeus vannamei 16.0cm

しかし、これだけでは生の状態でないと区別がつかない。
眼の眼の間にある角(額角)だと例え加熱されていたとしても特徴は残るし、多くのエビの見分けにもこの部分の特徴が使われる。
これをヨシエビ (Offshore Greasyback Prawn)と比較してみよう。
上がWhiteleg Shrimp (バナメイエビ)、下がヨシエビ (Offshore Greasyback Prawn)。

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□ Whiteleg Shrimp (バナメイエビ) Litopenaeus vannamei 14.5cm

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■ ヨシエビ (Offshore Greasyback Prawn) Metapenaeus ensis 10.0cm

パッと見ただけで、額角のゴツさが全然違う。
Whiteleg Shrimp (バナメイエビ)は太く、根本近くに盛り上がりがあるのに対し、ヨシエビ (Offshore Greasyback Prawn)は細く一直線に近い。
額角の最後の棘(↓で示してある)の位置に注目すると、額角の先端から頭胸部の終わりのちょうど真ん中にくるのがヨシエビ (Offshore Greasyback Prawn)。Whiteleg Shrimp (バナメイエビ)は真ん中よりも後方にある。
側溝の終わる位置(↑で示してある)も違いがある。
Whiteleg Shrimp (バナメイエビ)では額角の最後の棘とほぼ同じ位置、ヨシエビ (Offshore Greasyback Prawn)ではやや後方。

そして確実な違いはこれ。
額角の下縁に歯があるかないか。
ヨシエビ (Offshore Greasyback Prawn)には歯がないが(写真では眼で隠れてしまっているが、この部分にも歯はない)、Whiteleg Shrimp (バナメイエビ)には斜め↑で示した様に歯がある。

ここまで覚えていると、料理されて出てきたものでも見分ける事ができるかもしれない。
これまで香港で食べたエビがWhiteleg Shrimp (バナメイエビ)かどうか、ちょっとみてみよう!


<撮影種一覧>
<甲殻類>

□・・・養殖個体



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by takuyamorihisa | 2016-09-14 21:00 | 取り寄せ・市場購入 | Comments(0)

531 Tung Chung Bay ~香港の素晴らしい干潟とそこに生息する生き物たち その2~

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今日はTung Chung Bay(東涌湾)に行ってきた。

前回から3週間ぶりに訪れる香港。
今回も休日を1日とって香港の大自然を冒険することにした。

あいにくビリー博士は授業があるとのことで、今回は一人での冒険だ。場所は前回と同じ香港国際空港の対岸にある東涌湾。

前回バスの番号を写メで残していたのが大活躍。多少迷ったものの、無事干潟への入口へと行くことができた!
まさに南国の雰囲気ただよう香港の街路樹。

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美しい東涌川を渡る。

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まず最初に撮影したのはオヒルギ (Black Mangrove)。
この種は水際よりやや上の場所がお好きなマングローブ。背も高くなる。

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■ オヒルギ (Black Mangrove) Bruguiera gymnorhiza

まるでタコウインナーのような花を咲かせるため、花が咲いていればすぐに見分けられる。

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■ オヒルギ (Black Mangrove) Bruguiera gymnorhiza

最初に出会ったカニは日陰で休んでいるベンケイガニ科の1種。
ベンケイガニ科のうち、ここで最もたくさんみられるのはフタバカクガニ (Red-clawed Crab)なのだが、どうも違うようだ。
確かめようとして近づくと逃げられてしまい、姿を見失ってしまった・・・

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■ ベンケイガニ科の1種 (Sesarmidae) Sesarmidae sp.


川沿いに大きな貝が転がっているのを発見っ!!!
ヤエヤマヒルギシジミ (Mangrove Clam)だ。デカいっ!!!

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■ ヤエヤマヒルギシジミ (Mangrove Clam) Geloina erosa

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■ ヤエヤマヒルギシジミ (Mangrove Clam) Geloina erosa 殻長6.6cm

よくみるとあちらこちらに埋まっている。貝堀りに来ている人が多いにも関わらず、これだけ見るということは美味しくはないのだろう。

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■ ヤエヤマヒルギシジミ (Mangrove Clam) Geloina erosa

この湾のシオマネキ類の中で最も多い種、ハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab)。
白い点はすべてこのカニだ。

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■ ハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab) Uca lactea

オスは片方のハサミが巨大化し、メスへのアピールやオス同士の戦いに使われる。

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■ ハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab) Uca lactea

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■ ハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab) Uca lactea 甲幅1.6cm


オスがメスを一生懸命誘っている様子を動画で撮影してみた。
メスがオスのいる巣穴に入っていけばカップル成立なのだが、どうやらこのときは上手くいかなかったようだ。



マングローブ林を流れる小川のほとりで。
ハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab)が餌を食べているところ。画面右下のオスはメスをみつけてはアピールを繰り返している。



ハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab)は正直たくさんいるし、何度も撮影しているので、それほど撮影欲がわかなくなってしまっているのだが、1匹とても変な動きをしている個体をみつけた。
メスが歩脚を上げて、甲の側面にある縞模様を見せたり隠したりしている。
なんだこの動きは???
手前のオスは間違いなくハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab)だが、このメスは違う種なのだろうか?
側面に縞模様のある個体、それを利用したディスプレイをするような個体は初めてみた。

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■ ハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab) Uca lactea

う~ん何者だろうか。
おそらくハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab)のメスだと思うけど・・・

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■ ハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab) Uca lactea


河口で石に泥をかぶっているような場所で多くみられたドロアワモチ科の1種 (Onchidiidae)。
前回観察したものと同じ種だと思われるが、未だ同定が出来ていない。
この仲間は貝殻を持たない貝の仲間。

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■ ドロアワモチ科の1種 (Onchidiidae) Onchidiidae sp.

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■ ドロアワモチ科の1種 (Onchidiidae) Onchidiidae sp. 4.6cm

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■ ドロアワモチ科の1種 (Onchidiidae) Onchidiidae sp. 4.8cm

このエリアで最も多くみられる魚類、トビハゼ (Shuttles Hoppfish)。
トビハゼ (Shuttles Hoppfish)は水中より水上の方が好きだという不思議な魚。
陸上でカエルのようにぴょんぴょんと飛び回る。

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■ トビハゼ (Shuttles Hoppfish) Periophthalmus modestus


砂の場所を歩いていると1匹のヤドカリをみつけた。
ツメナガヨコバサミ (Tsumenaga Yokobasami)だ。
名前のとおり歩脚の指節(一番先端の節)が長く、歩脚の中央に青い線が入るのが特徴。
昔石垣島へ行ったときはたくさんいたのだが、今回確認したのはこの1匹のみ。

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■ ツメナガヨコバサミ (Tsumenaga Yokobasami) Clibanarius longitarsus


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■ ツメナガヨコバサミ (Tsumenaga Yokobasami) Clibanarius longitarsus

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■ ツメナガヨコバサミ (Tsumenaga Yokobasami) Clibanarius longitarsus

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■ ツメナガヨコバサミ (Tsumenaga Yokobasami) Clibanarius longitarsus


別の種のヤドカリをみつけたが、つかまえて撮影していないのでどの種か見当もつかなかった。

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このエリアでは普通種のフタバカクガニ (Red-clawed Crab)。いたるところでみられる。
このカニは日本にも生息しているのだが、香港でみられるものはハサミがより赤く、同じ種なのだろうかと思うほど見た目が異なっている。

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■ フタバカクガニ (Red-clawed Crab) Perisesarma bidens


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■ フタバカクガニ (Red-clawed Crab) Perisesarma bidens

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■ フタバカクガニ (Red-clawed Crab) Perisesarma bidens 甲幅2.3cm

そうそう、ここで書いておかなければならないことがある。
この素晴らしい香港の自然、なんと今回は独り占めしているのだ!
前回来たときは20人くらいの人がいたのだが、なぜか今日は一人も見当たらない。
なんと贅沢なことだろうか!!!

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そして小さな小川の上流へ。
ここはマングローブが生い茂る泥底のエリアでよりたくさんのシオマネキ類がみられる。

まずはシオマネキ (Bowed Fiddler Crab)。
赤が美しい、大きめのシオマネキ類だ。
日本国内でみられるシオマネキ類では最大種。

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■ シオマネキ (Bowed Fiddler Crab) Uca arcuata

ハサミの可動指の長さと掌部の長さを比較して、可動指の方が長いというのが本種の特徴なのだが、下の写真のように可動指と掌部の長さが同じ個体もいるようだ。
香港の漁農自然護理署のサイトではこの見分け方で、可動指:掌部が1:1の場合は U.acuta(アキュートフィドラークラブ)になると書いてあったが、どうみてもこれはシオマネキ (Bowed Fiddler Crab)。

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■ シオマネキ (Bowed Fiddler Crab) Uca arcuata


初めて本種を撮影してからずっと撮影したいと思っていた念願の標本写真。

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■ シオマネキ (Bowed Fiddler Crab) Uca arcuata 甲幅2.3cm


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■ シオマネキ (Bowed Fiddler Crab) Uca arcuata 甲幅2.0cm

続いてNorthern Calling Fiddler Crab (ホンコンシオマネキ)。
このカニはわりと歩き回るのが好きなカニで、自分の巣穴から離れようとしない他のシオマネキ類とちょっと違う。
大ハサミがWの形になっているのが特徴だ。

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■ Northern Calling Fiddler Crab (ホンコンシオマネキ) Uca borealis


Northern Calling Fiddler Crab (ホンコンシオマネキ)のウェービング。
こっちこい!とメスにアピールしている。

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■ Northern Calling Fiddler Crab (ホンコンシオマネキ) Uca borealis

念願の標本写真。

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■ Northern Calling Fiddler Crab (ホンコンシオマネキ) Uca borealis 甲幅2.1cm


こちらはメス。
ハサミ脚はどちらも大きくならない。
対してオスは上の写真のようにどちらかのハサミ脚が巨大化する。
これはシオマネキ類に共通してみられる特徴だ。

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■ Northern Calling Fiddler Crab (ホンコンシオマネキ) Uca borealis 甲幅1.3cm


マングローブを流れる小川のほとり。
ここではNorthern Calling Fiddler Crab (ホンコンシオマネキ)、ハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab) Uca lactea、シオマネキ (Bowed Fiddler Crab)、トビハゼ (Shuttles Hoppfish)などがみられた。
どれがどの種だかお分かりになるだろうか。




このマングローブでみられるカニの中で最も美しい種だと思う、Splendid Fiddler Crab (スプレンディッドフィドラークラブ)。
このエリアでは希少種で、広大なこの湾でも半径5mくらいのエリアでしかみていない。

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■ Splendid Fiddler Crab (スプレンディッドフィドラークラブ) Uca splendida


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■ Splendid Fiddler Crab (スプレンディッドフィドラークラブ) Uca splendida

こちらも念願の標本写真撮影に成功!
なんて美しいのだろうか!

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■ Splendid Fiddler Crab (スプレンディッドフィドラークラブ) Uca splendida 甲幅1.8cm


この湾でみられた4種を比較。
左上がシオマネキ (Bowed Fiddler Crab)、
右上がSplendid Fiddler Crab (スプレンディッドフィドラークラブ)、
左下がハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab)、
右下がNorthern Calling Fiddler Crab (ホンコンシオマネキ)。
初めて香港の干潟へ来たときは、全然同定ができなかったが、今ではこの4種の見分けは簡単にできるようになった。
進歩したなぁ~!

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そしてもう一つ進歩した点。
それはカブトガニをみつけるのが上手くなったことだ!
小川で餌を食べているMangrove Horseshoe Crab (マルオカブトガニ)の幼生。
写真のように移動すると跡がつくので、それを追っていけばみつけることができる。
簡単だと思ってしまうが、いざフィールドではなかなかこの跡をみつけるのが難しいのだ。

ちなみにこの小川はほとんど塩分のない汽水。
舐めた感じだと、恐らく海水の1/5~1/10くらいではないだろうか。

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■ Mangrove Horseshoe Crab (マルオカブトガニ) Carcinoscorpius rotundicauda


標本写真も撮影できて感無量!

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■ Mangrove Horseshoe Crab (マルオカブトガニ) Carcinoscorpius rotundicauda 甲幅5.7cm


腹面はまさにエイリアン!

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■ Mangrove Horseshoe Crab (マルオカブトガニ) Carcinoscorpius rotundicauda 甲幅5.7cm

こちらの個体は尾剣が曲がってしまっている。

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■ Mangrove Horseshoe Crab (マルオカブトガニ) Carcinoscorpius rotundicauda 甲幅5.7cm


Mangrove Horseshoe Crab (マルオカブトガニ)の側眼。

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■ Mangrove Horseshoe Crab (マルオカブトガニ) Carcinoscorpius rotundicauda 甲幅5.7cm


ひとりを満喫しながら写真を撮っていると、ここで小川の上流からザックザックと人の足音が聞こえてきた。
緊張が走る。
フレンドリーな人ならいいが、なんか嫌な人だったら台無しになるだろうし・・・
密猟者とか・・・

音はだんだん大きくなってくる。
姿が見えたと思ったら、なんと若い女の子だった。

おっさんが干潟でMangrove Horseshoe Crab (マルオカブトガニ)を捕まえてしゃがみこんで写真を撮っていたら、どう思われるだろうか。変な人だと思われないようにこちらから「Hello!」と声をかけておいた。敵意はありませんよ。怪しいものじゃありませんよのアピールだ。

撮影を続けていると、彼女も何やら道具を取り出して撮影をしているようだった。
これは明らかに研究者!
気になったので声をかけてみた。

「やあ、君は何をしているの?何かの研究?」
「そう。シオマネキの研究をしているの。オスは巣穴を作るんだけど、その巣穴の片側に壁を作って、ライバルのオスをけん制するという生態があるので、それを研究しているのよ。」
なんと面白そうな!!!
話を聞くと香港大学の学生さんだった。この大学は香港で最も賢い大学。アジアでは3位の大学だ。

今度は自分の話など、いろいろ話しているうちに仲良くなった。
彼女のフィールドワークはハクセンシオマネキ (Milky Fiddler Crab)の巣作りの様子を5時間も撮影し続けなければならないらしい・・・
そりゃ暇を持て余して大変だ。

携帯をかまったり、写真を撮ったり、気が向いたら話しかけてみたり、各々が好き勝手に行動している中、
彼女が何かを持ってきてくれた。
「ねえ、このカニの種類分かる?青いカニよ。」
そこにはとっても小さい見たこともない青いカニがいた。
恐らくこの体型はシオマネキ類だが、みたことがない。
何かの幼カニだろう。

顔を地面に近づけて観察していると他にも青いカニがいた。
なんて綺麗なカニだろうか!

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それにしても、こうやって海外で知らない人と生物の事で話が合うのは楽しい。
音楽に国境はないというが、生物好きにも国境はない。

機材があるのでその場を離れられない彼女に別れをつげ、まだ行ったことのないエリアへと足を運んだ。
前回観察できなかった新しい種に出会えると嬉しいな。

ベンケイガニ科っぽいカニ。
フタバカクガニ (Red-clawed Crab)ではないようだが・・・

甲の形と体色から恐らくカクベンケイガニ (Kaku Benkei Gani)。

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■ カクベンケイガニ (Kaku Benkei Gani) Parasesarma pictum


付着性の二枚貝のようだ。

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石をめくるとイソギンポ科の魚が。
島根県にもいるトサカギンポ (Tosaka Ginpo)だ。

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■ トサカギンポ (Tosaka Ginpo) Omobranchus fasciolatoceps


何年かぶりにみた。
懐かしいなぁ~。

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■ トサカギンポ (Tosaka Ginpo) Omobranchus fasciolatoceps


ここでは石をめくると何かいるということを発見した。
ケブカガニ科???

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上と同じ種???

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モクズガニ科???
この石の下シリーズはかなり強敵だらけだ。
さっぱり分からない・・・

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Mangrove Horseshoe Crab (マルオカブトガニ)ではなくカブトガニ (Japanese Horseshoe Crab)の死骸。
ここでも大量死か!?
なんて思って近づいたら抜け殻だった・・・

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■ カブトガニ (Japanese Horseshoe Crab) Tachypleus tridentatus

それにしても暑い。
9月だから少しは涼しいのかと思って油断していたが、暑い。
持ってきていた2本のペットボトルは開始2時間で全てなくなり、それから3時間飲まずで活動している。
汗も出てこなくなってきた。

これはやばい。

脱水症状の手前だ。

このエリアは石をめくればめくるほど新たな発見があるのに・・・
しかし倒れたらシャレにならない。

という事で泣く泣く帰る事にした。

帰りに東涌川で出会った美しい緑の鳥。
こっちでも人気の高いカワセミ (Common Kingfisher)だ。
デジスコがあればもっといい写真が撮れるんだがなぁ・・・

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■ カワセミ (Common Kingfisher) Alcedo atthis

慣れてきた香港の干潟。
一人でもいろんな事が分かってきて、どんどん楽しくなってきたっ!!!

できることなら毎日通いたいっ!!!


<撮影種一覧> 16種

<植物>
■ オヒルギ (Black Mangrove) Bruguiera gymnorhiza
<貝類>
■ ヤエヤマヒルギシジミ (Mangrove Clam) Geloina erosa
■ ドロアワモチ科の1種 (Onchidiidae) Onchidiidae sp.
<カブトガニ類>
<甲殻類>
■ ベンケイガニ科の1種 (Sesarmidae) Sesarmidae sp.
<魚類>
<鳥類>
■ カワセミ (Common Kingfisher) Alcedo atthis


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by takuyamorihisa | 2016-09-12 21:00 | 香港 | Comments(0)

530 島根県産 ~マンボウとスッポンを買ってしまった~

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今日は家で写真を撮った。

近所のスーパーへ行くと、鮮魚コーナーに見慣れない魚の姿をみつけた。
この姿は・・・
マンボウっ!!!

魚好きのくせに実物は初めて目にする。
ていうか、スーパーにマンボウ!?

値段がついていないので、どうやら売り物ではないらしい。
店員さんに聞くと、食べられないとのことだったが、写真を撮りたいのでそんな事は関係ない。
200円で譲ってもらえることになった。

そして今日はそれだけではなかった。たまたま入荷した天然スッポンも売っていたのだ。
これは食べてみたい!

という事で「マンボウとスッポンを近所のスーパーで買う」という、有り得ない買い物をした。

ウキウキで帰宅。
早速撮影開始だ。

マンボウの入った袋を開けると・・・
臭っ!!!
おえ~!

なんだこの生臭さは・・・
魚を触った時の生臭さの頂点に君臨するような、最悪の生臭さ。
おえーと叫びながらも、写真はバッチリ撮れた。

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■ ヤリマンボウ (Sharptail Mola) Masturus lanceolatus
歌魚風月さんにみていただいた。


日本に生息するマンボウ科の魚は4種。てっきりマンボウ (Ocean Sunfish)だと思い込んでいたが、舵鰭の中央が伸びるのが特徴のヤリマンボウ (Sharptail Mola)だった。

尾鰭はなく、尾にあたる部分は舵鰭と呼ばれる。
ヤリマンボウ (Sharptail Mola)ではこの中央が伸びる。

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■ ヤリマンボウ (Sharptail Mola) Masturus lanceolatus

体表はサメ肌のようにザラザラで硬い。

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■ ヤリマンボウ (Sharptail Mola) Masturus lanceolatus


愛嬌のある顔。
歯の形状を見るとフグ目であることに納得。

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■ ヤリマンボウ (Sharptail Mola) Masturus lanceolatus


撮影が終わったが、やはり食べる気は起きない。
臭すぎる。

とはいえ、大きいのでこのままではゴミ袋に入らないので解体することにした。
包丁で切った断面をみて驚いた。
ほぼ軟骨のような硬い組織で出来ている!
筋肉はごくわずかしかない。しかも溶けかけている・・・

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■ ヤリマンボウ (Sharptail Mola) Masturus lanceolatus


変わった生き物がいるものだなぁと感動した。

そしてその次はあいつとの格闘が待っている。
スッポンだ。

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■ ニホンスッポン (Chinese Softshell Turtle) Pelodiscus sinensis


咬みつくと雷が鳴るまで離さないと言われるくらい、獰猛な亀。
果たして生きているニホンスッポン (Chinese Softshell Turtle)を捌いて鍋にすることが出来るだろうか・・・

恐ろしげな顔。

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■ ニホンスッポン (Chinese Softshell Turtle) Pelodiscus sinensis

割りばしを咬ませてみると・・・
ガッと力強く咬みつき、首を甲羅の奥へと引っ込めた。
すごい力だ。
うかつに咬まれると肉をそぎとられてしまうだろう・・・

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■ ニホンスッポン (Chinese Softshell Turtle) Pelodiscus sinensis


鼻は長く、豚鼻。
水中生活に適応し、より呼吸しやすい鼻になったのだろう。

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■ ニホンスッポン (Chinese Softshell Turtle) Pelodiscus sinensis

そして調理の時間。
まずはこいつを殺さなくてはいけない。

割りばしを咬ませ、思いっきり引っ張ると首が伸びる。そのときに首をつかんで包丁で切り落とすのだ。
残酷だが、食べ物を食べるという事は誰かがこの仕事をしなくてはいけない。

昔、「殺しのすゝめ」というタイトルで本を書こうかと思っていたくらい、食べるために命を奪うという事は大切だと思っている。
魚釣りで釣った魚も、自分で殺めてから食べるので、ありがたみを感じる事ができる。
コンビニで買うハンバーグ弁当のハンバーグを見て、牛の命を犠牲にしているとイメージできる人がいったいどれだけいるのだろう。

話が脱線した。

スッポンは亀なので、当然魚とは全く違う。
ちょっとなめていた。
捌くのがめちゃくちゃ難しい。
コイの胆のうの様に、膀胱を破ってしまったら肉に臭みが移って最悪になるらしい。
インターネットをみながらやっとの思いで捌くことができた。

そしてすっぽん鍋。

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すっぽんからよい出汁が出て優しい味。
美味い~!
例えるなら鶏肉が一番近いだろう。脂はあるが、それほどしつこくないのがいい。

甲羅の縁はエンペラと呼ばれ、熱を通すとプルンプルンに柔らかくなる。

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しかし今回勉強になったのは、

「すっぽんはお店で食べるべき」

捌くのも大変だし、味も料理次第で大きく変わるような気がする。


<撮影種一覧> 2



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by takuyamorihisa | 2016-09-10 21:00 | 取り寄せ・市場購入 | Comments(0)

529 島根県産 ~メガイアワビをいただく~

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今日は家で写真を撮った。

今日は知り合いの方から島根県産のアワビをいただいた。
アワビといえば、言わずと知れた高級食材。なんて嬉しい贈り物だろうか!!!

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■ メガイアワビ (Giant Abalone) Haliotis gigantea


日本産で食用とされているアワビは主に3種。
クロアワビ (Disk Abalone)、メガイアワビ (Giant Abalone) 、マダカアワビ (Haliotis madaka)になるのだが、普段なかなかアワビを見る機会のない一般人にとっては見分けはかなり難しい。
特にクロアワビ (Disk Abalone)、メガイアワビ (Giant Abalone)はよく似ているのだが、この個体はメガイアワビ (Giant Abalone)になる。
クロアワビ (Disk Abalone)に比べると、貝殻がより円形に近く、孔列の左側に明らかな螺肋がないことが特徴だ。

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■ メガイアワビ (Giant Abalone) Haliotis gigantea

アワビは巻貝の仲間。どこがどう巻貝なのだろうと不思議に思う人も多いと思う。
サザエを思い浮かべて、貝殻の入口がどんどん大きくなること想像してほしい。
渦を巻いた部分はどんどん端の方へ追いやられて、入口の大きさはほぼ貝殻と等しくなったもの。
ちょっと微妙な例えだが、これが一般的な巻貝からアワビへの進化だろう。

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■ メガイアワビ (Giant Abalone) Haliotis gigantea

アワビの仲間にみられる孔は呼孔と呼ばれ、呼吸するのに使われている。

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■ メガイアワビ (Giant Abalone) Haliotis gigantea

この呼孔をよく見ると、珍客がくっついていることがある。
アワビの排泄物を食べているキクスズメ (Sabia conica)だ。

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■ キクスズメ (Sabia conica) Sabia conica


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■ キクスズメ (Sabia conica) Sabia conica


新鮮だったので食べ方もちろんお造りだ!

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■ メガイアワビ (Giant Abalone) Haliotis gigantea

ちょっとだけ煮アワビにも挑戦してみた。

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■ メガイアワビ (Giant Abalone) Haliotis gigantea

美味い・・・

美味すぎてため息が出る。

Kさん、本当にありがとうございました!美味しくいただきました~!


<撮影種一覧> 2
<貝類>
■ キクスズメ (Sabia conica) Sabia conica
■ メガイアワビ (Giant Abalone) Haliotis gigantea



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by takuyamorihisa | 2016-09-02 21:00 | 取り寄せ・市場購入 | Comments(0)