331 鹿島町 ~ヒラメの稚魚と貝の化石~

今日は鹿島町(Kashima)に行ってきた。

先日、島根町でみつけた化石。
島根半島のほとんどは採取が禁止されているエリアなので、今日は化石を大学の先生にみていただくために現場をご案内した。

足元の地層を指し、成り立ちを教えていただく。
先生の話を聞いた瞬間、普段見慣れている景色が生き生きとした地球の活動の痕跡に変わる。
地学って本当に面白い!

自分にはもったいないくらいの貴重なお話を聞かせていただいた後で、今度は鹿島町(Kashima)の海岸を案内してくださった。ありがき幸せ・・・

ここは黒っぽい成相寺層と呼ばれる地層。
足元の石を拾うと小さな貝の化石が入っていた。
ペッカムニシキ (Palliolum peckhami)というホタテガイ (Japanese Scallop)と近縁の貝。
このあたりではよく見られるらしい。

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■ ペッカムニシキ (Palliolum peckhami) Palliolum peckhami

こちらはワタゾコツキヒ科の1種 (Propeamussiidae)。

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■ ワタゾコツキヒ科の1種 (Propeamussiidae) Propeamussiidae sp.

こんな短時間で2種類も化石が見つかるなんて!
島根の自然って本当に面白い!!!

化石ではないが、ヒラメ (Olive Flounder)の稚魚を発見!
カモフラージュが得意なヒラメも、黒くは化けられないのかな。

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■ ヒラメ (Olive Flounder) Paralichthys olivaceus

またひとつ、地球の見え方が変わってしまうほどの貴重な体験をさせてもらった!


<撮影種一覧> 3種
<貝類>
■ ワタゾコツキヒ科の1種 (Propeamussiidae) Propeamussiidae sp.
■ ペッカムニシキ (Palliolum peckhami) Palliolum peckhami
<魚類>
ヒラメ (Olive Flounder) Paralichthys olivaceus
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by takuyamorihisa | 2013-06-25 21:00 | 島根県 | Comments(0)

330 島根町 ~ボウズ!~

今日は島根町(Shimane)に行ってきた。

仕事が終わり皆ぐったりしている中、釣りバカ3人はまた海へやってきた。
場所は島根町(Shimane)。

1時間だけと時間を決めて竿を振り続ける。

よくばって竿を2本出したが、全く何も釣れない。
ストレス発散にはいいが、蚊が多くて大変!!!

結局得たものは首に4箇所蚊に刺された痕だけだった・・・

悔しいので釣り上げたホンダワラ (Hondawara)という海藻についていた巻貝を撮影。
殻長1.3cmの小さな小さな巻貝。

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■ フトコロガイ科の1種 (Columbellidae) Columbellidae sp. 殻長1.3cm

表面の付着生物を取り除いて撮影。
とても美しい貝だ。

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■ フトコロガイ科の1種 (Columbellidae) Columbellidae sp. 殻長1.3cm

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■ フトコロガイ科の1種 (Columbellidae) Columbellidae sp. 殻長1.3cm

やっぱり海はやめられません!

間違いなくシージャンキーになってしまっている。


<撮影種一覧> 1種
<貝類>
■ フトコロガイ科の1種 (Columbellidae) Columbellidae sp.
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by takuyamorihisa | 2013-06-10 23:59 | 島根県 | Comments(0)

329 島根町 ~貝の化石と大ムカデ~

今日は島根町(Shimane)に行ってきた。

今日は会社の同僚と海辺でバーベキュー。
東京と大阪から来ているので、島根の大自然を満喫してもらおう。

泳ぐ気満々のメンバーだったが、風が強いのと水温が低すぎるのとで、釣りオンリーにすることにした。
しかしこの時期、真昼間に釣れるほど甘くはない。

結局網でウミウシの仲間を取っては観察するという可愛らしい遊びとなってしまった。
交尾中?のアメフラシ (Kuroda's Sea Hare)。

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■ アメフラシ (Kuroda's Sea Hare) Aplysia kurodai

設置したテントの裏にいたムカデ。
日本最大のムカデ、トビズムカデ (Chinese Red-headed Centipede)だ!

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■ トビズムカデ (Chinese Red-headed Centipede) Scolopendra subspinipes mutilans

怖~っ

風に飛ばされそうなテントを固定するため、石を探していたら偶然みつけた貝の化石。
オオハネガイの仲間で、深い海に生息していた貝のようだ。この地層は1400-1500万年前のもの。

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■ オオハネガイ属の1種 (Acesta) Acesta sp.

そしてこちらは大昔の生物の巣穴に泥がたまり、化石となったもの。
足跡の化石など、生物そのものではなく、生きていたときの痕跡が化石となったものは生痕化石と呼ばれる。

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前から化石があるなぁとは思っていたが、よ~く見ると面白いっ!
化石も好きになりそうだ!!!

今日のマリンワークはいまひとつだったが充実した一日だった。


<撮影種一覧> 3種
<貝類>
■ アメフラシ (Kuroda's Sea Hare) Aplysia kurodai
■ オオハネガイ属の1種 (Acesta) Acesta sp.
<ムカデ類>
■ トビズムカデ (Chinese Red-headed Centipede) Scolopendra subspinipes mutilans
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by takuyamorihisa | 2013-06-08 21:00 | 島根県 | Comments(0)

328 三次市作木町 ~森の宝石ブッポウソウ~

今日は三次市作木町(Sakugi, Miyoshi)に行ってきた。

最近、親父が一眼レフを買った。
最初はなんとなくカメラが欲しいという程度だったのだが、今では自分よりも鳥の撮影にはまってしまい、新しい鳥の写真を撮っては見せてくれるようになった。

そんな親父から作木町へブッポウソウ (Oriental Dollarbird)を見に行こうという誘いがきた。

ブッポウソウ (Oriental Dollarbird)は「森の宝石」とも言われるほど美しい鳥。
日本では個体数が少なく、環境省のレッドデータブックで絶滅危惧IB類とされている希少種だ。

三次市の作木町は日本でも有数のブッポウソウ (Oriental Dollarbird)繁殖地として有名で、町をあげてブッポウソウ (Oriental Dollarbird)の保護に取り組んでいる。

親父とは道の駅で待ち合わせ。
自分の車で観察小屋へと向かう。

観察小屋は小川のせせらぎと小鳥の鳴き声が響き渡る美しい谷にあった。

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小さな小屋に入り先客にあいさつをすると、あそこにいるよと山の上を指差してくれた。

ちょっと遠すぎるが、初めて見るブッポウソウ (Oriental Dollarbird)!
デジスコでもなければ豆みたいにしか見えないほどの距離。
もちろん肉眼では鳥がとまっているくらいにしか見えていない。

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■ ブッポウソウ (Oriental Dollarbird) Eurystomus orientalis

いきなり2羽もいる!

ブッポウソウ (Oriental Dollarbird)は自分で巣を作ることができない。
木の穴などを見つけて巣として使う習性があるため、作木町の方達がいろいろな場所に巣箱をかける運動を行っている。

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巣箱に入っていったブッポウソウ (Oriental Dollarbird)を発見!
美しいっ!!!

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■ ブッポウソウ (Oriental Dollarbird) Eurystomus orientalis

オオルリ (Blue-And-White Flycatcher)と間違えて恥をかいたシジュウカラ (Japanese Tit)。
*オオルリは珍しい。シジュウカラは普通種。

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■ シジュウカラ (Japanese Tit) Parus minor

ミヤマカワトンボ (Miyama Kawatonbo)のメス。

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■ ミヤマカワトンボ (Miyama Kawa Tonbo) Calopteryx cornelia

ブッポウソウ (Oriental Dollarbird)が現れるまで何もすることがない「待ち」の撮影。
親父も自分も飽きそうな頃、電線にブッポウソウ (Oriental Dollarbird)がとまった。

シャッターチャーンス!

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■ ブッポウソウ (Oriental Dollarbird) Eurystomus orientalis

おお!
なんてきれいなんだ~。
松江から100kmも運転してきた甲斐があったぜ~!

目的を見事果たし、帰ることにした。

帰る途中で見つけたキセキレイ (Grey Wagtail) を見つけ、親父のセカンドカメラ Canon PowerShot SX50 HSを借りて撮影。
このカメラはデジカメながら1200mm相当のズームが可能。しかも手持ちOK!という夢のようなデジカメなのだ。
画質はそれなりだが4万円を切る価格なので、野鳥デビューを目指している人にはオススメの1台といえる。

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■ キセキレイ (Grey Wagtail) Motacilla cinerea

そのまま帰るのももったいないので、作木町の常清滝(Josei Waterfalls)に寄り道した。

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■ 常清滝(Josei Waterfalls)

トレイルでみつけたミヤマカワトンボ (Miyama Kawatonbo)のオス。
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■ ミヤマカワトンボ (Miyama Kawa Tonbo) Calopteryx cornelia

親父がみつけたカワガラス (Brown Dipper)。
暗すぎて真っ黒だった写真を加工して復活させたので画像が荒い・・・

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■ カワガラス (Brown Dipper) Cinclus pallasii

またしても親父がみつけた小さな蛇。
親父やるなぁ・・・

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■ ヒバカリ (Asian Keelback) Amphiesma vibakari

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■ ヒバカリ (Asian Keelback) Amphiesma vibakari

落ち葉の大きさと比べたら小さな蛇だということが分かる。
本当におとなしい蛇で、手で触っても全然逃げようとしなかった。

しかし昔は毒蛇だと思われていたようで、咬まれたら命がその「日ばかり」。から名づけられたらしい。
嬉しい初撮影種!!!

駐車場に戻る頃にはカメラを出したくないくらいに雨が降ってきた。
今日はいい写真も撮れたし大満足。

今まで親父と二人きりでどこかへ出かける機会もそうなかったので共通の趣味ができて嬉しい。
親父、また行きましょう!


<撮影種一覧> 7種
<昆虫類>
■ ミヤマカワトンボ (Miyama Kawa Tonbo) Calopteryx cornelia
<爬虫類>
ヒバカリ (Asian Keelback) Amphiesma vibakari
<鳥類>
ブッポウソウ (Oriental Dollarbird) Eurystomus orientalis
■ カワガラス (Brown Dipper) Cinclus pallasii
■ シジュウカラ (Japanese Tit) Parus minor
■ キセキレイ (Grey Wagtail) Motacilla cinerea
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by takuyamorihisa | 2013-06-01 21:00 | 広島県 | Comments(8)