007 High Park ~青いハンター~

今日はHigh Park(ハイパーク)に行ってきた。

朝向かったTomy Thompson Park に入れなかったので、このままでは悔しいと、急遽High Parkに行くことにしたからだ。*「006 Leslie Street Spit ~リベンジ~」参照
High Parkは最低でも月2回は通っているお気に入りのスポットだ。NYにCentral Parkがあるなら、TorontoにはHigh Parkだ。こんな森の真ん中に地下鉄でいけるのだからすごい!

日本でモミジが紅葉するように、カナダはメイプルツリーが紅葉するらしい。
ところどころに赤くなり始めた木がある。
これらすべてが紅葉すると、どれだけきれいなのだろうか。楽しみだ。

いつもどおり獣道を歩く。

ピーピー

まずはBlue Jay (アオカケス)の群れだ。
野球好きの方はご存知かもしれないが、トロントのメジャーリーグチームはBlue Jaysという。この鳥のことだ。
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■ Blue Jay (アオカケス) Cyanocitta cristata


そして池に到着する。
懐かしいシルエット。アオサギならぬGreat Blue Heron (オオアオサギ)だ。
撮影のためそっと近づく。
おや?この個体は逃げないぞ。
始めはやや警戒していたが、どうやら狩りを続ける気らしい。
面白い写真が撮れそうな予感、座りこんで待つ。

バシャッ!

水しぶきがあがり、次の瞬間には魚をくわえていた。一瞬だった。
泳いでいる魚をクチバシで捕まえる行為は、飛んでいるハエをハシで捕まえるのと同じくらいの難易度だろう。
鳥はすごい。
ブログ用に小さくしたので、この写真からは分からないが、獲物はフナ類の幼魚だ。
30分程度観察したが、5回中4回成功と素晴らしい成功率だった。
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■ Great Blue Heron (オオアオサギ) Ardea herodias

同じ池でオカヨシガモを撮影。この公園の鳥たちは人をあまり恐れないので撮影しやすい。
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■ オカヨシガモ (Gadwall) Anas strepera

続いてWood Duck (アメリカオシ)の若いオスだ。成鳥はもっと派手になる。
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■ Wood Duck (アメリカオシ) Aix sponsa

マガモはもう冬羽に変わっていた。エクリプスが見られるのは6~9月までの間だけのようだ。
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■ マガモ (Mallard) Anas platyrhynchos

移入種コブハクチョウ。えさをあげるマネをしておびきよせた。すまん。
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■ コブハクチョウ (Mute Swan) Cygnus olor

最後の写真はHowse Sparrow (イエスズメ)の幼鳥。ぽっちゃり。
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■ House Sparrow (イエスズメ) Passer domesticus


午前中の失態を十分に取り戻してくれる、満足の行く出会いだった。
ありがとうHigh Park!


<撮影種一覧> 19種
<菌類>
■ キノコ類の1種 (Mushroom) Fungi sp.
<昆虫類>
■ Common European Crane Fly (コモンヨーロピアンクレーンフライ) Tipula paludosa
<哺乳類>
Eastern Chipmunk (トウブシマリス) Tamias striatus
■ イエネコ (Domestic Cat) Felis silvestris catus
<鳥類>
Double-crested Cormorant (ミミヒメウ) Phalacrocorax auritus
Great Blue Heron (オオアオサギ) Ardea herodias
Wood Duck (アメリカオシ) Aix sponsa
■ オカヨシガモ (Gadwall) Anas strepera
American Black Duck (アメリカガモ) Anas rubripes
マガモ (Mallard) Anas platyrhynchos
アヒル (Domestic Duck) Anas platyrhynchos domesuticus
コブハクチョウ (Mute Swan) Cygnus olor
Red-tailed Hawk (アカオノスリ) Buteo jamaicensis
■ Turkey Vulture (ヒメコンドル) Cathartes aura
■ Ring-billed Gull (クロワカモメ) Larus delawarensis
■ Downy Woodpecker (セジロコゲラ) Picoides pubescens
Eastern Phoebe (ツキヒメハエトリ) Sayornis phoebe
Blue Jay (アオカケス) Cyanocitta cristata
House Sparrow (イエスズメ) Passer domesticus
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by takuyamorihisa | 2009-09-30 23:27 | Canada | Comments(0)

006 Tommy Thompson Park ~リベンジ~

今日はTommy Thompson Park(トミートンプソンパーク)に行ってきた。

Tommy Thompson Park(トミートンプソンパーク)とは通称Leslie Street Spit(レザリーストリートスピット)といい、トロントの南東にある人工の細長い岬のことだ。
ここではいろいろな鳥がみられ、繁殖しているものも多いらしい。
前回Leslie Street Spit(レザリーストリートスピット)集合をLeslie Street(レザリーストリート)と勘違いし、野鳥の会に参加することができなかった9/27のリベンジだ。
*詳しくは「004 Leslie Street ~野鳥の会?~」参照。

ここのところ天気が悪く、天気予報では今日も1日中シャワー(状の雨)とのこと。しかし今のところ雨は降ってない。一か八か行ってみることにした。
トロントは今週から一気に気温が下がり、朝の気温は7℃。先週まで半そでの人を見かけていたがさすがに今日はフードを被っている人を見かける。

地下鉄のDonlands駅に向かい、バスで南へ下る。
バスを降りる前運転手に、このまま真っ直ぐ行けばTommy Thompson Parkに行くんだよね。と聞くと、そんな公園聞いたことないわよ。と言われた。

地図をたよりに公園に向かう。
いつもと違う雰囲気。湾岸地域のようだ。カナダは安全とはいえ、ひとけのない場所は気持ちがいいものではない。
足早に南に向かった。
途中、European Starling (ホシムクドリ)に至近距離で遭遇するも、珍しくない鳥なのでスルー。
あとでたっぷり色んな鳥の写真が撮れるもんね。
10分ほど歩いたところで看板を見つける。
Tommy Thompson Parkと書いてある。

よかった。よかった。

ブログ用に記念撮影しようと看板の前まで来た瞬間、信じられない言葉が目に映った。。
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「一般公開 : 週末&休日のみ」
しまった・・・
そういえば今思えばwebサイトにそんなことが書いてあったような・・・

せめて一枚くらいは写真を撮らせてくれと、帰り道にEuropean Starling (ホシムクドリ)との遭遇を期待するも1匹も出会わず・・・

次はちゃんと見てから行こうと思った。


>>Tommy Thompson Park
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by takuyamorihisa | 2009-09-30 22:54 | Canada | Comments(0)

005 Brampton ~地味に満足~

今日はBrampton(ブランプトン)に行ってきた。

Bramptonはトロントの西にある町。
Rajaが地方議員主催のイベントがあるので一緒にいかないか。フリーBBQがあるよ。と言うのでついて行くことにした。Bramptonはまだ行ったことがない。
地図でどこかよさそうな公園がないか調べる。
あった!会場のすぐとなりにNorton Place Park(ノートンプレイスパーク)。池もあり、なかなかよさそうな場所だ。

30分のドライブでBramptonに到着。さすがにトロント郊外は自然が多い。おもしろそうなスポットがいろいろある。
会場にはすでにたくさんの人がいた。
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すごい。
ターバンだらけ。会場はほとんどの人がインディアン(パンジャビ)。東アジア人は確実に自分ひとりだ・・・

そして選挙権がないくせに堂々とホットドッグをゲット!ありがとう地方議員!
名前を忘れてしまったががんばってほしい。
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演説を聞いたふりをして、お目当ての公園に急ぐ。出発まで1時間しかない・・・

そして着いた公園がなかなかいい。湿地に廊下がかけてあって観察できるしくみ。
しかしところどころ崩壊しており、かなり危険だ。一歩ずつ慎重に進む。
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ハエとキノコを撮影する。

湿地廊下終わる。

これだけ?
見かけだおしにがっかりした。

さらに奥はどうなっているのだろうと進もうとしたが、しげみに毛布のようなものがみえた。
やばい。ここはホームレスの寝床だ!
出くわすと気まずいので引き返すことにした。

公園のメインストリートではNorthern Flicker (ハシボソキツツキ)に遭遇した。
彼らは警戒心が強くなかなか近寄れないのがくやしい。
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■ Northern Flicker (ハシボソキツツキ) Colaptes auratus

Common Grackle (オオクロムクドリモドキ)とEuropean Starling (ホシムクドリ)が木に群れているが、あまりいい写真は撮れなかった。

結局パーティー会場に戻り、駐車場で白い眼で見られながらバッタの写真を撮りまくってやった。
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■ Red-legged Grasshopper (レッドレッグドグラスホッパー) Melanoplus femurrubrum


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■ Grove Snail (モリノオウシュウマイマイ) Cepaea nemoralis


あとでカメラを見るとアメンボの写真も撮っていた。
例の湿地で撮ったアメンボだ。
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■ Aquarius属の1種(Aquarius) Aquarius sp.


もう一生来ることはないであろうBrampton、またひとつ思い出が増えた。


<撮影種一覧> 12種
<菌類>
■ キノコ類の1種 (Mushroom) Fungi sp.
<植物>
■ セイタカアワダチソウ (Canada goldenrod) Solidago canadensis
<貝類>
■ Grove Snail (モリノオウシュウマイマイ) Cepaea nemoralis
<昆虫類>
■ Red-legged Grasshopper (レッドレッグドグラスホッパー) Melanoplus femurrubrum
■ Aquarius属の1種(Aquarius) Aquarius sp.
■ Tipula属の1種 (Crane Fly) Tipula. sp
■ ハエ目の1種 (Fly) Diptera sp.
<鳥類>
Canada Goose (カナダガン) Branta canadensis
Ring-billed Gull (クロワカモメ) Larus delawarensis
Northern Flicker (ハシボソキツツキ) Colaptes auratus
European Starling (ホシムクドリ) Sturnus vulgaris
■ Common Grackle (オオクロムクドリモドキ) Quiscalus quiscula
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by takuyamorihisa | 2009-09-27 22:48 | Canada | Comments(0)

004 Leslie Street ~野鳥の会?~

今日はLeslie Street(レズリーストリート)に行ってきた。

TOC (Toronto Ornithological Club)という、野鳥の会のフィールドワークに参加しようと思ったからだ。
TOCのWebsiteにある参加者募集ページには"foot of Leslie St.(レズリーストリートの足元?)"に8時集合と書いてあったので、レズリーストリートの南端に向かう。

6時半に家を出発した。
まだ外は真っ暗だ。
もちろん寒い・・・

バスを待つこと30分・・・
全然来ない・・・
しかもこの寒さの中、外で待っているためトイレに行きたくなってしまった。
トイレに行くか、バスを待つか。
家に戻っている間にバスが来たらくやしいので我慢して待つことにした。

しかしそれでも来ない。
40分以上は待っている。
しかたないので他のバスに乗り違うルートで行くことにした。
地下鉄に駅について初めて、自分が待っていたバスが土曜なので走っていないこと知る。

今日はアンラッキーだ。

家からバス→地下鉄→バス→バスを駆使し、なんと7時58分にレズリーストリートに到着した!
集合場所になりそうな駐車場へ急ぐ。

しかし、なにかイベントの準備をしている人たちがいるのみで、鳥好きらしき人はみあたらない・・・
明らかにその人達が用意したであろう仮設トイレをあいさつもせず無断で使用した。

やっとリラックスできたが、肝心のTOCのメンバーはどこにいるのだろうか。
とりあえず一度行ってみたかったSunnybrook Parkまで来たので、探検してみることにした。

さすがに早朝だけあって鳥が多い。
最近High ParkであまりみかけなくなったAmerican Robin (コマツグミ)が多い。
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■ American Robin (コマツグミ) Turdus migratorius

写真は撮れなかったがNorthern Cardinal (ショウジョウコウカンチョウ)も元気に飛び回っている。
そして元気に鳴いている鳥を発見!
ウグイスを黒くしたような鳥。初撮影種だ!

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■ Gray Catbird (ネコマネドリ) Dumetella carolinensis

TOCのメンバーに遭遇する可能性がありそうな、北へ向かうことにした。
雰囲気のよい川沿いの獣道を歩いた。

これといったシャッターチャンスに恵まれず30分経過。

そのとき前方20mに巨大な影が横切った。
おお!あのしましまのシッポはラクーン!
はやる気持ちを抑えながら忍び足で逃げた方向へと急ぐ。

まだそんなに遠くへは行っていないはずだ。

いた!

夜歩いていると簡単にみつかるが、昼間にこんな良いロケーションで出会えることは滅多にないであろう。

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■ Raccoon (アライグマ) Procyon lotor

満足のいく写真がとれた。
北米の人にはあまり好かれていないようだが、やっぱりかわいい動物だ。

その他Cooper's Hawk (クーパーハイタカ)4羽に遭遇するもそれほどよい写真は撮れなかった。

4時間ひたすら歩き続けたので、12時で疲れて終了することにした。

家に帰ってから、文句を言ってやろうとTOCのWebsiteにアクセスしてよくみると、集合場所:Leslie Street Spitとの表記が。
もしやと思い検索してみると、wikipediaの記事を発見。

レズリーストリートだと思っていたが、レズリーストリートスピットだった・・・
トロント南東の岬で同じ名前ではあるものの全然違う場所であった。

次はちゃんと確認してから行こうと思った。

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■ キノコ類の1種 (Mushroom) Fungi sp.



<撮影種一覧> 15種
<菌類>
■ キノコ類の1種 (Mushroom) Fungi sp.
<植物>
■ Common Chicory (チコリー) Cichorium intybus
■ セイタカアワダチソウ (Canada goldenrod) Solidago canadensis
<昆虫類>
■ Green Stink Bug (和名なし) Acrosternum hilare
■ ナミテントウ (Multicolored Asian Lady Beetle) Harmonia axyridis
<哺乳類>
Eastern Chipmunk (トウブシマリス) Tamias striatus
■ Raccoon (アライグマ) Procyon lotor
□ ウマ (Horse) Equus caballus
<鳥類>
■ Cooper's Hawk (クーパーハイタカ) Accipiter cooperii
■ Mourning Dove (ナゲキバト) Zenaida macroura
■ Downy Woodpecker (セジロコゲラ) Picoides pubescens
■ Hairy Woodpecker (セジロアカゲラ) Picoides villosus
■ Gray Catbird (ネコマネドリ) Dumetella carolinensis
American Robin (コマツグミ) Turdus migratorius
American Crow (アメリカガラス) Corvus brachyrhynchos
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by takuyamorihisa | 2009-09-26 21:38 | Canada | Comments(0)

003 Maple ~Wonderlandと栗拾い~

今日はMaple(メープル)に行ってきた。

Mapleにあるカナダ最大の遊園地、Wonderlandにヨメと行ってきた。
絶叫系ばかりの遊園地らしいが、別にジェットコースターが苦手なわけではないので、大丈夫そうだ。

最初にFlight Deckに乗ってみる。椅子に座って肩を固定するだけで、足は宙ぶらりんの乗り物だ。
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乗ってみるとこれがすごい!ねじりまくる!自分が上を向いているのか下を向いているのかもはや全く分からない。怖いというより、気持ち悪すぎる。

サイトを見ていただければわかるが、その他も絶叫マシンだらけ。しかもハンパない絶叫さだ。
さすがカナダ。こんなタフな遊園地は日本にないだろう。

絶叫系大好きなヨメが大喜びしていた。よかったよかった。
一日中絶叫したので二人ともすっかり疲れ、日も傾いてきたので、家へ帰ることにした。

バス停へと歩いている途中、街路樹の下で栗を見つけた。
かなり大粒の栗だ。
この木から落ちたのだろうか?
よく見るとそこら中に栗が落ちている。
イガには日本の栗のような鋭い棘はないものの、ちょっとした棘が生えている。
これはまさしくカナダの栗!
帰って栗ごはんだ!!!
ヨメとふたりで必死に栗を拾う。10分くらい集めただろうか。スーパーのレジ袋が栗でパンパンになった。

重たいリュックを背負い、道を間違えて6kmほど離れたバス停まで歩き、やっとの思いで家に到着。
栗ごはんを作るぞ!
栗の渋抜き方法を調べるため、インターネットで検索する。

この栗の名前はと・・・
分かった。Horse-chestnut (セイヨウトチノキ)だ。

が、調べてみてがっかり。なんと毒性があり食べられないとのこと・・・
確かに臭いをかぐと食べられそうにない臭いがする・・・

残念だ。毒栗を一生懸命拾っていたのか・・・

しかしインターネットのおかげで命びろいした。
ありがとう文明!

捨てるとき家主のRajaに見つかり大笑いされてしまった。

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■ Horse-chestnut (セイヨウトチノキ) Aesculus hippocastanum



<撮影種一覧> 1種
<植物>
□ Horse-chestnut (セイヨウトチノキ) Aesculus hippocastanum
□・・・栽培個体
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by takuyamorihisa | 2009-09-19 22:48 | Canada | Comments(0)

002 Toronto Zoo ~最大級の動物園~

今日はToronto Zoo(トロント動物園)に行ってきた。

今、日本からヨメが遊びに来ている。ヨメが来たら絶対に連れていってあげようと思っていた場所のひとつだ。

何が日本の動物園と違うか。

日本の動物園にそれほど行ったこともないので、半分は推測だが、日本の動物園の4倍は広い。いや、5倍を軽く超えるだろう。
例をあげると、Wood Bison (シンリンバイソン)は野球場の4倍程度の空き地にはなされている。
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■ Wood Bison (シンリンバイソン) Bison bison athabasca

爬虫類や霊長類などの展示は屋内でされているが、その建物の大きさは、普通の水族館の半分程度の大きさを誇る。それが園内にいくつかあるのだ。

動物はそれぞれ広大な土地に飼われているので、日本の動物園の動物より、伸び伸びと暮らしているように感じる。
しかし逆に広すぎて、動物を発見することができないことも多々ある。

3週間前に下調べで来ており、そのときに回れなかったコースから回ることにした。
効率よく回るために入り口でマップをくださいと頼む。
こころよく応じてくれたスタッフの手から渡されたのはパンフレットを白黒コピーしたものだった。
3週間前は冊子のパンフレットをもらえたのだが・・・

まずはエイのタッチプールだ。
一人$3を支払い建物に入る。
臭い。
漁港のような臭いだ。懐かしい・・・
子供ばかりのタッチプールでいい年したおじさんがエイと遊ぶのはちょっと。と思っていたが、意外にも子供より大人の方が一生懸命になっていた。

魚はイトマキエイに良く似たCownose Ray (クロガネウシバナトビエイ)がほとんどであった。
さっそくヨメが手を入れてみる。
エイはプール内をくるくる回っているのですぐに1匹やってきて、背中をなでるように触ることができた。
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飼育員の一人がエイの餌をくれた。餌のイカや魚を指に挟んで手を底につけるとエイがやってきて、手から餌を食べていく。
とても面白い企画をしているなと関心した。
途中エイがびっくりして暴れ、生臭い海水がカメラにかかるというハプニングもあったが、おかげでテンションが下がらずにすんだ。

白黒コピーの地図を取り出し、次の場所を確認する。
丸1日あると思って油断してはいけない。気を抜いてダラダラと回ればすべて見るのに3日はかかってしまう。

キッズ動物園、オーストラリア、ユーラシア、アメリカと、園内の1/3のを回った時点でランチ。
ヨメがハンバーガーのうまさに感動していた。よしよし楽しんでくれているな。
しかし喜ぶのもつかの間。時計を見ると、3時間が経過。やばい!このままでは全部回れない!

これも全て私の写真撮影のせいだ。
せっかくヨメが日本から来ているというのに、すっかり自分の世界にのめりこんでしまっていた。すまんヨメ!

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■ Southern Hairy-nosed Wombat (ミナミケバナウォンバット) Lasiorhinus latifrons
写真、映像含め初めて見た。可愛いがおっさんのようにも見える。変わった生き物だ。
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■ Arctic Wolf (ホッキョクオオカミ) Canis lupus arctos
かっこいい。この動物園に来るなら絶対に見て欲しい動物だ。群れで行動する様子がよく観察できる。
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■ Polar Bear (ホッキョクグマ) Ursus maritimus
恐らく国産だろう。ヒグマよりも大きなクマであるのに可愛いと感じるのは、体色が白いからだろうか。
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■ Snow Leopard (ユキヒョウ) Uncia uncia
5月に生まれたばかりのSnow Leopard (ユキヒョウ)の子ども。不安なのか、ずっと母親の方を見ていた。
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■ Barbary Macaque (バーバリーマカク) Macaca sylvanus
この個体を見て驚いた。なんと左後肢がない。そしてさらに驚いたのが、そのハンディキャップを全く感じさせない美しい動きだった。

さて、残り2/3を急いで回らないといけない。

早く行くよ!
待って!あと1枚!

さきほどの反省をよそに、この会話を繰り返しながらカナダ、アフリカ、インド・マレーシアを急いで回った。

マップを見ていただけると分かるが、カナダまでの道のりが遠い。
途中の道に展示がなくポツンと離れたところにあるのだ。
日本の動物園では考えられない。おまけにこの道は坂道で、相当の体力を奪われた。ベビーカーを押していたらと思うとぞっとする。

動物園はもはやれっきとしたひとつの競技だ。そんなことを考えながらアフリカエリアを移動中、ゴミ箱の小さな住人を発見した。American Red Squirrel (アメリカアカリス)だ。
Eastern Gray Squirrel (トウブハイイロリス)はいたるところでみられるが、このリスはちょっと珍しい。
リサイクル用のゴミ箱から顔をのぞかせたところを撮影。
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■ American Red Squirrel (アメリカアカリス) Tamiasciurus hudsonicus

アフリカエリアの楽しみのひとつ、ゴリラ館は残念なことに休館だった。外で展示がされていたものの、寒いのかゴリラのテンションがいまひとつであった。

幸いオランウータン館は開館しており、森の人オランウータンをしっかりと観察した。

子供が元気に遊んでいる。綱渡りをし、やしの葉で遊ぶ。一人で遊ぶのに飽きると母親にちょっかいをだす。
人間の子供と同じだ。
しかし母親はさっきからオスが気になるようで子供を無視。
そのオスも自分の手の毛が気になるようでメスを無視。
2匹ともオスの興味を引こうとがんばっていた。
親父の立場が強い点だけは人間と違っていた。
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■ Sumatran Orangutan (スマトラオランウータン) Pongo abelii

そして午後5時、入園から6時間経ったところで無事入り口に帰着!
長かった。本当に疲れた。
しかしヨメも満足してくれたし、いい思い出ができてよかった。

Toronto Zooは素晴らしい動物園だ。
ナイアガラ・トロントエリアに来ることがあるなら、是非行ってもらいたいスポットである。

帰ってカメラをみると撮影枚数が900枚を越えていた。


<撮影種一覧> 96種
<クモ類>
□ Brazilian Salmon Pink (ブラジリアンサーモンピンク) Lasiodora parahybana
<甲殻類>
□ Australian Red Claw Crayfish (レッドクロー) Cherax quadricarinatus
<昆虫類>
□ Giant Cockroach (和名なし) Blaberus giganteus
□ Eastern Lubber Grasshopper (和名なし) Romalea guttata
□ Giant Spiny Stick Insect (ジャイアントスピニースティックインセクト) Eurycantha calcarata
□ Giant Prickly Stick Insect (ユウレイナナフシ) Extatosoma tiaratum
□ Red Lacewing (ベニハレギチョウ) Cethosia biblis
<魚類>
□ Florida Gar (フロリダガー) Lepisosteus platyrhincus
□ Bala Shark (シルバーシャーク) Balantiocheilos melanopterus
□ Red-bellied Piranha (ピラニアナッテリー) Pygocentrus nattereri
□ Giant Gourami (ジャイアントグラミー) Osphronemus goramy
<両生類>
□ Blue Poison Dart Frog (コバルトヤドクガエル) Dendrobates azureus
□ Solomon Island Leaf Frog (ハナトガリガエル) Ceratobatrachus guentheri
Northern Leopard Frog (ヒョウガエル) Rana pipiens
<爬虫類>
□ Common Snapping Turtle (カミツキガメ) Chelydra serpentina
□ Alligator Snapping Turtle (ワニガメ) Macrochelys temminckii
□ Painted Batagur (カラグールガメ) Callagur borneoensis
□ Spiny Turtle (トゲヤマガメ) Heosemys spinosa
□ Fly River Turtle (スッポンモドキ) Carettochelys insculpta
□ Mata Mata (マタマタ) Chelus fimbriatus
□ Frill-necked Lizard (エリマキトカゲ) Chlamydosaurus kingii
□ Central Bearded Dragon (フトアゴヒゲトカゲ) Pogona vitticeps
□ San Esteban Chuckwalla (サンエステバンチャクワラ) Sauromalus varius
□ Solomon Islands Skink (オマキトカゲ) Corucia zebrata
□ Mexican Beaded Lizard (メキシコドクトカゲ) Heloderma horridum
□ Black Tree Monitor (クロホソオオトカゲ) Varanus beccarii
□ Komodo Dragon (コモドオオトカゲ) Varanus komodoensis
□ Emerald Tree Boa (エメラルドツリーボア) Corallus caninus
□ Tentacled Snake (ヒゲミズヘビ) Erpeton tentaculatum
□ Tiger Rat Snake (フミキリヘビ) Spilotes pullatus
□ Eyelash Viper (マツゲハブ) Bothriechis schlegelii
□ Eastern Massasauga (和名なし) Sistrurus catenatus catenatus
□ Reticulated Python (アミメニシキヘビ) Python reticulatus
□ Cuvier's Dwarf Caiman (キュビエムカシカイマン) Paleosuchus palpebrosus
<哺乳類>
□ Southern Hairy-nosed Wombat (ミナミケバナウォンバット) Lasiorhinus latifrons
□ Bennett's Wallaby (ベネットアカクビワラビー) Macropus rufogriseus rufogriseus
□ African Elephant (アフリカゾウ) Loxodonta africana
□ Golden Lion Tamarin (ゴールデンライオンタマリン) Leontopithecus rosalia
□ Geoffroy's Spider Monkey (アカクモザル) Ateles geoffroyi
□ Barbary Macaque (バーバリーマカク) Macaca sylvanus
□ Lion-tailed Macaque (シシオザル) Macaca silenus
□ Olive Baboon (アヌビスヒヒ) Papio anubis
□ Sumatran Orangutan (スマトラオランウータン) Pongo abelii
□ European Rabbit (アナウサギ) Oryctolagus cuniculus
■ American Red Squirrel (アメリカアカリス) Tamiasciurus hudsonicus
□ Dromedary (ヒトコブラクダ) Camelus dromedarius
□ Bactrian Camel (フタコブラクダ) Camelus bactrianus
□ Camel (ヒトコブラクダ×フタコブラクダ) Camelus dromedarius × Camelus bactrianus
□ Red River Hog (アカカワイノシシ) Potamochoerus porcus
□ ブタ (Pig) Sus scrofa domesticus
□ Reindeer (トナカイ) Rangifer tarandus
□ Wood Bison (シンリンバイソン) Bison bison athabasca
□ ヤギ (Domestic Goat) Capra aegagrus hircus
□ Scimitar Oryx (シロオリックス) Oryx dammah
□ Hippopotamus (カバ) Hippopotamus amphibius
□ Cheetah (チーター) Acinonyx jubatus
□ Caracal (カラカル) Caracal caracal
□ Cougar (ピューマ) Puma concolor
□ Lion (ライオン) Panthera leo
□ Jaguar (ジャガー) Panthera onca
□ Siberian Tiger (シベリアトラ) Panthera tigris altaica
□ Sumatran Tiger (スマトラトラ) Panthera tigris sumatrae
□ Snow Leopard (ユキヒョウ) Uncia uncia
□ Arctic Wolf (ホッキョクオオカミ) Canis lupus arctos
□ Dhole (ドール) Cuon alpinus
□ Red Panda (レッサーパンダ) Ailurus fulgens
□ Canadian Otter (カナダカワウソ) Lontra canadensis canadensis
□ Black-footed Ferret (クロアシイタチ) Mustela nigripes
□ Grizzly Bear (ハイイログマ) Ursus arctos horribilis
□ Polar Bear (ホッキョクグマ) Ursus maritimus
□ Przewalski's Horse (モウコノウマ) Equus ferus przewalskii
<鳥類>
□ Emu (エミュー) Dromaius novaehollandiae
ゴイサギ (Black-crowned Night Heron) Nycticorax nycticorax
□ Marabou Stork (アフリカハゲコウ) Leptoptilos crumeniferus
□ Sacred Ibis (アフリカクロトキ) Threskiornis aethiopicus
□ American Flamingo (ベニイロフラミンゴ) Phoenicopterus ruber
オシドリ (Mandarin Duck) Aix galericulata
Bald Eagle (ハクトウワシ) Haliaeetus leucocephalus
□ Wild Turkey (シチメンチョウ) Meleagris gallopavo
□ Red-legged Seriema (アカノガンモドキ) Cariama cristata
□ Sunbittern (ジャノメドリ) Eurypyga helias
□ Grey Crowned Crane (ホオジロカンムリヅル) Balearica regulorum
□ Demoiselle Crane (アネハヅル) Anthropoide virgo
□ Double-striped Thick-knee (マミジロイシチドリ) Burhinus bistriatus
Ring-billed Gull (クロワカモメ) Larus delawarensis
□ Red-tailed Black Cockatoo (アカオクロオウム) Calyptorhynchus banksii
□ Blue-and-yellow Macaw (ルリコンゴウインコ) Ara ararauna
□ Scarlet Macaw (コンゴウインコ) Ara macao
□ Burrowing Owl (アナホリフクロウ) Athene cunicularia
□ Snowy Owl (シロフクロウ) Bubo scandiacus
□ Spectacled Owl (メガネフクロウ) Pulsatrix perspicillata
□ Blue-crowned Motmot (ハチクイモドキ) Momotus momota
□ Laughing Kookaburra (ワライカワセミ) Dacelo novaeguineae
■ Downy Woodpecker (セジロコゲラ) Picoides pubescens
Blue Jay (アオカケス) Cyanocitta cristata
□ Black-billed Magpie (和名なし) Pica hudsonia
□・・・飼育個体
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by takuyamorihisa | 2009-09-16 23:22 | Canada

001 眼遊記 ~はじまり~

いつまで続くか分からないが、撮影記録を残す目的でブログを始めることにした。三日坊主にならないとよいが。
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by takuyamorihisa | 2009-09-15 10:17 | お知らせ | Comments(0)