今日は家で写真を撮った。
夕飯は何にしようかと近くのスーパーへ行くと、大きなカミナリイカ (Kisslip Cuttlefish) が破格で販売されていた。
670gで399円。安い!
カミナリイカは体表にキスマークのような斑紋があるので、コウイカ (Golden Cuttlefish)と簡単に区別ができる。
■ カミナリイカ (Kisslip Cuttlefish) Sepia lycidas
捌いていて面白いと思ったので写真撮影。
カミナリイカの眼の水晶体だ。
イカやタコの仲間はレンズ眼というタイプの眼を持っている。
これは我々脊椎動物の眼とほとんど同じ構造。
水晶体がレンズとなり、網膜に像を結びはっきりとピントを合わせてものを見る事ができる。
■ カミナリイカ (Kisslip Cuttlefish) Sepia lycidas
口には顎板(がくばん)という硬いクチバシのようなものが1対ある。
これは俗にカラストンビと呼ばれる。
写真右がカラスの形、左がトンビの形。
そういわれて見ると、とても上手く言い当てていると感動した!
■ カミナリイカ (Kisslip Cuttlefish) Sepia lycidas
カミナリイカはやっぱり刺身で食べたい。
ちょっと厚めに作ってみた。
美味いっ!
ねっとりとした食感がたまらない。
山陰地方でよく使われる、甘露醤油との相性がとてもいい!
■ カミナリイカ (Kisslip Cuttlefish) Sepia lycidas
ゲソやエンペラなど、刺身にしなかった部位はバター醤油炒めで。
これまた絶品。
■ カミナリイカ (Kisslip Cuttlefish) Sepia lycidas
399円でこれだけ楽しませてもらって、とてもハッピーな気持ちになった。
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