ビリー博士を連れて出雲大社(Izumo-taisha)へ行き、海岸をドライブして日御碕(Hinomisaki)へ。
残念なことに日御碕では特に何も写真を撮ることはなく(ビリーは満足してくれた)、家に帰る前に宍道湖自然館ゴビウスへ寄ることにした。
彼の専門はカブトガニ (Japanese Horseshoe Crab)だが、環境の保全が専門でその中のひとつにカブトガニを選択している。
そういった人にとっては地元の生物だけを展示している水族館は魅力的に違いない。
「ここから見えるのが宍道湖で、ラムサール条約に指定されている湖で・・・」
昔このエリアで研究していたときのことを思い出しながらビリーに説明する。
ゴビウスの入口にたどり着いたがショッキングな事態になっていた。
来るのが遅すぎて最終入館時刻を過ぎていて入ることができなかった・・・
せっかくここまで来たわけなので、周辺の宍道湖グリーンパークを一緒に探索することにした。
宍道湖沿岸のヨシ場でよくみられるクロベンケイガニ (Kuro Benkei Gani)。
■ クロベンケイガニ (Kuro Benkei Gani) Chiromantes dehaani
水面より数十cm高い場所に巣が作られる。
珍しく陸上に上がっていたアメリカザリガニ (Red Swamp Crayfish)。
■ アメリカザリガニ (Red Swamp Crayfish) Procambarus clarkii
近づくと鉗脚を高く振り上げて威嚇してきた。
■ アメリカザリガニ (Red Swamp Crayfish) Procambarus clarkii
用水路にはうじゃうじゃアメリカザリガニ (Red Swamp Crayfish)の姿がみられる。
巣に入っている個体と、その近くを通りかかった個体。
ちょっとしたいざこざのようだ。
■ アメリカザリガニ (Red Swamp Crayfish) Procambarus clarkii
もう少し早く来ていればなぁ・・・
<撮影種一覧> 2種<甲殻類>