今日は家で写真を撮った。
今日は先輩フォトグラファーキーモンさんと冬鳥の撮影。
雨で打ち切りとなったので、松江で良い魚を買うならココ!という鮮魚店へ行くことになった。
二人とも美味しい魚を食べるのが大好き。
プロも御用達だという松江市内の鮮魚店。
お店へ入るといかにもプロという人たちがいる。仲間同士での会話が乱暴すぎてドン引き・・・
店内に積まれた発砲スチロールの箱をみていくが、どれも鮮度が素晴らしい。
定置網から揚げたばかりよりも鮮度よくない???
と思うほど。
どの魚も買って帰りたいほどだったが、一番気になったのが生まれて初めて見るヒゲダイ (Long Barbeled Grunter)。
大将もこれは珍しいよと太鼓判。
3000円だったが、帰って測ってみると1.6kgもある大物だった。
■ ヒゲダイ (Long Barbeled Grunter) Hapalogenys sennin
ヒゲダイ (Long Barbeled Grunter)の顔。
下あごの先端にヒゲがある。
■ ヒゲダイ (Long Barbeled Grunter) Hapalogenys sennin
同属のヒゲソリダイ(Short barbeled velvetchin)はその名のとおり、ヒゲがほとんどないらしい。
■ ヒゲダイ (Long Barbeled Grunter) Hapalogenys sennin
ヒゲダイ (Long Barbeled Grunter)の胃内容物。
こいつらはセミエビ科のエビだろう。
セミエビ科といえば、ウチワエビやセミエビ、ゾウリエビなど極上の味わいを持つエビのグループ。
こんな贅沢なもんを食べているのか~!!!
ヒゲダイ (Long Barbeled Grunter)の刺身。
癖のない白身でとても美味い。旨みもしっかりある。
■ ヒゲダイ (Long Barbeled Grunter) Hapalogenys sennin
かま塩焼き。
脂がほどよく乗り、これも美味い。
■ ヒゲダイ (Long Barbeled Grunter) Hapalogenys sennin
写真を撮るのを忘れたが、個人的に最も美味いと思ったのが煮付け。
しかもゼラチン質のヒゲが一番美味かった。
今後死ぬまでにこの魚をまた食べるチャンスがもう1回でもあるだろうか。
というくらい、ヒゲダイ (Long Barbeled Grunter)は珍しい魚。
キーモンさん、素晴らしい鮮魚店を教えてくださり、ありがとうございました!
<撮影種一覧> 1種<魚類>