442 Kartchner Caverns State Park ~アリゾナの洞窟へ~

今日はKartchner Caverns State Park (カチュナー・キャバーンズ州立公園)に行ってきた。

昨日で業務を全て終え、今日は午前中ボスを空港まで送れば午後はフリーだ。
せっかくなのでアリゾナの自然を満喫しようと、Tucson(ツーソン)から南東にあるKartchner Caverns State Park (カチュナー・キャバーンズ州立公園)へと向かった。
パンフレットで見る限り、アリゾナでも有名な大きな鍾乳洞があるらしい。

もしかしたらコウモリが撮影できるかもっ!!!

ハイウェイ10を東に走り、Benson(ベンソン)という町でハイウェイ90に乗り換え。
ひたすら真っ直ぐな道を走る。

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すると前方の空になにやら光る飛行体が見えた。
最初は飛行機かと思っていたが全く動かない。
山の位置と比べると相当高度がありそうだ。
2000mくらいだろうか・・・

同僚に声をかけると彼も気になっていたようで、
「まさかUFOじゃないですか?」
なんて言ってくる。

ここはアメリカ。

日本人にとってはいたるところにUFOがいるイメージ。
気になる。

目的地の公園の方向とUFOの方向は同じ。
時速80マイルで20分くらい走っただろうか。
全くUFOの位置が変わらない。いや若干動いているようにも見える。

そして目的地の公園へと着いた。

気になるUFO。

気になりすぎる。

ええい!
公園はあとじゃ~!!!

とUFOの正体を確かめるためにさらに南下を続けた。

走り続けることさらに20分。
だんだんと近くなっているような気がするが、近くなっていないような気がする。
反対車線で検問を発見した。(OMG!)

メキシコまで行ってしまったら困るので、ガソリンスタンドに車を停め、ここまでの旅にすることにした。
念のため望遠レンズで撮影してみる。

何か分かるかも・・・

拡大したそのUFOの姿は・・・

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まさかのバルーンであった・・・

時間を返して欲しい。
ここでUターン。

帰りは検問を突破しなければならない。
当たり前ではあるが、パスポートを持っていてよかった。
もし何かでホテルに忘れていたらどうなっていただろうとドキドキしながら検問に差し掛かる。

ここはメキシコとの国境付近。
ドラッグのシルクロード。メキシコから来る怪しい人間を検問しているようだ。

無愛想なオフィサーにパスポートを見せ、無事検問通過。

そしてやっと公園についた。
洞窟のツアーを申し込む。

1時間後のツアーが空いているらしいのでブッキングした。
23ドルという非常に高級なツアー。これは期待できそうだ。

ツアーまでの時間がもったいないのでハイキングしながら撮影することにした。
ここでもガラガラヘビに注意の看板。中国語も書いてあるのにはびっくり。

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鍾乳洞がある山の反対側。
あたり一面広大な荒野だ。

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トレイル。

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さっそく生物を発見!
恐らくPallid-winged Grasshopper (パリッドウイングドグラスホッパー)!

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■ Pallid-winged Grasshopper (パリッドウイングドグラスホッパー) Trimerotropis pallidipennis

初撮影種のVariegated Meadowhawk (ヴァリィゲイテッドメドウホーク)。

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■ Variegated Meadowhawk (ヴァリィゲイテッドメドウホーク) Sympetrum corruptum

太古のネイティブアメリカンが料理などに使っていたという穴。
むき出しで自由に入れる。いたずらで小便でもされたらどうするのだろうかと思った。

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なんとこんな砂漠で川を見つけた。
そうか。鍾乳洞があるということは川があるということなんだ!

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珍しい鳥の撮影ができるかと期待していたが、ここまでで出会った鳥は1羽。
もしかしたらロードランナーだったかもしれない。
追いかけたが、ここは日本と違ってガラガラヘビの生息地。
誤って咬まれたらシャレにならないと思ったら怖くて深追いできなかった・・・

しょうがないのでサボテンの写真を撮る事にした。
ここでは全然珍しくないサボテンも、日本では絶対にお目にかかれない貴重な野生植物。

名前の通り、釣り針のように棘が反り返っているFishhook Barrel Cactus (フィッシュフックバレルカクタス)。

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■ Fishhook Barrel Cactus (フィッシュフックバレルカクタス) Ferocactus wislizeni

ウチワサボテンの仲間、Pancake Prickly Pear (パンケークプリックリーピアー) 。

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■ Pancake Prickly Pear (パンケークプリックリーピアー) Opuntia chlorotica

現在同定中のサボテン。

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■ サボテン科の1種 (Cactus) Cactaceae sp.

気付くとツアーの時間まであと少しと迫ってきていた。
やっとのって来たのに・・・残念

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帰りに駐車場で念願の小鳥を撮影。
House Finch (メキシコマシコ)。
おまえか~・・・
ちょっと残念。

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■ House Finch (メキシコマシコ) Haemorhous mexicanus

そして念願の洞窟ツアー。

なんとこのツアー、カメラの持ち込みが一切禁止!!!
ゲー!
洞窟内の環境をありのままに保護するためと、ツアー客の安全のためだという。

洞窟内は湿気がすごい。
ガイドの難しい英語を同僚になんとなく通訳しながら洞窟内を進む。
さすがアメリカの鍾乳洞。規模が違う!

ここでガイドが写真撮影禁止の本当の理由をもらした。
昔はカメラOKにしていたが、みんな写真に夢中でなかなか移動してもらえず、ツアーの時間が押しまくって困るので禁止にしたそうだ。
なんかつまんない理由でがっかりだ・・・(確かにカメラを持ち込んだら自分が一番ツアーを妨害するかもしれないが・・・)

しかし昨日の鉱山ツアーに比べるとなにやら感動も少ないまま洞窟を後にした。
金額が高かったのもあるだろう。

そしてTucson(ツーソン)の町へと戻る。

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長かった出張も明日で終わり。
朝一で日本へと旅立つ。
やっぱりアメリカは最高に面白いなぁ!!!
光線が強い!青が強くて気持ちがいい!


<撮影種一覧> 5種
<植物>
■ Fishhook Barrel Cactus (フィッシュフックバレルカクタス) Ferocactus wislizeni
■ Pancake Prickly Pear (パンケークプリックリーピアー) Opuntia chlorotica
<昆虫>
■ Pallid-winged Grasshopper (パリッドウイングドグラスホッパー) Trimerotropis pallidipennis
■ Variegated Meadowhawk (ヴァリィゲイテッドメドウホーク) Sympetrum corruptum
<鳥類>
House Finch (メキシコマシコ) Haemorhous mexicanus
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by takuyamorihisa | 2015-02-08 21:00 | USA | Comments(2)

Commented by 紅玉国光(富山市) at 2015-06-28 15:06 x
様々な仙人掌も興味深いですが、管理人様の写真にあった蜻蛉は、Sympetrum属、即ち我が国で言うならば赤蜻蛉の仲間。
どういった環境に発生しているのか(沙漠の水場でしょうが、止水か流水か湿地なのか?)
成蟲が成熟の為に移動するか否か、
色々と気になります。

蝗蟲の方は、我が国の「河原蝗蟲(カワラバッタ)」にちょっと似ている(棲息環境から連想?)気も致します。
飛蝗になる種類ではない……のかな?(アレは「殿様蝗蟲」と、その近縁種だった筈)
Commented by takuyamorihisa at 2015-06-29 06:21
紅玉国光さま

近くの鍾乳洞から出る水が小川を作っていましたが、ため池などはこちらではみられません。
トンボの幼虫のことまで考えが回りませんでしたが、確かに気になりますね~
アリゾナ州のバッタを調べていると結構な種類がいるのに驚かされました。バッタは乾燥に強い昆虫なのかもしれませんね。