282 島根町 ~やっぱり夜釣りのもんだわ~
今日は島根町(Shimane)に行ってきた。
今日は休みが同僚とかぶったので、海遊部キャプテン、ソバ先輩夫妻、海ビギナーと5人で海で遊んだ。
昼過ぎに出発して、まずは松江市鹿島町にあるキャプテンオススメスポットへ。
全然寒くはないが、あいにくの天気。釣り日和と言えば釣り日和だが、写真日和ではない。
風が強く、頭上にはトビ (Black Kite)の群れとハシボソガラス (Carrion Crow)。
岩に張り付いているべべ貝ことベッコウガサ (Bekko Gasa)。
そして肝心の釣りだが、ソバ嬢のサビキがアイゴ (Mottled Spinefoot)地獄だ。
仕掛を投入したとたんに海面が銅褐色に染まる異様な風景。
このアイゴ (Mottled Spinefoot)、棘に毒があるのでとてもやっかいだ。
慣れると素手でも平気だが、それでも気を抜くとやられてしまうので注意。
その他見慣れたベラ類など、釣れてもあまり嬉しくないものばかりが続く。
これではさすがに面白みにかける。
道具を片付けて島根町へ移動することにした。
それにしても今日は強烈な北風が吹いているおかげで北向きの島根半島ではなかなかいいスポットが見つからない。
辺りが真っ暗になった頃、風影を探して小さな漁港にたどり着いた。
船着場の水際に仕掛けを入れてみると・・・
ぐぐっ
元気いっぱいのカサゴ (False Kelpfish)が釣れた。
ここはいけそうな気がする。
カサゴ (False Kelpfish)を数匹釣ったあと、あかみずことキジハタ (Hong Kong Grouper)をゲット!
やったぁ!どうやら今年はキジハタ (Hong Kong Grouper)の当たり年みたいだ。
キジハタ (Hong Kong Grouper)が吐き出した胃内容物。どうやらカタクチイワシ (Japanese Anchovy)の稚魚を食べているようだ。
サビキをしていたソバ嬢も水面を観察してカタクチイワシ (Japanese Anchovy)の稚魚に気付いていたようで、気がつくと網で捕獲を始めていた。
水の上からみたカタクチイワシ (Japanese Anchovy)の稚魚。
ソバ嬢が捕獲に成功したカタクチイワシ (Japanese Anchovy)の稚魚。
綺麗な写真が撮れて大満足!ソバ嬢ありがとう!
キャプテンも写真に貢献してくれた。
アオハタ (Banded Grouper)の幼魚とは珍しい。
今度はなかなか釣れなかった海ビギナーが嬉しそうに魚を持ってきた。
20cmオーバーのカサゴ (False Kelpfish)。これは美味いだろう!やったね!
最後はみんな楽しい笑顔で終了。
先月はほとんど日本にいなかったので1ヶ月ぶりの釣りだったが、釣りの楽しさを再認識!
今年は仲間がいるので行きまくりますぞ~!
<撮影種一覧> 8種
<貝類>
■ ベッコウガサ (Bekko Gasa) Cellana grata
<魚類>
■ アイゴ (Mottled Spinefoot) Siganus fuscescens
■ キジハタ (Hong Kong Grouper) Epinephelus akaara
■ アオハタ (Banded Grouper) Epinephelus awoara
■ カサゴ (False Kelpfish) Sebastiscus marmoratus
■ カタクチイワシ (Japanese Anchovy)Engraulis japonica
<鳥類>
■ トビ (Black Kite) Milvus migrans
■ ハシボソガラス (Carrion Crow) Corvus corone
by takuyamorihisa | 2012-11-09 23:59 | 島根県