279 Kleinhesseloher See ~ミュンヘンの都市公園にて~
今日はKleinhesseloher See(クラインヘッセローアー湖)に行ってきた。
飛行機までの待ち時間がかなりあるので、同僚と別れ一人Munich(ミュンヘン)の都市公園であるEnglischer Garten(エングリッシャーガルテン)内のKleinhesseloher See(クラインヘッセローアー湖)でバーディングをすることにした。
大きな都市には大体こういった自然公園があり、手軽にバーディングなどができるのでネイチャーフォトグラファーにとってはありがたい。
おとといから降り続く雪が景色を真っ白に変えた。
3日前は雪がなかったことと、みんな新鮮な表情で雪を楽しんでいることから恐らく初雪だろう。
Kleinhesseloher See(クラインヘッセローアー湖)は湖と呼ぶには少し小さい。ちょっと大きな池くらいだ。
住人第一号はハシボソガラス (Carrion Crow)。
このときはまさか日本のハシボソガラス (Carrion Crow)と同種だとは思っていなかったので、写真を撮りまくる。
日本・北米では外来種で嫌われ者のコブハクチョウ (Mute Swan)もここではネイティブなので生き生きしている。
住民が巻くパンに集まってきたハイイロガン (Greylag Goose) 。
日本ではあまり見ることができない鳥。初撮影種だ!
日本では見られない鳥が見られるかもとワクワクしていたが、見かけるのは日本の普通種ばかり・・・
おなじみユリカモメ (Black-headed Gull)。
ドイツのドバト。
日本では見かけない模様のアヒル (Domestic Duck)。
キンクロハジロ (Tufted duck)。
キバシリの仲間だっ!
と思ったら日本にもいるキバシリ (Eurasian Treecreeper)。
かなり個体数の多いハイイロガン (Greylag Goose)を再び。
はばたき。
これまたおなじみのオオバン (Eurasian Coot)。
カワアイサ (Common Merganser)はカナダで撮影したことがある種。
コブハクチョウ (Mute Swan)の群れ。
日本では雪と紅葉が一度に見られることが少ないのでとても新鮮。
見られる種が同じなので途中からかなり飽きてきたが、やっと1周して戻ってきた。
ああ疲れた。
雪の上に群れるハイイロガン (Greylag Goose)の写真を撮っておきたいと思い、最後の力を振り絞って歩く。
ここでは本当に普通種。
気温0度の中、2時間の散歩でトロントを思い出した。
やはりヨーロッパはユーラシア大陸とつながるから同じ鳥が多いということがよく分かった。
Kleinhesseloher See(クラインヘッセローアー湖)でも時間を潰せきれなかったので、市内で写真撮影。
う~ん。歴史ある建物・彫像はなかなか撮りがいがあるなぁ。
出張では写真なんて撮る暇がないから今回はすごくラッキーだった。
<撮影種一覧> 12種
<鳥類>
■ マガモ (Mallard) Anas platyrhynchos
■ アヒル (Domestic Duck) Anas platyrhynchos var.domesuticus
■ ハイイロガン (Greylag Goose) Anser anser
■ ホシハジロ (Common Pochard) Aythya ferina
■ キンクロハジロ (Tufted duck) Aythya fuligula
■ コブハクチョウ (Mute Swan) Cygnus olor
■ カワアイサ (Common Merganser) Mergus merganser
■ オオバン (Eurasian Coot) Fulica atra
■ ユリカモメ (Black-headed Gull) Chroicocephalus ridibundus
■ カワラバト (Rock Pigeon) Columba livia
■ キバシリ (Eurasian Treecreeper) Certhia familiaris
■ ハシボソガラス (Carrion Crow) Corvus corone
by takuyamorihisa | 2012-10-29 21:00 | Germany