246 Old Fisherman's Wharf ~あこがれのホエールウォッチング1~
今日はOld Fisherman's Wharf (オールドフィッシャーマンズワーフ)に行ってきた。
今日は新婚旅行最終日。
とっておき、ホエールウォッチングの日だ。
webで前から予約しておいたのだ。へへへ。
朝の8時半集合という過酷な条件。8時前にチェックアウトしてOld Fisherman's Wharf (オールドフィッシャーマンズワーフ)までやってきた。
受付でお金を払い(一人$50とリーズナブル!)、船を待つラインに並ぶ。
日本人タイムでかなり早くついたつもりだったが、あいにく後ろから3組目という遅刻組になってしまった。
あらら。これは場所取りがかなり重要なのでは・・・
周りを見ると白レンズを抱えたおじさま達がいっぱい。
そして船が到着。
ひとりづつ乗船するが、みんな席を確保するのに必死!
うわぁ・・・これはまずい・・・
最後、自分達が乗る。
もちろん船首は全部埋まっているので日陰で寒い左舷のベンチに腰掛けることにした。
普通の人なら残りものの席なのでダメなポジションだと考えてしまうが、ネイチャーフォトグラファーにとって太陽を背中に背負うということはマウントポジション!
目の前の景色が全て順光になるからだ。
船がゆっくりOld Fisherman's Wharf (オールドフィッシャーマンズワーフ)を走り始めた。
大きなブイにのって気持ち良さそうにひなたぼっこするCalifornia Sea Lion (カリフォルニアアシカ)。
ほら~いい写真が撮れた。
続いて至近距離でSea Otter (ラッコ)を観察!!!
水族館なみの臨場感。
頭をかかえるSea Otter (ラッコ)。
かわいすぎる!
ブイが大好きなCalifornia Sea Lion (カリフォルニアアシカ)。
天敵のいない港内なので本当にリラックスしている。
防波堤で日光浴中のCalifornia Sea Lion (カリフォルニアアシカ)。
防波堤の上の方はBrandt's Cormorant (アオノドヒメウ)が占領している。
Brandt's Cormorant (アオノドヒメウ)は初撮影種だ!
「みなさん今日はモントレーベイホエールウォッチ」に参加していただきありがとうございます。」
ここでガイドさんの説明が始まった。
「みなさんの中にバーダーはいるかしら?」
(目の前のBrandt's Cormorant (アオノドヒメウ)が何ウなのかはそのとき知らなかったくせに)堂々と手をあげる。
おお、鳥の解説もしてくれるのかな。
「みなさんの右手にいるのはウという鳥です。クジラ以外にもいろいろな鳥・哺乳類がいるので楽しんでくださいね。」
「ウ」とまりの説明に少しがっかり・・・(種名を言われてもどうせ頭に入らないが)
「ウ」といえば顔が黄色いイメージがあるが、Brandt's Cormorant (アオノドヒメウ)は和名が示すとおり、ノドが青いのが特徴。
飛翔するBrandt's Cormorant (アオノドヒメウ)。
目がエメラルドのように美しい。
食事中のSea Otter (ラッコ)と、隙あらば横取りしようとたくらむWestern Gull (アメリカオオセグロカモメ)。
■ Western Gull (アメリカオオセグロカモメ) Larus occidentalis
光の当たり具合で美しい七色に光るPelagic Cormorant (ヒメウ) 。
つるっとした頭がかわいいHarbor Seal (ゼニガタアザラシ)。
海産哺乳類なんて日本でみつけたら大騒ぎするのに、ちょっとやそっとではびっくりしなくなった。
まだ出発したばかりなのに、この撮影枚数はまずいっ!
クジラが現れたころにカードがいっぱいなんてオチにならないようにしなければ・・・
岬を越え、船はどんどん沖へと進んでいく。
ここからが本番だ!
>>Monterey Bay Whale Watch
<撮影種一覧> 6種
<哺乳類>
■ Sea Otter (ラッコ) Enhydra lutris
■ California Sea Lion (カリフォルニアアシカ) Zalophus californianus
■ Harbor Seal (ゼニガタアザラシ) Phoca vitulina
<鳥類>
■ Pelagic Cormorant (ヒメウ) Phalacrocorax pelagicus
■ Brandt's Cormorant (アオノドヒメウ) Phalacrocorax penicillatus
■ Western Gull (アメリカオオセグロカモメ) Larus occidentalis
by takuyamorihisa | 2012-06-25 21:00 | USA