193 鬼の舌震 ~久しぶりの毒蛇~
今日は鬼の舌震(Oni No Shitaburui)に行ってきた。
今日は近場で有名な渓流を攻めようと、ヨメをつれて奥出雲の鬼の舌震(Oni No Shitaburui)へ行くことにした。
鬼の舌震とは名前からしてすごそうだ。
松江市から南へ約1時間半のドライブで目的地へ到着した。
車から降りると山の上とは信じられないくらいの暑さ。
しかも虫が多い!
ブユかくろめまといかは分からないが、虫との闘いだ。
低めのテンションでトレイルを歩き始めた。
川に転がる岩の大きさがはんぱない!
虫に刺されたくないので立ち止まって写真を撮ることができず、二人で黙々と歩き続ける。
何か生き物の写真を撮りたいなあと思っていたら、ひらひらと舞うモンキアゲハ (Red Helen)に出会った。
初撮影種なので嬉しい。
再び黙々と歩き始める。
写真に写してもその大きさが分からないので撮らなかったが、巨石がごろごろと転がっている。
さすがは鬼の舌震。
天狗橋からの眺め。
水流によって岩が滑らかに浸食されているのが分かる。
残念ながらヨメがバテてしまい、ここまでで引き返すことになった。
翅を持たないバッタ、フキバッタ亜科の1種 (Grasshopper)。
ウバタマムシ (Uba Tamamushi)の死骸に集まっていたアリ。
ニシムネアカオオアリ (Nishi Muneaka Ooari)だ。
黙々と歩き続け、駐車場に近づいたところで先を歩いていたヨメがキャっと叫んだ。
ニホンマムシ (Mamushi)だ。
何年かぶりに見る。
逃げるニホンマムシ (Mamushi)を追いかけて写真を撮った。
毒蛇らしい精悍な顔つき。
どこかに出かけると、だいたいなんらかの嬉しい出会いがある。
今日も最後の最後で満足のいくハイキングになった。
だけど、鬼の舌震は夏より秋がいいのかも。
<撮影種一覧> 6種
<ヤスデ類>
■ ニクイロババヤスデ (Nikuiro Babayasude) Parafontaria acutidens
<昆虫類>
■ フキバッタ亜科の1種 (Grasshopper) Melanoplinae sp.
■ モンキアゲハ (Red Helen) Papilio helenus
■ ウバタマムシ (Uba Tamamushi) Chalcophora japonica
■ ニシムネアカオオアリ (Nishi Muneaka Ooari) Camponotus hemichlaena
<爬虫類>
■ ニホンマムシ (Mamushi) Gloydius blomhoffii
by takuyamorihisa | 2011-08-29 21:00 | 島根県