083 G Ross Lord Park ~泥水でも釣れた~
今日はG Ross Lord Park(G ロスロードパーク)に行ってきた。
Humber Arboretum(ハンバー森林公園)を出て、再びバスに乗り、今度は東側のG Ross Lord Park(G ロスロードパーク)にやってきた。
ここはダムになっていて、以前釣りをしている人を見たことがあり、かなり気になっていた場所だ。
さっそく水辺へと降りていく。
水辺まで木が茂っていて、ジャングルのよう。
いい感じだ!
残り少ないジャンボミミズを針にかけ、仕掛けを投入する。
・・・
・・・
・・・
おかしい。
あたりがない。
15分くらい試行錯誤したが、全く釣れない。
ウキの動きがおかしいので、もしかしたら水深が浅いかもしれない。
と思って水深を測ると、10cmくらいしかない!
釣れるわけないじゃないか!
水深10cmで底が見えないとはどういう透明度?
まさに泥水だ。
しまった。
こんなところに魚がいるわけない・・・
それでも最後の望みをかけ、水深が深そうなダムの放水口へと移動してみた。
さっきのジャングルよりはましだが、ここも水が悪い・・・
こんなカンカン照りの真夏で魚がいるとしたら手前の石の隙間しかないだろう。
半分あきらめながら仕掛けを投入した。
するとしばらくして、発砲ウキが沈む。
ぐる~ん
ぐる~ん
鈍い引き!
この感触、間違いない。
大ゴンズイの引きや!
ドキドキしながら仕掛けをあげると・・・
見たことのないナマズが釣れていた。
よっしゃ!
毒針を持つナマズの仲間は多いので、恐る恐る触る。
暴れるナマズをなだめながら何とか写真を撮ることができた。
後でOntario Freshwater Fishes Life History Databaseというサイトを運営されているRobert Eakinsさんにお伺いしたところ、Brown Bullhead (ブラウンブルヘッド)だということが分かった。
毒針はないようだ。
魚がいることが分かり、一気にやる気が沸いてきた。
続いて釣れたのはPumpkinseed (パンプキンシード)。
Humber Arboretum(ハンバー森林公園)で釣れたのよりずいぶん体色が薄い。
しかしこの2匹が釣れた後、しばらくあたりが遠のいた。
真夏日30℃の中、日なたで釣りをしているでしんどくなってきた・・・
やめようかな・・・
そう思っていると、水面に波を立てながら泳ぐ魚の群れがやってきた。
だいたいこういうのに向けて仕掛けを投げても無反応なのだが、ついつい投げてしまうのが釣り人だ。
ポイっと群れの真ん中に仕掛けを投げ込んだ。
発砲ウキが少し揺れ、水の中にすぅ~っと消えた。
あ。
巻き上げると、コイのような魚が釣れた。
日本で見るコイと同じだと思うが何だろうか。
ヒゲはあるが短い。
こちらも後でRobert Eakinsさんから、コイ×キンギョ (Common Carp×Goldfish)の雑種だということを教えていただいた。
なるほど。
そしてとうとう体がもたなくなってきたので家に帰ることにした。
それにしてもどんな魚がいるのか分からないところでする釣りは最高におもしろい!
これから釣り三昧になりそうだ。
>>Ontario Freshwater Fishes Life History Database
<撮影種一覧> 3種
<魚類>
■ Pumpkinseed (パンプキンシード) Lepomis gibbosus
■ コイ×キンギョ (Common Carp×Goldfish)Cyprinus carpio x Carassius auratus
■ Brown Bullhead (ブラウンブルヘッド) Ameiurus nebulosus
by takuyamorihisa | 2010-07-11 21:10 | Canada