077 Tunnel Mountain ~さよならバンフ~
今日はTunnel Mountain(トンネルマウンテン)に行ってきた。
今日はBanff(バンフ)滞在5日目。
最終日だ・・・
飛行機は夕方の便だが、Banff(バンフ)から空港のあるCalgary(カルガリー)まではシャトルバスで約1時間半。
何があっても対応できるように12時半にこちらを出るようにしているので、限られた時間しかない。
という訳で、近場のTunnel Mountain(トンネルマウンテン)へ行くことにした。
今日も残念ながら天気が悪い。
鳥も特にいないし、視界は悪い。
気が付くと同行者Yohとのおしゃべりに夢中になっていた。
そしてなんとなく山頂へ到着した。
霧がかかっていて何も見えない・・・
このままでは手ぶらでは困るので、帰りは被写体探しに集中して下山することにした。
まずは淡い黄色のEarly Yellow Locoweed (アーリーイエローロコウィード)を撮影。
セリ科のHeartleaf Alexander (ハートリーフアレクサンダー)。
かわいらしい花を咲かせたCommon Bearberry (クマコケモモ)
木にくっついていた謎の物体。
クラゲのようなヒトデのような・・・
キノコの仲間?
警戒心が強くて今まであまり近寄れなかったLeast Chipmunk (チビシマリス)。
背中の水滴がいい感じ。
今回の旅ですっかりおなじみとなったClark's Nutcracker (ハイイロホシガラス)のシルエット。
山から下りると霧はなくなっていて、ちょっとだけ明るくなってきた。
下山直後にMule Deer (ミュールジカ)と遭遇。
待ってました!
同定用にお尻もチェック。
目の前の石積みの隙間から顔をのぞかせていたColumbian Ground Squirrel (コロンビアジリス)。
かなりの至近距離。
ちょっと遠くの芝生の上でくつろいでいたColumbian Ground Squirrel (コロンビアジリス)。
ポーズがめちゃめちゃおもしろい。
驚くと「ピー!」と鳴いて穴へ逃げるところも笑える。
こうして早朝ハイキングが終わり、ユースホステルへと戻ってきた。
最後の冒険も大成功。
素敵な思い出がまた増えた。
5日間、カナダの素晴らしい自然に触れることができて本当に幸せだった。
ありがとうカナディアンロッキー!
そして快く迎えてくれ、最高のツアーにしてくれたYoh!!!
<撮影種一覧> 9種
<植物>
■ Pacific Anemone (クリフ・アネモネ) Anemone multifida
■ Early Yellow Locoweed (アーリーイエローロコウィード) Oxytropis sericea
■ Common Bearberry (クマコケモモ) Arctostaphylos uva-ursi
■ Heartleaf Alexander (ハートリーフアレクサンダー) Zizia aptera
<哺乳類>
■ Least Chipmunk (チビシマリス) Neotamias minimus
■ Columbian Ground Squirrel (コロンビアジリス) Spermophilus columbianus
■ Mule Deer (ミュールジカ) Odocoileus hemionus
<鳥類>
■ American Robin (コマツグミ) Turdus migratorius
■ Clark's Nutcracker (ハイイロホシガラス) Nucifraga columbiana
by takuyamorihisa | 2010-06-16 21:00 | Canada