076 Kananaskis ~念願のハチドリ撮影~
今日はKananaskis(カナナスキス)に行ってきた。
今日はBanff(バンフ)在住のabさんのご好意でKananaskis(カナナスキス)に連れて行ってもらうことになった。
撮りたい撮りたいと言っていたHummingbird(ハチドリ)が見られるポイントに連れて行ってくれるとのこと。
楽しみだ。
Banff(バンフ)の街を出て南東へ。
ハイウェイを降りて、お目当てのポイントに着くと、さっそく見たことのない真っ青な鳥がいた。
Mountain Bluebird (ムジルリツグミ)だ。
警戒心が強く、遠くからしか撮影できなかったが、うれしい初撮影種!
車から降り、abさんに着いていく。
こんなところにHummingbird(ハチドリ)なんているのかな?
なんて思っていたが、abさんの指差す方向を見ると・・・
Hummingbird(ハチドリ)用のフィーダーにRufous Hummingbird (アカフトオハチドリ)の雌が来ている!!!
すごい!
本当にホバリングしながら砂糖水を飲んでいる!
ちょっと飲んではよそへ行って、また戻ってくる。
高速に動く羽がブーンと音を立てる。
キュッキュッと鳴きながらものすごいスピードで飛び交う姿は本当に愛らしい。
ハチドリとはまさにピッタリのネーミングで、本家のハミングバードよりも的を得ている気がした(名前の美しさは別として)。
北米でHummingbird(ハチドリ)は本当に人々から愛されている。Hummingbird(ハチドリ)専用のフィーダーが売られていて、家の前につるしている人もいる。
Hummingbird(ハチドリ)は赤い色が好きなようで、フィーダーと言えば赤で中身は砂糖水というのが定番だ。
最初はなかなか寄ってこなかったが、しばらくするとたくさんRufous Hummingbird (アカフトオハチドリ)がやってきた。
すごい数。
雄も発見!
雌とは違って美しい赤色をしている。
のどのオレンジ色が金属光沢を放っていて宝石のよう。
かわいすぎる。
日本へ帰る前にちゃんとしたHummingbird(ハチドリ)の写真を撮っておきたかったので本当に幸せだ。
あまりのかわいさに、見ていて飽きない。
よし。
もし自分が北米に家を持ったら絶対にフィーダーをつるしてやる。
素敵なHummingbird(ハチドリ)鑑賞会を終え、Banff(バンフ)の街へ帰ることになった。
途中で見た猛禽2種。
トロントでもおなじみRed-tailed Hawk (アカオノスリ)。
置物のような格好をして何をしているのだろうか。
そしてこちらは日本でもおなじみミサゴ (Osprey)。
Banff(バンフ)の街へ戻ったところで、鹿の姿を発見した。
あ。
とりあえず撮っておこう。
と軽い気持ちで写真を撮り、あとで写真を見ると、なんと初撮影種のWhite-tailed Deer (オジロジカ)だった。
尾のお尻側の毛が白く、先は黒くない。
なるほどMaligne Lake(マリーン湖)で見たMule Deer (ミュールジカ)とは確かに違う。
abさんに教えてもらったとおりだ。
会いたいと思っていたabさんとも会え、さらにHummingbird(ハチドリ)やWhite-tailed Deer (オジロジカ)まで。
旅の終盤にまた素晴らしい思い出ができた。
ありがとう!abさん!
また会いに行きます!
>>カナダの窓
<撮影種一覧> 7種
<哺乳類>
■ White-tailed Deer (オジロジカ) Odocoileus virginianus
<鳥類>
■ Red-tailed Hawk (アカオノスリ) Buteo jamaicensis
■ ミサゴ (Osprey) Pandion haliaetus
■ Rufous Hummingbird (アカフトオハチドリ) Selasphorus rufus
■ Mountain Bluebird (ムジルリツグミ) Sialia currucoides
■ White-crowned Sparrow (ミヤマシトド) Zonotrichia leucophrys
■ Brown-headed Cowbird (コウウチョウ) Molothrus ater
by takuyamorihisa | 2010-06-15 21:40 | Canada