067 Maligne Canyon ~小さな被写体も美しい~
今日はMaligne Canyon(マリーン渓谷)へ行ってきた。
Maligne Lake(マリーン湖)を出発し、Maligne Canyon(マリーン渓谷)へ向かった。
来た道をJasper(ジャスパー)方面へと引き返す。
しばらく走るとMedicine Lake(メディスン湖)が見えてきた。
南側から見るとまた違った雰囲気でおもしろい。
湖畔を走っていると、道路わきを堂々と歩くElk (アメリカアカシカ)の雄を発見した。
そして堂々と道路を横断し、湖側へ移動した。
Elkにしてはそれほど大きくない個体だ。
生えはじめのかわいらしい角。
成長中の角は細かい毛に覆われている。
その後しばらく走っていると、今度はMule Deer (ミュールジカ)雄に遭遇した。
尾の先が黒いことでWhite-tailed Deer(オジロジカ)と見分けることができるが、耳が大きいのもこのシカの特徴。
残念ながら今回はクマに遭遇することなく、目的地のMaligne Canyon(マリーン渓谷)へと着いた。
駐車場に車を停め、トレイルへ入る。
ちょうど太陽も顔を出し、周りの緑がよりいっそう美しく輝きはじめた。
そこへ力強く舞う大きなアゲハチョウ。
カナダを代表するアゲハチョウ、Canadian Tiger Swallowtail (カナディアンタイガースワローテイル)雌だ。
Maligne Canyon(マリーン渓谷)は底までなんと50mもある、ものすごい落差の渓谷。
しかし狭すぎるのか、自分の腕が未熟なのか、全然いい写真が撮れなかった。
橋の上から底を見た状態。
トレイルを歩いていると、かわいらしい花を発見した。
Venus' Slipper (ヒメホテイラン)。
カナディアンロッキーは高山植物との出会いも魅力的。
約30分で駐車場へと戻ってきた。
次の目的地はカナディアンロッキー最高峰のMount Robson(ロブソン山)。
車に乗り込み、まずはJasper(ジャスパー)の街で腹ごしらえだ。
途中で見つけたのはElk (アメリカアカシカ)の雌。
雌は初めてみる。
なぜか強く印象に残ったMaligne Rd(マリーンロード)とYellowhead Hwy(イエローヘッドハイウェイ)の交差点。
天気も大分よくなり、このまま何とか持ちこたえて欲しい。
果たしてMount Robson(ロブソン山)の山頂は見えるだろうか。
<撮影種一覧> 5種
<植物>
■ Venus' Slipper (ヒメホテイラン) Calypso bulbosa
<昆虫類>
■ Canadian Tiger Swallowtail (カナディアンタイガースワローテイル) Papilio canadensis
<哺乳類>
■ Elk (アメリカアカシカ) Cervus canadensis
■ Mule Deer (ミュールジカ) Odocoileus hemionus
<鳥類>
■ Dark-eyed Junco (ユキヒメドリ) Junco hyemalis
by takuyamorihisa | 2010-06-14 21:10 | Canada