064 Icefields Parkway ~素晴らしい角~
今日はIcefields Parkway(アイスフィールドパークウェイ)に行ってきた。
Icefields Parkway(アイスフィールドパークウェイ)をどんどん北西へ進んでいく。
もう言い飽きたくらいだが、車から見える景色が素晴らしい。
斜めになった地層に沿って森のラインができている。
ただ森林限界は水平に伸びているのが分かるだろうか。
カナディアンロッキーでは森林限界が海抜2100m~2300mらしく、高度を判断する一つの目安となる。
雲が面白い形をしていたので撮影した。
写真をよく見ると山火事の跡があることが分かる。
これが人為的なものなのかどうかは分からないが、生態系を維持するためわざと山火事を起こさせることがあるらしい。
Saskatchewan River Crossing(サスカチュワンリバークロッシング)。
ちょうど工事中で片側交互通行だったため、信号待ちで撮影した。
これぞカナダ。
だんだん高度が高くなっていく。
ものすごい断崖絶壁の横を走っていく。
車を停めるスペースが現れたので、休憩することにした。
車をスローダウンして駐車スペースへ入って行くと、
いた!
野生動物!
Bighorn Sheep (ビッグホーン)だ!
早くと撮りたい気持ちをこらえ、
まずは景色を撮影する。
自分の性格だと、動物を撮りはじめると終わりがなくなってしまうので、先に景色を撮っておかないと後悔することになる。
まず、メインの絶壁。
Weeping Wall(ウィーピングウォール)というポイントらしい。
なるほど言われてみれば壁がすすり泣いているように見える。
いったいどうやってできたのだろうか?
断層?
規模がすごい。
この反対側は川になっている。
こちらからの眺めも素晴らしい。
そしてお待ちかねBighorn Sheep (ビッグホーン)の撮影だ。
どうやら雄の群れのようで、どの個体も立派な角を持っている。
何故か必死で地面をペロペロ舐めていた。
後でBanff(バンフ)在住のabさんに伺うと、舐めてミネラルを補給しているらしい。
凍結防止用に撒かれた塩が道路に染み込んでいるとのこと。
なるほど。
メスと違い大きな角を持ったオスの迫力はすごい。
20分ほどBighorn Sheep (ビッグホーン)を激写した。
ちょうど群れが山に帰って行ったので、再び車に乗り込み出発した。
地層のカーブがすごいことになっている。
高度が高くなったからか、山に木が少なくなってきた。
よい景色だったので車を路肩に停めて、景色を撮影した。
この奥が滝になっている。
反対側。
森林。
ここでは路肩に停めていることもあり、さらっと撮影を終え先に進むことにした。
すると直後に駐車場が。
やはりこんな景色のいいところがポイントでないのはおかしい。
Big Hill(ビッグヒル)という名のポイントだった。
この眺め、すごすぎてため息がでる。
最高!
Common Raven (ワタリガラス)が誇らしそうに鳴いていた。
ここまでがBanff National Park(バンフ国立公園)で、ここから先がJasper National Park(ジャスパー国立公園)だ。
Banff National Park(バンフ国立公園)、本当にすごすぎる!
ありがとう!
>>Icefields Parkway
<撮影種一覧> 2種
<哺乳類>
■ Bighorn Sheep (ビッグホーン) Ovis canadensis
<鳥類>
■ Common Raven (ワタリガラス) Corvus corax
by takuyamorihisa | 2010-06-13 21:50 | Canada